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第1章
弱り目に祟り目
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「そういえば、あの壁はなんでしたの? 」
ルビアナが、隠れていた土壁。気付けばいつの間にか消えてましたわ。
「あっ・・・・あれは、私の魔法なの」
照れ臭そうに、ルビアナが答えてくれましたわ。
「私、土魔法が使えるの。特に、物を作るのが得意で・・・・」
恥ずかしくて、つい隠れてしまってたの。
と顔を赤らめうつむきましたわ。可愛すぎでしてよ!ルビアナ! 私を萌え死にさせるおつもり!?
「壁作りが得意ですの?」
「あっ。他の物も作れるよ。こうやって」
ルビアナは、手元で魔力を解放し小さな土人形を作りあげましたわ。
あら?このお人形。ウェーブのかかったドリルヘアーに愛らしい顔つき
「これは・・・・私? 」
「にてない・・・・よね?嫌だった?ごめんなさ・・・・「素敵! 愛らしいですわ! 可愛い!! 」ほんとに!? 」
「ええ! とっても可愛いですわ! すごい! ルビアナには、こんな素敵な才能がありますのね!! 」
ちょこんと座る私のお人形。なんとも愛らしくて可愛いですわ!
「へー。すげーな。こんなすぐに作れちまうなんて」
「確かに。この人形…お嬢様の特徴をよく掴んでいる」
「私、いつかこんな風に作りあげた人形に命を吹き込んで、人形劇をしてみたいの」
「私の作った人形で、たくさんの人に笑顔と笑いを届ける事ができたらなって。だけど、命を吹き込むと人形が暴走しちゃって大変な事に・・・・だから、この学園でたくさん学んで、素晴らしい人形使いになれるよう頑張りたいの」
自分の夢を語るルビアナの瞳は、力強い色が込められていて、とても美しいと感じましたわ。
夢に向かって頑張る人って・・・・こんなにも綺麗で素敵ですのね。
「よかったら・・・・ヴィー。そのお人形、貰ってくれる?命は吹き込んでないから、その安心して欲しいの」
「宜しいの!? 」
「うん。お友達になってくれた記念に」
まぁ! なんといい子なんでしょう!!
私、お友達からプレゼントを頂くなんて経験初めてでしてよ! しかも手作り! 愛が籠っていますわ! 歓喜で小躍りしたいくらいですわ!!
「私、大切に致しますわ! 」
「えへへ。ありがとう」
「良かったですね。お嬢様。ー・・・・踊るのは、止めておきましょうか」
ハンスにがっつり肩を掴まれてしまいましたわ。
あら、私踊ってまして?
「ハンス。ヴィーちゃん人形・・・・欲しくても差し上げなくてよ? 」
「私には不要です。大の男がその人形を欲しがるとお思いなんですか?」
「むしろ、少しは欲しがりなさいよ」
私の人形ですのよ?
「お嬢様は、私をどうしたいんですか」
「旦那にしたいわ」
「・・・・さらっと告白を混ぜないで下さい」
ため息混じりに諭されますわ。
ーちっ。
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
「せっかくだし、俺らも学園の中を探検しようぜ! 」
レオニダスが、無邪気に尻尾を振りながら提案してきますわ。
「私は遠慮しておきますわ。疲れてそんな気も起きませんの」
今日は、既に散々な目に遭っていますもの。更に追い討ちをかけられる気がしなくもありませんわ。
運営の容赦の無さを、侮ってはいけなくってよ!
「私、ヴィーと一緒に回りたかったな」
「さぁ。出発しますわよ! 何をぐずぐずしてらして!? ハンス! レオニダス! 可愛いルビアナの護衛をするわよ!」
「お嬢様・・・・・・貴女、分かり易すぎですよ」
あら? 何か? 何の事かしら?
「ヴィー。疲れてるならいいの。ごめんなさい」
「何をおっしゃってるの? 私、元気が取り柄のヴィクトリアですのよ? 疲れなんて知りませんわ?」
「お嬢、さっき俺に『疲れてるから行かない』って断っ「おだまりなさい! 犬っころ!! 」いぬっ!? 」
「なぁ!? お嬢!? 俺、今、犬って言った!? なぁ!! 」
「さぁ! 出発ですわ! アルファフォリス学園の隅から隅まで探究しますわよ! 」
ルビアナ(+おまけ二人)と学園探検。楽しいに決まってますわ! うふふ。何処にいきましょう? カフェテリアでお茶をするのもいいですわね。中庭でまったりと語らうのも楽しそうですわ。それにそれに、図書館や演習場も見ておきたいですわね。温室や実験室、魔動物の飼育場に足を運ぶのも・・・・。
「案内は、上級生にお願いした方が良いでしょう。私達だけでは迷子になってしまうかもしれませんから」
「そうだな。俺、確実に迷子になる自信あるぜ! 方向音痴だから常に迷子だ! 」
「そこは、自信があっちゃだめだと思うよ、レオニダス君」
「上級生の案内・・・・」
そうですわね。
お忙しいかもしれませんが、ブルーテスお兄様にお願いしてみましょうか。
確か、お兄様が入学お祝いに下さったブレスレットに、通信機能がついてると仰ってましたわ。
ーって使い方を聞いていませんわ!
これ、どうやって機能させるのでして!?
「なんだお前等。まだこんな所に居たのか」
・・・・。
あら?気のせいかしら・・・・何か不快な幻聴が聞こえましてよ?
「その様子だと。まだ、学園を見て回ってはいないようだね」
ー・・・・不快さが増しましたわ。
悪魔のソプラノボイスですわね。
「そうか。なら、俺様が直々に案内してやってもいいぞ? ヴィクトリア」
「僕も暇だから案内してあげるよ。アクヤック嬢」
声のする方を睨めつけると、そこには、扉の前で腕を組み不敵に笑うオズワルドと、顎に手をあて(張り付けた笑顔で)微笑むグレイ様。
ああ・・・・私の嫌な予感があたりましてよ?
不遇は、もうお腹いっぱいですわ。
結構でしてよ。お帰りなって。
「お断りいたしま「マジで!? いいのか!ありがとうな! 」・・・・レオニダス? 」
「いやぁ! ちょうど誰か上級生にお願いしなきゃなって話てたんだよ。誰かしんねーけどありがとな! 親切な先輩! 」
ルビアナが、隠れていた土壁。気付けばいつの間にか消えてましたわ。
「あっ・・・・あれは、私の魔法なの」
照れ臭そうに、ルビアナが答えてくれましたわ。
「私、土魔法が使えるの。特に、物を作るのが得意で・・・・」
恥ずかしくて、つい隠れてしまってたの。
と顔を赤らめうつむきましたわ。可愛すぎでしてよ!ルビアナ! 私を萌え死にさせるおつもり!?
「壁作りが得意ですの?」
「あっ。他の物も作れるよ。こうやって」
ルビアナは、手元で魔力を解放し小さな土人形を作りあげましたわ。
あら?このお人形。ウェーブのかかったドリルヘアーに愛らしい顔つき
「これは・・・・私? 」
「にてない・・・・よね?嫌だった?ごめんなさ・・・・「素敵! 愛らしいですわ! 可愛い!! 」ほんとに!? 」
「ええ! とっても可愛いですわ! すごい! ルビアナには、こんな素敵な才能がありますのね!! 」
ちょこんと座る私のお人形。なんとも愛らしくて可愛いですわ!
「へー。すげーな。こんなすぐに作れちまうなんて」
「確かに。この人形…お嬢様の特徴をよく掴んでいる」
「私、いつかこんな風に作りあげた人形に命を吹き込んで、人形劇をしてみたいの」
「私の作った人形で、たくさんの人に笑顔と笑いを届ける事ができたらなって。だけど、命を吹き込むと人形が暴走しちゃって大変な事に・・・・だから、この学園でたくさん学んで、素晴らしい人形使いになれるよう頑張りたいの」
自分の夢を語るルビアナの瞳は、力強い色が込められていて、とても美しいと感じましたわ。
夢に向かって頑張る人って・・・・こんなにも綺麗で素敵ですのね。
「よかったら・・・・ヴィー。そのお人形、貰ってくれる?命は吹き込んでないから、その安心して欲しいの」
「宜しいの!? 」
「うん。お友達になってくれた記念に」
まぁ! なんといい子なんでしょう!!
私、お友達からプレゼントを頂くなんて経験初めてでしてよ! しかも手作り! 愛が籠っていますわ! 歓喜で小躍りしたいくらいですわ!!
「私、大切に致しますわ! 」
「えへへ。ありがとう」
「良かったですね。お嬢様。ー・・・・踊るのは、止めておきましょうか」
ハンスにがっつり肩を掴まれてしまいましたわ。
あら、私踊ってまして?
「ハンス。ヴィーちゃん人形・・・・欲しくても差し上げなくてよ? 」
「私には不要です。大の男がその人形を欲しがるとお思いなんですか?」
「むしろ、少しは欲しがりなさいよ」
私の人形ですのよ?
「お嬢様は、私をどうしたいんですか」
「旦那にしたいわ」
「・・・・さらっと告白を混ぜないで下さい」
ため息混じりに諭されますわ。
ーちっ。
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「せっかくだし、俺らも学園の中を探検しようぜ! 」
レオニダスが、無邪気に尻尾を振りながら提案してきますわ。
「私は遠慮しておきますわ。疲れてそんな気も起きませんの」
今日は、既に散々な目に遭っていますもの。更に追い討ちをかけられる気がしなくもありませんわ。
運営の容赦の無さを、侮ってはいけなくってよ!
「私、ヴィーと一緒に回りたかったな」
「さぁ。出発しますわよ! 何をぐずぐずしてらして!? ハンス! レオニダス! 可愛いルビアナの護衛をするわよ!」
「お嬢様・・・・・・貴女、分かり易すぎですよ」
あら? 何か? 何の事かしら?
「ヴィー。疲れてるならいいの。ごめんなさい」
「何をおっしゃってるの? 私、元気が取り柄のヴィクトリアですのよ? 疲れなんて知りませんわ?」
「お嬢、さっき俺に『疲れてるから行かない』って断っ「おだまりなさい! 犬っころ!! 」いぬっ!? 」
「なぁ!? お嬢!? 俺、今、犬って言った!? なぁ!! 」
「さぁ! 出発ですわ! アルファフォリス学園の隅から隅まで探究しますわよ! 」
ルビアナ(+おまけ二人)と学園探検。楽しいに決まってますわ! うふふ。何処にいきましょう? カフェテリアでお茶をするのもいいですわね。中庭でまったりと語らうのも楽しそうですわ。それにそれに、図書館や演習場も見ておきたいですわね。温室や実験室、魔動物の飼育場に足を運ぶのも・・・・。
「案内は、上級生にお願いした方が良いでしょう。私達だけでは迷子になってしまうかもしれませんから」
「そうだな。俺、確実に迷子になる自信あるぜ! 方向音痴だから常に迷子だ! 」
「そこは、自信があっちゃだめだと思うよ、レオニダス君」
「上級生の案内・・・・」
そうですわね。
お忙しいかもしれませんが、ブルーテスお兄様にお願いしてみましょうか。
確か、お兄様が入学お祝いに下さったブレスレットに、通信機能がついてると仰ってましたわ。
ーって使い方を聞いていませんわ!
これ、どうやって機能させるのでして!?
「なんだお前等。まだこんな所に居たのか」
・・・・。
あら?気のせいかしら・・・・何か不快な幻聴が聞こえましてよ?
「その様子だと。まだ、学園を見て回ってはいないようだね」
ー・・・・不快さが増しましたわ。
悪魔のソプラノボイスですわね。
「そうか。なら、俺様が直々に案内してやってもいいぞ? ヴィクトリア」
「僕も暇だから案内してあげるよ。アクヤック嬢」
声のする方を睨めつけると、そこには、扉の前で腕を組み不敵に笑うオズワルドと、顎に手をあて(張り付けた笑顔で)微笑むグレイ様。
ああ・・・・私の嫌な予感があたりましてよ?
不遇は、もうお腹いっぱいですわ。
結構でしてよ。お帰りなって。
「お断りいたしま「マジで!? いいのか!ありがとうな! 」・・・・レオニダス? 」
「いやぁ! ちょうど誰か上級生にお願いしなきゃなって話てたんだよ。誰かしんねーけどありがとな! 親切な先輩! 」
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