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陸編
27.ベルキア・リレイ中将
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先ほどの使者の一団の後ろにつき、集団のいる方へと進ませる。
兵たちが集まる中心部に89式を止めさせた俺は、シルヴィアに89式のことを任せた。
降りた俺はエレザを連れ立って、女性騎士に案内された場所に向かった。
集団の真ん中にはで簡単に作った椅子と机が置かれた場所があった。そこにはすでに、黒い軍服を着た銀髪の女性が椅子に座って待っていた。
その女性は俺を見るなり、机から立って、ピシッと敬礼をして俺を迎え入れてきた。
「よくぞいらしてくれました、私はこの部隊の指揮官ベルキア・リレイと申すもの、ハミルトン城の方角から来たのであちら側の指揮官とお見受けするが?」
「やはりそうでしたか、こちらも昨夜のことを考えてこちらに向かってきたのが正解だったようです……あっ、申し遅れました、今はこの部隊の“隊長”をしておりますワタです」
(くっ!もうすでにこちら側の動向がばれていただと?あんな夜にどうやって……もしや?)
「ハハッ!もうすでに動きをご存知でしたか、失礼ですがもしやあなたは“転生者”ですか?」
(っっ!正体が知られている?!)
内心取り乱しそうになっていたが、努めて涼しい顔のまま答える。
「何ですかその“召喚者”って?」
「ハハッ!ご冗談を、ご自身がよくご存じでしょうに、その証拠がその“鉄の箱”でしょう?」
そこで、俺は観念して正直な話に戻した
「そうですよ、ただ少し違うのが“転移”ってところですかね」
「そうか、そうでしたか、ではあの光の球や光の矢はあなたの仕業だったのですね!」
リレイの傍にいた女性兵士は顔を赤くして怒鳴りながら、抜刀してこちらに迫ってくる
それに対してエレザは、ワタに女性兵士を近づかせないために、剣を抜いて臨戦態勢に入る。
俺も身の危険を感じ、腰のホルスターに入れておいたP226を机の下で静かにスライドを引きコッキングしての初弾を薬室に込める。
「とまれ!ワタには近づけさせないぞ!」
「うるさい!私のすべてを奪った者を殺さなくてなんとする!」
しばらくの間両者ともににらみあいが続いたが、その二人を静観していたリレイはそんな状況にしびれを切らし、一喝した。
「やめろ!ユリーシャ!もう私たちは負けたのだ。だからこうして、ここまで来たんだろう?そもそも君が私の意見を遮ってまで残りの兵たちを救おうと起こした行動だろう?今更そんなことしても何も生まないだろう?」
「……」
何も言えなくなったユリーシャは静かに剣を納め、さらには謝罪の代わりにか頭を下げリレイの後ろに下がった。
しかし、エレザは同じく剣を納めたが、まだ気を緩めていないようで、背中に回していた愛銃(HK416)を手慣れた手つきで撃てる状態にしていた。
「さて、話がそれてしまいましたねリレイさん、結局あなたの望みは何ですか?」
場が静まったことを見計らってワタは本題を切り出した
「“望み”ですか、願わくは捕虜としていただきたいのですが、あそこまでしてしまった手前そんなことはかなわないでしょう?でしたらここで見届けられながら果てましょうか……ですが、ここの兵たちは見逃してください」
リレイは覚悟のこもった思いをこれまた静かにただしっかりと伝えてきた。
ワタは今まで余裕そうにしていた態度から一転、今にも泣きだしそうな少女のようになってしまった彼女の態度に驚いていた。
「リレイさん?そんなことを私がするわけがないでしょう?むしろ降伏してくれるだけでこちらにとっては有利な条件だし、生き残ってもらってそれを交渉材料にすることだってできるんですからね?なんにせよここであなたを死なせる訳にはいきませんよ」
「まさかそんな、ことを言ってもらえるなんて思ってもいなかったよ……正直ここで殺されると思ってたのに……」
そういうとリレイは何かを決心したように話し出す
「わかりましたではここで私は“帝国軍の将軍”としては死にます、その代わりに“王国の兵” として生まれ変わって見せましょう!」
すると、今まで軍服の胸に付けていた勲章やび章等を引きはがしていった。
「私はここまでの覚悟です、あなたの軍門に下らせてください!」
そう宣言したリレイは椅子から立ちあがり頭を深々と下げた、するとそれにならってか後ろにいたユリーシャや周りにいた兵士たちも帝国軍から供与されていたものを地面に捨て、最上位の敬礼をしていた。
「わかりました、じゃあ俺があなた方の処遇を決めていいということでいいですか?」
「ハッ!お望みとあらば奴隷にでもなりましょう、それでここの兵たちが救われるのであれば」
(えっ!せ……もとい奴隷ですと!手元に置いておきたいけど、なんにせよそんなことするよりも……)
俺は彼女らの着てきた軍服に注目した(今生き残っているのは何故か全て女性兵士)、リレイもそうだが黒い軍服を身にまとっていた、それこそあの某帝国軍の戦車兵が連想されるようである。
(そうか!これはいける!)
「良し!城に戻ったら早速だがリレイさん、あなたには後ろにあるような“装甲車両”を扱ってもらうぞ!」
「は!謹んでお受けいたします、これより我々はあなたの指揮下に入ります、それと私のことはリレイとお呼びください!」
それを、聞いて安心したエレザは銃を納めていた。
「ワタ、そんなに簡単に受け入れていいのか?“次期国王”とはいえ命を狙われる身だぞ?もう少し好条件に警戒しておいた方がいいんじゃないか?」
「きっと大丈夫だよ、もしそこで死んだらそこまでだろう?ただ俺は彼女らを信じる」
ユリーシャは先ほどの会話の中に何か彼女にとって悪いことがあったのか、慌てたようにこちらによって来る
「へ、陛下、知らなかったとはいえ先ほどの数々のご無礼お許しくださいませ」
そういってユリーシャは地面に頭をこすりつけ許しを乞い始めた、同時に病的迄なほどに顔を真っ青にしたリレイも地面にひれ伏せ、謝罪をしてきた。
「お許しくださいませ陛下、まさかこのようなところでお会いするとは知らず……これから我らをどんな使い方をしてもいいのでどうか無礼をお許しください」
「そんなこと、気にしてないけど、そうなったらいっぱい“奉仕”してもらうんだからね(いろんな意味で)」
そんな兵たちを自分の指揮下に入れ城へと戻っていく
ついてくる兵士はみな、今までの死への恐怖がなくなって、硬かった表情が柔らかくなって笑顔で会話しているようになった。
城に着くと、俺たちの異様な光景に城壁の門にいた守備兵たちは驚きを隠せない様子だった。
しかし、すぐに伝令が走り、しばらくするとエレシア自身がこちらに向かってきてくれた。
「おかえりなさいませ、陛下、これまた随分と多くの人を連れていらっしゃいますが何があったのですか?それとどなたですか?」
エレシアがそう思うのも無理もない。出ていったときは総勢7人しかいなかったのに、今や総勢500を超える大所帯となって帰ってきたのだ。
「いやね、ついこの間まで帝国軍だったんだけどね、この司令官と話をしてたら捕虜じゃなくて俺の軍門に下ったってわけ」
「陛下はなんと素晴らしいお方なのですか、あの敵を2度も退けるだけでなく、こうして引き連れてきてしまうなんて、お見事です!これならシリルの援軍もいらないですね、一応この付近で待機してくれているみたいですけど、お帰り頂きますか……」
リメリアはハミルトンから南に2㎞先に待機していた、ただ当初の作戦であった後方から敵を攻撃する手はずであったが、敵潰走で必要なくなったのでそのまま物見状態だった。
「いやエレシア、リメリアにはここに来てもらおう、この後帝国軍を国境付近から追い出さないといけないのだから」
「承知いたしました、すぐにそのように手配してまいります」
一連の会話をきいていたリレイだが、言いたいことが言えなかった状況に我慢ならずに、けど頭を下げながら若干早口でしゃべり始めてしまった。
「エレシア閣下!先の戦闘では貴軍に多大な損害を与えてしまい、申し訳ございません。このリレイ、誓ってここの皆と共にこの地をこの国に身を投じる所存です」
「もうリレイ堅苦しいのはやめだ、謝るのもそこらへんにしておいてくれ」
「ハッ!失礼しました」
「と、いうことだエレシア、これからは急ではあるけれど仲間としてよろしくね」
「しかし、これらはどのように扱っていくのですか?」
「いい質問だ、エレシア君、それについて考えたことがある。それを使ってこの周辺から帝国軍を追い出して見せるつもりだよ、それはね……」
そのことについて、話しながらワタたちは今日の宿へと向かっていった
こうしてハミルトン城の防衛作戦は敵軍壊滅&捕虜?獲得で幕を閉じた――
兵たちが集まる中心部に89式を止めさせた俺は、シルヴィアに89式のことを任せた。
降りた俺はエレザを連れ立って、女性騎士に案内された場所に向かった。
集団の真ん中にはで簡単に作った椅子と机が置かれた場所があった。そこにはすでに、黒い軍服を着た銀髪の女性が椅子に座って待っていた。
その女性は俺を見るなり、机から立って、ピシッと敬礼をして俺を迎え入れてきた。
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「やはりそうでしたか、こちらも昨夜のことを考えてこちらに向かってきたのが正解だったようです……あっ、申し遅れました、今はこの部隊の“隊長”をしておりますワタです」
(くっ!もうすでにこちら側の動向がばれていただと?あんな夜にどうやって……もしや?)
「ハハッ!もうすでに動きをご存知でしたか、失礼ですがもしやあなたは“転生者”ですか?」
(っっ!正体が知られている?!)
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そこで、俺は観念して正直な話に戻した
「そうですよ、ただ少し違うのが“転移”ってところですかね」
「そうか、そうでしたか、ではあの光の球や光の矢はあなたの仕業だったのですね!」
リレイの傍にいた女性兵士は顔を赤くして怒鳴りながら、抜刀してこちらに迫ってくる
それに対してエレザは、ワタに女性兵士を近づかせないために、剣を抜いて臨戦態勢に入る。
俺も身の危険を感じ、腰のホルスターに入れておいたP226を机の下で静かにスライドを引きコッキングしての初弾を薬室に込める。
「とまれ!ワタには近づけさせないぞ!」
「うるさい!私のすべてを奪った者を殺さなくてなんとする!」
しばらくの間両者ともににらみあいが続いたが、その二人を静観していたリレイはそんな状況にしびれを切らし、一喝した。
「やめろ!ユリーシャ!もう私たちは負けたのだ。だからこうして、ここまで来たんだろう?そもそも君が私の意見を遮ってまで残りの兵たちを救おうと起こした行動だろう?今更そんなことしても何も生まないだろう?」
「……」
何も言えなくなったユリーシャは静かに剣を納め、さらには謝罪の代わりにか頭を下げリレイの後ろに下がった。
しかし、エレザは同じく剣を納めたが、まだ気を緩めていないようで、背中に回していた愛銃(HK416)を手慣れた手つきで撃てる状態にしていた。
「さて、話がそれてしまいましたねリレイさん、結局あなたの望みは何ですか?」
場が静まったことを見計らってワタは本題を切り出した
「“望み”ですか、願わくは捕虜としていただきたいのですが、あそこまでしてしまった手前そんなことはかなわないでしょう?でしたらここで見届けられながら果てましょうか……ですが、ここの兵たちは見逃してください」
リレイは覚悟のこもった思いをこれまた静かにただしっかりと伝えてきた。
ワタは今まで余裕そうにしていた態度から一転、今にも泣きだしそうな少女のようになってしまった彼女の態度に驚いていた。
「リレイさん?そんなことを私がするわけがないでしょう?むしろ降伏してくれるだけでこちらにとっては有利な条件だし、生き残ってもらってそれを交渉材料にすることだってできるんですからね?なんにせよここであなたを死なせる訳にはいきませんよ」
「まさかそんな、ことを言ってもらえるなんて思ってもいなかったよ……正直ここで殺されると思ってたのに……」
そういうとリレイは何かを決心したように話し出す
「わかりましたではここで私は“帝国軍の将軍”としては死にます、その代わりに“王国の兵” として生まれ変わって見せましょう!」
すると、今まで軍服の胸に付けていた勲章やび章等を引きはがしていった。
「私はここまでの覚悟です、あなたの軍門に下らせてください!」
そう宣言したリレイは椅子から立ちあがり頭を深々と下げた、するとそれにならってか後ろにいたユリーシャや周りにいた兵士たちも帝国軍から供与されていたものを地面に捨て、最上位の敬礼をしていた。
「わかりました、じゃあ俺があなた方の処遇を決めていいということでいいですか?」
「ハッ!お望みとあらば奴隷にでもなりましょう、それでここの兵たちが救われるのであれば」
(えっ!せ……もとい奴隷ですと!手元に置いておきたいけど、なんにせよそんなことするよりも……)
俺は彼女らの着てきた軍服に注目した(今生き残っているのは何故か全て女性兵士)、リレイもそうだが黒い軍服を身にまとっていた、それこそあの某帝国軍の戦車兵が連想されるようである。
(そうか!これはいける!)
「良し!城に戻ったら早速だがリレイさん、あなたには後ろにあるような“装甲車両”を扱ってもらうぞ!」
「は!謹んでお受けいたします、これより我々はあなたの指揮下に入ります、それと私のことはリレイとお呼びください!」
それを、聞いて安心したエレザは銃を納めていた。
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「そんなこと、気にしてないけど、そうなったらいっぱい“奉仕”してもらうんだからね(いろんな意味で)」
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しかし、すぐに伝令が走り、しばらくするとエレシア自身がこちらに向かってきてくれた。
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「陛下はなんと素晴らしいお方なのですか、あの敵を2度も退けるだけでなく、こうして引き連れてきてしまうなんて、お見事です!これならシリルの援軍もいらないですね、一応この付近で待機してくれているみたいですけど、お帰り頂きますか……」
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一連の会話をきいていたリレイだが、言いたいことが言えなかった状況に我慢ならずに、けど頭を下げながら若干早口でしゃべり始めてしまった。
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「もうリレイ堅苦しいのはやめだ、謝るのもそこらへんにしておいてくれ」
「ハッ!失礼しました」
「と、いうことだエレシア、これからは急ではあるけれど仲間としてよろしくね」
「しかし、これらはどのように扱っていくのですか?」
「いい質問だ、エレシア君、それについて考えたことがある。それを使ってこの周辺から帝国軍を追い出して見せるつもりだよ、それはね……」
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