サンタナの奇妙じゃない日常

MC【モンチャック】

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サンタナの奇妙じゃない約束⑨

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サンタナがシスタナのトコは戻ってきました。

『シャンシャン、陳さんと何喋ってたの?』

『ワンワン相撲が強くなる方法だよ。』とサンタナ。

『早くわんぱくワンワン相撲の入会試験のお知らせが来たらいいのにね。』

『うん。シスちゃんそろそろ帰ろっか?』

時間はもう11時過ぎ。
周りの子供達はまだワンプロしたり砂場で遊んだりしている。

『うん。帰る!』

サンタナとシスタナは二足歩行で家に帰りました。

『ただいまぁ』と2人の声。

『おかえりなさい。』ママの声。
家に入ると2人は洗面所に向かい、手洗いとうがいを。

リビングに戻りサンタナが母親に話す。
『さっきね、公園の前に陳さんがお散歩してたからお話したよ。どうしたらワンワン相撲強くなれるのか、聞いたよ!』

『シャンちゃんはホントワンワン相撲が好きなのね。』

『今日公園でワンプロしてた子よりも、シャンシャンの方が強いもんね!』とシスタナ。

しばらくテレビを見て雑談。

『2人ともお昼にしましょっか?今日はサンドウィッチよ。』と母親

『いぬぅー!お腹空いたぁー』とサンタナ
『いぬぅー!』とシスタナ

今日のお昼はサンドウィッチ。

3人『いただきまーす!』

『玉子美味しい!』
『ハムチーズも美味しいよ!』

サンタナとシスタナは大喜び。

サンドウィッチとオレンジジュースをお昼に食べ
エネルギーチャージ完了。

『ごちそうさまでした!』サンタナは何個食べたのかもわからないくらい口に頬張りました。

再びテレビを見ながらまったりタイム。

『ごちそうさまでした!』今度はシスタナが食べ終わりオレンジジュースを飲んでます。

母親も食べ終わり、お昼ご飯の片付けを。

さてさて、今から何しようかな。

しばらくわんぱくワンワン相撲協会からの返事はないので
どうする事も出来ないけど、とりあえず体を動かしたいサンタナ。

『モンタナ君とキャッチボールでもしようかな。』

そう思い立ったらモンタナに電話。

プルルルル。プルルルル。プ ガチャ
『もしもぉーし!』モンタナが出ました。

『もしもし、モンタナ君?シャンちゃんだけど。』

『おぉーサンタナどうしたの?』

『お昼から時間ある?暇ならキャッチボールでもどうかな?と思ってさ』

『いぬぅー!』とモンタナ(注:このいぬぅー!はこの世界では流行語です。)

『じゃぁ14時にいつもの空き地でね!もしかしたらシスちゃんも行くかも知れないよ。』

『了解。じゃぁいつもの空き地で待ってるからまた後で。』

とりあえず昼からの予定は埋まった。シスタナにも予定を聞いてみる。

『シスちゃん、お昼からモンタナ君とキャッチボールするんだけど、シスちゃんも来る?』

『行く!私はバッターね!』ま、いっか。

サンタナが自分の犬小屋に戻り、グローブとボールとバットを探す。

グローブとバットはすぐ見つかったけど、ボールが見つからない。

ボールのありかを脳内再生。

この前母親と持って来いゲームをしてたのを思い出す。
リビングに向かい

『ママぁ!シャンちゃんの野球のボール知らない?この前ママと持って来いゲームした後どうしたっけ?』

『野球のボールなら倉庫にしまったわよ。』

『さすがママ!』そう言うと四足歩行で倉庫に向かい

倉庫の中のダンボールを探す。

ダンボールの中を流すとキラリと光るものが。

サンタナは100円を見つけた!ついでにボールも見つけた!

お金拾った事を母親に伝える。

『ママぁ!倉庫で100円とボール見つけたよ』お金を差し出すサンタナ。

『シャンちゃんは正直者ね!いいわよ。そのお金シャンちゃんにあげるから取っておいてね!』

『いぬぅー!』小さなラッキー。

このお金で今度シスちゃんと駄菓子屋さんに行こう!

そう思い、キャッチボールの準備が終わり
今から空き地に向かいます。

続く



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