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「なぁ、れいあ」
レンが声をかけてきた
「そろそろ飛空艇買わね?」
「…………なんでだよ」
いや、言いたいことはわかってる
「なんでって……………今の時代航海とか流行らねえだろ!!!!!!」
だと思った。
今の時代、船は空を飛ぶものであって
海に浮かぶものでは無い
「つってもさー、どこにそんな金があんだよ」
「んなもんどっか襲えばいいだろ」
「また海軍と揉めるのはごめんだぞ」
今の時代ホントに海を旅する者は少数だ
だから各国の海軍はほとんどおれたちのタメにあるようなものだ。
「馬鹿言えよ、あんな金使ってもらえてないような船襲ってもなんもねえよ」
なら他に何があんだよ………
全く検討のつかないおれは暫く答えを探していた
それを楽しそうに眺めるレンに段々腹が立ってきてとりあえず腹いせにクスグリの呪文をかけた
「レン、はやく教えろ。そしたら解いてやる」
苦しそうに笑いを堪えながらレンは
「わかった、わかったから」と連呼していた
しょうがなく解いてやるとようやく教えてくれた
「飛空艇を奪うんだよ」
………………!?!?!?!?!?
「はぁ!?!?!?」
「すげえだろ!」
コイツ、突拍子も無い事を言うなとむしろ感心するレベルだ
「あのな、おれらは海に浮かんでるんだ
空では無い」
どうやって空に浮かぶものを奪うって言うんだ
「馬鹿だな、れいあ。離陸する前のを狙うんだよ」
浅はかだ、実に浅はか……
「考えてみろ、この船には誰がいる?
おれとおまえ、それとおれたちの獣臣だけだ」
獣臣…まあ言わばペットのようなもんだ
おれたち魔法使いは獣と相棒関係になる必要がある
ちなみにおれの獣臣は狐の姿をした妖
『ようこ』と言う
レンの獣臣はカラスだ
『ラン』と言う
「おまえはどうやら頭の中はグリー達と変わらないみたいだな??」
グリーというのはクールマジックに住む魔法使いたち以外の人間たちの事だ。
ちなみにレンの言ったセリフはクールマジックではよく使われるセリフで最大級に侮辱する時に使われる
「何が言いたい?」
「つまりだぞ、お前は自分が何者なのか分かってないって事だ」
続けてレンが言う
「おれたちは魔法使いだぞ?」
ニヤリとしながら言い放った。
「なるほど……な」
おれたちにそれくらいの力があるなら
魔法で飛空艇を動かす事ができる
「そうと決まれば!!」
「よし!ようこ!!酒もってこい!!」
「なんでだよ!?練習だろ!?」
珍しくレンがツッコミを入れてきたが
お構い無しに今日も酒を浴びる夜が始まった
レンが声をかけてきた
「そろそろ飛空艇買わね?」
「…………なんでだよ」
いや、言いたいことはわかってる
「なんでって……………今の時代航海とか流行らねえだろ!!!!!!」
だと思った。
今の時代、船は空を飛ぶものであって
海に浮かぶものでは無い
「つってもさー、どこにそんな金があんだよ」
「んなもんどっか襲えばいいだろ」
「また海軍と揉めるのはごめんだぞ」
今の時代ホントに海を旅する者は少数だ
だから各国の海軍はほとんどおれたちのタメにあるようなものだ。
「馬鹿言えよ、あんな金使ってもらえてないような船襲ってもなんもねえよ」
なら他に何があんだよ………
全く検討のつかないおれは暫く答えを探していた
それを楽しそうに眺めるレンに段々腹が立ってきてとりあえず腹いせにクスグリの呪文をかけた
「レン、はやく教えろ。そしたら解いてやる」
苦しそうに笑いを堪えながらレンは
「わかった、わかったから」と連呼していた
しょうがなく解いてやるとようやく教えてくれた
「飛空艇を奪うんだよ」
………………!?!?!?!?!?
「はぁ!?!?!?」
「すげえだろ!」
コイツ、突拍子も無い事を言うなとむしろ感心するレベルだ
「あのな、おれらは海に浮かんでるんだ
空では無い」
どうやって空に浮かぶものを奪うって言うんだ
「馬鹿だな、れいあ。離陸する前のを狙うんだよ」
浅はかだ、実に浅はか……
「考えてみろ、この船には誰がいる?
おれとおまえ、それとおれたちの獣臣だけだ」
獣臣…まあ言わばペットのようなもんだ
おれたち魔法使いは獣と相棒関係になる必要がある
ちなみにおれの獣臣は狐の姿をした妖
『ようこ』と言う
レンの獣臣はカラスだ
『ラン』と言う
「おまえはどうやら頭の中はグリー達と変わらないみたいだな??」
グリーというのはクールマジックに住む魔法使いたち以外の人間たちの事だ。
ちなみにレンの言ったセリフはクールマジックではよく使われるセリフで最大級に侮辱する時に使われる
「何が言いたい?」
「つまりだぞ、お前は自分が何者なのか分かってないって事だ」
続けてレンが言う
「おれたちは魔法使いだぞ?」
ニヤリとしながら言い放った。
「なるほど……な」
おれたちにそれくらいの力があるなら
魔法で飛空艇を動かす事ができる
「そうと決まれば!!」
「よし!ようこ!!酒もってこい!!」
「なんでだよ!?練習だろ!?」
珍しくレンがツッコミを入れてきたが
お構い無しに今日も酒を浴びる夜が始まった
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