『F-35B、ミッドウェーに降臨す ~超エリート空自パイロット、一回限りの『魔法』で歴史を覆す~』

月神世一

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第二章 マリアナ攻略

EP 23

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「張子の虎(ハリボテ)の咆哮」
1944年6月21日 - 満州・ハイラル要塞地下司令部
『―――『弾(VT信管)』の『全弾使用』を『厳禁』する』
坂上真一からの「命令」は、電話回線を通じた「ノイズ」ではなく、源田実の「鼓膜」に突き刺さる「凶器」だった。
「……坂上。……貴様、……本気で言っているのか?」
源田は、震える手で受話器を握りしめた。
『本気だ。スイスの山本長官が、今、ヤンキーに『弾』を『要求』している。その回答が来るまで、あと48時間。……それまで、持たせろ』
「『持たせろ』だと!?」
源田は、隣の『ゴジラ・ネット』の「スクリーン」を殴りつけた。そこには、シベリア方面からハイラルに向かってくる、無数の「光点(ソ連軍爆撃機編隊)」が映し出されていた。
「スターリンが『基地(ここ)』を嗅ぎつけたんだ!奴らは『秋水』を『地上』で『叩き潰す』気だ!……『弾』を使わずに、笹井と西沢に『死ね』と言うのか!」
『……死なせるな』
坂上の声は、氷のように冷たかった。
『『秋水』は『迎撃』ではなく、『威嚇(いかく)』と『陽動(デコイ)』に徹させろ。……『音速(ソニックブーム)』だけで奴らを『散らせ』』
「……馬鹿な!」
『そして、梅津(かんとうぐん)の『ハリネズミ(対空砲火)』で耐えろ。……坂上顧問の『戦略(システム)』は、今、この『ブラフ』の『上』に『全乗っかり』している。……やるんだ、源田司令』
ガチャン。通信は切れた。
「…………」
源田は、ゆっくりと梅津美治郎(関東軍総司令官)の方を向いた。
梅津は、全てを聞いていた。
「……『弾(タマ)』が、無い、か」
梅津は、意外にも「狼狽」していなかった。彼は「旧い軍人」の顔で、静かに頷いた。
「……源田中佐。……どうやら『システム』とやらも、『最後』は『精神(こころ)』に頼るらしい」
「……違う」
源田は、首を振った。「『精神論』ではない。『芝居(ブラフ)』だ」
源田は、スクランブル命令を待つ笹井と西沢に向き直った。
「笹井!西沢! 出撃準備!」
二人の「ニュータイプ」の目が光る。
「了解!VT信管、装填……」
「―――待て」
源田は、非情な「命令」を下した。
「『VT信管』、全弾、機体から『降ろせ』」
「―――は?」
西沢が、素っ頓狂な声を上げた。
「……げ、源田司令?……何を……。それじゃあ、俺たちは『空飛ぶ棺桶』じゃないですか」
「そうだ」
源田は、二人の「目」を見た。
「貴様らの『今』の任務は、『敵を墜とす』ことではない。『敵を『騙す』』ことだ」
源田は、ゴジラ・ネットが示す「敵爆撃機編隊」の「予測進路」を指差した。
「敵(ペトリャコフ Pe-8)の『鼻先』を『音速』で『かすめろ』。VT信管の『悪夢(トラウマ)』で、奴らの『照準(しょうじゅん)』を『狂わせろ』」
「奴らの『任務』は『爆撃』だ。我々の『任務』は『時間稼ぎ』だ。……『撃墜数(スコア)』など、1機もいらん」
「……いいか。絶対に『死ぬな』。……そして、絶対に『弾(タマ)が無い』ことを『悟られるな』」
「……了解」
笹井は、その「狂気」の「本質」を理解した。「……『張子の虎』、演じてみせます」
同日 - ハイラル上空(ソ連軍側)
ソ連空軍第45長距離爆撃師団の指揮官、ミーシン中佐は、Pe-8爆撃機の重い操縦桿を握りしめていた。
「……全機、高度を維持しろ。……奴ら(悪魔)が来るぞ」
彼らの任務は「ハイラル要塞の破壊」ではない。
スターリン同志からの直命――「『魔術(VT信管)』を使う『銀色の悪魔(秋水)』の『基地』を『特定』し、『飽和爆撃』で『更地』にせよ」
「……来たぞ!」
レーダー手(※ソ連機も簡易レーダーを搭載していた)が叫んだ。
東の空から、2条の「飛行機雲」が、あり得ない「速度」で接近してくる。
「―――『魔術』に備えろ!全機、散開!」
ミーシンが叫んだ、その「瞬間」。
キイイイイイイイイイイイイイイン!!
『秋水』2機が、爆撃機編隊の「ど真ん中」を「音速」で「突き抜けた」。
「―――!?」
ミーシンは、自機の「右翼」の「すぐ隣」を「銀色の『矢』」が通り過ぎるのを見た。
だが――
「……撃って、こない……?」
VT信管の「閃光」は、来なかった。
「……どういうことだ?」
「司令!『下』から来ます!」
ミーシンの「疑念」は、「別」の「恐怖」によってかき消された。
『ゴジラ・ネット』に誘導された、関東軍の「全対空砲火」――梅津の「70万の『精神論(ハリネズミ)』」が、火を噴いた。
ドオオオオオオン!!!
それは「VT信管」のような「精密な『死』」ではなかった。
「旧式」の「九八式二十粍高射機関砲」や「八八式七糎野戦高射砲」が、ただ「がむしゃら」に「弾幕(カーテン)」を張る、「旧い『戦争』」だった。
「―――回避!回避!」
弾幕は「薄く」、高度も足りていない。だが、「当たるかもしれない」という「恐怖」は、爆撃機乗りにとって「致命的」だ。
編隊は「散開」し、照準は「滅茶苦茶」になった。
「―――今だ!笹井!」
「―――了解!」
その「混乱」の「隙」を突き、笹井と西沢が「反転」し、今度は「機銃(三式三十粍固定機銃)」を「掃射」しながら「再突入」した。
ダダダダダダ!!!
「音速」で「すれ違いざま」に放たれる「機銃」など、「当たる」はずがない。
だが、ミーシン中佐にとっては「悪夢」だった。
「……奴ら、……『魔術(VT信管)』と『機銃』を『併用』してきただと!?」
「……馬鹿な!あの『速度』で、なぜ『機銃』が……!」
「迎撃だ!銃座、撃ち返せ!」
「……だ、ダメです!『速すぎ』て『狙えません』!」
『秋水』は、Pe-8編隊の中を「2度」「3度」と「撹乱」するように飛び回り、「音速」の「衝撃波」と「無意味な『機銃掃射』」だけを残して、嵐のように去っていった。
「……くそっ」
ミーシンは、デタラメに「爆弾」を「投下」させ、機首を北に向けた。
「……基地は『特定』できず。……『魔術』は『不発』。……だが、敵の『迎撃』は『健在』……!」
彼は、モスクワ(スターリン)に「報告」しなければならなかった。
「……『日本軍(ファシスト)』は、『魔術』を『温存』し、『通常戦力』と『新型機』による『複合戦術』に『切り替え』た模様……」と。
源田の「ブラフ(張子の虎)」は、「第一ラウンド」を「辛うじて」生き延びた。
1944年6月22日 - 満州・奉天(ほうてん)地下工場
「……ダメだ、堀越さん!……『ブラフ』さえ、もう持たない!」
手島秀明は、ハイラルの「戦闘詳報(源田の苦戦)」を見て、叫んでいた。
「敵は『複合戦術』と『誤認』してくれた。……だが『次』は、今日(きのう)の『倍』の『爆撃機』が来る。……『ハリボテの弾幕』も『音速の威嚇』も、もう『見破られる』!」
「……わかっている」
堀越二郎は、この40時間、寝ずに「何か」を「設計」し続けていた。
「……手島君。……『五式戦』の『エンジン(ハ112-II)』、……今すぐ『分解』しろ」
「……は?……堀越さん、何を……?」
「『秋水』は『弾』が無いから『飛べない』。……『五式戦』は『ライン』を『奪った』から『造れない』」
堀越は、狂気の「目」で設計図を叩いた。
「―――なら、『混ぜる』しかないだろう」
「……まぜる?」
「『五式戦』の『胴体』に、『ネ20改(ジェットエンジン)』を『無理やり』『括り付ける(くくりつける)』!!」
「―――なっ!?」
手島は、その「設計図」を見て、絶句した。
「……こ、これは……『キ100(五式戦)』でも『秋水』でもない……!……ただの『ロケット・グライダー』だ!」
「そうだ!」
堀越は叫んだ。
「『使い捨て』の『特攻機(とっこうき)』だ!……『VT信管』など『要らん』!『弾』も『30ミリ』も『要らん』!」
「『操縦士(パイロット)』が『乗った』まま、……『音速』で『敵の爆撃機』に『突っ込む(ラムアタック)』!!」
「……そ、そんな……!それは『技術』ではない!『自爆』だ!」
「『時間』が無いんだ!!」
堀越二郎――「美しい飛行機」を愛した男が、その「美学」を「自ら」捨てた。
「……『弾(アメリカ)』が『届く』までの『あと24時間』。……この『化け物(フランケンシュタイン)』で、……ハイラルを『守りきる』んだ!!」
「技術」が「絶望」に追い詰められ、「旧い思想(精神論)」に「回帰」しかけた、その「瞬間」だった。
1944年6月22日 - ワシントンD.C.・大統領執務室
「―――狂っている(Crazy)」
フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、アレン・ダレスからの「最優先電報(写真付き)」と「山本五十六の『要求』」を見て、そう呟いた。
彼の前には、陸軍参謀総長ジョージ・マーシャル、海軍作戦部長アーネスト・キング、陸軍長官ヘンリー・スティムソンが揃っていた。
「……アドミラル・キング」ルーズベルトは海軍のトップに尋ねた。「君の『意見』は?」
「『反対(No)』です、Mr.プレジデント」
キングは即答した。「マリアナで我らの『息子たち』を『虐殺』した『敵(ジャップ)』に、『タングステン』を?……『戦略物資』を『くれてやる』など、……『裏切り』です。……国民が許しません」
「……ジェネラル・マーシャル?」
マーシャル陸軍総長は、重々しく口を開いた。
「……私も『本心』はキング提督と同じだ。……だが、」
彼は、テーブルに広げられた「アジアの地図」――『赤(ソ連)』に染まりつつある「満州」――を指差した。
「……この『写真(秋水)』が『本物』である限り、……『日本(ヤマモト)』は、スターリンを『足止め』できる『唯一』の『カード』だ」
「もし『日本』が『弾切れ』で『崩壊』すれば、……スターリンは『アジア全域』を手に入れる。……そうなれば、我々は『来年(1945年)』、……『アラスカ』か『北海道』で、『ソ連軍』と『第三次世界大戦』を『始める』ことになる」
「……ヘンリー(スティムソン長官)」
ルーズベルトは、最後の男――『マンハッタン計画』の「責任者」――に尋ねた。
「……『爆弾(アトム)』の『完成』はいつだ?」
「……『来月(7月)』には、……『実験』が可能です」スティムソンは答えた。
「……それを『東京』に落とせば、戦争は終わる。……だが、」
ルーズベルトは、苦渋に満ちた「決断」を口にした。
「……『戦争』は『終わる』が、『問題』は『解決』しない」
ルーズベルトは「写真」を掴んだ。
「……キング提督。……我々が『日本』と『講和』し、『ソ連』という『真の脅威(リアル・エネミー)』を『叩く』ために『日本(サカガミ)』を『利用』する……。……その『屈辱(くつじょく)』と」
「……『日本』を『核』で『焼き』、……その『灰の上』で『ソ連』と『第三次世界大T戦』を『始める』……。……その『破滅(はめつ)』と」
「―――どちらが『マシ(マシ)』か、……『選ぶ』時だ」
ルーズベルトは、マーシャルに向き直った。
「……ジェネラル。……兵站(ロジスティクス)の『責任者』を呼べ」
「……はっ」
「……『アラスカ』経由で『B-29(輸送機仕様)』を飛ばせ」
「……『潜水艦』では『間に合わん』」
ルーズベルトは、「賭け」に「乗った」。
「……『最高級(ハイグレード)』の『タングステン』と『ニッケル』を、『満州』の『どこか』に『空中投下(エアドロップ)』する。……『48時間』の『回答(アンサー)』だ」
「……ヤマモトに伝えろ。『弾(タマ)』は『くれてやる』。……だが、もし『裏切ったら(我々に銃口を向けたら)』、……『10発』の『原子爆弾(アトム)』が『東京』に『落ちる』と」
坂上の「48時間の賭け」が、「世界」を「動かした」瞬間だった。
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