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三章 「どうだっていい」
35話
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引き続き、英雄の話だ。
英雄と言うのは別に、何かの実績を収める事で呼ばれる称号のようなものではない。英雄とは生まれつき英雄であって、人間の上位的な種族として見る方が健全だという話だ。
英雄を孕んだ母胎は、本能的にその事を知覚するらしい。それを報告する事で国から補助金を受ける事が出来るようだが、実のところはその補助金を受け取る母はあまりいないらしい。『英雄の母』の称号に刻まれる無意識らしいという考察はあるのだが、真実は今のところ不明である。
ここで閑話休題としておこう。
英雄とは基本的に人間を超越しており、それ単体が戦略級の力を持つものだ。それが二人、激突した場合にはいったいどうなるのだろうか。
その答えがまさに今、王都ムラサメの人々が見ている大画面の中にある。いや、その戦況というものは、ただ闘技場の方を向くだけで知れるだろう。
まずあの中には、英雄が二人と準英雄級の魔術師が十数人いる。英雄は戦うのが仕事であるが、魔術師達の仕事は英雄の戦いの余波が観客や闘技場の外に届かないように結界を張る事だ。
複数人で発動する儀式術式、それを以って巨大なドーム状の結界を作り出している。それを、以ってしても。
片方の英雄は地面を蹴り上げ、粉々に砕いて煙幕とし、視界を奪う。もう片方は視覚に何も異常は無いとばかりに煙幕へ飛び込み、剣を振り抜く。それを読んでいたか、紙一重でその一閃は回避された。
拳圧はそのまま拳大の砲弾だ。振るわれる剣は見た目以上の斬撃を放つ。轟音、剣戟、神話の戦はここにあった。
もはや歓声すら上がらない、一挙手一投足すべての音が王都を支配し尽くした。
半開きの口が乾燥し、粘性の高くなった唾が潤いを求めて喉の奥へと流れてゆく。人は大画面を眺めるだけの人形と成り果てた。
超常を目の当たりにした人は、それまでの人生を省みて己の矮小さを知る。この世には絶対者がいて、自分はそれに踏み潰される蟻のような存在なのだ。
……さて。
英雄の戦いを眺める観衆の中に影がある。
不知火炎真と言う名の魔族。
彼女は、心なしか軽蔑するような目で、英雄を中継する大画面を眺めていた。見た目の上では他と変わらず、言葉を無くして戦いに見入っているようにすら見えるが、見られている本人がそれを見たならばそこに『期待外れ』の感情を覗き見ただろう。
神が実在するこの世界で、やはり宗教というものは発達する。当然のごとくに、英雄を神聖視する宗教もまた存在している。
炎真は期待していた。英雄に対し、神の力を求めていた。そこに力量は関係無かったのだが。
称号【邪神の偽児】が知らしめる。そこに神の力は無い。神に祝福された存在でもない。
単なる人間の上位種族。
……ふと、視線を感じた。
ねっとりと舐めつけるような、不穏な視線。悪意を感じないのが気持ち悪い。
視線の主の位置はすぐにわかった。この気配も覚えている。王都に来た日に感じた少女のものだ。なぜ今? よりによってこの時間に?
否。今だからこそであろう。
誰もが英雄の戦いに注目するこの時だからこそ、彼女は炎真との接触にこの日を選んだ。
この遭遇こそが、此度の騒乱の第一歩だったのかも知れない。
その気配は、すぐ近くまで歩いてきていた。するりするりと、影か蛇かのように人混みをすり抜けて来る様は、どこか夢見めいた光景にも感じられる。特別なスキルは何も使っていない、足音を消す技能のみで誰にも気取られずに移動している。
さて。彼女が俺の方に向かっているのは分かるが、どうしようか。逃げるのは可能ではあるが、また接触しようとして来そうな予感はする。どうせそうなるのならば、話してみてしまうのもありか。
そうなると、ここでするのは少々場所が悪い。
『ついてこい』
唇の動きで少女を煽る。少女は口角を僅かに上げて答えた。
より一層強大な力の奔流が、天空へと渦を巻く。いよいよ本気でやり合うようだ。それと同時に、俺たちは大画面の前を離脱した。
二人ともが小さな体躯であった事が幸いしたか、人に触れずに足音を消して歩くだけで誰にも気付かれずに移動することが可能だった。
どこがいいだろうか、人目につかない方が良い。人の気配を探ってみれば、今は見通しの悪い路地裏にはほとんど人がいなかった。
「ここでいいか」
立ち止まる。彼女も後ろに付いてきていた。振り返る。目が合う。
可愛らしい、と言うよりも、雅な雰囲気の少女である。目の前にあって見失いかねない希薄な存在感は、よもやあの視線の少女とは別人ではないかとすら思わせる。
そして反省する。口を開いてみれば彼女は、紛れもなく彼女だった。
「やっと2人きりになれましたわね。未来の魔王様」
「……別に隠すほどの事じゃないからいいんだが、どこで知ったんだよ、その事」
本来見知らぬ危険人物と二人きりになるのは余りに危険であるのだが、今は周りに人がいない事に安堵した。
全くもって冗談に聞こえない彼女の言葉には、つまりそれだけの確信がある。
「わたくしはシデンの戦士がひとり。英雄とも呼ばれた事がございます。名を、蒼と」
そして話を聞いていない。と言うかなんだ、とんでもない事を言ったな。英雄だと?
「初めて逢った時からずっと、心待ちにしておりました」
何をだ。
警戒を強める。敵意は感じられないとしても、何か思いもよらない事をしでかしそうな気配だ。
まず、魔法の発動を意識した。【水】と【土】の両方の可能性を以て万全の防壁を創造する準備を行う。あらかじめ発動する魔法を組み立てる事で、反射的に発動する事が可能だった。
俺は蒼をまともとは思わない。瞳の奥に湛える狂喜が、まさに常軌を逸した精神性を思わせる。敵意のようなものを感じたならば、この場で斬り殺すつもりですらあった。
「何を、待っていたって?」
「強敵を」
熱気。
爬虫類のごとく縦長に裂けた瞳孔が、俺の全身を刺し貫く。早鐘を鳴らす心臓の鼓動が、この英雄の危険度を報せる。
攻撃の動作は見られないが、それでも殺気ばかりが表へと漏れ出していた。
「他の英雄のかたがたが、誰も殺し合ってくれないのですもの。ずっと退屈しておりました」
貴女なら、受け止めてくれるでしょう?
止めどなき闘争への好奇、未だ知らぬ“魔王候補”への興味。かつての生存競争では味わうことの無い感情。
英雄の激突に沸く王都の、誰も見ることなきその一角。
もうひとつの神話が、始まった。
英雄と言うのは別に、何かの実績を収める事で呼ばれる称号のようなものではない。英雄とは生まれつき英雄であって、人間の上位的な種族として見る方が健全だという話だ。
英雄を孕んだ母胎は、本能的にその事を知覚するらしい。それを報告する事で国から補助金を受ける事が出来るようだが、実のところはその補助金を受け取る母はあまりいないらしい。『英雄の母』の称号に刻まれる無意識らしいという考察はあるのだが、真実は今のところ不明である。
ここで閑話休題としておこう。
英雄とは基本的に人間を超越しており、それ単体が戦略級の力を持つものだ。それが二人、激突した場合にはいったいどうなるのだろうか。
その答えがまさに今、王都ムラサメの人々が見ている大画面の中にある。いや、その戦況というものは、ただ闘技場の方を向くだけで知れるだろう。
まずあの中には、英雄が二人と準英雄級の魔術師が十数人いる。英雄は戦うのが仕事であるが、魔術師達の仕事は英雄の戦いの余波が観客や闘技場の外に届かないように結界を張る事だ。
複数人で発動する儀式術式、それを以って巨大なドーム状の結界を作り出している。それを、以ってしても。
片方の英雄は地面を蹴り上げ、粉々に砕いて煙幕とし、視界を奪う。もう片方は視覚に何も異常は無いとばかりに煙幕へ飛び込み、剣を振り抜く。それを読んでいたか、紙一重でその一閃は回避された。
拳圧はそのまま拳大の砲弾だ。振るわれる剣は見た目以上の斬撃を放つ。轟音、剣戟、神話の戦はここにあった。
もはや歓声すら上がらない、一挙手一投足すべての音が王都を支配し尽くした。
半開きの口が乾燥し、粘性の高くなった唾が潤いを求めて喉の奥へと流れてゆく。人は大画面を眺めるだけの人形と成り果てた。
超常を目の当たりにした人は、それまでの人生を省みて己の矮小さを知る。この世には絶対者がいて、自分はそれに踏み潰される蟻のような存在なのだ。
……さて。
英雄の戦いを眺める観衆の中に影がある。
不知火炎真と言う名の魔族。
彼女は、心なしか軽蔑するような目で、英雄を中継する大画面を眺めていた。見た目の上では他と変わらず、言葉を無くして戦いに見入っているようにすら見えるが、見られている本人がそれを見たならばそこに『期待外れ』の感情を覗き見ただろう。
神が実在するこの世界で、やはり宗教というものは発達する。当然のごとくに、英雄を神聖視する宗教もまた存在している。
炎真は期待していた。英雄に対し、神の力を求めていた。そこに力量は関係無かったのだが。
称号【邪神の偽児】が知らしめる。そこに神の力は無い。神に祝福された存在でもない。
単なる人間の上位種族。
……ふと、視線を感じた。
ねっとりと舐めつけるような、不穏な視線。悪意を感じないのが気持ち悪い。
視線の主の位置はすぐにわかった。この気配も覚えている。王都に来た日に感じた少女のものだ。なぜ今? よりによってこの時間に?
否。今だからこそであろう。
誰もが英雄の戦いに注目するこの時だからこそ、彼女は炎真との接触にこの日を選んだ。
この遭遇こそが、此度の騒乱の第一歩だったのかも知れない。
その気配は、すぐ近くまで歩いてきていた。するりするりと、影か蛇かのように人混みをすり抜けて来る様は、どこか夢見めいた光景にも感じられる。特別なスキルは何も使っていない、足音を消す技能のみで誰にも気取られずに移動している。
さて。彼女が俺の方に向かっているのは分かるが、どうしようか。逃げるのは可能ではあるが、また接触しようとして来そうな予感はする。どうせそうなるのならば、話してみてしまうのもありか。
そうなると、ここでするのは少々場所が悪い。
『ついてこい』
唇の動きで少女を煽る。少女は口角を僅かに上げて答えた。
より一層強大な力の奔流が、天空へと渦を巻く。いよいよ本気でやり合うようだ。それと同時に、俺たちは大画面の前を離脱した。
二人ともが小さな体躯であった事が幸いしたか、人に触れずに足音を消して歩くだけで誰にも気付かれずに移動することが可能だった。
どこがいいだろうか、人目につかない方が良い。人の気配を探ってみれば、今は見通しの悪い路地裏にはほとんど人がいなかった。
「ここでいいか」
立ち止まる。彼女も後ろに付いてきていた。振り返る。目が合う。
可愛らしい、と言うよりも、雅な雰囲気の少女である。目の前にあって見失いかねない希薄な存在感は、よもやあの視線の少女とは別人ではないかとすら思わせる。
そして反省する。口を開いてみれば彼女は、紛れもなく彼女だった。
「やっと2人きりになれましたわね。未来の魔王様」
「……別に隠すほどの事じゃないからいいんだが、どこで知ったんだよ、その事」
本来見知らぬ危険人物と二人きりになるのは余りに危険であるのだが、今は周りに人がいない事に安堵した。
全くもって冗談に聞こえない彼女の言葉には、つまりそれだけの確信がある。
「わたくしはシデンの戦士がひとり。英雄とも呼ばれた事がございます。名を、蒼と」
そして話を聞いていない。と言うかなんだ、とんでもない事を言ったな。英雄だと?
「初めて逢った時からずっと、心待ちにしておりました」
何をだ。
警戒を強める。敵意は感じられないとしても、何か思いもよらない事をしでかしそうな気配だ。
まず、魔法の発動を意識した。【水】と【土】の両方の可能性を以て万全の防壁を創造する準備を行う。あらかじめ発動する魔法を組み立てる事で、反射的に発動する事が可能だった。
俺は蒼をまともとは思わない。瞳の奥に湛える狂喜が、まさに常軌を逸した精神性を思わせる。敵意のようなものを感じたならば、この場で斬り殺すつもりですらあった。
「何を、待っていたって?」
「強敵を」
熱気。
爬虫類のごとく縦長に裂けた瞳孔が、俺の全身を刺し貫く。早鐘を鳴らす心臓の鼓動が、この英雄の危険度を報せる。
攻撃の動作は見られないが、それでも殺気ばかりが表へと漏れ出していた。
「他の英雄のかたがたが、誰も殺し合ってくれないのですもの。ずっと退屈しておりました」
貴女なら、受け止めてくれるでしょう?
止めどなき闘争への好奇、未だ知らぬ“魔王候補”への興味。かつての生存競争では味わうことの無い感情。
英雄の激突に沸く王都の、誰も見ることなきその一角。
もうひとつの神話が、始まった。
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