骸行進

メカ

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心霊「豆知識」

黄泉平喰い

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皆さんは
「黄泉平喰い(ヨモツヘグリとも言う)」という言葉をご存じだろうか?
(以下、変換が大変なので平仮名表記で「よもつへぐい」とする。)
これは、遥か昔から「禁忌の行い」として嫌煙されてきた。

簡単に言うなれば
「お供え物に手を出してしまう事」である。

正式な手順の元、食べ物を粗末にしないという精神から
お供えした物をいただく。という行為そのものは、何の問題にもならない。
(例えば、お盆が過ぎたら頂く。など)

では、この「よもつへぐい」とは何が問題なのか。
それは、道端などで見かける「お供え物」を対象にしている事が多い。

筆者のメカは「呪い」という類の中で
この「よもつへぐい」による「呪詛」が最も恐ろしい。と考えている。

この伝承を語るには、まず「イザナミ信仰」を話さなければならない。
(ここではイザナミの活躍は省略)

イザナミは若くして亡くなってしまう。
それを悲しんだ夫「イザナギノミコト」はあの世からイザナミを連れ帰ろうとする。
しかし、亡くなってしまい無残な姿を見せたくない。とイザナミは
あの世を司る「黄泉醜女(ヨモツシコメ)」という悪霊を
イザナギノミコトの元へ向かわせた。
その結果、イザナギノミコトはイザナミを連れ戻す事を諦めた。という逸話だ。

ここで、漢字を見ていただければ分かるであろう。
あの世=黄泉。
そして、黄泉を司る黄泉醜女。
さらに、死者への手向けに手をかける「よもつへぐい」

つまり
死者を冒涜するという事は、黄泉醜女を冒涜する。と同義なのだ。

そして、この呪いの尤も恐ろしい部分。
それは、関わった者全てに災いが降りかかる。
軽い怪我や事故などでは済まない。
「絶対の死が下る。」と恐れられていたという。
場合によっては、集落そのものが滅ぶ。という危険性も孕んでいたという、

現代社会において、その辺の道端に
お供えとしておにぎり等が置いてある。などという事はめっきり減ったが
その昔、この禁忌の行いは何よりも悲惨な末路を辿る。

もし誰かに「よもつへぐい」がバレたものなら
村八分で袋叩きに合い、黄泉醜女への生贄として
生きたまま、池や沼に放り込まれる。などはザラの行いだったそうだ。

また、場合によっては
死者と同じ扱いで、生きたまま棺に納められ
土葬(あるいは火葬)される。なんて事もあったとか。
(死人がお供え物を食べたんだ。これで何にも問題はなかろう!の精神)

この様に、その昔はこの「よもつへぐい」がどれだけ危険視されていたか
良く分かるほどだ。

だが、それは現代においても変わらない。
とてつもない「念」を受けるかも知れない「愚行」である。
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