303 / 776
0300
第0331話 ターゲット変更
しおりを挟む
「殷绯の倉庫の後ろの鍵と印刷用紙、残してありますか?」
捜査官が追及した。
張項の目は120キロ級の筋肉男の鋭い光を放ちながら答えた。
「当然、銀行の金庫に預けてます。
年6万円です」
監視室の数人が微妙な表情を見せた。
つまり誰も本当の馬鹿ではないのだ。
張項のような体格で薬物乱用で頭がボロボロと見せているような連中でも、残された脳細胞を使い最適な選択をしたのである。
捜査官は感心して「いいね、金庫に預けるなんて」
「家に放火されないようにね」元放火犯の張項は世界を見透かしたような笑みを浮かべた。
捜査官が考える間、「あなたは殷绯を自ら訪れたのですか?」
と尋ねた。
「はい」
「そのきっかけとは? 当時なぜ殷绯に後ろからナイフを持って向かったのか?」
張項が回想するように答えた。
「契約書を作成する必要があったんです。
殷绯が選んだ運送会社は我々と対立していたので、『そんな連中には頼めない』と言ったんですが、彼女は私たちを小間者扱いしたんですよ。
あのクソ、ベッドにも乗れないような三流チンピアスにまで装うなんて……」
話すうちに憤りが顔に出た。
明らかに尊卑の概念に対して過敏なようだ。
組織で長く働くとその潜規則を社会全体の法則として認識し、実行するようになるものだ。
捜査官は張項の言葉から矛盾を見出せなかったため、「誰が鍵を渡したか知っていますか?」
と続けた。
「知らない」張項は首を横に振った。
「推測してみて」
「分からない」
捜査官が眉をひそめると、すぐに切り戻し「殷绯の倉庫の後ろの鍵と印刷用紙で書かれた指示を渡した人物。
その人物と目的は?」
「建元の人でしょう。
誰だか分かりません」張項は気安く答えた。
「数年間何も調べようともしなかったのか?」
張項が驚いたように目を見開き、笑った。
「あなたの言葉の意味は、私が誰かを陥れることで自分の身を守ろうとするというわけですね。
でも正直に言って、私は誰かを指名できるなら『殺人依頼』などと告発すれば死なないかもしれない。
だがそれはできないよ。
私が誰かを噛めばその相手は必ず私を殺すだろう」
「建元社ほど強力ではないし、あなたの事件は長陽市警が担当しているから関与できない」
「たぶんね」張項は肩をすくめた。
「入室、二人死亡、放火焼死体、これらは死刑に当たる。
共犯者を告発したり、黒幕を指名すれば緩和される可能性もあるが、そうでなければほぼ間違いなく即決死刑だ」捜査の専門家も偽りを装わず、圧力を張項にかけた。
張項の顔は真っ赤になり、取り調べ用の椅子から「ばらばら」と音を立てながらも、まだ何にも言えなかった。
共犯者は突然現れるものではないし、黒幕を証明することも難しい。
自分がこれまでやったことや得た金銭、持ち物を考えると、張項はなおさら決断できなかった。
畢竟、ナイフが首に当てられていなかったからだ。
事務所では江遠らが待機していた。
派出した刑事が銀行に置いてあった張項の荷物を回収してきた。
中には鍵、紙片、プラスチック袋、石があった。
江遠は特にその鍵に注目した。
余温書らも焦じ立って江遠を見つめていた。
彼が何か良い知らせを出すことを期待していたのだ。
江遠はゆっくりと鍵を見てから他の三つにも目をやった。
実際、鍵を受け取る瞬間に、その鍵は後ろのドアの錠前に傷をつけたものであることはほぼ確定したが、実際にドアを開けるのに使える鍵ではなかった。
鍵には非常に細かい粉塵が付着しており、微量物証鑑定を行うとほとんど全てが後ろのドアの錠前に一致するだろう。
問題は、その鍵を認めたところで何の役にも立たないということだ。
江遠は少なくともこの鍵を使って鍵を作成した機械を探し出し、かつその機械の刃先が交換されていない場合にのみ有用になるという点で、時間的にも困難だった。
つまり、その機械が数年前から完璧に保存されていた必要があったのだ。
紙片と印刷された文字については江遠も分析できる。
LV3の文書鑑定スキルはまさにそのためのものだ。
しかし、LV3の文書鑑定はやはり「無米炊飯」状態で、鍵と同じように対照サンプルが必要だった。
指紋が証拠王となった理由や、後にDNAが大規模犯罪を解決した理由は、成熟した指紋データベースとDNAデータベースがあったからだ。
痕跡データベースや文書データベースは弱すぎ、ほとんど役に立たない。
江遠はしばらく考えていた後、「これらは今のところ手助けにならない」と両手を広げて言った。
「見つからないのが普通だよ」申輝国が慰めた。
申耀偉は「もしかしたら単なる言い訳かもしれない。
罪を免れるためのものかも」と言った。
「そうだね、これらだけでは手掛かりなんてない」
余温書はそう言いながら、少しだけ落胆した。
彼はすぐに気持ちを抑え込んだ。
そして自分の内面を見つめた:余温書よ、そんな考えは間違っている。
何でも江遠に答えを求めることはできない。
江遠は借りた者だ、買ったのではないのだ。
もしもいつか現場で犠牲になったらどうするのか?
彼はすぐに正しい答えを導き出した:当然のことながら、江遠のレンタル期間が終わる前に、彼に最も多くの土地を耕し、最も多くの麦を刈り取り、最も多くの殺人犯を斬り、最も大きな京观(敵将の首級を積み上げたもの)を作らせればいいのだ。
底层には暴力犯罪の凶悪犯の大粒頭蓋骨が並べられ、中段に容姿端麗な男女を成列させ、頂上には記念すべき罪行に関連する加害者の首級を飾り付けた...
余温書は江遠が証拠品を収集しているのを見ながら言った。
「手掛かりがないならこの事件は一旦保留にしよう。
二人で片付けて様子を見てみる。
張項が言うその人物が本当に存在するとしても、起訴や判刑は難しいだろう。
死刑になるか殺人罪になるかというレベルではない...」
実際のところ、相手が金銭と鍵を渡しただけで教唆や買収に至っていないなら、有罪とは言えても懲役程度の処分しか下せない。
江遠の頭の中で何人かの人物が浮かんだが、「鍵の所有者に関する情報がない限り、私は建元製薬の駐車場警備員を調べてみるのも手だ」と続けた。
余温書は申耀国を見やった。
申耀国は驚いていたが、江遠の真剣な表情を見て「調べるのは構わないが、無理やりだと建元製薬に不利益になる。
袁建生氏は省内でも名のある人物だ」と反論した。
「無理やりではない。
袁董には息子を私に送り込んだし、もう一人の死体検査も私が行ったんだ」江遠が手を叩いて清潔な姿勢を見せた。
申耀国は先日借りた人情を返さないわけにはいかず、「承知しました。
ただし私の意見では確実な証拠で一網打尽にすべきです」と頷いた。
「当然だ」江遠が余温書を見やり、「次は張項の案件から手をつけるか?」
と尋ねた。
「構わないよ」余温書は特に興味を持たず、ただ「貴方はどうするつもりか?」
と訊ねた。
江遠が笑みを浮かべてスクリーン上の張項を指し、「建元の工場や倉庫周辺で未解決の事件があれば一緒に解決してみよう」と提案した。
余温書は特に異存なく、頭の中で何やら映像が浮かんだ。
建元製薬の駐車場には青いガードハウスではなく、小さな京观(敵将の首級を積む土台)があった...
捜査官が追及した。
張項の目は120キロ級の筋肉男の鋭い光を放ちながら答えた。
「当然、銀行の金庫に預けてます。
年6万円です」
監視室の数人が微妙な表情を見せた。
つまり誰も本当の馬鹿ではないのだ。
張項のような体格で薬物乱用で頭がボロボロと見せているような連中でも、残された脳細胞を使い最適な選択をしたのである。
捜査官は感心して「いいね、金庫に預けるなんて」
「家に放火されないようにね」元放火犯の張項は世界を見透かしたような笑みを浮かべた。
捜査官が考える間、「あなたは殷绯を自ら訪れたのですか?」
と尋ねた。
「はい」
「そのきっかけとは? 当時なぜ殷绯に後ろからナイフを持って向かったのか?」
張項が回想するように答えた。
「契約書を作成する必要があったんです。
殷绯が選んだ運送会社は我々と対立していたので、『そんな連中には頼めない』と言ったんですが、彼女は私たちを小間者扱いしたんですよ。
あのクソ、ベッドにも乗れないような三流チンピアスにまで装うなんて……」
話すうちに憤りが顔に出た。
明らかに尊卑の概念に対して過敏なようだ。
組織で長く働くとその潜規則を社会全体の法則として認識し、実行するようになるものだ。
捜査官は張項の言葉から矛盾を見出せなかったため、「誰が鍵を渡したか知っていますか?」
と続けた。
「知らない」張項は首を横に振った。
「推測してみて」
「分からない」
捜査官が眉をひそめると、すぐに切り戻し「殷绯の倉庫の後ろの鍵と印刷用紙で書かれた指示を渡した人物。
その人物と目的は?」
「建元の人でしょう。
誰だか分かりません」張項は気安く答えた。
「数年間何も調べようともしなかったのか?」
張項が驚いたように目を見開き、笑った。
「あなたの言葉の意味は、私が誰かを陥れることで自分の身を守ろうとするというわけですね。
でも正直に言って、私は誰かを指名できるなら『殺人依頼』などと告発すれば死なないかもしれない。
だがそれはできないよ。
私が誰かを噛めばその相手は必ず私を殺すだろう」
「建元社ほど強力ではないし、あなたの事件は長陽市警が担当しているから関与できない」
「たぶんね」張項は肩をすくめた。
「入室、二人死亡、放火焼死体、これらは死刑に当たる。
共犯者を告発したり、黒幕を指名すれば緩和される可能性もあるが、そうでなければほぼ間違いなく即決死刑だ」捜査の専門家も偽りを装わず、圧力を張項にかけた。
張項の顔は真っ赤になり、取り調べ用の椅子から「ばらばら」と音を立てながらも、まだ何にも言えなかった。
共犯者は突然現れるものではないし、黒幕を証明することも難しい。
自分がこれまでやったことや得た金銭、持ち物を考えると、張項はなおさら決断できなかった。
畢竟、ナイフが首に当てられていなかったからだ。
事務所では江遠らが待機していた。
派出した刑事が銀行に置いてあった張項の荷物を回収してきた。
中には鍵、紙片、プラスチック袋、石があった。
江遠は特にその鍵に注目した。
余温書らも焦じ立って江遠を見つめていた。
彼が何か良い知らせを出すことを期待していたのだ。
江遠はゆっくりと鍵を見てから他の三つにも目をやった。
実際、鍵を受け取る瞬間に、その鍵は後ろのドアの錠前に傷をつけたものであることはほぼ確定したが、実際にドアを開けるのに使える鍵ではなかった。
鍵には非常に細かい粉塵が付着しており、微量物証鑑定を行うとほとんど全てが後ろのドアの錠前に一致するだろう。
問題は、その鍵を認めたところで何の役にも立たないということだ。
江遠は少なくともこの鍵を使って鍵を作成した機械を探し出し、かつその機械の刃先が交換されていない場合にのみ有用になるという点で、時間的にも困難だった。
つまり、その機械が数年前から完璧に保存されていた必要があったのだ。
紙片と印刷された文字については江遠も分析できる。
LV3の文書鑑定スキルはまさにそのためのものだ。
しかし、LV3の文書鑑定はやはり「無米炊飯」状態で、鍵と同じように対照サンプルが必要だった。
指紋が証拠王となった理由や、後にDNAが大規模犯罪を解決した理由は、成熟した指紋データベースとDNAデータベースがあったからだ。
痕跡データベースや文書データベースは弱すぎ、ほとんど役に立たない。
江遠はしばらく考えていた後、「これらは今のところ手助けにならない」と両手を広げて言った。
「見つからないのが普通だよ」申輝国が慰めた。
申耀偉は「もしかしたら単なる言い訳かもしれない。
罪を免れるためのものかも」と言った。
「そうだね、これらだけでは手掛かりなんてない」
余温書はそう言いながら、少しだけ落胆した。
彼はすぐに気持ちを抑え込んだ。
そして自分の内面を見つめた:余温書よ、そんな考えは間違っている。
何でも江遠に答えを求めることはできない。
江遠は借りた者だ、買ったのではないのだ。
もしもいつか現場で犠牲になったらどうするのか?
彼はすぐに正しい答えを導き出した:当然のことながら、江遠のレンタル期間が終わる前に、彼に最も多くの土地を耕し、最も多くの麦を刈り取り、最も多くの殺人犯を斬り、最も大きな京观(敵将の首級を積み上げたもの)を作らせればいいのだ。
底层には暴力犯罪の凶悪犯の大粒頭蓋骨が並べられ、中段に容姿端麗な男女を成列させ、頂上には記念すべき罪行に関連する加害者の首級を飾り付けた...
余温書は江遠が証拠品を収集しているのを見ながら言った。
「手掛かりがないならこの事件は一旦保留にしよう。
二人で片付けて様子を見てみる。
張項が言うその人物が本当に存在するとしても、起訴や判刑は難しいだろう。
死刑になるか殺人罪になるかというレベルではない...」
実際のところ、相手が金銭と鍵を渡しただけで教唆や買収に至っていないなら、有罪とは言えても懲役程度の処分しか下せない。
江遠の頭の中で何人かの人物が浮かんだが、「鍵の所有者に関する情報がない限り、私は建元製薬の駐車場警備員を調べてみるのも手だ」と続けた。
余温書は申耀国を見やった。
申耀国は驚いていたが、江遠の真剣な表情を見て「調べるのは構わないが、無理やりだと建元製薬に不利益になる。
袁建生氏は省内でも名のある人物だ」と反論した。
「無理やりではない。
袁董には息子を私に送り込んだし、もう一人の死体検査も私が行ったんだ」江遠が手を叩いて清潔な姿勢を見せた。
申耀国は先日借りた人情を返さないわけにはいかず、「承知しました。
ただし私の意見では確実な証拠で一網打尽にすべきです」と頷いた。
「当然だ」江遠が余温書を見やり、「次は張項の案件から手をつけるか?」
と尋ねた。
「構わないよ」余温書は特に興味を持たず、ただ「貴方はどうするつもりか?」
と訊ねた。
江遠が笑みを浮かべてスクリーン上の張項を指し、「建元の工場や倉庫周辺で未解決の事件があれば一緒に解決してみよう」と提案した。
余温書は特に異存なく、頭の中で何やら映像が浮かんだ。
建元製薬の駐車場には青いガードハウスではなく、小さな京观(敵将の首級を積む土台)があった...
0
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】『80年を超越した恋~令和の世で再会した元特攻隊員の自衛官と元女子挺身隊の祖母を持つ女の子のシンクロニシティラブストーリー』
M‐赤井翼
現代文学
赤井です。今回は「恋愛小説」です(笑)。
舞台は令和7年と昭和20年の陸軍航空隊の特攻部隊の宿舎「赤糸旅館」です。
80年の時を経て2つの恋愛を描いていきます。
「特攻隊」という「難しい題材」を扱いますので、かなり真面目に資料集めをして制作しました。
「第20振武隊」という実在する部隊が出てきますが、基本的に事実に基づいた背景を活かした「フィクション」作品と思ってお読みください。
日本を護ってくれた「先人」に尊敬の念をもって書きましたので、ほとんどおふざけは有りません。
過去、一番真面目に書いた作品となりました。
ラストは結構ややこしいので前半からの「フラグ」を拾いながら読んでいただくと楽しんでもらえると思います。
全39チャプターですので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは「よろひこー」!
(⋈◍>◡<◍)。✧💖
追伸
まあ、堅苦しく読んで下さいとは言いませんがいつもと違って、ちょっと気持ちを引き締めて読んでもらいたいです。合掌。
(。-人-。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる