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二章 「初めて会った時から」
22話
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セシリアの表情が歪む。その表情が湛えるものは、憤怒か悲哀か、それとも困惑か。
セシリアには、到底許容できない事だった。人族に好意を持つ事が。ずっと、憎まなければ保てなかったから。
だけどこのまま、人族に憎しみしか持ちたくないと言う事は、悲しい事だと思う。当然俺の価値観だ、強要はできない。
だが、今のセシリアにはそれが必要だ。誰だって、憎しみだけで心を保つ事なんて出来ないし、復讐の意思だけで生きてなんていけない。
そしてこれは、セシリア自身が乗り越えなければならない問題だ。例えば、俺に洗脳の能力があったとして、それでセシリアに認めさせても、それは解決したとは言えないから。
セシリアは呟く。
「私が、好きだって? 人族を? あり得ない。私は人族が嫌いだし憎んでる。でも……」
思っている事が口から出ているとは、今のセシリアの状態を言うのだろう。そしてそれは、セシリアのまぎれもない本心。
もしも、心の底から人族が嫌いで憎いのなら、セシリアが葛藤する事は無いだろう。逆もまた然りだ。
初めに親を亡くした悲しみがあって、アルバートへの怒りがあって、そして人族への恨みに転じた。やがてその恨みは、魔族を否定する風潮を作った人族を憎まなければ自己を保てない程に大きくなった。
とは言っても、これは俺の想像でしか無い。実際のところは、全く違うのかも知れない。
独りよがり。つまるところ、俺はそれでセシリアを苦しませていると言う事になるのだろう。しかし……いや、だからこそ俺は間違っていると思ってはならない。
独りよがりの偽善だからこそ、何より自分で疑ってはならない。
「別に友情じゃなくたっていい。良い表情をする客と言う認識だけでも良い。セシリア。お前は、少なくともリリスは恨みたいと思えなかったんじゃ無いか?」
「……恨みたいと思えない?」
セシリアがぴたりと止まった。
得心がいったとか、そんな感じでは無いな。どちらかと言えば、考え過ぎてフリーズしたような感じだ。
俺の主観の下で、話を続ける。
「あの時、侵攻を起こした時だ。お前は闇魔法でリリスの行動を縛って、見事に俺を拘束した。俺がリリスを死なせる訳が無いと確信していたから」
そう、セシリアはリリスを殺したく無かった。リリスは貧弱な人族で、仮に侵攻に立ち向かったとすれば、直ぐに命を落とす事は明白だったから。
だからこそ、誰よりもリリスを殺せない俺を使った。他でもない、リリスを死なせない為に。
「そうなんだろ、セシリア」
「……ははっ」
乾いた笑み。
今までのどんな声よりも無感情で、まるで底なしの崖を眺めているようだった。
「そうかもね。もしかしたら私は、私も気付かない内にリリスちゃんが好きだったのかも知れない」
その声には、何故か諦めの念すら込められていて。
セシリアの独白。
「人族に、私はもう少し期待していたんだろうね。もしかしたら友達になれるかも、仲良くなれるかもって。結局、人族を憎みきれなかったんだ」
「違うだろ。そもそも人族と言う全体を、お前は憎みきれる訳が無かったんだよ」
「……それはどうして?」
セシリアは、その答えを理解している。既に自分の本心に気付いていて、それを認めたくない自分がこの反応をさせている。
感情と言うのは、理屈でどうこうできるものでは無い。説明なんて、するだけ無意味なのだと俺は思っている。
だが、セシリアにはそれが必要だった。意味の無い問題に対する、明確な意味のある解答が。
「セシリアは、母親を憎めるか?」
「……憎む訳ないだろ、私を産んでくれた恩人なんだ」
「だが、その母親も人族だ」
なんて事は無い、既にセシリアには『好きな人族』が居るのだ。今更それが一人増えたところで、大して変わりは無いと言う事。
答えは、今すぐに出せるものでは無いだろう。こんな一時の問答でそれまでの人生を覆ってもらったら、俺が困る。いや、困る事は何も無いのだが。
セシリアは呻く。それは葛藤から来るものかは分からない。
「もうすぐ、半刻が経つ」
扉の外に気配。間違いなくセルゲイのものだろう。それくらいの時間も経っている気はするし。
欲を言えば、もう少し話をしておきたかったが、これも初めから無理を言っての面会だったんだ。これ以上を求めればバチが当たる。
更にはこれから先、リェリェンはもっと忙しい事になるだろう。ギルドマスターであるセルゲイもそれは例外では無い。
気配が止まり、直後に金属の扉が開く。
「時間だよ」
拘留所に入って来たセルゲイは、その一言を淡々と言った。
俺はセルゲイの指示に従い、セシリアに背を向け、拘留所を出る。
「エンマちゃん」
呼び止める声。言わずもがな、セシリアのだ。
「またね」
「ああ」
セシリアとて、話したい事があったのは同じなのだろう。だがそれを堪え、俺とセシリアは最後にそれだけを交わした。
セルゲイが扉を閉め、鍵がかかった事を確認する。
「話したい事は話せたかい?」
「ええ、まあ」
「なら良かった。さて、前に言った通り、ここは極秘の施設だ。くれぐれも口外しないように」
「分かりました」
セルゲイに再度口止めされてから、俺たちはこの拘留所を去った。
この後、セシリアがどうなったのか、俺には知る由も無い。
ここには、もう来る事は無いだろう。セシリアの処罰は、何故かアルバートと言う名の冒険者に一任される事になっているし。
思わずため息をつく。
色んな事があった数日間だった。
リリスと出会い、冒険者に登録してガズルドに絡まれて、セシリアは魔族とのハーフで。そして侵攻があって。
更に、今思えばこその謎だってある。
まあ、考えていたってキリが無いからな。ここで思考停止しておこう。
なんて思ってると、いつの間にかギルドに着いていた。
「それじゃあ、仕事もあるから私はこれで。縁があればまた」
「仕事もって……ええ、会わざるを得ない時には」
「あれ、私って嫌われてる?」
俺がそれに答える前に、音も無く忍び寄って来た受付嬢に首根っこを掴まれて引き摺られて行った。
周りの人が『またか……』って感じの反応をしているから、あれがいつも通りなのだろう。
さて、俺も手持ち無沙汰になってきたし、リリスの様子を見に行かなきゃならんしな。そろそろ宿屋に帰るか。
セルゲイが奥の部屋に消えていくのを見届けて、俺は踵を返して宿屋の方向を向いた、が。
「よお、エンマとか言ったか? 三日ぶりだなあ」
「えっと、ガズルドだったか? Cランクの」
「覚えてもらえてるたぁ、光栄だな」
大剣を抱えた大柄な男。初めて会った時より装備は悪くなっているが、その気配は以前と比較にならない。
それに、今回はあの取り巻きもいないようだった。
「だがCランクってのは訂正させろ。こないだの侵攻でBランクに昇格したんでな」
「そいつは良かったな。おめでとう。で、そのBランクになったガズルドが俺に何の用だ?」
こんな時に来るのだ、何かガズルドにとって重要な理由がある筈。
「別に大した事じゃ無え。俺は今日か明日、この街を出て行く予定なんだ」
ガズルドが大剣を構える。
俺もそれに合わせ、身構えた。
「その前に、てめえと手合わせしときたかったんだ。どんくらいの力の差があるかを知りてえ」
「……【ストレージ】」
前のような下卑た笑みではなく、純粋な戦闘者の表情。油断を全て取り払った、強者の表情だ。
俺も、敬意を表そう。
空間魔法【ストレージ】から、ある武器を取り出す。
「……いいじゃねえか。
なあ、ここだと周りに被害が出るだろ、平原で戦ろうぜ」
「ああ、そうだな」
俺の返事を合図にしたように、ガズルドは門の方へ駆けた。
それに続き、俺もガズルドの後を追う。街の人から怪訝な表情を向けられるが、お構いなしのようだ。
「ここなら良いだろ」
数分後、俺とガズルドはリェリェンから大分離れた平原に立っていた。
得物を構え、お互いに向き合う。
「さて、始めようか」
「おう。行くぞ、エンマぁ!」
ガズルドが大剣を、水平に構えた。
セシリアには、到底許容できない事だった。人族に好意を持つ事が。ずっと、憎まなければ保てなかったから。
だけどこのまま、人族に憎しみしか持ちたくないと言う事は、悲しい事だと思う。当然俺の価値観だ、強要はできない。
だが、今のセシリアにはそれが必要だ。誰だって、憎しみだけで心を保つ事なんて出来ないし、復讐の意思だけで生きてなんていけない。
そしてこれは、セシリア自身が乗り越えなければならない問題だ。例えば、俺に洗脳の能力があったとして、それでセシリアに認めさせても、それは解決したとは言えないから。
セシリアは呟く。
「私が、好きだって? 人族を? あり得ない。私は人族が嫌いだし憎んでる。でも……」
思っている事が口から出ているとは、今のセシリアの状態を言うのだろう。そしてそれは、セシリアのまぎれもない本心。
もしも、心の底から人族が嫌いで憎いのなら、セシリアが葛藤する事は無いだろう。逆もまた然りだ。
初めに親を亡くした悲しみがあって、アルバートへの怒りがあって、そして人族への恨みに転じた。やがてその恨みは、魔族を否定する風潮を作った人族を憎まなければ自己を保てない程に大きくなった。
とは言っても、これは俺の想像でしか無い。実際のところは、全く違うのかも知れない。
独りよがり。つまるところ、俺はそれでセシリアを苦しませていると言う事になるのだろう。しかし……いや、だからこそ俺は間違っていると思ってはならない。
独りよがりの偽善だからこそ、何より自分で疑ってはならない。
「別に友情じゃなくたっていい。良い表情をする客と言う認識だけでも良い。セシリア。お前は、少なくともリリスは恨みたいと思えなかったんじゃ無いか?」
「……恨みたいと思えない?」
セシリアがぴたりと止まった。
得心がいったとか、そんな感じでは無いな。どちらかと言えば、考え過ぎてフリーズしたような感じだ。
俺の主観の下で、話を続ける。
「あの時、侵攻を起こした時だ。お前は闇魔法でリリスの行動を縛って、見事に俺を拘束した。俺がリリスを死なせる訳が無いと確信していたから」
そう、セシリアはリリスを殺したく無かった。リリスは貧弱な人族で、仮に侵攻に立ち向かったとすれば、直ぐに命を落とす事は明白だったから。
だからこそ、誰よりもリリスを殺せない俺を使った。他でもない、リリスを死なせない為に。
「そうなんだろ、セシリア」
「……ははっ」
乾いた笑み。
今までのどんな声よりも無感情で、まるで底なしの崖を眺めているようだった。
「そうかもね。もしかしたら私は、私も気付かない内にリリスちゃんが好きだったのかも知れない」
その声には、何故か諦めの念すら込められていて。
セシリアの独白。
「人族に、私はもう少し期待していたんだろうね。もしかしたら友達になれるかも、仲良くなれるかもって。結局、人族を憎みきれなかったんだ」
「違うだろ。そもそも人族と言う全体を、お前は憎みきれる訳が無かったんだよ」
「……それはどうして?」
セシリアは、その答えを理解している。既に自分の本心に気付いていて、それを認めたくない自分がこの反応をさせている。
感情と言うのは、理屈でどうこうできるものでは無い。説明なんて、するだけ無意味なのだと俺は思っている。
だが、セシリアにはそれが必要だった。意味の無い問題に対する、明確な意味のある解答が。
「セシリアは、母親を憎めるか?」
「……憎む訳ないだろ、私を産んでくれた恩人なんだ」
「だが、その母親も人族だ」
なんて事は無い、既にセシリアには『好きな人族』が居るのだ。今更それが一人増えたところで、大して変わりは無いと言う事。
答えは、今すぐに出せるものでは無いだろう。こんな一時の問答でそれまでの人生を覆ってもらったら、俺が困る。いや、困る事は何も無いのだが。
セシリアは呻く。それは葛藤から来るものかは分からない。
「もうすぐ、半刻が経つ」
扉の外に気配。間違いなくセルゲイのものだろう。それくらいの時間も経っている気はするし。
欲を言えば、もう少し話をしておきたかったが、これも初めから無理を言っての面会だったんだ。これ以上を求めればバチが当たる。
更にはこれから先、リェリェンはもっと忙しい事になるだろう。ギルドマスターであるセルゲイもそれは例外では無い。
気配が止まり、直後に金属の扉が開く。
「時間だよ」
拘留所に入って来たセルゲイは、その一言を淡々と言った。
俺はセルゲイの指示に従い、セシリアに背を向け、拘留所を出る。
「エンマちゃん」
呼び止める声。言わずもがな、セシリアのだ。
「またね」
「ああ」
セシリアとて、話したい事があったのは同じなのだろう。だがそれを堪え、俺とセシリアは最後にそれだけを交わした。
セルゲイが扉を閉め、鍵がかかった事を確認する。
「話したい事は話せたかい?」
「ええ、まあ」
「なら良かった。さて、前に言った通り、ここは極秘の施設だ。くれぐれも口外しないように」
「分かりました」
セルゲイに再度口止めされてから、俺たちはこの拘留所を去った。
この後、セシリアがどうなったのか、俺には知る由も無い。
ここには、もう来る事は無いだろう。セシリアの処罰は、何故かアルバートと言う名の冒険者に一任される事になっているし。
思わずため息をつく。
色んな事があった数日間だった。
リリスと出会い、冒険者に登録してガズルドに絡まれて、セシリアは魔族とのハーフで。そして侵攻があって。
更に、今思えばこその謎だってある。
まあ、考えていたってキリが無いからな。ここで思考停止しておこう。
なんて思ってると、いつの間にかギルドに着いていた。
「それじゃあ、仕事もあるから私はこれで。縁があればまた」
「仕事もって……ええ、会わざるを得ない時には」
「あれ、私って嫌われてる?」
俺がそれに答える前に、音も無く忍び寄って来た受付嬢に首根っこを掴まれて引き摺られて行った。
周りの人が『またか……』って感じの反応をしているから、あれがいつも通りなのだろう。
さて、俺も手持ち無沙汰になってきたし、リリスの様子を見に行かなきゃならんしな。そろそろ宿屋に帰るか。
セルゲイが奥の部屋に消えていくのを見届けて、俺は踵を返して宿屋の方向を向いた、が。
「よお、エンマとか言ったか? 三日ぶりだなあ」
「えっと、ガズルドだったか? Cランクの」
「覚えてもらえてるたぁ、光栄だな」
大剣を抱えた大柄な男。初めて会った時より装備は悪くなっているが、その気配は以前と比較にならない。
それに、今回はあの取り巻きもいないようだった。
「だがCランクってのは訂正させろ。こないだの侵攻でBランクに昇格したんでな」
「そいつは良かったな。おめでとう。で、そのBランクになったガズルドが俺に何の用だ?」
こんな時に来るのだ、何かガズルドにとって重要な理由がある筈。
「別に大した事じゃ無え。俺は今日か明日、この街を出て行く予定なんだ」
ガズルドが大剣を構える。
俺もそれに合わせ、身構えた。
「その前に、てめえと手合わせしときたかったんだ。どんくらいの力の差があるかを知りてえ」
「……【ストレージ】」
前のような下卑た笑みではなく、純粋な戦闘者の表情。油断を全て取り払った、強者の表情だ。
俺も、敬意を表そう。
空間魔法【ストレージ】から、ある武器を取り出す。
「……いいじゃねえか。
なあ、ここだと周りに被害が出るだろ、平原で戦ろうぜ」
「ああ、そうだな」
俺の返事を合図にしたように、ガズルドは門の方へ駆けた。
それに続き、俺もガズルドの後を追う。街の人から怪訝な表情を向けられるが、お構いなしのようだ。
「ここなら良いだろ」
数分後、俺とガズルドはリェリェンから大分離れた平原に立っていた。
得物を構え、お互いに向き合う。
「さて、始めようか」
「おう。行くぞ、エンマぁ!」
ガズルドが大剣を、水平に構えた。
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