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第0282話 書類審査
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「私も証拠をもう一度確認したい。
まずは皆で閲書作業から始めよう」
江遠は群衆の注目を集めることに動揺せず、十一年前の積年の事件について口を開かなかった。
そのような古い未解決事件の場合、閲書作業自体が相当な負担になる。
現在では正式な積年の事件専門チームを編成し、二十人前後の人員で協力して取り組む状況であるため、江遠はより形式的な対応を取ることにした。
積年の事件を再開する最初の作業として、証拠の整理と手がかりの分類を行う必要があった。
当時の証拠については、損傷なしの検査が可能なものは全て再検査し、最新技術による新たな発見がないか確認する必要がある。
また、当時の証拠に誤りや不備がないかどうかもチェックしなければならない。
警察がこれまで収集した資料も誰かが確認すべきだ。
数百ページにも及ぶ聴取記録は誰かが読むべきで、その中に新たな手がかりを見つける可能性がある。
あるいは証拠の裏付けとなる情報があれば理想的だった。
「未解決事件は解明されない限り撤廃しない」という原則は表面的には花道のように見えるが、専門チームに一、二名の警察官を残してその全過程を把握させることは極めて重要で賢明な対策である。
積年の事件専門チームと連絡した専門チームの警察官二人だが、年配の方は退職済みで、若い方はまだ刑事部の一般巡査に過ぎない。
現場から引き抜いても作業に参加できる状態だった。
全員が忙しく動き出すと、柳景輝が江遠の隣に座り低い声で言った。
「君も感じたはずだろ?」
「感じた……何を?」
江遠は困惑した表情を見せた。
「この事件は普通ではないんだよ」柳景輝は真剣な顔つきだった。
江遠の表情も一瞬で引き締まった。
「貴方は、何かが……」
江遠の指を上げて疑問符を投げかけようとしたその時、柳景輝は手を伸ばして江遠の指を一本折り返した。
彼は言った。
「私の意味は、これは雌雄一組の強盗団かもしれない。
まあ正確には強盗というより、男女の共犯者ということだ」
「なぜ?」
「タクシー運転手が女性の場合、荒野まで乗せた後に強姦殺人になるケースが多いからだ」柳景輝は低い声で続けた。
江遠がまだ理解できていないと見ると、彼は咳払いをして言った。
「私はタクシー強盗殺人事件を何件か経験しているし、国内外の類似事件も研究したことがある。
こう言っていいだろう、女性運転手が荒野まで乗せた場合、最終的に強姦殺人が発生するケースが多い」
「全てではないけどね」
「強姦殺人にならない場合は、被害者の年齢が高いか、あるいは共犯者が女性である可能性がある。
多くの場合、強姦殺人に発展するんだよ」柳景輝はため息をついた。
「だからこの事件の現場検証には明らかな欠陥があった」
これが柳景輝がこの案件に高評価を与える理由だった。
江遠は黙って話を聞いていた。
「私は捜査記録の写真を見た。
車の後部座席に長い髪の毛があるが、証拠袋を探したところそのサンプル採取は行われていなかった。
私の推測では、当時の現場検証を担当した刑事は被害者の髪だと誤認していたが、実際には犯人の髪の可能性が高い」
柳景輝は捜査記録から写真を探し出した。
褐色のシートの隙間から血痕が確認された。
撮影者はその血痕を狙っていたが、隣に長髪がほんのりと映っているのが気付いた。
江遠は被害者の写真を取り出し比較し、慎重に判断した末にゆっくりと頷いた。
「可能性はある。
髪の毛の長さや色合いは似ているが、カールの度合いが若干異なる。
画像の質が悪いので断定できないが、被害者でなくても以前の客のものかもしれない」
タクシー事件の煩わしさはここにある。
車両自体が証拠の宝庫のように見えるが、その全てのパーツに権利問題が付き纏っている。
そして証拠採取プロセスにおいて、どの部分を採取しどれを優先するかという判断こそが現場検証能力の試金石なのだ。
まず重要なのは、現場検証は無限に証拠を提供できないということだ。
証拠用ポーチ一つ数円程度でそれほど高価なものではないが、DNA検査薬剤は決して安くない。
国産品なら百数十円だが、輸入品はより高性能なものが存在し、精度や感度を求めるにはコストがかかる。
殺人現場では十数ヶ所のDNA採取が普通で、数百ヶ所に及ぶこともあるが、広大な現場全てを網羅することは不可能だ。
これは消耗材の高価さだけでなく、検査室の作業量にも限界がある。
都道府県警察のDNA検査室は日常的に検体処理に追われており、通常事件の場合「週末」や「来週」といった返答になるのが常だ。
殺人事件とはいえ資源を無制限に割り当てられない。
現場検証員や技術班、他の刑事たちは経験に基づいて優先順位を決める必要がある。
明らかにその当時の現場調査官は想像していなかったのだ。
首切りのような凶暴な強盗殺人事件に女性が関与する可能性など考えもしなかったため、採取時に特別にこの髪の毛を検出しようとはしなかった。
柳景輝は特に否定せずと言った。
「私は二人組だと推測する。
もう一つの理由は現場に血痕の足跡が一つだけあることと、被害者の爪から採取したDNAが長期間マッチングしないという安定性が極めて稀な点だ。
私は絶命の恋人同士を賭ける」
「あなたは犯人が再び犯行すると思っていたのか?」
「強盗殺人犯はほとんど累犯だ」柳景輝は言った。
「一度やったからと言ってもう一度やらないというのは現実的ではない。
梁山泊に上がった好漢が打家劫舍を日常業務とするように」
江遠はうなずきながら聞いた。
「それではこの案件の目的は強盗でないということか?」
「そうだ、目的は強盗でも殺人も目的ではない」柳景輝は少し間を置いて続けた。
「首切りという残酷さにも見えるが実際には非常に素人っぽい。
逆にその手口から何かを感じ取るなら、屠夫や医師のような職業経験があるのではないかと」
「もし医者だったら殺害後に分割するのではないのか?」
江遠は小さな反論を挟んだ。
「可能性はある」柳景輝は頷き質問した。
「貴方の側では何らかの根拠で高得点をつけたのか?」
「現場に残された血の足跡は一人分で、男性/38歳前後/身長175センチメートル/左脚がやや跛っていた」江遠が強調した。
「跛り具合はそれほど酷くなく、左脚の方が右脚より少し短いと思われますが、ヒールを履いていれば見分けにくいかもしれません」
柳景輝の目が光った。
「なるほどね、だから高得点だったんだ。
この案件は優先順位が高いはずだ。
跛りがあるなら捜査が容易になる」
跛ぎる特徴は非常に顕著で、隠そうとしなければ周囲からほぼ必ず気づかれる。
腕の長さや卵の大きさの違いより識別しやすく、特に注意を払わなくても判別できるほどだ
「DNAも採取できているが、当時は見つけていなかった」江遠は続けた。
「二人はおそらく現地にいないだろう」
「うむ……可能性が高いね。
あの頃の調査は相当徹底していたはずだ」柳景輝は重々しい表情になった。
「人が移動しているか元から外人だった場合、調査は無意味になるんだよ」
調査が行われていない場合、刑事の戦闘力は三割減する
「跛ぎる屠殺者? そしてDNAもあれば確かに突破口だ」柳景輝は頷いた。
「積年の未解決事件にしてこれだけの手掛りがあるのは稀だよ」
ただ最初の案件と比べると、直接的な突破は不可能だった
まずは皆で閲書作業から始めよう」
江遠は群衆の注目を集めることに動揺せず、十一年前の積年の事件について口を開かなかった。
そのような古い未解決事件の場合、閲書作業自体が相当な負担になる。
現在では正式な積年の事件専門チームを編成し、二十人前後の人員で協力して取り組む状況であるため、江遠はより形式的な対応を取ることにした。
積年の事件を再開する最初の作業として、証拠の整理と手がかりの分類を行う必要があった。
当時の証拠については、損傷なしの検査が可能なものは全て再検査し、最新技術による新たな発見がないか確認する必要がある。
また、当時の証拠に誤りや不備がないかどうかもチェックしなければならない。
警察がこれまで収集した資料も誰かが確認すべきだ。
数百ページにも及ぶ聴取記録は誰かが読むべきで、その中に新たな手がかりを見つける可能性がある。
あるいは証拠の裏付けとなる情報があれば理想的だった。
「未解決事件は解明されない限り撤廃しない」という原則は表面的には花道のように見えるが、専門チームに一、二名の警察官を残してその全過程を把握させることは極めて重要で賢明な対策である。
積年の事件専門チームと連絡した専門チームの警察官二人だが、年配の方は退職済みで、若い方はまだ刑事部の一般巡査に過ぎない。
現場から引き抜いても作業に参加できる状態だった。
全員が忙しく動き出すと、柳景輝が江遠の隣に座り低い声で言った。
「君も感じたはずだろ?」
「感じた……何を?」
江遠は困惑した表情を見せた。
「この事件は普通ではないんだよ」柳景輝は真剣な顔つきだった。
江遠の表情も一瞬で引き締まった。
「貴方は、何かが……」
江遠の指を上げて疑問符を投げかけようとしたその時、柳景輝は手を伸ばして江遠の指を一本折り返した。
彼は言った。
「私の意味は、これは雌雄一組の強盗団かもしれない。
まあ正確には強盗というより、男女の共犯者ということだ」
「なぜ?」
「タクシー運転手が女性の場合、荒野まで乗せた後に強姦殺人になるケースが多いからだ」柳景輝は低い声で続けた。
江遠がまだ理解できていないと見ると、彼は咳払いをして言った。
「私はタクシー強盗殺人事件を何件か経験しているし、国内外の類似事件も研究したことがある。
こう言っていいだろう、女性運転手が荒野まで乗せた場合、最終的に強姦殺人が発生するケースが多い」
「全てではないけどね」
「強姦殺人にならない場合は、被害者の年齢が高いか、あるいは共犯者が女性である可能性がある。
多くの場合、強姦殺人に発展するんだよ」柳景輝はため息をついた。
「だからこの事件の現場検証には明らかな欠陥があった」
これが柳景輝がこの案件に高評価を与える理由だった。
江遠は黙って話を聞いていた。
「私は捜査記録の写真を見た。
車の後部座席に長い髪の毛があるが、証拠袋を探したところそのサンプル採取は行われていなかった。
私の推測では、当時の現場検証を担当した刑事は被害者の髪だと誤認していたが、実際には犯人の髪の可能性が高い」
柳景輝は捜査記録から写真を探し出した。
褐色のシートの隙間から血痕が確認された。
撮影者はその血痕を狙っていたが、隣に長髪がほんのりと映っているのが気付いた。
江遠は被害者の写真を取り出し比較し、慎重に判断した末にゆっくりと頷いた。
「可能性はある。
髪の毛の長さや色合いは似ているが、カールの度合いが若干異なる。
画像の質が悪いので断定できないが、被害者でなくても以前の客のものかもしれない」
タクシー事件の煩わしさはここにある。
車両自体が証拠の宝庫のように見えるが、その全てのパーツに権利問題が付き纏っている。
そして証拠採取プロセスにおいて、どの部分を採取しどれを優先するかという判断こそが現場検証能力の試金石なのだ。
まず重要なのは、現場検証は無限に証拠を提供できないということだ。
証拠用ポーチ一つ数円程度でそれほど高価なものではないが、DNA検査薬剤は決して安くない。
国産品なら百数十円だが、輸入品はより高性能なものが存在し、精度や感度を求めるにはコストがかかる。
殺人現場では十数ヶ所のDNA採取が普通で、数百ヶ所に及ぶこともあるが、広大な現場全てを網羅することは不可能だ。
これは消耗材の高価さだけでなく、検査室の作業量にも限界がある。
都道府県警察のDNA検査室は日常的に検体処理に追われており、通常事件の場合「週末」や「来週」といった返答になるのが常だ。
殺人事件とはいえ資源を無制限に割り当てられない。
現場検証員や技術班、他の刑事たちは経験に基づいて優先順位を決める必要がある。
明らかにその当時の現場調査官は想像していなかったのだ。
首切りのような凶暴な強盗殺人事件に女性が関与する可能性など考えもしなかったため、採取時に特別にこの髪の毛を検出しようとはしなかった。
柳景輝は特に否定せずと言った。
「私は二人組だと推測する。
もう一つの理由は現場に血痕の足跡が一つだけあることと、被害者の爪から採取したDNAが長期間マッチングしないという安定性が極めて稀な点だ。
私は絶命の恋人同士を賭ける」
「あなたは犯人が再び犯行すると思っていたのか?」
「強盗殺人犯はほとんど累犯だ」柳景輝は言った。
「一度やったからと言ってもう一度やらないというのは現実的ではない。
梁山泊に上がった好漢が打家劫舍を日常業務とするように」
江遠はうなずきながら聞いた。
「それではこの案件の目的は強盗でないということか?」
「そうだ、目的は強盗でも殺人も目的ではない」柳景輝は少し間を置いて続けた。
「首切りという残酷さにも見えるが実際には非常に素人っぽい。
逆にその手口から何かを感じ取るなら、屠夫や医師のような職業経験があるのではないかと」
「もし医者だったら殺害後に分割するのではないのか?」
江遠は小さな反論を挟んだ。
「可能性はある」柳景輝は頷き質問した。
「貴方の側では何らかの根拠で高得点をつけたのか?」
「現場に残された血の足跡は一人分で、男性/38歳前後/身長175センチメートル/左脚がやや跛っていた」江遠が強調した。
「跛り具合はそれほど酷くなく、左脚の方が右脚より少し短いと思われますが、ヒールを履いていれば見分けにくいかもしれません」
柳景輝の目が光った。
「なるほどね、だから高得点だったんだ。
この案件は優先順位が高いはずだ。
跛りがあるなら捜査が容易になる」
跛ぎる特徴は非常に顕著で、隠そうとしなければ周囲からほぼ必ず気づかれる。
腕の長さや卵の大きさの違いより識別しやすく、特に注意を払わなくても判別できるほどだ
「DNAも採取できているが、当時は見つけていなかった」江遠は続けた。
「二人はおそらく現地にいないだろう」
「うむ……可能性が高いね。
あの頃の調査は相当徹底していたはずだ」柳景輝は重々しい表情になった。
「人が移動しているか元から外人だった場合、調査は無意味になるんだよ」
調査が行われていない場合、刑事の戦闘力は三割減する
「跛ぎる屠殺者? そしてDNAもあれば確かに突破口だ」柳景輝は頷いた。
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