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EP 10
森の罠で捕獲した「自称・聖騎士」の天使、エルミナを連れて、真守とフィリアは丘の上の自宅へと戻ってきた。
「あ、あのぅ……マモル様? フィリア様? 本当にここに住んでいるのですか? どう見ても、悪霊の巣窟というか、呪われた廃屋にしか見えないのですが……」
エルミナは、苔と蔦に覆われ、窓が板で打ち付けられた(ように見える)ボロ家を見上げ、羽を震わせている。
「ふふ~ん。エルミナちゃん、人は見かけによらないし、家も外見によらないんだよ」
フィリアは先輩風を吹かせ、得意げに鼻を鳴らした。
真守は苦笑しながら、隠された電子ロックにカードキーをかざす。
ピピッ、カシャアン。
重厚な解錠音と共に、ボロボロの(に見える)ドアが開く。
「さ、どうぞ。汚さないように靴は脱いでくれよ」
「は、はい……お邪魔しま……ひゃっ!?」
一歩踏み入れた瞬間、エルミナの視界は「廃屋」から「未来」へと強制転移させられた。
純白のクロス壁。
顔が映るほど磨き上げられたフローリング。
そして、頭上から降り注ぐLEDダウンライトの、太陽より純粋な光。
「な、何ですかあああああ!? ここはあああああ!?」
エルミナの絶叫が玄関ホールに響き渡った。
「め、目が! 私の聖なる眼が眩むほどの光! まさかここは天界の『至高天(エンピレオ)』!? いや、それ以上に整っています! 埃一つない!」
パニックになり、翼をバタバタさせて壁に激突しそうになるエルミナ。
「ま、まぁ落ち着いて。とりあえずリビングへ行こう」
「ふふ~ん。驚いた? これがマモルの魔法……じゃなくて、スキルなんだよ」
フィリアが慣れた手付きでエルミナの手を引き、スリッパを履かせてリビングへと連れて行く。
◇
リビングのソファに、借りてきた猫(天使)のように縮こまって座るエルミナ。
彼女の目は、巨大な4Kテレビや、静かに冷気を送るエアコン、そしてシステムキッチンを行き来し、完全にキャパシティオーバーを起こしていた。
「……信じられません。下界にこのような文明が存在するなんて……。天界の技術局に見つかったら、戦争になりますよ……」
ブツブツと呟く彼女の前に、真守がカップを置いた。
「はい、紅茶。砂糖とミルクは?」
「え? あ、い、いえ……頂けるだけで……」
真守が出したのは、ポイント交換で取り寄せた『アールグレイ』のティーバッグで淹れた紅茶だ。
ソーサーには、スティックシュガーとポーションミルクが添えられている。
エルミナは震える手でカップを持ち上げた。
公園の水道水や、雨水ばかり飲んでいた彼女にとって、その透き通った琥珀色の液体は宝石のように見えた。
香りを嗅ぐ。ベルガモットの柑橘系の香りが、鼻腔を優しく撫でる。
「いただきます……」
一口、含んだ瞬間。
カッッッ!!!!
エルミナの脳内で、天使のファンファーレが鳴り響いた。
「おいしいいいいいいいいいっ!!!」
彼女は翼を全開に広げ(バサァッ!)、天井を仰いだ。
「な、なんですかこの芳醇な香りは! 渋みが全く無く、高貴な香りが口いっぱいに……! 天界で飲む『ネクタル』より遥かに美味しいです!」
「そりゃどうも。ただのスーパーで売ってる紅茶だけどな」
真守はスティックシュガーの封を切り、サラサラとカップに入れた。
「ああっ! そ、それは『砂糖』!? そんな宝石の粉のような純白の砂糖を、惜しげもなく!?」
「甘いのが好きなら入れてみな。ミルクもな」
エルミナは恐る恐るミルクと砂糖を混ぜ、再び飲んだ。
その瞬間、彼女はとろけるような顔をして、ソファに沈み込んだ。
「はうぅぅ……幸せですぅ……。もう公園の鳩と豆を取り合わなくていいんですね……」
その目尻には、安堵の涙が浮かんでいた。
よほど過酷なサバイバル生活だったのだろう。
「ふふっ、良かったねエルミナちゃん。マモルのお茶とお料理は世界一なんだから!」
「はい……フィリア様のおっしゃる通りです。ここは楽園(エデン)です……」
◇
一息ついたところで、今後の話し合いになった。
「で、エルミナさん。これからどうするんだ? 天界に帰る方法は?」
「……通信機も財布と共に盗まれました。自力で飛んで帰るには魔力が足りませんし、何より……」
エルミナは恥ずかしそうに俯いた。
「……こんな無様な姿で帰ったら、聖騎士団の笑いものです。『下界の詐欺師に身ぐるみ剥がされました』なんて言えません!」
「プライドが高いんだな……」
「それに! 私はこの『館』に興味を持ちました!」
エルミナはキリッとした顔(口元に紅茶の泡がついているが)で真守を見つめた。
「マモル様。貴方は神気に似た不思議な力をお持ちです。そしてこのオーパーツのような家具たち……。私は聖騎士として、この場所が悪用されないよう、監視する義務があります!」
「……要するに?」
「ここに置いてください! 掃除でも洗濯でも、魔物退治でも何でもします! ご飯と甘いお茶さえ頂ければ、文句は言いません!」
エルミナはテーブルに身を乗り出し、上目遣いで懇願した。
「お願いしますぅ! もう野宿は嫌なんですぅ! あのフカフカのお布団で寝てみたいんですぅ!」
真守はため息をついた。
正直、食い扶持が増えるのは痛い。
しかし、彼女を助けた時に貰った『5万ポイント』はデカい。当面の家賃分(ローン)は確保できたし、天使族が家にいれば、魔除けや結界の強化にもなるかもしれない。
「……はぁ。分かったよ。部屋は余ってるから、好きに使えばいい」
「本当ですか!? やったぁぁぁ!!」
エルミナは飛び上がって喜び、勢い余ってリビングの照明に頭をぶつけた。
「あ痛っ! ……あ、ありがとうございます! 我が剣と翼は、今日から貴方のものです、マスター!」
「マスターはやめろ。真守でいい」
「じゃあ、エルミナちゃんは私の妹分だね! いろいろ教えてあげる。まずはこの『洗濯機』と『ドライヤー』の使い方からね!」
「はいっ! フィリアお姉様!」
こうして、加藤真守のマイホームに、新たな居候――
『元・聖騎士、現・食いしん坊ポンコツ天使』のエルミナが加わった。
フィリア、エルミナ、そして真守。
賑やかさを増した「最強のマイホーム」での生活は、ますますローンの支払いを加速(=出費増)させていくのだった。
「あ、あのぅ……マモル様? フィリア様? 本当にここに住んでいるのですか? どう見ても、悪霊の巣窟というか、呪われた廃屋にしか見えないのですが……」
エルミナは、苔と蔦に覆われ、窓が板で打ち付けられた(ように見える)ボロ家を見上げ、羽を震わせている。
「ふふ~ん。エルミナちゃん、人は見かけによらないし、家も外見によらないんだよ」
フィリアは先輩風を吹かせ、得意げに鼻を鳴らした。
真守は苦笑しながら、隠された電子ロックにカードキーをかざす。
ピピッ、カシャアン。
重厚な解錠音と共に、ボロボロの(に見える)ドアが開く。
「さ、どうぞ。汚さないように靴は脱いでくれよ」
「は、はい……お邪魔しま……ひゃっ!?」
一歩踏み入れた瞬間、エルミナの視界は「廃屋」から「未来」へと強制転移させられた。
純白のクロス壁。
顔が映るほど磨き上げられたフローリング。
そして、頭上から降り注ぐLEDダウンライトの、太陽より純粋な光。
「な、何ですかあああああ!? ここはあああああ!?」
エルミナの絶叫が玄関ホールに響き渡った。
「め、目が! 私の聖なる眼が眩むほどの光! まさかここは天界の『至高天(エンピレオ)』!? いや、それ以上に整っています! 埃一つない!」
パニックになり、翼をバタバタさせて壁に激突しそうになるエルミナ。
「ま、まぁ落ち着いて。とりあえずリビングへ行こう」
「ふふ~ん。驚いた? これがマモルの魔法……じゃなくて、スキルなんだよ」
フィリアが慣れた手付きでエルミナの手を引き、スリッパを履かせてリビングへと連れて行く。
◇
リビングのソファに、借りてきた猫(天使)のように縮こまって座るエルミナ。
彼女の目は、巨大な4Kテレビや、静かに冷気を送るエアコン、そしてシステムキッチンを行き来し、完全にキャパシティオーバーを起こしていた。
「……信じられません。下界にこのような文明が存在するなんて……。天界の技術局に見つかったら、戦争になりますよ……」
ブツブツと呟く彼女の前に、真守がカップを置いた。
「はい、紅茶。砂糖とミルクは?」
「え? あ、い、いえ……頂けるだけで……」
真守が出したのは、ポイント交換で取り寄せた『アールグレイ』のティーバッグで淹れた紅茶だ。
ソーサーには、スティックシュガーとポーションミルクが添えられている。
エルミナは震える手でカップを持ち上げた。
公園の水道水や、雨水ばかり飲んでいた彼女にとって、その透き通った琥珀色の液体は宝石のように見えた。
香りを嗅ぐ。ベルガモットの柑橘系の香りが、鼻腔を優しく撫でる。
「いただきます……」
一口、含んだ瞬間。
カッッッ!!!!
エルミナの脳内で、天使のファンファーレが鳴り響いた。
「おいしいいいいいいいいいっ!!!」
彼女は翼を全開に広げ(バサァッ!)、天井を仰いだ。
「な、なんですかこの芳醇な香りは! 渋みが全く無く、高貴な香りが口いっぱいに……! 天界で飲む『ネクタル』より遥かに美味しいです!」
「そりゃどうも。ただのスーパーで売ってる紅茶だけどな」
真守はスティックシュガーの封を切り、サラサラとカップに入れた。
「ああっ! そ、それは『砂糖』!? そんな宝石の粉のような純白の砂糖を、惜しげもなく!?」
「甘いのが好きなら入れてみな。ミルクもな」
エルミナは恐る恐るミルクと砂糖を混ぜ、再び飲んだ。
その瞬間、彼女はとろけるような顔をして、ソファに沈み込んだ。
「はうぅぅ……幸せですぅ……。もう公園の鳩と豆を取り合わなくていいんですね……」
その目尻には、安堵の涙が浮かんでいた。
よほど過酷なサバイバル生活だったのだろう。
「ふふっ、良かったねエルミナちゃん。マモルのお茶とお料理は世界一なんだから!」
「はい……フィリア様のおっしゃる通りです。ここは楽園(エデン)です……」
◇
一息ついたところで、今後の話し合いになった。
「で、エルミナさん。これからどうするんだ? 天界に帰る方法は?」
「……通信機も財布と共に盗まれました。自力で飛んで帰るには魔力が足りませんし、何より……」
エルミナは恥ずかしそうに俯いた。
「……こんな無様な姿で帰ったら、聖騎士団の笑いものです。『下界の詐欺師に身ぐるみ剥がされました』なんて言えません!」
「プライドが高いんだな……」
「それに! 私はこの『館』に興味を持ちました!」
エルミナはキリッとした顔(口元に紅茶の泡がついているが)で真守を見つめた。
「マモル様。貴方は神気に似た不思議な力をお持ちです。そしてこのオーパーツのような家具たち……。私は聖騎士として、この場所が悪用されないよう、監視する義務があります!」
「……要するに?」
「ここに置いてください! 掃除でも洗濯でも、魔物退治でも何でもします! ご飯と甘いお茶さえ頂ければ、文句は言いません!」
エルミナはテーブルに身を乗り出し、上目遣いで懇願した。
「お願いしますぅ! もう野宿は嫌なんですぅ! あのフカフカのお布団で寝てみたいんですぅ!」
真守はため息をついた。
正直、食い扶持が増えるのは痛い。
しかし、彼女を助けた時に貰った『5万ポイント』はデカい。当面の家賃分(ローン)は確保できたし、天使族が家にいれば、魔除けや結界の強化にもなるかもしれない。
「……はぁ。分かったよ。部屋は余ってるから、好きに使えばいい」
「本当ですか!? やったぁぁぁ!!」
エルミナは飛び上がって喜び、勢い余ってリビングの照明に頭をぶつけた。
「あ痛っ! ……あ、ありがとうございます! 我が剣と翼は、今日から貴方のものです、マスター!」
「マスターはやめろ。真守でいい」
「じゃあ、エルミナちゃんは私の妹分だね! いろいろ教えてあげる。まずはこの『洗濯機』と『ドライヤー』の使い方からね!」
「はいっ! フィリアお姉様!」
こうして、加藤真守のマイホームに、新たな居候――
『元・聖騎士、現・食いしん坊ポンコツ天使』のエルミナが加わった。
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