10 / 35
EP 10
しおりを挟む
最強の常連客、誕生
『ビストロ・アオタ』の朝は、悲鳴から始まった。
「だーかーらー! 本当なんですってばぁ!」
開店前の店内。ルナがカウンターをバンバン叩いて訴えていた。
「昨日の夜に来たあの女の人! あれは女神ルチアナ様です! この世界の創造主です! オーラが違います! 神気が凄かったんですぅぅ!」
「はいはい。ルナ、昨日は疲れてたんだな」
青田優也は、全く取り合わずにコーヒー豆を挽いていた。
「創造主が、あんな『仕事帰りのOL』みたいに管を巻いてビールを飲むわけがないだろう。それに、柿の種をポリポリかじってたぞ?」
「むぐぐ……! そ、それはそうですけどぉ……」
「大方、王都の貴族か何かだろ。……まあ、これだけの額を置いていくんだ。身分が高いのは間違いないが」
優也は手元の『白金貨』を弾いた。
日本円にして100万円相当。
昨夜の売上だけで、リフォーム費用とこれまでの仕入れコスト(原価)を全て回収し、大幅な黒字(プラス)に転じている。
「お客様が誰であろうと関係ない。代金を払うなら『神様』だ。……飲食店経営の鉄則だよ」
「うぅ……信じてない……」
『ルナ様、諦めなさい。旦那様は、目の前の現金しか信じない悲しき生き物なのです』
ネギオが淹れたての紅茶をルナに出しながら、やれやれと肩をすくめる。
そこへ、外の掃除をしていたキャルルが飛び込んできた。
「優也様ー! お客様だよー! なんか凄そうな馬車が来た!」
ランチタイムにはまだ早いが、優也はすぐに表情を「店主」のものに切り替えた。
「案内してくれ」
ドアが開く。
入ってきたのは、昨夜のルチアナとはまたベクトルの違う、圧倒的な存在感を放つ女性だった。
艶やかな黒髪に、深紅の瞳。
知性的だが、冷徹な刃のような鋭さを秘めた美貌。
黒を基調としたドレスは、露出は少ないものの、体のラインを妖艶に強調している。
「……ここか。最近、ゴルド商会の私兵を壊滅させ、女神のような女が出入りしているという店は」
彼女は店内を見渡し、ふん、と鼻を鳴らした。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
「ええ。……私の舌を満足させられるものがあるなら、ね」
挑発的な物言い。
だが、優也は動じない。
『鑑定(簿記眼)』が、彼女の身につけているアクセサリーの価値を測定不能(エラー)と弾き出していた。
間違いなく、昨夜の客と同等以上の「超太客(VIP)」だ。
(……最近はこの辺りの治安が良くなったから、高貴な女性のお忍び旅行が流行ってるのか?)
優也はカウンター席を勧めた。
彼女――魔王ラスティアは、優雅に腰を下ろすと、単刀直入に言った。
「甘いものを所望するわ。それも、ただ甘いだけじゃない……私の退屈な日常に刺激をくれるような、洗練されたものをね」
「かしこまりました」
優也は即座にメニューを決めた。
知的な彼女には、この店の「看板商品」を使った、大人のデザートが相応しい。
優也は『ネット通販』で購入した業務用エスプレッソマシンのスイッチを入れた。
プシューッ! という蒸気音と共に、高圧力で抽出された濃厚なエスプレッソがカップに落ちる。
次に、冷凍庫から取り出したのは『プレミアムバニラアイスクリーム』。
冷えたガラスの器に、真っ白なアイスを盛る。
そして、その上から熱々のエスプレッソを回しかけた。
「『アフォガート・アル・カフェ』です」
ラスティアの目の前に出されたのは、白と黒のコントラスト。
熱いコーヒーの熱で、冷たいアイスがゆっくりと溶け出し、マーブル模様を描いていく。
「……熱い珈琲と、冷たい乳菓子の組み合わせ?」
「溶けきる前にどうぞ。温度差と、苦味と甘味の融合を楽しむドルチェです」
ラスティアはスプーンを手に取り、とろりと溶けた部分を口に運んだ。
冷たっ、熱っ。
相反する温度が舌の上で踊る。
濃厚なバニラの甘さを、エスプレッソの強烈な苦味が引き締め、また次の一口を誘う。
口の中に残るのは、芳醇なコーヒーの余韻。
「……っ」
ラスティアの冷徹な仮面が、アイスのように溶け崩れた。
頬が紅潮し、口元が緩む。
「美味しい……! 何これ、凄くお洒落じゃない……!」
魔王城の料理人が作る、砂糖を山盛りにしただけの甘ったるい菓子とは次元が違う。
計算され尽くした味の構築。
「気に入っていただけましたか?」
「ええ、認めるわ。……貴方、魔王軍の専属シェフにならない? 月給は金貨100枚出すわよ」
「お断りします。私は一国一城の主(個人事業主)ですので」
優也が即答した時だった。
店の奥の扉が開き、昨夜の客――ルチアナが、あくびをしながら現れた。
「あら~? いい匂いさせてるじゃない。私にもそれ頂戴。……って、げっ」
「……げっ」
ルチアナとラスティア。
女神と魔王が、カウンターで鉢合わせた。
バチバチと火花が散る……かと思いきや。
「なんでアンタがいんのよ、引きこもりの魔王様」
「貴女こそ、昼間から酒臭いわよ、自堕落女神」
まるで悪友のような軽口。
店内にいたルナだけが、「ひぃぃぃ! 世界が終わるぅぅ!」とテーブルの下に隠れて震えている。
「あら、ユーヤ君の料理を食べに来たのよ。ここの『柿の種』は最高なんだから」
「ふん、私はこの『アフォガート』の方が高尚ね。……ユーヤ、これをおかわり。あと、その『カキノタネ』というのも出しなさい」
ラスティアが対抗意識を燃やして注文する。
優也は、二人の美女(と認識している)の間に割って入り、伝票を書き込んだ。
「喧嘩をするなら外でお願いします。……追加オーダー、ありがとうございます」
結局、二人は隣同士に座り、ビールとコーヒー、そして通販のお菓子を広げて、あーだこーだと盛り上がり始めた。
「最近の勇者が弱すぎる」「天使族の予算申請が煩い」といった、物騒な単語が飛び交っているが、優也は「ファンタジー小説の設定談義か何かだろう」とスルーした。
カウンターの中で、優也は手元の帳簿(タブレット)を確認する。
【今月の売上見込:目標達成率 1200%】
人参で雇った最強の用心棒(キャルル)。
土木工事と雑用をこなすエルフと執事(ルナ&ネギオ)。
そして、白金貨を落とす二人の太客(ルチアナ&ラスティア)。
『ネット通販』という最強の兵站と、『簿記1級』という管理能力。
それらが噛み合い、この異世界の荒野に、確固たる経済圏が生まれつつあった。
「……悪くない」
優也は、楽しそうに笑う女神と魔王、そして賄いのカレーを頬張るキャルルたちを眺め、ポケットの中のコーヒーキャンディを一粒、口に放り込んだ。
「さて、次はディナーメニューの拡充だな。……日本の『ラーメン』でも出してみるか?」
三つ星シェフの野望は尽きない。
『ビストロ・アオタ』。
そこは、世界を動かす者たちが集い、胃袋を掴まれ、骨抜きにされる――世界で最も危険で、美味しい場所。
その伝説は、まだ始まったばかりである。
『ビストロ・アオタ』の朝は、悲鳴から始まった。
「だーかーらー! 本当なんですってばぁ!」
開店前の店内。ルナがカウンターをバンバン叩いて訴えていた。
「昨日の夜に来たあの女の人! あれは女神ルチアナ様です! この世界の創造主です! オーラが違います! 神気が凄かったんですぅぅ!」
「はいはい。ルナ、昨日は疲れてたんだな」
青田優也は、全く取り合わずにコーヒー豆を挽いていた。
「創造主が、あんな『仕事帰りのOL』みたいに管を巻いてビールを飲むわけがないだろう。それに、柿の種をポリポリかじってたぞ?」
「むぐぐ……! そ、それはそうですけどぉ……」
「大方、王都の貴族か何かだろ。……まあ、これだけの額を置いていくんだ。身分が高いのは間違いないが」
優也は手元の『白金貨』を弾いた。
日本円にして100万円相当。
昨夜の売上だけで、リフォーム費用とこれまでの仕入れコスト(原価)を全て回収し、大幅な黒字(プラス)に転じている。
「お客様が誰であろうと関係ない。代金を払うなら『神様』だ。……飲食店経営の鉄則だよ」
「うぅ……信じてない……」
『ルナ様、諦めなさい。旦那様は、目の前の現金しか信じない悲しき生き物なのです』
ネギオが淹れたての紅茶をルナに出しながら、やれやれと肩をすくめる。
そこへ、外の掃除をしていたキャルルが飛び込んできた。
「優也様ー! お客様だよー! なんか凄そうな馬車が来た!」
ランチタイムにはまだ早いが、優也はすぐに表情を「店主」のものに切り替えた。
「案内してくれ」
ドアが開く。
入ってきたのは、昨夜のルチアナとはまたベクトルの違う、圧倒的な存在感を放つ女性だった。
艶やかな黒髪に、深紅の瞳。
知性的だが、冷徹な刃のような鋭さを秘めた美貌。
黒を基調としたドレスは、露出は少ないものの、体のラインを妖艶に強調している。
「……ここか。最近、ゴルド商会の私兵を壊滅させ、女神のような女が出入りしているという店は」
彼女は店内を見渡し、ふん、と鼻を鳴らした。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
「ええ。……私の舌を満足させられるものがあるなら、ね」
挑発的な物言い。
だが、優也は動じない。
『鑑定(簿記眼)』が、彼女の身につけているアクセサリーの価値を測定不能(エラー)と弾き出していた。
間違いなく、昨夜の客と同等以上の「超太客(VIP)」だ。
(……最近はこの辺りの治安が良くなったから、高貴な女性のお忍び旅行が流行ってるのか?)
優也はカウンター席を勧めた。
彼女――魔王ラスティアは、優雅に腰を下ろすと、単刀直入に言った。
「甘いものを所望するわ。それも、ただ甘いだけじゃない……私の退屈な日常に刺激をくれるような、洗練されたものをね」
「かしこまりました」
優也は即座にメニューを決めた。
知的な彼女には、この店の「看板商品」を使った、大人のデザートが相応しい。
優也は『ネット通販』で購入した業務用エスプレッソマシンのスイッチを入れた。
プシューッ! という蒸気音と共に、高圧力で抽出された濃厚なエスプレッソがカップに落ちる。
次に、冷凍庫から取り出したのは『プレミアムバニラアイスクリーム』。
冷えたガラスの器に、真っ白なアイスを盛る。
そして、その上から熱々のエスプレッソを回しかけた。
「『アフォガート・アル・カフェ』です」
ラスティアの目の前に出されたのは、白と黒のコントラスト。
熱いコーヒーの熱で、冷たいアイスがゆっくりと溶け出し、マーブル模様を描いていく。
「……熱い珈琲と、冷たい乳菓子の組み合わせ?」
「溶けきる前にどうぞ。温度差と、苦味と甘味の融合を楽しむドルチェです」
ラスティアはスプーンを手に取り、とろりと溶けた部分を口に運んだ。
冷たっ、熱っ。
相反する温度が舌の上で踊る。
濃厚なバニラの甘さを、エスプレッソの強烈な苦味が引き締め、また次の一口を誘う。
口の中に残るのは、芳醇なコーヒーの余韻。
「……っ」
ラスティアの冷徹な仮面が、アイスのように溶け崩れた。
頬が紅潮し、口元が緩む。
「美味しい……! 何これ、凄くお洒落じゃない……!」
魔王城の料理人が作る、砂糖を山盛りにしただけの甘ったるい菓子とは次元が違う。
計算され尽くした味の構築。
「気に入っていただけましたか?」
「ええ、認めるわ。……貴方、魔王軍の専属シェフにならない? 月給は金貨100枚出すわよ」
「お断りします。私は一国一城の主(個人事業主)ですので」
優也が即答した時だった。
店の奥の扉が開き、昨夜の客――ルチアナが、あくびをしながら現れた。
「あら~? いい匂いさせてるじゃない。私にもそれ頂戴。……って、げっ」
「……げっ」
ルチアナとラスティア。
女神と魔王が、カウンターで鉢合わせた。
バチバチと火花が散る……かと思いきや。
「なんでアンタがいんのよ、引きこもりの魔王様」
「貴女こそ、昼間から酒臭いわよ、自堕落女神」
まるで悪友のような軽口。
店内にいたルナだけが、「ひぃぃぃ! 世界が終わるぅぅ!」とテーブルの下に隠れて震えている。
「あら、ユーヤ君の料理を食べに来たのよ。ここの『柿の種』は最高なんだから」
「ふん、私はこの『アフォガート』の方が高尚ね。……ユーヤ、これをおかわり。あと、その『カキノタネ』というのも出しなさい」
ラスティアが対抗意識を燃やして注文する。
優也は、二人の美女(と認識している)の間に割って入り、伝票を書き込んだ。
「喧嘩をするなら外でお願いします。……追加オーダー、ありがとうございます」
結局、二人は隣同士に座り、ビールとコーヒー、そして通販のお菓子を広げて、あーだこーだと盛り上がり始めた。
「最近の勇者が弱すぎる」「天使族の予算申請が煩い」といった、物騒な単語が飛び交っているが、優也は「ファンタジー小説の設定談義か何かだろう」とスルーした。
カウンターの中で、優也は手元の帳簿(タブレット)を確認する。
【今月の売上見込:目標達成率 1200%】
人参で雇った最強の用心棒(キャルル)。
土木工事と雑用をこなすエルフと執事(ルナ&ネギオ)。
そして、白金貨を落とす二人の太客(ルチアナ&ラスティア)。
『ネット通販』という最強の兵站と、『簿記1級』という管理能力。
それらが噛み合い、この異世界の荒野に、確固たる経済圏が生まれつつあった。
「……悪くない」
優也は、楽しそうに笑う女神と魔王、そして賄いのカレーを頬張るキャルルたちを眺め、ポケットの中のコーヒーキャンディを一粒、口に放り込んだ。
「さて、次はディナーメニューの拡充だな。……日本の『ラーメン』でも出してみるか?」
三つ星シェフの野望は尽きない。
『ビストロ・アオタ』。
そこは、世界を動かす者たちが集い、胃袋を掴まれ、骨抜きにされる――世界で最も危険で、美味しい場所。
その伝説は、まだ始まったばかりである。
45
あなたにおすすめの小説
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
2025/09/12(金)5巻発売!同日コミカライズ開始!
2026/03/16(月)コミカライズ1巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
50歳元艦長、スキル【酒保】と指揮能力で異世界を生き抜く。残り物の狂犬と天然エルフを拾ったら、現代物資と戦術で最強部隊ができあがりました
月神世一
ファンタジー
「命を捨てて勝つな。生きて勝て」
50歳の元イージス艦長が、ブラックコーヒーと海軍カレー、そして『指揮能力』で異世界を席巻する!
海上自衛隊の艦長だった坂上真一(50歳)は、ある日突然、剣と魔法の異世界へ転移してしまう。
再就職先を求めて人材ギルドへ向かうも、受付嬢に言われた言葉は――
「50歳ですか? シルバー求人はやってないんですよね」
途方に暮れる坂上の前にいたのは、誰からも見放された二人の問題児。
子供の泣き声を聞くと殺戮マシーンと化す「狂犬」龍魔呂。
規格外の魔力を持つが、方向音痴で市場を破壊する「天然」エルフのルナ。
「やれやれ。手のかかる部下を持ったもんだ」
坂上は彼らを拾い、ユニークスキル【酒保(PX)】を発動する。
呼び出すのは、自衛隊の補給物資。
高品質な食料、衛生用品、そして戦場の士気を高めるコーヒーと甘味。
魔法は使えない。だが、現代の戦術と無限の補給があれば負けはない。
これは、熟練の指揮官が「残り物」たちを最強の部隊へと育て上げ、美味しいご飯を食べるだけの、大人の冒険譚。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる