骸行進

メカ

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心霊「豆知識」

「呪いの強弱」

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私には幼い頃から、とある疑問があった。

「心霊スポットや事故物件は年々増える。にも拘らず呪いが身近に襲ってこないのはなぜ?」

答えは簡単だ。
そもそも、そういった場に無縁の生活をしているからである。

・・・しかし。
前回お話した「黄泉平喰い」の様に
知らず知らずの内に、誰彼構わず広まっていく物も
世の中にはある。


黄泉平喰いを例に
人一人の呪いを、凡そ10年放置したとしよう。
10年後、ネズミ講の様に広がった呪いは、最早、天文学的数字に変わるだろう。

そういった「呪い」は現代にもある。
ではなぜ、その天文学的数字になるであろう呪いが
人口比に追いついていないのだろうか?

それはこれからお話する「呪いの特徴」が鍵となる。

呪いの特徴には2種類、存在する。

一つ、ウイルスや細菌の様に次々に「感染」していく物。(感染型)
二つ、生き物や物・場所から人へ、宿主を変え渡り歩き「寄生」していく物。(寄生型)

私が、ずっと疑問だったのは、この「感染型」について。である。

広がるだけ広がって、なぜ、目立つ害が発生していないのか。

それには「念」が関係している。

例えば、100%呪われている者が居たとして
その者が、外で2人と関わった。としよう。
その結果、その2人もいわゆる「感染者」となる訳だが・・・。
霊感の強さや体調など、さまざまな要因から
「30%呪われた者」と「70%呪われた者」という風にばらつきが生まれる。
そしてその先では、更に
「10%と20%」・「25%と45%」と言うように分かれていく。

本来、ウイルスや細菌というものは
細胞分裂を繰り返し、手を変え品を変え、進化発展していくものである。

しかし、念には限度がある。

個人への恨みがどれ程深かろうが、広がった先でそれ以上の力を発揮する事は叶わぬのだ。

アルコールを水で薄めていくように・・・広がった先で、念は力を失っていく。

それ故に、100%呪いに掛かった者と同じように被害を被る者が居ないわけだ。

しかし、忘れてはならない。
仮に100%呪われた者が何らかの原因によって
恨みの対象から外れた時(当人が亡くなった。など)

次に、その念が色濃く狙いを定めるのは、貴方かもしれない・・・。

そして、もう一つ
これは、次回お話していく事になるが
二つ目の「寄生型」についても、注意しなくてはならない・・・。
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