1,182 / 1,458
1200
第1226話 天凰祖魂
しおりを挟む
黒袍の老者がそのような厳然たる言葉を放った瞬間、雷尊者の目に凶光が走り「あの黒袍の老者は天妖傀に任せる」と声を低くした。
蕭炎の双眸にも寒意が湧き上がり、最も厄介なのはその黒袍の老者だと悟っていた。
彼を制圧できれば他の者は問題ない。
その言葉が消えた直後、蕭炎は即座に複雑な印を作り、眉間から霊力が広がり始めた。
その霊力が拡散するにつれ、空高く十体の地妖傀が一斉に動き出し、瞬く間に大殿外で構築したとある陣法を再現させた。
この陣法は巧妙な仕掛けで、他の傀儡の力を陣眼にある傀儡に注ぎ込むことが可能だった。
幸い蕭炎がこれらの傀儡を制御する際にその奥義も掌握していたため、今や手忙ずからという様子はなかった。
「喝!」
蕭炎の口から一声が響き、天妖傀がその陣形の中に飛び込んだ瞬間、十体の傀儡から燦然と銀光が迸り出し、途絶えず天妖傀へと流れ込んでいった。
黒袍の老者がその動きを見た瞬間、顔色を一変させ「またこの奇異な陣法か」と叫び声を上げた。
雷尊者らも重々しく頷き、地面を蹴りながら祭壇めがけて光速で駆け出した。
たちまちその周囲は轟音と風切り音が響き渡った。
「あの物を奪うなら、まずこの老者の許を通せ」
熊戦の怒吼と共に大地が震え出す。
大地虎族の族長が冷笑し「龍熊の山崩れ能力は有名だが、今日は我が族長にその実力を試してもらおう」と虎啸りを響かせた。
熊戦の顔には獰猛な笑みが浮かび「一拳で貴様の頭蓋骨を粉砕するぞ!」
と巨拳を握り、大地虎族の族長との衝突が始まった。
その激突は瞬時に凄まじい風圧を生み出した。
「雷尊者は私が相手だ」
小医仙が雷光で駆け寄る雷尊者を見つめながら軽く喝破し、素早く身を翻して彼の前に立ち塞がった。
その指先から灰色の霧が四方八方に広がり始めた。
「銀月狼族の族長は私が相手だ。
蕭炎、天妖凰族の人間はお前の担当だ」
天火尊者が動くと同時に、銀月狼族の斗尊級戦士を阻み止めた。
その周囲に広がる圧倒的な気魄で敵の顔色を変えさせた。
激闘が瞬時に始まった視界を見ながら蕭炎は小さく頷き、白髪の男を見るや冷ややかな笑みを浮かべ「清」と前置きして黒袍の老者が鳳清兒に向き直った。
鳳清児の瞳孔が僅かに震えた。
微かな感覚を試みた瞬間、目に喜びの色が一瞬だけ浮かんだ。
すぐに頷きながら、『大丈夫です。
お任せください』と低い声で答える。
「さて、龍夙本源果を手に入れるかどうかは君次第だな」黒衣老者は頷き、大きく袖を振った。
その動きの速さは鵬鳥のごとく、五星斗尊の圧倒的な気魄が溢れ出す。
空気が震えるほどの異変が周囲に広がる。
「嗤!」
金色の光線が天妖傀の中に流れ込む。
そのエネルギーを吸収するたび、暗金色の色調はさらに深みを増す。
「吼!」
最後の一筋銀光が体内に入った瞬間、低く渙々とした唸り声が響いた。
空虚な瞳孔に金光が満ち、天妖傀は黒衣老者を見上げた。
足元を踏むと空間が無数の闇色の亀裂で破壊され、その後ろの十体の地妖傀は鉄灰色に戻り、エネルギーを全て放出した。
「ふん、些細な人形など…」
金光となって黒衣老者に迫る天妖傀を見ながら、老者は冷笑を浮かべた。
拳を握り、無駄のない一撃を放つ。
「受けろ!」
衝突が発生し、その音波は空気を震わせた。
斗宗級の強者たちが苦しげに咳き込み、顔に驚愕の色を浮かべる。
余波すら彼らには耐えられないほどの凄まじい戦闘だ。
老者の体が僅かに揺れた。
相手が二歩後退した瞬間、彼の目はさらに暗く沈んだ。
確かに制圧できているものの、その力の強さは驚異的だった。
人形とは思えないほどの実力を誇るのだ。
黒衣老者と天妖傀が壮絶な戦いを繰り広げる中、白髪の男が祭壇上空に現れた。
険しい目つきで蕭炎を見据えながら、「萧炎よ、今日こそお見せする。
天外有天人外有人とはこのことだ」と笑う。
「若い者どもはまだ頂点には立たない」
その声を聞いた瞬間、白髪の男が拳を握り締めた。
金色の光線が爆発し、数十丈にも及ぶ巨大な拳印が形成される。
祭壇にいる蕭炎へと猛スピードで迫る。
「天凰霸拳!」
その恐怖の拳印を見た瞬間、蕭炎は身を翻した。
掌に結ばれた印が光り輝き、同じく空中に浮かび上がる。
「覆地印!」
両者の技が衝突すると、凄まじい爆発音と共に烈風が四方八方に吹き荒れる。
「バチッ!」
風が烈しく広がり、蕭炎は肩を震わせただけでその力を受け止め、白髪の男を見上げながら淡々と言った。
「私はまだ統一者としての資格を持たない。
あなたもまた、その資格を失っている」
「ふん、待ってみろ。
今度こそ私が勝つ時だ!」
白髪の男は冷やかに笑い、目の中に凶光が走り、背中から一瞬で鳳翼が広がった。
羽ばたけば速度が倍増し、たちまち蕭炎の前に迫る。
その強烈な拳法は一切の手加減なしに放たれる。
白髪男の嵐のような攻撃に対し、蕭炎も目を鋭くして対応する。
体内で渦巻く斗気を駆動させ、紫褐色の炎が肌を覆うように燃え上がる。
相手の一撃ごとに直接受け止め、二星斗尊などという言葉はこの男には通用しないことを示す。
「轟!」
空に響き渡る衝撃音と共に、両者は激しく体当たりの戦いを繰り返す。
拳が肉とぶつかり合うたびに空間が崩壊し、鋭い破風音が連続する。
白髪男は徐々に顔色を変え始める。
天妖凰としての強靭な体を持つにもかかわらず、蕭炎との硬直戦闘で苦戦を強いられる。
逆に相手はますます激しくなり、「人間など」という言葉が口から出る。
その瞬間、蕭炎の視線が鳳清兒に向けられた。
彼女は指先を噛み切って淡紫色の血を滴らせ、空中で奇妙な紋様を描き出す。
その途端、遠くから鶴鳴のような声が響き、空気中に微かな光が広がる。
「血契を結び、祖魂を呼び覚ます」
鳳清兒は地面に跪きながら呪文を唱えると、紋様が輝き始める。
その光は赤い平原へと降り注ぎ、大地が震えた。
天凰の遺骨が動き出し、遠古からの重苦しい空気を放ち始めた。
「これは遠古の天夙の残滓だ」
その圧力に反応し、蕭炎らは戦場から離れて祭壇へと逃げる。
しかし次の瞬間、鳳清兒が金色の光を放ち、凄まじいエネルギーで彼らを襲う。
「天夙の祖魂か……」
その時、小さな影が現れた。
穏やかな声の中に驚異的な威圧感があった。
「だが私の太古虚龍の祖魂はそれよりさらに強大だ」
蕭炎の双眸にも寒意が湧き上がり、最も厄介なのはその黒袍の老者だと悟っていた。
彼を制圧できれば他の者は問題ない。
その言葉が消えた直後、蕭炎は即座に複雑な印を作り、眉間から霊力が広がり始めた。
その霊力が拡散するにつれ、空高く十体の地妖傀が一斉に動き出し、瞬く間に大殿外で構築したとある陣法を再現させた。
この陣法は巧妙な仕掛けで、他の傀儡の力を陣眼にある傀儡に注ぎ込むことが可能だった。
幸い蕭炎がこれらの傀儡を制御する際にその奥義も掌握していたため、今や手忙ずからという様子はなかった。
「喝!」
蕭炎の口から一声が響き、天妖傀がその陣形の中に飛び込んだ瞬間、十体の傀儡から燦然と銀光が迸り出し、途絶えず天妖傀へと流れ込んでいった。
黒袍の老者がその動きを見た瞬間、顔色を一変させ「またこの奇異な陣法か」と叫び声を上げた。
雷尊者らも重々しく頷き、地面を蹴りながら祭壇めがけて光速で駆け出した。
たちまちその周囲は轟音と風切り音が響き渡った。
「あの物を奪うなら、まずこの老者の許を通せ」
熊戦の怒吼と共に大地が震え出す。
大地虎族の族長が冷笑し「龍熊の山崩れ能力は有名だが、今日は我が族長にその実力を試してもらおう」と虎啸りを響かせた。
熊戦の顔には獰猛な笑みが浮かび「一拳で貴様の頭蓋骨を粉砕するぞ!」
と巨拳を握り、大地虎族の族長との衝突が始まった。
その激突は瞬時に凄まじい風圧を生み出した。
「雷尊者は私が相手だ」
小医仙が雷光で駆け寄る雷尊者を見つめながら軽く喝破し、素早く身を翻して彼の前に立ち塞がった。
その指先から灰色の霧が四方八方に広がり始めた。
「銀月狼族の族長は私が相手だ。
蕭炎、天妖凰族の人間はお前の担当だ」
天火尊者が動くと同時に、銀月狼族の斗尊級戦士を阻み止めた。
その周囲に広がる圧倒的な気魄で敵の顔色を変えさせた。
激闘が瞬時に始まった視界を見ながら蕭炎は小さく頷き、白髪の男を見るや冷ややかな笑みを浮かべ「清」と前置きして黒袍の老者が鳳清兒に向き直った。
鳳清児の瞳孔が僅かに震えた。
微かな感覚を試みた瞬間、目に喜びの色が一瞬だけ浮かんだ。
すぐに頷きながら、『大丈夫です。
お任せください』と低い声で答える。
「さて、龍夙本源果を手に入れるかどうかは君次第だな」黒衣老者は頷き、大きく袖を振った。
その動きの速さは鵬鳥のごとく、五星斗尊の圧倒的な気魄が溢れ出す。
空気が震えるほどの異変が周囲に広がる。
「嗤!」
金色の光線が天妖傀の中に流れ込む。
そのエネルギーを吸収するたび、暗金色の色調はさらに深みを増す。
「吼!」
最後の一筋銀光が体内に入った瞬間、低く渙々とした唸り声が響いた。
空虚な瞳孔に金光が満ち、天妖傀は黒衣老者を見上げた。
足元を踏むと空間が無数の闇色の亀裂で破壊され、その後ろの十体の地妖傀は鉄灰色に戻り、エネルギーを全て放出した。
「ふん、些細な人形など…」
金光となって黒衣老者に迫る天妖傀を見ながら、老者は冷笑を浮かべた。
拳を握り、無駄のない一撃を放つ。
「受けろ!」
衝突が発生し、その音波は空気を震わせた。
斗宗級の強者たちが苦しげに咳き込み、顔に驚愕の色を浮かべる。
余波すら彼らには耐えられないほどの凄まじい戦闘だ。
老者の体が僅かに揺れた。
相手が二歩後退した瞬間、彼の目はさらに暗く沈んだ。
確かに制圧できているものの、その力の強さは驚異的だった。
人形とは思えないほどの実力を誇るのだ。
黒衣老者と天妖傀が壮絶な戦いを繰り広げる中、白髪の男が祭壇上空に現れた。
険しい目つきで蕭炎を見据えながら、「萧炎よ、今日こそお見せする。
天外有天人外有人とはこのことだ」と笑う。
「若い者どもはまだ頂点には立たない」
その声を聞いた瞬間、白髪の男が拳を握り締めた。
金色の光線が爆発し、数十丈にも及ぶ巨大な拳印が形成される。
祭壇にいる蕭炎へと猛スピードで迫る。
「天凰霸拳!」
その恐怖の拳印を見た瞬間、蕭炎は身を翻した。
掌に結ばれた印が光り輝き、同じく空中に浮かび上がる。
「覆地印!」
両者の技が衝突すると、凄まじい爆発音と共に烈風が四方八方に吹き荒れる。
「バチッ!」
風が烈しく広がり、蕭炎は肩を震わせただけでその力を受け止め、白髪の男を見上げながら淡々と言った。
「私はまだ統一者としての資格を持たない。
あなたもまた、その資格を失っている」
「ふん、待ってみろ。
今度こそ私が勝つ時だ!」
白髪の男は冷やかに笑い、目の中に凶光が走り、背中から一瞬で鳳翼が広がった。
羽ばたけば速度が倍増し、たちまち蕭炎の前に迫る。
その強烈な拳法は一切の手加減なしに放たれる。
白髪男の嵐のような攻撃に対し、蕭炎も目を鋭くして対応する。
体内で渦巻く斗気を駆動させ、紫褐色の炎が肌を覆うように燃え上がる。
相手の一撃ごとに直接受け止め、二星斗尊などという言葉はこの男には通用しないことを示す。
「轟!」
空に響き渡る衝撃音と共に、両者は激しく体当たりの戦いを繰り返す。
拳が肉とぶつかり合うたびに空間が崩壊し、鋭い破風音が連続する。
白髪男は徐々に顔色を変え始める。
天妖凰としての強靭な体を持つにもかかわらず、蕭炎との硬直戦闘で苦戦を強いられる。
逆に相手はますます激しくなり、「人間など」という言葉が口から出る。
その瞬間、蕭炎の視線が鳳清兒に向けられた。
彼女は指先を噛み切って淡紫色の血を滴らせ、空中で奇妙な紋様を描き出す。
その途端、遠くから鶴鳴のような声が響き、空気中に微かな光が広がる。
「血契を結び、祖魂を呼び覚ます」
鳳清兒は地面に跪きながら呪文を唱えると、紋様が輝き始める。
その光は赤い平原へと降り注ぎ、大地が震えた。
天凰の遺骨が動き出し、遠古からの重苦しい空気を放ち始めた。
「これは遠古の天夙の残滓だ」
その圧力に反応し、蕭炎らは戦場から離れて祭壇へと逃げる。
しかし次の瞬間、鳳清兒が金色の光を放ち、凄まじいエネルギーで彼らを襲う。
「天夙の祖魂か……」
その時、小さな影が現れた。
穏やかな声の中に驚異的な威圧感があった。
「だが私の太古虚龍の祖魂はそれよりさらに強大だ」
0
あなたにおすすめの小説
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
【完結】特別な力で国を守っていた〈防国姫〉の私、愚王と愚妹に王宮追放されたのでスパダリ従者と旅に出ます。一方で愚王と愚妹は破滅する模様
ともボン
ファンタジー
◎第17回ファンタジー小説大賞に応募しています。投票していただけると嬉しいです
【あらすじ】
カスケード王国には魔力水晶石と呼ばれる特殊な鉱物が国中に存在しており、その魔力水晶石に特別な魔力を流すことで〈魔素〉による疫病などを防いでいた特別な聖女がいた。
聖女の名前はアメリア・フィンドラル。
国民から〈防国姫〉と呼ばれて尊敬されていた、フィンドラル男爵家の長女としてこの世に生を受けた凛々しい女性だった。
「アメリア・フィンドラル、ちょうどいい機会だからここでお前との婚約を破棄する! いいか、これは現国王である僕ことアントン・カスケードがずっと前から決めていたことだ! だから異議は認めない!」
そんなアメリアは婚約者だった若き国王――アントン・カスケードに公衆の面前で一方的に婚約破棄されてしまう。
婚約破棄された理由は、アメリアの妹であったミーシャの策略だった。
ミーシャはアメリアと同じ〈防国姫〉になれる特別な魔力を発現させたことで、アントンを口説き落としてアメリアとの婚約を破棄させてしまう。
そしてミーシャに骨抜きにされたアントンは、アメリアに王宮からの追放処分を言い渡した。
これにはアメリアもすっかり呆れ、無駄な言い訳をせずに大人しく王宮から出て行った。
やがてアメリアは天才騎士と呼ばれていたリヒト・ジークウォルトを連れて〈放浪医師〉となることを決意する。
〈防国姫〉の任を解かれても、国民たちを守るために自分が持つ医術の知識を活かそうと考えたのだ。
一方、本物の知識と実力を持っていたアメリアを王宮から追放したことで、主核の魔力水晶石が致命的な誤作動を起こしてカスケード王国は未曽有の大災害に陥ってしまう。
普通の女性ならば「私と婚約破棄して王宮から追放した報いよ。ざまあ」と喜ぶだろう。
だが、誰よりも優しい心と気高い信念を持っていたアメリアは違った。
カスケード王国全土を襲った未曽有の大災害を鎮めるべく、すべての原因だったミーシャとアントンのいる王宮に、アメリアはリヒトを始めとして旅先で出会った弟子の少女や伝説の魔獣フェンリルと向かう。
些細な恨みよりも、〈防国姫〉と呼ばれた聖女の力で国を救うために――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる