美醜逆転の異世界で騎士様たちに愛される

志季彩夜

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番外編

〈リクエスト〉暗闇の二日間 2

 サキが倒れてから一日が経ち、また朝になってしまった。
 ここまで来るとより一層の危機感が高まり、彼らも焦りで心の余裕が無くなってきていた。
 こんな時に限って仕事は特別忙しいもので昨夜も夫たち全員が揃うことは無く、基本はヴェルストリアが傍についているのだった。
 しかし今日は一番隊の遠征の日。
 眠れない夜の間に書類を終わらせたラグトが代わりにつこうと、早朝サキの部屋に向かう。
 扉を開けると、静まり返った部屋の中、ヴェルストリアがポツンとそこに居た。
 ベッドの傍の椅子に座り、祈るようにサキの手を握ってひたすらに彼女を見つめている。
 ラグトから見える彼の背中は悲哀に満ちていて、表情が分からなくても先程までで状況が好転したことは無かったのだということを痛く察した。

「ヴェルストリア、遠征に間に合わなくなるからもう行かないと」
「行きません」
「……ヴェルストリア」
「嫌です」

 顔も向けずに拒否し、頑なにサキから離れようとしないヴェルストリアに、ラグトは普段より強い口調で言う。

「お前だけサボっていいわけないだろ。今仕事が立て込んで、皆で協力して頑張ってるんだから」

 それは分かってる。決して仕事をサボりたい訳じゃない。でも……。
 振り返ったヴェルストリアはキッとラグトを睨んだ。

「貴方は……っ、サキさんを失ってもいいんですか!!」
「!」

 涙目で、怒りのこもった表情で吐き捨てるように言う。
 愛する人よりも仕事が大事なのかと、ラグトが少しもそんなことを思っているはずが無いと分かっていても、彼は黙っていられなかった。

「ずっと……動かないんです……昨夜も……。こんな状態で、サキさんを放って行くなんて出来ない……」

 心を占める不安を吐露し、サキの眠るベッドに頭を押し付けるように蹲る。
 ヴェルストリアの行動が自分勝手なものでも、ラグトは彼に対して怒らなかった。
 ラグトも、同じように思っていたから。一秒たりとも離れたくないし、彼女が目を覚ました時に傍に居たい。他の夫たちもそう思っているのだろう。
 ヴェルストリアのように愛するただ一人の為に行動することが正解なのかもしれない。しかし、そういう訳にもいかないのだ。

「今回の遠征は人数が少ないし、一人抜けたら態勢も崩れる。それで誰かが怪我して帰ってきたら、サキちゃんが悲しまないわけ無いだろ?」
「……」
「人員は誰でも良いわけじゃない。それぞれに役割を与えて、必ず勝てるように考えられてる。今回のその役割の適任はヴェルストリアしかいないんだ」

 万が一にも黒騎士団が負ける訳にはいかない。サキの大好きなこの場所を守ることも彼らの使命。
 直接的で無くとも、行動の全てがサキに繋がっていく。

「ほら、さっさと行ってさっさと終わらせてこいよ。頑張れば今夜には帰ってこれるから」

 潤んだ目を一度腕で押さえて、ヴェルストリアは深く息を吐く。

「……随分簡単に言いますね。そんなに楽な戦いじゃないですよ」
「一番隊とヴェルストリアの腕を買って言ってんの。まあ三番隊も負けてないけど」

 そう言ったラグトにいつもの表情が無いことに気づいたヴェルストリアは、自身のまだ至らない精神を反省する。
 そして、傍に居ずともサキの為にと仕事に向かっていった彼は、サキの知らぬ間にまた一つ成長したのだった。


「……世話の焼ける奴だなぁ……」

 呟きながら椅子に座ったラグトは背もたれに体を預ける。
 後輩の手前あんなふうに言ってはみたが、彼自身も精神状態はギリギリだった。
 昨夜だって何度もミスをして修正してを繰り返し、余計に時間がかかっての今朝で、正直ヴェルストリアに偉そうに言える立場では無い。
 ラグトは背もたれから背を離して前かがみに座り直す。サキの白く柔らかい頬に、指でそっと触れた。
 隣で寝ている時、頭を撫でると小さく微笑んで無意識に擦り寄ってくる。
 朝、自分より先に起きているサキに抱きつくと楽しそうに笑って頭を撫でてくれる。
 そんな他愛の無い日々のやり取りがラグトにとっては何より大事なもの。失うことなんて考えられない、考えたくない。

「ねぇ……笑って……俺、サキちゃんの笑顔がないと生きていけないよ……」

 ラグトの表情に笑顔が戻る時は、まだ来ない。


「……はぁ」

 ため息を吐くミスカの目の前には大量の書類。
 四月に第三番隊隊長からチームリーダーという役職に代わり、このような事務仕事が圧倒的に増えた。
 以前は団長であるハインツが全てこなしていたと思うと、それはあんなにも時間に追われる訳だと納得する。
 仕事はちゃんと教わったが団長歴六年の彼のスピードについていけるはずも無く、また今回は精神的にも追い込まれているので余計に進まない。弱り目に祟り目というやつだろうか。
 こんな仕事後回しにして、今はサキの傍についていたい。サキが目を覚ましたらその後やればいい。
 目を覚ます……それはいつなのか。
 きっとすぐに、今日……明日……いや、もしかしたら……。

「っ……」

 ミスカは頭を抱え、その考えをかき消すように顔を横に振る。
 夫たちは皆、彼女の傍に居ると何度も脈を測り呼吸を確かめる。それはとても大袈裟なほどに。
 その理由は彼女の状態だった。
 ヴェルストリアが言ったように、彼女の力の抜けた体は全く動かず寝返りも打たない。寝息があまりにも小さく、また夜も暑く感じるくらいの気温なのに寝汗一つかかない。
 サキは生きているのに、まるで存在していないかのように思えてしまうのだ。彼女のことを認識していなければ気づかず通り過ぎてしまいそうな……。  
 彼ら自身もその感覚を上手く言い表せはしなかったが、五人の間では何も言わずともなんとなく理解し合っていた。


 リューク率いる第二番隊は一部屋に集まり、各々書類作成に取り掛かる。
 ペンを走らせる音と紙の擦れる音のみ聞こえる静かな部屋で、隊員たちは隊長の放つ重い雰囲気を感じとっていた。
 その中で、一人が恐る恐る立ち上がり彼に近づく。

「すみません、たいちょ……」
「なに」

 食い気味で返事をするリュークの声は今まで聞いたことないほど低く冷たく、それを聞いただけで若干身震いをしてしまう程だった。
 隊員は思わず一歩後退り、しかし何とか口を開く。

「先程頂いた書類が三日前のもので……」
「……」

 リュークは間違えて渡してしまった書類を受け取り、自身の物が散乱したぐちゃぐちゃの机の上から正しい書類を見つけ手渡す。

「……ごめん、こっちね」
「ありがとうございます……」

 サキには甘えてばかりの彼も、仕事では気を引き締めてきちんとこなす。こんな些細な間違いは入隊したばかりの頃以来だった。
 ああ……もう、くそっ……。
 行き場の無い苛立ちが余計に彼自身を追い詰める。
 ……駄目だ、こんな状態で仕事できない。

「ちょっと抜ける。できたらそこ置いといて、後で見るから」
「は、はい」

 部下に指示をしたリュークはツカツカと扉に向かい、無言で部屋を出て行った。
 残された隊員たちは顔を見合わせ、ようやく圧から解放された安心感からか少しずつザワザワし始める。

「隊長ヤバいな……あれは相当だぞ」
「俺、怖すぎて息詰まってた……」

 約三年リュークの下に就いている隊員二人でも、今日の彼の機嫌を量るのは難しかった。

「あんなに怒っているのいつ振りだ?」
「サキさんが連れ去られた時かな。というか、それ以前にそこまで怒ってるとこ見たことない……」
「サキさんが連れ去られたって、どういうことですか!?」

 背後から聞こえてきた大きな声にだいぶ驚きながら二人は振り向く。

「ヨルアノ、一応仕事中だ。手を動かせ」
「すみません……」
「そういえばちょうど一年くらい前かぁ……。ヨルアノは居なかったもんな」

 鮮明に覚えているあの時の出来事を、彼らは懐かしみながら後輩に話した。

「俺らもサキさんの救出チームに加わってたんだけどさ、一番奥の部屋に着いたら団長が剣を鞘から抜かずにそのまま壁を一突きしたんだよ!こう、横からガッって!そしたら一瞬で壁が砕けて頑丈な扉ごとボロボロで」
「無駄な動きを排除して余分な粉塵も飛ばさず……」
「団長が凄いんは分かりました……。それでサキさんは……」

 ヨルアノが話の続きを促すと、何故か二人は顔を少し赤くする。

「それで、サキさんと団長との感動の対面だよな」
「ああ……まさかあそこで団長が……」
「団長が……?」
「サキさんも団長に……」
「団長に……?」

 大事な部分は濁され、結局よく分からなかった。

「その後サキさんを救出して、少し怪我があったみたいだけど……すぐに治って本当に良かった」
「あのクソ侯爵、今頃必死に畑耕してんじゃないか?」
「生きてたらだけどな」

 そう話していると廊下から足音が聞こえ、慌ててペンを持ち直すが隊長では無かったようだ。しかしやっぱり怖いので真面目に仕事に戻ることにする。

「室内で逃げ場が無いから余計駄目なんだ、早く外に出よう」
「そうだな、密室は良くない」

 今の状況に限っては簡単な書類作業より、倒れるほどキツイ鍛練の方がマシだ、と彼らは気合を入れる。

「よし、さっさと終わらせて…………」
「どうした?」
「……これ、隊長に聞かないと分からないやつ……」
「……頑張れ」

 二人は前を向き、周りのザワつきも落ち着いてきたが、ヨルアノはまだ集中出来ずに居た。
 リュークがあれほど動揺するのはサキに何かあったからだろう。昨日見かけたヴェルストリアも思い詰めた様子で、到底話しかけられるような雰囲気では無かった。

「サキさん……」

 彼は窓から見える隣の家を眺め、一人不安を募らせていた。


 リュークは扉を閉めた瞬間走り出し、サキの元へ向かう。
 すぐに到着すると、ちょうどそこに居たミスカを押しのけてサキの手を取った。

「サキ!サキ……」

 彼女に会えて嬉しい気持ちが一番に来て、しかし姿を見て声は小さくなっていく。

「何も……無かった?」
「……ああ」

 何も無いことが良いことなのか悪いことなのか。どちらにせよ、二人の心が晴れることは無いということだ。
 しばらく無言でサキを見つめていたリュークは、無理やり口角を上げて彼女に笑いかける。

「サキ、暑いでしょ?一緒にお風呂入ろ?」
「……」
「そうだ!もうすぐスイカ終わっちゃうし、もう一回食べに行こ!」
「……」
「トランプする?団長も引っ張ってくるからさ、六人でやろうよ」

 明るく話していたが、それでもやっぱりリュークは耐えきれなくて思わず涙が零れてしまった。

「サキ……」
「……」
「サキ起きてよ……俺、何でもするから……お願い……」

 リュークがサキの肩を掴んで揺らすから、ミスカは焦って彼の手を止めた。

「無理に起こすなと言われただろ」
「無理にじゃないし、あんな医者の言うこと当てにならないじゃん!」

 ミスカの手を振り払い言い返す。

「ちゃんと起こそうとしないから起きないんじゃないの!?」
「強く動かして悪化したらどうする」
「悪化って、今のまま放置する方が体に良くないでしょ!何も食べてないし、体力だって落ちるし」
「それは……そうだが……」

 珍しくミスカがリュークに押され、少し口ごもる。
 どちらかと言うと慎重に動くタイプのミスカは、普段よりも神経質になりその傾向が強くなっていた。

「俺たちが何とかしなきゃいけないのに、ミスカはそうやって……」
「……落ち着け、言い争っても仕方がない」
「っ……」
「体を傷つけない程度なら、問題ないだろう。感情に任せてはやらないでくれ」
「……そう、だよね……ごめん」

 二人の間に気まずい沈黙が流れる。
 長いこと共に歩んできた幼馴染は、愛する人に出会いそれぞれが彼女に寄り添い変わっていった。これまでと同じように接していても、同じようには噛み合わなくなっていくのかもしれない。
 リュークは随分疲弊した様子のミスカをチラッと見て、目を伏せる。
 ミスカも、どうすればいいかまだ悩んでるんだ……。辛いのは俺だけじゃない。大人になるって、サキとも約束したから。
 深呼吸をして気持ちを整えたリュークは、サキの額に小さくキスをした。

「俺、仕事頑張って来るね。終わったらご褒美欲しいな」

 愛しい彼女に今度は優しい笑みを向け、先程の部屋に戻って行った。
 そして、リュークがご褒美を貰えるまでは、あと少し。


 今日もまた外出していたハインツはひたすらに馬を飛ばし、最速で帰宅した。予定よりも一時間早かったが、それでも日はとっくに落ちて夜の二十一時。

「……ただいま」

 帰ってきても妻の声はなく出迎えも無い。
 家に住み始めてからはそれがあるのが当たり前だった。過去を思えば考えられないことなのに、自分たちはこんなにも幸せに慣れすぎていたのだ。
 まだ仕事があるのが分かっていながらも、少しくらいならと後の自分に丸投げして、ハインツはしばらくサキの傍に居ることにした。
 部屋に入ると、汚れた防具を着たままの彼が若干息を切らしていた。

「ヴェルストリア……随分早いな」

 深夜までかかると想定していた遠征を巻きで終わらせてきた部下に流石に驚く。

「……終わってから、先に帰らせてもらいました」
「……そうか、今回だけだぞ」
「すみません」

 ハインツはあまり寮内に居なかったが、団員たちがほとんど事を察しているのだろうと分かっていた。リュークとヴェルストリアの焦燥感に駆られる様子と、ラグトの落ち込みで仕事に手が付かない様子が容易に想像出来る。
 ……本当にこのままだったら、団員たちにも伝えなければいけないな……。
 そんなことを考えるのも辛いが、ハインツは団長として万が一のことも想定しなくてはならない。サキは自分たちの妻で家族だが、黒騎士団の一員でもある。団員たちも全く無関係なんかではない。
 悶々と考えながら、着替えて戻ってきたヴェルストリアと共にサキの傍に付いて……どのくらい経ったのか。
 水を飲ませ髪を梳かして、何度か声をかけて。時々体を起こして向きを変えたり、いつもみたいに抱きしめて背を擦ってみたり。ずっと、そんなことを繰り返していた。

「「……」」

 椅子から立ち上がったヴェルストリアは、一度も手をつける事なく冷めてしまったスープを手に取る。

「……作り直してきます」

 サキが目を覚ました時の為に帰宅してから作ったスープも、これで三つ目。
 無駄になってしまうのは良くないと思いつつも、ヴェルストリアが何とか気を紛らわそうとしているのを分かっているので、ハインツも彼を止めることはしなかった。
 ヴェルストリアが出て行き、また部屋には静寂が戻る。
 もう、二日が経った。
 こんなに近いのに、触れているのに、とても遠くに感じる。
 ……サキの声が聞きたい。

『おかえりなさい!ハインツさん!』

 笑顔が見たい。

『ふふ、ハインツさん可愛い……』

 抱きしめてほしい。

『私、ハインツさんのことが好きです……!』

 サキの全てが好きなんだ。声、仕草、表情も、彼女の可愛さや優しさが内側から滲み出ているようで、こんなにも愛おしくて堪らない。

『ハインツさん、愛してます』

「……私も、愛してるよ、サキ」

 意味も無く呟いたその時、握っているサキの手がほんの少し、ピクッと反応した。

「!」

 今まで全く動きが無かったが、今……。

「サキ、サキ」

 気のせいかもしれないその小さな動きに僅かな希望を抱き、ハインツは彼女の名を呼び続ける。
 戻って来てくれ、私たちのところに……帰ってきてくれ……。
 固く目を瞑り、必死に願い…………今度は確かに彼女の手に力が入り、ハインツの手を握り返した。
 そして、ゆっくりとその目を開く。

「っ……サキ!」

 サキの黒い瞳に宿った光が、暗闇の底に居た彼らを照らした瞬間だった。
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