吸血鬼を刺殺した

0100

第0180話 関税払っても私の笑顔買えないが、小方ちゃんの配信視聴で笑える？！

一方は正義の心に従い、一方は自分の「生きていくこと」のために——善悪双方が一言不合で戦闘開始！！

白髪の銀時週元と吸血鬼のホームレスが突進してくる；

週元銀時：「必殺技：浄化の門！！！」

すると週元の手にあるスイカナイフから白光が発射され——

その瞬間、周囲全体に白光が広がり！！

吸血鬼ホームレスと彼の背後のリーリー・ツウムヨウを一瞬で包み込んだ；

ライブ視聴者たち：

「おっ、白画面になってる！？」

「貴方も同じ状態ですか？」

「仮想カメラ壊れましたか？！」

「現地も白画面になったのかな？！」

………

ライブ中の全員が驚愕の瞬間に——

現場では；

「週さん、後ろ二人に誤傷しないように注意してください！！」

「その威力は尋常じゃないわ！」

と三笠アヅキが叫ぶ。

「ねえ、小哥さんの『希望』は私たちにも二つのコピーを分けてくれたんでしょう？」

「なぜこんなに強いのよ！？」

と大叔が嫉妬で狂気を孕んだ声を上げる。

すると突然、悲惨な叫びと共に白光が消滅；

週元の手に戻ってきた——

「あれは……！？」

白光が消えた瞬間、全員が驚愕する；

明らかに銀時週元が放った大技だったからだ——

現場で突進してきた吸血鬼ホームレスは完全に姿を消し——

まるで存在したことすらなかったかのように。

しかし彼の背後のリーリー・ツウムヨウとツウムヨウは無傷——

どころか全身が汚かったものがピカピカに磨き上げられたように。

まるで別人になったようだ；

「ねえ、あなたたちもまだ同じ人ですか？！」

リーリー：「？？！」

ツウムヨウ：「？？！」

「小哥さんの必殺技は自動的にシャワーと洗濯と髪の毛を切ってくれるのかな？」

「私も欲しいわ！！」

大叔が目を輝かせて叫ぶ。

「ほんなら貴方の頭から！」

すると三笠アヅキに暴栗をもらう。

「痛いわー、なぜ叩くのよ？」

と週元はスイカナイフで空中に花びらのように血を散らしながら；

「彼は多くの人を殺したが、心は非常に脆くて悪かったから——」

「だから『希望』が成功して粒子化・光化させたんだ」

「浄化の門は世間の汚れだけを浄化する——」

「美しい心の人々は傷つけられない。

逆に浄化される」

週元はリーリーとツウムヨウを指しながら続けた；

「一方で高位にいるが汚い心の人、一方でホームレスだが清らかな心の人——」

「運良く後者だね」

二人は自分の指を指して困惑しつつ；

週元は矛先を流れる冷汗の大叔に向ける：

「最後に——」

「もし貴方なら——」

「私は勧告する。

『希望』が光粒子化させてしまうかもしれないから、試すなよ」

ライブ視聴者たち：

「週さん！ そのスイカナイフで花びら散らすのやめてください！」

「ツウムヨウさんの髪型がピカピカになりましたね！」

………

ある夜——三つのクライマックスを迎え、希望チームの三人がそれぞれ技を繰り出した。



**は、正義を貫きながらも華麗な必殺技で一撃必殺。

爽やかで熱血な展開が続く。

周元が罪深き乞食吸血鬼を完膚なしきらした直後、魔法少女小方の配信に視聴者が反応する。

小方は「皆さんの感想をお聞かせください」と呼びかけた。

呆然とする観客たちから一斉に花が送り込まれる。

コメント欄では以下のような声が飛び交う：

「銀TMカッコイイ！ 有無！！」

「隊長の名に恥じないわね」

「洞庭爺の卍解がスイカナイフとは…この発想には脱帽」

公子不哥は100万自由通貨を打賞。

「これで見る価値あり！ さらに100万打診だぜ！」

と豪語する。

一方、笑い声に耐え切れず「上層部の土豪が現れた」と指摘するコメントも続出。

視聴者たちは花（10通貨）やケーキ（100通貨）、希少なテディベア（500通貨）を送り続け、3時間で総額1万通貨を超える。

小方は4:6の配分で自身に4千通貨以上が入る計算。

月30日なら12万通貨という大金が手に入る。

一方、実況記者の肖蕾は「自由テレビ局」の新人で月給1500通貨。

副業でこの夜を完全攻略する計画だ。

さらに驚きの展開が発生。

視聴者から2人の野生的土豪が現れる。

彼らは互いに競い合い、最初に登場したのは100万通貨単位の超豪華車両だった。

小方は目を丸くして「これは…」と驚きを隠せない。

公子不哥（2百万通貨）が威張り始めると、500万通貨の狐仙大人が余裕で反撃。

「これくらいどうでもいい」という態度でさらに打賞。

視聴者は一斉に狐仙大人へと集まり、膜拜や交友依頼が殺到する。

公子不哥は怒りを通り越して資金を投入し続けたが、狐仙大人の余裕ある反撃は止まらない。

このバトルは未完のまま続く…