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廻・霊視鑑定人「X氏」の話
「一人・・・多いね。」 1
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相談者「栗橋さん(仮名)」より。
ある日、X氏の元に「栗橋」と名乗る男性が訪れた。
男は22歳の男性で、大学生だという。
栗橋は言う。
「数日前、サークルの飲み会があって
その後から友人の体調が優れない・・・というか人が変わったようだ。」と。
更に詳しく話を聞くと
飲み会後、その友人はしばらく病欠をしていたそうなのだが
復活してきた友人は「素行が悪くなった」というのだ。
元々、物静かだったという友人は
病欠から復活した後、関わる友人の層が「ガラの悪い連中」に変わり
見た目にもどんどん派手になっていったというのだ。
幸い、彼等の関係は未だ良好であり
本人も自分の変わり様には驚いているそうだが・・・。
その本人も「相変わらず、気分の悪い時がある。」と述べていたそうだ。
「だったら、本人が来ないと意味無いべ?何で連れて来なかったのさ?」
困惑の表情でやって来た栗橋に対し、X氏は淡々と言い放った。
至極全うな発言である。
だが、その問いに対し栗橋はこう回答した。
「勿論、本人も連れて来る予定だったんです。
でもアイツ、この話をすると直ぐに逃げ出すんですよ。
『人をキチガイみたいに言うんじゃねぇ!』って烈火の如く怒っちゃって・・・。」
それでも、約一ヶ月の説得を経て、この場に来る約束を取り付けたハズだった。
しかし、その本人は当日になってバックレたという。
X氏は、この発言を聞き渋々ながらも
飲み会当日について話を進めた。
栗橋の話では、二次会が終わり直ぐに帰路に就いた。
その際、彼を除く3名と共に家路を歩いていたという。
その中に、件の友人も居たという。
何の変哲もない住宅街を歩いているハズだった。
一人の友人が、その話をするまでは。
「・・・なぁ、知ってっか?この辺、出るらしいぜ。」
「は?何言ってるんだよ、こんな所で出る訳ねぇだろ?住宅街だぞ?ここ。」
「そうだぜ、そういうのはもっと雰囲気のある場所で言うモンだぞ~。」
などと、その場の全員は信じていなかった。
だが、口を開いたその友人は話を続けた。
「俺、昔からこの辺に住んでるから知ってるんだよ。
ここな、なぜか事故が多いんだよ。俺が知ってるだけでも5~6回は遭遇してる。
閑静な住宅街だろ?こんな所すっ飛ばす奴なんて居る訳ねぇじゃん?
なのに皆、法定速度をかなり超えた速度で事故を起こすんだよ。
殆どの人は酷い怪我程度で収まってるらしいけどな、数人死んでるんだよ、ここ。」
その友人は、交差点の真ん中に立ち
「まさにここだ。」と言わんばかりに足元を指さしながら言い放ったという。
その場に居た全員が
良く出来た怪談話だと笑いながら帰り
その翌日から、件の友人は病欠。
最初は二日酔いを言い訳にサボっていただけかと思っていたそうだが
その友人は、凡そ2週間・・・体調を崩したままだったそうだ・・・。
ある日、X氏の元に「栗橋」と名乗る男性が訪れた。
男は22歳の男性で、大学生だという。
栗橋は言う。
「数日前、サークルの飲み会があって
その後から友人の体調が優れない・・・というか人が変わったようだ。」と。
更に詳しく話を聞くと
飲み会後、その友人はしばらく病欠をしていたそうなのだが
復活してきた友人は「素行が悪くなった」というのだ。
元々、物静かだったという友人は
病欠から復活した後、関わる友人の層が「ガラの悪い連中」に変わり
見た目にもどんどん派手になっていったというのだ。
幸い、彼等の関係は未だ良好であり
本人も自分の変わり様には驚いているそうだが・・・。
その本人も「相変わらず、気分の悪い時がある。」と述べていたそうだ。
「だったら、本人が来ないと意味無いべ?何で連れて来なかったのさ?」
困惑の表情でやって来た栗橋に対し、X氏は淡々と言い放った。
至極全うな発言である。
だが、その問いに対し栗橋はこう回答した。
「勿論、本人も連れて来る予定だったんです。
でもアイツ、この話をすると直ぐに逃げ出すんですよ。
『人をキチガイみたいに言うんじゃねぇ!』って烈火の如く怒っちゃって・・・。」
それでも、約一ヶ月の説得を経て、この場に来る約束を取り付けたハズだった。
しかし、その本人は当日になってバックレたという。
X氏は、この発言を聞き渋々ながらも
飲み会当日について話を進めた。
栗橋の話では、二次会が終わり直ぐに帰路に就いた。
その際、彼を除く3名と共に家路を歩いていたという。
その中に、件の友人も居たという。
何の変哲もない住宅街を歩いているハズだった。
一人の友人が、その話をするまでは。
「・・・なぁ、知ってっか?この辺、出るらしいぜ。」
「は?何言ってるんだよ、こんな所で出る訳ねぇだろ?住宅街だぞ?ここ。」
「そうだぜ、そういうのはもっと雰囲気のある場所で言うモンだぞ~。」
などと、その場の全員は信じていなかった。
だが、口を開いたその友人は話を続けた。
「俺、昔からこの辺に住んでるから知ってるんだよ。
ここな、なぜか事故が多いんだよ。俺が知ってるだけでも5~6回は遭遇してる。
閑静な住宅街だろ?こんな所すっ飛ばす奴なんて居る訳ねぇじゃん?
なのに皆、法定速度をかなり超えた速度で事故を起こすんだよ。
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