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第1485話 0007聖闘妖火
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蕭炎が即座に快諾したのを見て、魂殿の殿主も僅かに驚きを浮かべた。
その目は前者を深く観察し、やがて薄笑みを浮かべながら言った。
「やはり度胸があるな。
よって四星斗聖以上の実力を持つ仲間たちと共に浄蓮妖火の討伐に協力していただきたい。
残りの炎奴たちは他の者にお願いするしかないだろう」
「残りは我々が引き受けます……」
蕭炎が微笑みながら頸を振ると、紫研と古南海に向かって囁いた。
「今後の浄蓮妖火との戦闘では気をつけてくれ。
十分力を出さないようにしないと、相手に隙を与えるかもしれない」
紫研と古南海は小さくうなずき合った。
彼らも凡人ではないのだから、魂殿の連中と組む際には警戒が必要だと悟っていた。
もし油断すれば、彼らに騙されて惨敗する可能性は十分にあるのだ。
「炎王(えんおう)よ、私は浄蓮妖火との戦闘には参加できない。
その周囲に近づけば封印が解け、同時に私の身体も完全に支配されてしまう」
蕭晨の沙哑な声が響く。
彼は黙って頷いた。
「炎王様、あなたは不用心でも構わない。
魂殿の連中には警戒が必要だ。
特に副殿主やあの危険な人物・魂風(こんぷう)に気をつけてくれ。
彼らは常に暗躍している」
「分かりました……」
蕭炎が頭を下げると、蕭晨は無言で頷いた。
かつて浄蓮妖火の罠に嵌められ幻界に閉じ込められた彼は、その影響で喜怒哀楽が激しくなりがちだったが、千余年の歳月が過ぎるうちに孤独な性格になった。
特に蕭炎から聞いた蕭族の滅亡話を聞いてからは、その寂しさがさらに増していた。
自分が現代の人間ではないという意識も強かったためだ。
「おっしゃりやしな……」
蕭炎は頭を下げた。
「現在の蕭族で唯一血脈を持つ者として、あなたを守ります」
蕭晨はゆっくりと首を横に振った。
紫研と古南海が彼の前に立ちはだかっても苦戦するほどの強力な存在であることは明らかだった。
その不気味な雰囲気からして、魂殿の殿主でさえもその実力を正確に把握できていない可能性すらあった。
そしてこの未知なる存在は、蕭炎たちにとって重要な保護壁となるだろう。
「あなたがいることでこそ、蕭族の復興はある……」
彼は若き後継者の顔を凝視し、初めて穏やかな笑みを見せた。
「あなたの才能は私よりも遥かに優れている。
この血脈が続く限り、必ずや再び栄光を取り戻すだろう。
私がかつて犯した無謀な行動の数々は族人にも迷惑をかけたが、今や天が与えた機会だ。
私は全てを蕭族のために捧げよう。
この身も惜しまず……」
蕭炎は黙り、再び蕭晨に深く一礼した。
視線を空高く向けた瞬間、彼の目が鋭い光を放った。
四星斗聖以上の強者が八名もいるという事実が、彼の胸中で計算された。
しかし蕭晨は戦闘不能であるため、残る七人が連携して浄蓮妖火に対抗するしかない。
この構図は確かに恐ろしいものだが、彼らの圧倒的な力は勝機を秘めている。
その時、魂殿の主が虚空を踏みしめた。
瞬間、彼の影が消え、浄蓮妖火から百丈離れた位置に現れた。
他の六名も即座に円形陣を形成し、炎の魔物を包囲する。
七名の四星斗聖!その規模は驚異的だ。
彼らの連携技は天地を揺るがすほどだった。
周囲の観戦者たちは顔を見合わせて後退した。
この凄まじい戦闘に介入する余裕などない。
一方、岩漿柱の上で立つ浄蓮妖火は微笑んだ。
その美しい顔が妖異な笑みを浮かべる。
「懐かしい光景ですね……」と前置きし、手を岩浆海に向けた。
すると巨大な白銀の炎の槍が飛び出し、彼の手中に収まった。
「封印から解放されて数千年——今日こそ、阻む者を皆殺しにする」
その言葉と共に、彼は顔を上げて数百丈の大炎の波を噴出した。
その熱さは周囲の魂殿主らまでが表情を変えさせるほどだった。
「同時に攻撃!」
魂殿主が目配せした瞬間、黒い霧のような闇の力が彼から溢れ出し、炎の巨浪と衝突した。
しかし一瞬で霧は崩壊し、炎の柱が七人に向かって砕けた。
紫研たちも慌てず、それぞれが強力な術を発動させた。
「ドン!」
という爆破音が連続する中、空中に華麗な光景が広がった。
しかしその美しさは儚いもので、炎の柱は七名を押し潰す。
「キィィィ!」
薬族の薬万帰と石族の長老が焦げた衣装で後退した。
明らかに連携攻撃も効果がなかった。
すると浄蓮妖火が新たな術を発動させた。
「大悲手!」
と叫び、その掌から無数の炎の手が飛び出した。
一击得手,净蓮妖火の美しい顔に冷ややかな笑みが浮かんだ。
彼は空を漂いながら右手で下方の熔岩海域を掴むと、その場所から千丈規模の巨大な熔岩の拳が海面を突き破り、驚異的な熱気と共に紫研たちの上空に現れた。
瞬間、その巨掌は彼らを叩き落とした。
「ドン!」
速度の凄まじさに反応する余裕もなく、七人が次々と熔岩海中に沈む。
彼等は四星斗聖者として頂点に立つ存在だが、この圧倒的な攻撃力には怯んでいた。
「屑のようなものだ」
紫研たちの様子を見た蕭炎らが驚愕を隠せない。
七人の力を合わせても、地利を得た相手は余裕で彼らを翻弄していた。
「バチバチ!」
再び爆発が起こり、狼狽した姿が現れた。
中州の頂点に立つ者たちがこんな姿になるなど屈辱そのものだった。
「お前らも隠し事を続けていると、手を折られるぞ」魂殿主が険しい表情で喝破する。
このままでは人員が減ってしまう。
その言葉に反応し、他の六人も眉根を寄せた。
先の攻撃で体内に残った炎の余燼は彼らの実力でも消せないほどだった。
「まずはこの男を倒すしかない」
七人が一斉に気配を高めると、紫研が龍鳴を響かせ巨大な鳳凰の本体を現した。
その圧倒的な威圧感に魂殿主も驚きを隠せず、自身も全力を解放する。
他の五人も躊躇なく力を開放し、周囲は風雲急を告げる。
紫研と魂殿主が激突する中、十体の炎奴が動いた。
彼らは乳白色の異様な炎で瞳孔を燃やし、蕭炎たちに襲い掛かった。
瞬間、天地が騒然となる。
その目は前者を深く観察し、やがて薄笑みを浮かべながら言った。
「やはり度胸があるな。
よって四星斗聖以上の実力を持つ仲間たちと共に浄蓮妖火の討伐に協力していただきたい。
残りの炎奴たちは他の者にお願いするしかないだろう」
「残りは我々が引き受けます……」
蕭炎が微笑みながら頸を振ると、紫研と古南海に向かって囁いた。
「今後の浄蓮妖火との戦闘では気をつけてくれ。
十分力を出さないようにしないと、相手に隙を与えるかもしれない」
紫研と古南海は小さくうなずき合った。
彼らも凡人ではないのだから、魂殿の連中と組む際には警戒が必要だと悟っていた。
もし油断すれば、彼らに騙されて惨敗する可能性は十分にあるのだ。
「炎王(えんおう)よ、私は浄蓮妖火との戦闘には参加できない。
その周囲に近づけば封印が解け、同時に私の身体も完全に支配されてしまう」
蕭晨の沙哑な声が響く。
彼は黙って頷いた。
「炎王様、あなたは不用心でも構わない。
魂殿の連中には警戒が必要だ。
特に副殿主やあの危険な人物・魂風(こんぷう)に気をつけてくれ。
彼らは常に暗躍している」
「分かりました……」
蕭炎が頭を下げると、蕭晨は無言で頷いた。
かつて浄蓮妖火の罠に嵌められ幻界に閉じ込められた彼は、その影響で喜怒哀楽が激しくなりがちだったが、千余年の歳月が過ぎるうちに孤独な性格になった。
特に蕭炎から聞いた蕭族の滅亡話を聞いてからは、その寂しさがさらに増していた。
自分が現代の人間ではないという意識も強かったためだ。
「おっしゃりやしな……」
蕭炎は頭を下げた。
「現在の蕭族で唯一血脈を持つ者として、あなたを守ります」
蕭晨はゆっくりと首を横に振った。
紫研と古南海が彼の前に立ちはだかっても苦戦するほどの強力な存在であることは明らかだった。
その不気味な雰囲気からして、魂殿の殿主でさえもその実力を正確に把握できていない可能性すらあった。
そしてこの未知なる存在は、蕭炎たちにとって重要な保護壁となるだろう。
「あなたがいることでこそ、蕭族の復興はある……」
彼は若き後継者の顔を凝視し、初めて穏やかな笑みを見せた。
「あなたの才能は私よりも遥かに優れている。
この血脈が続く限り、必ずや再び栄光を取り戻すだろう。
私がかつて犯した無謀な行動の数々は族人にも迷惑をかけたが、今や天が与えた機会だ。
私は全てを蕭族のために捧げよう。
この身も惜しまず……」
蕭炎は黙り、再び蕭晨に深く一礼した。
視線を空高く向けた瞬間、彼の目が鋭い光を放った。
四星斗聖以上の強者が八名もいるという事実が、彼の胸中で計算された。
しかし蕭晨は戦闘不能であるため、残る七人が連携して浄蓮妖火に対抗するしかない。
この構図は確かに恐ろしいものだが、彼らの圧倒的な力は勝機を秘めている。
その時、魂殿の主が虚空を踏みしめた。
瞬間、彼の影が消え、浄蓮妖火から百丈離れた位置に現れた。
他の六名も即座に円形陣を形成し、炎の魔物を包囲する。
七名の四星斗聖!その規模は驚異的だ。
彼らの連携技は天地を揺るがすほどだった。
周囲の観戦者たちは顔を見合わせて後退した。
この凄まじい戦闘に介入する余裕などない。
一方、岩漿柱の上で立つ浄蓮妖火は微笑んだ。
その美しい顔が妖異な笑みを浮かべる。
「懐かしい光景ですね……」と前置きし、手を岩浆海に向けた。
すると巨大な白銀の炎の槍が飛び出し、彼の手中に収まった。
「封印から解放されて数千年——今日こそ、阻む者を皆殺しにする」
その言葉と共に、彼は顔を上げて数百丈の大炎の波を噴出した。
その熱さは周囲の魂殿主らまでが表情を変えさせるほどだった。
「同時に攻撃!」
魂殿主が目配せした瞬間、黒い霧のような闇の力が彼から溢れ出し、炎の巨浪と衝突した。
しかし一瞬で霧は崩壊し、炎の柱が七人に向かって砕けた。
紫研たちも慌てず、それぞれが強力な術を発動させた。
「ドン!」
という爆破音が連続する中、空中に華麗な光景が広がった。
しかしその美しさは儚いもので、炎の柱は七名を押し潰す。
「キィィィ!」
薬族の薬万帰と石族の長老が焦げた衣装で後退した。
明らかに連携攻撃も効果がなかった。
すると浄蓮妖火が新たな術を発動させた。
「大悲手!」
と叫び、その掌から無数の炎の手が飛び出した。
一击得手,净蓮妖火の美しい顔に冷ややかな笑みが浮かんだ。
彼は空を漂いながら右手で下方の熔岩海域を掴むと、その場所から千丈規模の巨大な熔岩の拳が海面を突き破り、驚異的な熱気と共に紫研たちの上空に現れた。
瞬間、その巨掌は彼らを叩き落とした。
「ドン!」
速度の凄まじさに反応する余裕もなく、七人が次々と熔岩海中に沈む。
彼等は四星斗聖者として頂点に立つ存在だが、この圧倒的な攻撃力には怯んでいた。
「屑のようなものだ」
紫研たちの様子を見た蕭炎らが驚愕を隠せない。
七人の力を合わせても、地利を得た相手は余裕で彼らを翻弄していた。
「バチバチ!」
再び爆発が起こり、狼狽した姿が現れた。
中州の頂点に立つ者たちがこんな姿になるなど屈辱そのものだった。
「お前らも隠し事を続けていると、手を折られるぞ」魂殿主が険しい表情で喝破する。
このままでは人員が減ってしまう。
その言葉に反応し、他の六人も眉根を寄せた。
先の攻撃で体内に残った炎の余燼は彼らの実力でも消せないほどだった。
「まずはこの男を倒すしかない」
七人が一斉に気配を高めると、紫研が龍鳴を響かせ巨大な鳳凰の本体を現した。
その圧倒的な威圧感に魂殿主も驚きを隠せず、自身も全力を解放する。
他の五人も躊躇なく力を開放し、周囲は風雲急を告げる。
紫研と魂殿主が激突する中、十体の炎奴が動いた。
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