30 / 35
三章 「どうだっていい」
30話
しおりを挟む
ここらでひとつ、【英雄】の話でもしておこうか。
英雄と聞くと、人外じみた膂力と戦闘センスを持つ、人類の守護者みたいなイメージがあるのだが、ここ【A'camlayenn】における英雄のイメージもだいたいそんな感じだ。
ただ少し違うのは、【英雄】は別に人類の守護者では無いと言う事と、別に人外と呼べる程の強さでも無いと言う事か。
冒険者のランクで言うならばSの上位程度。たかだか人間離れを始めるくらいの強さである。どんな小国にも2、3人はいる。
しかし、だ。
その英雄が百や二百いれば、取り敢えず一国軍を蹂躙できるだろう。英雄が弱いみたいに言ってはみたが、Sランクの上位と言えば、旅団一つを動員して勝てるかどうかと言ったところなのだから。
「見えてきましたよ。王都です」
そして今、俺たちがいるこの国シデンこそが、【A'camlayenn】において最も多くの英雄を生み出してきた国。驚くなかれ、歴史を見ればその数は千を超える。
今ですら十人を超える英雄がいると言う。
そんな国ですら軍事力においては及ばぬ国があると言うのだから、全くもって世界は広い。
閑話休題。
クダ村からシモンの街へ向かう馬車に乗せてもらい、更にシモンのギルドで王都ムラサメへの荷馬車の護衛依頼を受け、なんだかんだであれから七日くらい経っている。野盗の類いも少なく、平和な道のりである。
あ、ちなみにリリスは馬車に酔ってグロッキー状態になっている。もうすぐ王都に着くようだから、暫く耐えていてもらいたいが……
「……エンマさん、そろそろやばいです」
ごろんと横に寝転がっているリリスの顔色は、ちょっと洒落にならないくらいに青くなっていた。
「ああ….…もう無理か?」
「無理です死にます」
「いや死ぬなって。ちょっと待ってろ、今【闇属性魔法】かけるから」
「お願いしま……う゛っ」
リリスから女の子として出してはいけない類いの声が出た。早く何とかしなければ。
リリスの額に指先を当て、効果をイメージしながら魔力を集める。次いで魔力を闇属性へと変換し、意識にアクセス。酔いの感覚を無理矢理に書き換え、平常に近い状態にする。
もちろん、これは魔法によって意識を捻じ曲げているような状態であるため、やはり宿がとれたら解除する予定ではあるが。取り敢えず王都に着くまでは保つだろう。
「おおう、たかだか馬車酔いのためだけに魔法使うのかよ」
「仕方が無いだろう。何故だか酔い止めの薬も効かないんだから」
魔法をかけている様子を見て話しかけて来たのは、俺たちと同じく荷馬車の護衛の依頼を受けていた冒険者のケレン。リリスと同じCランクらしい。
ざんばら髮の粗野な印象を受ける男だが、ここ数日間見てみた限りでは、あまり悪い奴では無さそうだ。休憩中や野営にそこそこ話して、それなりに仲良くなっている。
また、俺の姿を見ても何も言わない事も好印象である。
「まあ、あの薬はひでえくらいに個人差があるからな」
「そうなのか?」
「ああ。ダチから効くって聞いて俺も飲んでみたが、全く効かなかった。馬車に乗ってる最中に外にぶち撒けたよ」
「そりゃひでえ」
俺とケレンはそんな風に談笑していた。護衛依頼で荷馬車に乗っている俺たちだが、流石に王都の間近で馬車から略奪する野盗はいない。 一応気を張り巡らせて気配を探ってはいるが、半径200m圏内には俺たちと御者、そして依頼主の商人以外の気配は感じ取れない。
あと四、五分もすればムラサメに着く。気を緩めるつもりは無いが、気楽にその道中を待っていた。
「ところでよ、エンマ」
「ん、なんだ?」
「お前らはよ、ムラサメに着いたら何するつもりだ?」
唐突な問いだった。ケレンは変わらず気軽な様子でそう言った。
おそらく深い意味は無いだろう。俺も気軽に答えた。
「特に決めていないが、まあ観光と、何かイベントがあれば見物するくらいだな。で、なんだっていきなりそんな事を?」
「いやなに、随分と腕が立つようだったからな。もしや一巡後の武闘大会に出るのかと思って、そうだとしたらそれまでどう過ごすのかと」
「へえ、武闘大会」
初耳だった。シモンでもうちょっと情報収集をしていたら聞けただろう事だな。
「ケレンは出るのか?」
「おう。ムラサメの武闘大会と言やあ、とんでもない猛者共が集まるって話だからな。更に今年は、あの英雄までもが参加するって噂だ」
「英雄、か……」
出ない訳が無えよ。ケレンはそう締めくくった。
思案する。正直言って武闘大会に出る気はあんまり無いのだが、シデンの英雄の実力と言うのはなかなか気になるところだ。
街並みを眺めて日本と関係があるのかを調べる他は何もする事が無い俺としては、出ても良いかもとは思う。
横目にリリスを見てみる。酔いはなんとか誤魔化されている感じで、俺とケレンの会話も聞いていたようだ。
「なあ、リリスはどうだ、武闘大会」
「そうですね。腕試しにもいい感じですし、私はちょっと興味あります」
「決まりだな」
リリスも難色を示さないのであれば、およそ出ても問題は無い。
「武闘大会、出場してみるか」
商人が門兵に売買許可書を見せ、俺たちを乗せた馬車は、ついにムラサメへと入場した。
英雄と聞くと、人外じみた膂力と戦闘センスを持つ、人類の守護者みたいなイメージがあるのだが、ここ【A'camlayenn】における英雄のイメージもだいたいそんな感じだ。
ただ少し違うのは、【英雄】は別に人類の守護者では無いと言う事と、別に人外と呼べる程の強さでも無いと言う事か。
冒険者のランクで言うならばSの上位程度。たかだか人間離れを始めるくらいの強さである。どんな小国にも2、3人はいる。
しかし、だ。
その英雄が百や二百いれば、取り敢えず一国軍を蹂躙できるだろう。英雄が弱いみたいに言ってはみたが、Sランクの上位と言えば、旅団一つを動員して勝てるかどうかと言ったところなのだから。
「見えてきましたよ。王都です」
そして今、俺たちがいるこの国シデンこそが、【A'camlayenn】において最も多くの英雄を生み出してきた国。驚くなかれ、歴史を見ればその数は千を超える。
今ですら十人を超える英雄がいると言う。
そんな国ですら軍事力においては及ばぬ国があると言うのだから、全くもって世界は広い。
閑話休題。
クダ村からシモンの街へ向かう馬車に乗せてもらい、更にシモンのギルドで王都ムラサメへの荷馬車の護衛依頼を受け、なんだかんだであれから七日くらい経っている。野盗の類いも少なく、平和な道のりである。
あ、ちなみにリリスは馬車に酔ってグロッキー状態になっている。もうすぐ王都に着くようだから、暫く耐えていてもらいたいが……
「……エンマさん、そろそろやばいです」
ごろんと横に寝転がっているリリスの顔色は、ちょっと洒落にならないくらいに青くなっていた。
「ああ….…もう無理か?」
「無理です死にます」
「いや死ぬなって。ちょっと待ってろ、今【闇属性魔法】かけるから」
「お願いしま……う゛っ」
リリスから女の子として出してはいけない類いの声が出た。早く何とかしなければ。
リリスの額に指先を当て、効果をイメージしながら魔力を集める。次いで魔力を闇属性へと変換し、意識にアクセス。酔いの感覚を無理矢理に書き換え、平常に近い状態にする。
もちろん、これは魔法によって意識を捻じ曲げているような状態であるため、やはり宿がとれたら解除する予定ではあるが。取り敢えず王都に着くまでは保つだろう。
「おおう、たかだか馬車酔いのためだけに魔法使うのかよ」
「仕方が無いだろう。何故だか酔い止めの薬も効かないんだから」
魔法をかけている様子を見て話しかけて来たのは、俺たちと同じく荷馬車の護衛の依頼を受けていた冒険者のケレン。リリスと同じCランクらしい。
ざんばら髮の粗野な印象を受ける男だが、ここ数日間見てみた限りでは、あまり悪い奴では無さそうだ。休憩中や野営にそこそこ話して、それなりに仲良くなっている。
また、俺の姿を見ても何も言わない事も好印象である。
「まあ、あの薬はひでえくらいに個人差があるからな」
「そうなのか?」
「ああ。ダチから効くって聞いて俺も飲んでみたが、全く効かなかった。馬車に乗ってる最中に外にぶち撒けたよ」
「そりゃひでえ」
俺とケレンはそんな風に談笑していた。護衛依頼で荷馬車に乗っている俺たちだが、流石に王都の間近で馬車から略奪する野盗はいない。 一応気を張り巡らせて気配を探ってはいるが、半径200m圏内には俺たちと御者、そして依頼主の商人以外の気配は感じ取れない。
あと四、五分もすればムラサメに着く。気を緩めるつもりは無いが、気楽にその道中を待っていた。
「ところでよ、エンマ」
「ん、なんだ?」
「お前らはよ、ムラサメに着いたら何するつもりだ?」
唐突な問いだった。ケレンは変わらず気軽な様子でそう言った。
おそらく深い意味は無いだろう。俺も気軽に答えた。
「特に決めていないが、まあ観光と、何かイベントがあれば見物するくらいだな。で、なんだっていきなりそんな事を?」
「いやなに、随分と腕が立つようだったからな。もしや一巡後の武闘大会に出るのかと思って、そうだとしたらそれまでどう過ごすのかと」
「へえ、武闘大会」
初耳だった。シモンでもうちょっと情報収集をしていたら聞けただろう事だな。
「ケレンは出るのか?」
「おう。ムラサメの武闘大会と言やあ、とんでもない猛者共が集まるって話だからな。更に今年は、あの英雄までもが参加するって噂だ」
「英雄、か……」
出ない訳が無えよ。ケレンはそう締めくくった。
思案する。正直言って武闘大会に出る気はあんまり無いのだが、シデンの英雄の実力と言うのはなかなか気になるところだ。
街並みを眺めて日本と関係があるのかを調べる他は何もする事が無い俺としては、出ても良いかもとは思う。
横目にリリスを見てみる。酔いはなんとか誤魔化されている感じで、俺とケレンの会話も聞いていたようだ。
「なあ、リリスはどうだ、武闘大会」
「そうですね。腕試しにもいい感じですし、私はちょっと興味あります」
「決まりだな」
リリスも難色を示さないのであれば、およそ出ても問題は無い。
「武闘大会、出場してみるか」
商人が門兵に売買許可書を見せ、俺たちを乗せた馬車は、ついにムラサメへと入場した。
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる