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第0825話 接続
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鍵仁龍は電話を抱え、長机の反対側で連打し始めた。
本来ならカマールディンが以前やったように誰も気付かない場所で電話するつもりだったが、今はその場から離れたくない。
もし離れた瞬間にカマールディンが何か不適切な発言をした場合に備えて、手に持ったまま通話していた。
江遠は伸びて体を伸ばし、次のファイルを開いた。
確かに持ち運んだのは数冊だけだが、それらも既に閲覧済み。
初期のスクリーニングで除外したからといって、案件が不可能になるわけではない。
大馬の事件と比べれば国内の積年の未解決事件の方が難しい。
国内ではサイバーセキュリティ、画像解析、技術捜査が三位一体で機能し、X線、CT、MRIのようにコストはかかるものの効果は抜群だ。
逆に大馬では警察予算が不足しており、殺人事件への関心も国内ほど高くない。
江遠が担当した案件の多くは現行犯だった。
正直に言って、現行犯でLV3級の専門家を呼べるのは、地方特例や人物特例、死体特例以外にはない。
つまり江遠が大馬の環境に詳しくないという点と、技術手段が適用できないという点はあったが、それらは彼の影響力にほとんど及ばなかった。
国内では既にネット捜査チームが二回転したからだ。
「大規模なパトロール調査は可能ですか? 意思はあるか?」
江遠は新たなファイルを見ながら尋ねた。
鍵仁龍が電話を終えた直後、驚いて言った。
「どの程度の規模ですか? これなら報告が必要です……」
「今回は諦めよう。
」江遠が言う大規模パトロール調査とは、京都市レベルではなく寧台県警組織による数百名の専門家と数千名の補助要員を動員する高度なチームのことだ。
国内では殺人事件に関われば必要に応じて必ず実施される。
鍵仁龍が規模を確認できない以上、江遠も求めなかった。
案件は多いし、一つの事件で大馬警察の力を全て消耗させる必要もない。
ましてやこの事件は解法が複数あるからだ。
「ではいくつかアドバイスを述べようか。
調べてみてください。
」江遠は別の暴力殺人事件を見ていた。
港湾部とは異なり、死者は天台で鈍器で一撃死しており、血痕が少なく他の証跡も少ない。
即時死亡のため血痕分析には苦労するが、それだけではあるまい。
通常のLV2技術員なら凶器の種類や加害者・被害者の位置関係、当時の双方の状態などは容易に特定できる。
しかしより詳細な情報を確認するにはLV3専門家すら不十分で、LV5でも現場情報が不足すれば不可能だ。
江遠が鍵仁龍がボールペンを取り出したのを見ると、「どうぞ」と言った。
「第一に、この殺人事件の加害者と被害者は認識している可能性が高い。
関係は必ずしも良好とは限らないが、少なくとも顔見知りである。
これは現場が屋上であり、二人の足跡が残されていたことから推測できる」
「第二に、犯人の力が強く、死者の頭蓋骨が深刻な凹みを受けていた」
「第三に、凶器は金属製で錆びがあり、線状の傷がある。
これは現場周辺で拾った鉄パイプや鋼管類である可能性が高い。
口径は太めで、特に鋼管と推測される」
江遠が続けた。
「10日前の発生から現在まで放置されれば積年の未解決事件になるだろう。
私は可能な限り人員を動員して凶器を探すべきだと考える。
その直径は拳サイズ以上、長さも50センチ以上で、70-80センチ程度の可能性もある。
隠すのが難しいため、犯人が現場に放置したままかもしれない」
チンニンリュウが躊躇いながら小声で告げた。
「その点については検討済みです。
当時ビル内外のゴミ箱なども捜索しましたが見つかりませんでした」
「再捜査を」江遠は少し厳しく言い放った
彼は長年の刑事経験を持つベテランで、専門チームの核心メンバーであり多くの案件で責任者を務めていた。
チンニンリュウのような外部要員であっても、そのような回答には妥協しない性格だった。
チンニンリュウが驚いて慌てて頷いた
隣に座るカマールディーンは肩を縮めた。
熱帯の東南アジアで清涼な風を感じたようだ
江遠が水を飲みながらしばらく待った後、穏やかに続けた。
「事件現場のビルは古いオフィスビルですね。
内部には監視カメラがないが出入り口には設置されています。
地下駐車場はないため、最近の交通機関を利用する場合でも数百メートル離れている。
凶器を数百メートル運ぶのは目撃者が出るか、あるいはどこかに放置する必要がある」
江遠がチンニンリュウを見やった。
「とにかく見つけるべきだ。
時間は遅いかもしれないが、可能な限り捜索してほしい。
凶器の錆びはおそらく路上で拾った水道管だろう。
犯人が全力で打撃した場合、痕跡が残っている可能性がある」
国内なら江遠は時間をかけて大規模な捜査を実施するだろう。
その結果、凶器の特定と加害者の判明確率が大幅に上がる。
最重要のは、凶器の二次処理や犯人の逃亡可能性を低下させる点だ
しかしマレーシアでは捜索難易度が高く、これ以上は不可能だった
徐タイニンも不在で、捜査に抜け穴があれば機会損失になる
江遠はそう考えながら付け加えた。
「オフィスビル全体と周辺の花壇や店舗を全て調べる必要がある」
「その…必要な捜索令が多すぎます」チンニンリュウが驚いて阻止した
江遠が手を振った。
「とりあえず可能な範囲までやってみて、その後詳細に分析しよう」
この事件の現場には残された手がかりが少なかったし、それほど時間が経過していたため、単に書類だけを頼りに解決する可能性は低い。
そのためにはチームメイトの協力とサポートが必要だった。
海外に出たからこそ国内の組織的整備度と信頼性を感じるようになった。
国内での捜索作戦の場合、徐泰寧を使わなくても通常の警察署長クラスで十分な経験者がいるし、警隊の組織的整備度も疑う余地はない。
24時間365日体制での捜索は当たり前のことだ。
例えば江遠がゴミ山を調べるよう要求した際、雷鑫たちが不満を感じても結局その場に赴いた。
これは多くの国では想像できない光景だ。
上下関係から公的機関まで、組織的整備度と従順性の高いチームは見つからない。
ある伝説的な地域では警察が定時退勤する場合、捜索などできるはずもなく、昼間は形式ばっても夜は虎を山に帰すようなものだ。
鐘仁龍はまた隅っこで電話を連打した。
江遠は茶の湯を飲み干し、立ち上がると「散歩しようか」と言った。
フルーツを食べた人々が賛成し、大勢で賑やかに街を歩き回った。
通り端から逆方向まで歩いていた時、中国人警官が駆け寄ってきた。
カルマルドゥンは即座に笑顔になり江遠を探した。
彼が江遠のそばに近づくと、鐘仁龍はさらに早足でその前に立ちはだかった。
「神様、港湾暴力殺人事件解決しました!犯人が捕まりました!」
鐘仁龍はマレー語で直接話し立ち位置を確保した。
カルマルドゥンは眉根を寄せ聞き耳を立てようとしたが、動きを止めた。
本来ならカマールディンが以前やったように誰も気付かない場所で電話するつもりだったが、今はその場から離れたくない。
もし離れた瞬間にカマールディンが何か不適切な発言をした場合に備えて、手に持ったまま通話していた。
江遠は伸びて体を伸ばし、次のファイルを開いた。
確かに持ち運んだのは数冊だけだが、それらも既に閲覧済み。
初期のスクリーニングで除外したからといって、案件が不可能になるわけではない。
大馬の事件と比べれば国内の積年の未解決事件の方が難しい。
国内ではサイバーセキュリティ、画像解析、技術捜査が三位一体で機能し、X線、CT、MRIのようにコストはかかるものの効果は抜群だ。
逆に大馬では警察予算が不足しており、殺人事件への関心も国内ほど高くない。
江遠が担当した案件の多くは現行犯だった。
正直に言って、現行犯でLV3級の専門家を呼べるのは、地方特例や人物特例、死体特例以外にはない。
つまり江遠が大馬の環境に詳しくないという点と、技術手段が適用できないという点はあったが、それらは彼の影響力にほとんど及ばなかった。
国内では既にネット捜査チームが二回転したからだ。
「大規模なパトロール調査は可能ですか? 意思はあるか?」
江遠は新たなファイルを見ながら尋ねた。
鍵仁龍が電話を終えた直後、驚いて言った。
「どの程度の規模ですか? これなら報告が必要です……」
「今回は諦めよう。
」江遠が言う大規模パトロール調査とは、京都市レベルではなく寧台県警組織による数百名の専門家と数千名の補助要員を動員する高度なチームのことだ。
国内では殺人事件に関われば必要に応じて必ず実施される。
鍵仁龍が規模を確認できない以上、江遠も求めなかった。
案件は多いし、一つの事件で大馬警察の力を全て消耗させる必要もない。
ましてやこの事件は解法が複数あるからだ。
「ではいくつかアドバイスを述べようか。
調べてみてください。
」江遠は別の暴力殺人事件を見ていた。
港湾部とは異なり、死者は天台で鈍器で一撃死しており、血痕が少なく他の証跡も少ない。
即時死亡のため血痕分析には苦労するが、それだけではあるまい。
通常のLV2技術員なら凶器の種類や加害者・被害者の位置関係、当時の双方の状態などは容易に特定できる。
しかしより詳細な情報を確認するにはLV3専門家すら不十分で、LV5でも現場情報が不足すれば不可能だ。
江遠が鍵仁龍がボールペンを取り出したのを見ると、「どうぞ」と言った。
「第一に、この殺人事件の加害者と被害者は認識している可能性が高い。
関係は必ずしも良好とは限らないが、少なくとも顔見知りである。
これは現場が屋上であり、二人の足跡が残されていたことから推測できる」
「第二に、犯人の力が強く、死者の頭蓋骨が深刻な凹みを受けていた」
「第三に、凶器は金属製で錆びがあり、線状の傷がある。
これは現場周辺で拾った鉄パイプや鋼管類である可能性が高い。
口径は太めで、特に鋼管と推測される」
江遠が続けた。
「10日前の発生から現在まで放置されれば積年の未解決事件になるだろう。
私は可能な限り人員を動員して凶器を探すべきだと考える。
その直径は拳サイズ以上、長さも50センチ以上で、70-80センチ程度の可能性もある。
隠すのが難しいため、犯人が現場に放置したままかもしれない」
チンニンリュウが躊躇いながら小声で告げた。
「その点については検討済みです。
当時ビル内外のゴミ箱なども捜索しましたが見つかりませんでした」
「再捜査を」江遠は少し厳しく言い放った
彼は長年の刑事経験を持つベテランで、専門チームの核心メンバーであり多くの案件で責任者を務めていた。
チンニンリュウのような外部要員であっても、そのような回答には妥協しない性格だった。
チンニンリュウが驚いて慌てて頷いた
隣に座るカマールディーンは肩を縮めた。
熱帯の東南アジアで清涼な風を感じたようだ
江遠が水を飲みながらしばらく待った後、穏やかに続けた。
「事件現場のビルは古いオフィスビルですね。
内部には監視カメラがないが出入り口には設置されています。
地下駐車場はないため、最近の交通機関を利用する場合でも数百メートル離れている。
凶器を数百メートル運ぶのは目撃者が出るか、あるいはどこかに放置する必要がある」
江遠がチンニンリュウを見やった。
「とにかく見つけるべきだ。
時間は遅いかもしれないが、可能な限り捜索してほしい。
凶器の錆びはおそらく路上で拾った水道管だろう。
犯人が全力で打撃した場合、痕跡が残っている可能性がある」
国内なら江遠は時間をかけて大規模な捜査を実施するだろう。
その結果、凶器の特定と加害者の判明確率が大幅に上がる。
最重要のは、凶器の二次処理や犯人の逃亡可能性を低下させる点だ
しかしマレーシアでは捜索難易度が高く、これ以上は不可能だった
徐タイニンも不在で、捜査に抜け穴があれば機会損失になる
江遠はそう考えながら付け加えた。
「オフィスビル全体と周辺の花壇や店舗を全て調べる必要がある」
「その…必要な捜索令が多すぎます」チンニンリュウが驚いて阻止した
江遠が手を振った。
「とりあえず可能な範囲までやってみて、その後詳細に分析しよう」
この事件の現場には残された手がかりが少なかったし、それほど時間が経過していたため、単に書類だけを頼りに解決する可能性は低い。
そのためにはチームメイトの協力とサポートが必要だった。
海外に出たからこそ国内の組織的整備度と信頼性を感じるようになった。
国内での捜索作戦の場合、徐泰寧を使わなくても通常の警察署長クラスで十分な経験者がいるし、警隊の組織的整備度も疑う余地はない。
24時間365日体制での捜索は当たり前のことだ。
例えば江遠がゴミ山を調べるよう要求した際、雷鑫たちが不満を感じても結局その場に赴いた。
これは多くの国では想像できない光景だ。
上下関係から公的機関まで、組織的整備度と従順性の高いチームは見つからない。
ある伝説的な地域では警察が定時退勤する場合、捜索などできるはずもなく、昼間は形式ばっても夜は虎を山に帰すようなものだ。
鐘仁龍はまた隅っこで電話を連打した。
江遠は茶の湯を飲み干し、立ち上がると「散歩しようか」と言った。
フルーツを食べた人々が賛成し、大勢で賑やかに街を歩き回った。
通り端から逆方向まで歩いていた時、中国人警官が駆け寄ってきた。
カルマルドゥンは即座に笑顔になり江遠を探した。
彼が江遠のそばに近づくと、鐘仁龍はさらに早足でその前に立ちはだかった。
「神様、港湾暴力殺人事件解決しました!犯人が捕まりました!」
鐘仁龍はマレー語で直接話し立ち位置を確保した。
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(。-人-。)
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