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2章 少女の覚醒
018 誘拐団
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「ん…私は一体?それにここは…?」
私は男達の怒鳴り声で目を覚ました、起き上がろうとしたが身体が動かない、見ると手足を縄で縛られて身動きの取れない状態にされていた。
「えっと…確か商店街で女の子が絡まれていて…それを助けようと…!?」
思い出した、私は店の買い出しで何時もの様に商店街に出掛けた、そこで嫌がる女の子を連れ去ろうとしていた男達に遭遇したのだ、男達を止めようとリーダー格の男に平手打ちをした事までは覚えているんだけど…。
「ひょっとしてコレってかなりまずい状況じゃ無いかしら…」
攫われた、恐らく私はあの男達に連れ去られてしまったのだろう、鳩尾に鈍い痛みを感じる、気を失っていたのはあの男に殴られたからだ。
「う…うーん…ここはどこ?一体何があったの?」
不意に女の子の声が聞こえた、声の聞こえた方を良く見ると薄暗い部屋の隅に私と同じく手足を縛られている女の子を見つける事が出来た、商店街で絡まれていた女の子だ。
「大丈夫?痛いところは無い?」
「はい…大丈夫です、貴女は…街で私を助けようとしてくれた人、ですよね?」
「えぇ、私はローラ、ブラボーってお店で働いてるの、貴女は?」
「私はドリィって言います、最近ゼファール帝国からゴーホンの街に移って来ました、今は領主様のお屋敷で一緒に逃げてきた仲間達と働かせてもらっています」
ドリィと名乗った女の子は歳は私と同じくらいだろうか、可愛い子だな、守ってあげたくなる様な小動物の様な魅力がある。
「ローラさん、私を助けようとしたせいで…すみませんでした!」
ドリィさんが私に謝ってきた、私達の置かれている状況を理解したのだろう。
「ううん、私が助けたかったから助けようとしただけ、結局助けられなかったみたいだけどね、私の方こそごめんなさい、私に戦う力があればこんな事にならなかったのに」
「そんな…私のせいでローラさんまでこんな目に遭っているのに…それにあの時ローラさんが私を助けようとしてくれてすっごく嬉しかったです、謝らないで下さい」
私とドリィさんの視線が交わる、しばらく見つめ合った後どちらともなく笑い声が出てきた、こんな状況なのになぜか笑いを堪える事が出来ない。
「ふふふふ…お互い謝ってばっかりね、ねぇ、ドリィって呼び捨てで呼んでいいかしら?私の事もローラって呼んで欲しいな」
「はい…うん!よろしくねローラ、なんだか不思議、ローラとは初めて会った気がしないな」
「私も、きっと私達良い友達になれるわ、その為にも…まずはここから逃げ出さなきゃね」
自分達の置かれている状況を思い出した、とにかく今は逃げる方法を探さないと、部屋を見渡すが窓は打ち付けられで使えそうに無い、出入り口のドアがあるだけだ。
「一体ここはどこなんだろう、気を失っていたからどこに連れてこられたかも分からないわ、ドリィは何か覚えてる事はある?」
「私もローラが気を失った後すぐに気絶させられたから…ただ私達を攫った連中はゼファーの帝国の関係者だと思う」
「帝国の関係者?それがなんでドリィを狙っていたのかしら?」
「私はゴーホンに来る前に帝国の貴族の屋敷で働いてたんだけどそこで何か聞かなかったかってヤツらがしつこく聞いて来たの…誰から来た!マズいわ!」
部屋の外から男達の声が聞こえる、ドアの鍵が外され2人の男が部屋の中に入ってきた、見覚えがある、先程商店街でドリィに絡んでいた男達だ。
「おっ!目が覚めたか、丁度良かったな、起こす手間が省けたぜ」
「あの変態勇者様は逃げる女を捕まえて犯すのが好きだからな、全くいい趣味してるよ、お前達、部屋から出ろ、付いてくるんだ」
男がナイフを取り出し私達の手脚を縛っていた縄を切り無理矢理立たせる、そのまま縄を切ったナイフで私達を小突き部屋の外へ誘導する。
「にしても今度の女は2人とも凄い美人だな、勇者殿が終わったら是非ともおこぼれに預かりたいものだぜ」
「バーカ、あの勇者殿と一戦交えて生き残れる女なんでいねぇよ、犯しながらあの馬鹿力で殴りまくるからな」
「勿体ねぇな…せっかくの別嬪さんなのに、でも殺しちっていいのか?こっちの女は何かマズい情報を知ってるかもって話だったが…」
男がドリィの髪を掴み乱暴に動かす、文句を言おうと思ったがドリィが目で大丈夫だからと伝えて来た、許せない、女の子にこんな乱暴な事をするなんて。
「俺ら下っぱには関係ねぇよ、どのみち何の情報も知らなかったみてぇだしよ、なぁ、そうなんだろ?」
「知りません!私は何も知りません、だから助けて下さい、ローラと私を逃して下さい!」
「逃したら俺らが殺されるっつーの、ほら、付いたぜ、この部屋だ」
男達がある部屋の前で止まった、先程閉じ込められていた部屋とは違い立派なドアだ、周囲も綺麗に掃除されている、中に誰がいるのだろうか。
「ローチ様、女どもを連れて来ました」
「おう、部屋に入れ、お前達は女を置いたらさっさと消えろ、タラタラしてたらぶっ殺すぞ!」
部屋のドアが開く、男達は私達を乱暴に部屋に押し込むとそそくさと逃げる様にいなくなった。
私は男達の怒鳴り声で目を覚ました、起き上がろうとしたが身体が動かない、見ると手足を縄で縛られて身動きの取れない状態にされていた。
「えっと…確か商店街で女の子が絡まれていて…それを助けようと…!?」
思い出した、私は店の買い出しで何時もの様に商店街に出掛けた、そこで嫌がる女の子を連れ去ろうとしていた男達に遭遇したのだ、男達を止めようとリーダー格の男に平手打ちをした事までは覚えているんだけど…。
「ひょっとしてコレってかなりまずい状況じゃ無いかしら…」
攫われた、恐らく私はあの男達に連れ去られてしまったのだろう、鳩尾に鈍い痛みを感じる、気を失っていたのはあの男に殴られたからだ。
「う…うーん…ここはどこ?一体何があったの?」
不意に女の子の声が聞こえた、声の聞こえた方を良く見ると薄暗い部屋の隅に私と同じく手足を縛られている女の子を見つける事が出来た、商店街で絡まれていた女の子だ。
「大丈夫?痛いところは無い?」
「はい…大丈夫です、貴女は…街で私を助けようとしてくれた人、ですよね?」
「えぇ、私はローラ、ブラボーってお店で働いてるの、貴女は?」
「私はドリィって言います、最近ゼファール帝国からゴーホンの街に移って来ました、今は領主様のお屋敷で一緒に逃げてきた仲間達と働かせてもらっています」
ドリィと名乗った女の子は歳は私と同じくらいだろうか、可愛い子だな、守ってあげたくなる様な小動物の様な魅力がある。
「ローラさん、私を助けようとしたせいで…すみませんでした!」
ドリィさんが私に謝ってきた、私達の置かれている状況を理解したのだろう。
「ううん、私が助けたかったから助けようとしただけ、結局助けられなかったみたいだけどね、私の方こそごめんなさい、私に戦う力があればこんな事にならなかったのに」
「そんな…私のせいでローラさんまでこんな目に遭っているのに…それにあの時ローラさんが私を助けようとしてくれてすっごく嬉しかったです、謝らないで下さい」
私とドリィさんの視線が交わる、しばらく見つめ合った後どちらともなく笑い声が出てきた、こんな状況なのになぜか笑いを堪える事が出来ない。
「ふふふふ…お互い謝ってばっかりね、ねぇ、ドリィって呼び捨てで呼んでいいかしら?私の事もローラって呼んで欲しいな」
「はい…うん!よろしくねローラ、なんだか不思議、ローラとは初めて会った気がしないな」
「私も、きっと私達良い友達になれるわ、その為にも…まずはここから逃げ出さなきゃね」
自分達の置かれている状況を思い出した、とにかく今は逃げる方法を探さないと、部屋を見渡すが窓は打ち付けられで使えそうに無い、出入り口のドアがあるだけだ。
「一体ここはどこなんだろう、気を失っていたからどこに連れてこられたかも分からないわ、ドリィは何か覚えてる事はある?」
「私もローラが気を失った後すぐに気絶させられたから…ただ私達を攫った連中はゼファーの帝国の関係者だと思う」
「帝国の関係者?それがなんでドリィを狙っていたのかしら?」
「私はゴーホンに来る前に帝国の貴族の屋敷で働いてたんだけどそこで何か聞かなかったかってヤツらがしつこく聞いて来たの…誰から来た!マズいわ!」
部屋の外から男達の声が聞こえる、ドアの鍵が外され2人の男が部屋の中に入ってきた、見覚えがある、先程商店街でドリィに絡んでいた男達だ。
「おっ!目が覚めたか、丁度良かったな、起こす手間が省けたぜ」
「あの変態勇者様は逃げる女を捕まえて犯すのが好きだからな、全くいい趣味してるよ、お前達、部屋から出ろ、付いてくるんだ」
男がナイフを取り出し私達の手脚を縛っていた縄を切り無理矢理立たせる、そのまま縄を切ったナイフで私達を小突き部屋の外へ誘導する。
「にしても今度の女は2人とも凄い美人だな、勇者殿が終わったら是非ともおこぼれに預かりたいものだぜ」
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「勿体ねぇな…せっかくの別嬪さんなのに、でも殺しちっていいのか?こっちの女は何かマズい情報を知ってるかもって話だったが…」
男がドリィの髪を掴み乱暴に動かす、文句を言おうと思ったがドリィが目で大丈夫だからと伝えて来た、許せない、女の子にこんな乱暴な事をするなんて。
「俺ら下っぱには関係ねぇよ、どのみち何の情報も知らなかったみてぇだしよ、なぁ、そうなんだろ?」
「知りません!私は何も知りません、だから助けて下さい、ローラと私を逃して下さい!」
「逃したら俺らが殺されるっつーの、ほら、付いたぜ、この部屋だ」
男達がある部屋の前で止まった、先程閉じ込められていた部屋とは違い立派なドアだ、周囲も綺麗に掃除されている、中に誰がいるのだろうか。
「ローチ様、女どもを連れて来ました」
「おう、部屋に入れ、お前達は女を置いたらさっさと消えろ、タラタラしてたらぶっ殺すぞ!」
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