骸行進

メカ

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長編特集

キャンプ 4 「探索(後編)」

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前半組終了の知らせと共に、我々は入れ替わり
再び、増田の運転にて現場へと向かう。

しかし、この時の車内はまるで死者の葬儀に向かうが如く
静かな物であった。
何より、運転手である増田の肩肘張った運転は
見る者に不安を与えた。

「な、なぁ。増田?今回行く心霊スポットって・・・。」

「あぁ!?」

「いや・・・何でもない・・・。」

遠藤の問い掛けに対しても、ヤクザな対応だ。
それを見ていた友人Aと私は、心底驚き目を合わせたほどだ。

現場に着いた一行は、増田の機嫌の悪さも相まって
そそくさと肝試しを再開する。

捜索開始から凡そ20分。
トランプは何処にも見当たらない。

心配になった友人Aによって、我々へ連絡が届いた。

「もしもし?まだ見つかりそうにないか?」

「あぁ・・・。もうギブアップだな。一度戻るから、隠し場所まで案内してくれよ。」

「分かった。」

車に戻った我々は、答え合わせの為、前半組を呼び寄せた。
この時、前半組は私の車にて現地へ来た。
現地で車の番として「小島・遠藤」がそれぞれの車内で待機する事となった。

終始不機嫌な増田を先頭に、我々は廃墟へと入る。

一枚目。
それは、友人Aによって隠されていた。
前半組が見つけた2階への踊り場(出窓)のカードだ。

続いて、一行は増田が仕掛けたトランプを回収するべく
建物奥に存在するトイレへと向かった。

そこで、増田には更なる変化が起きる。

「え・・・ない。ないぞ・・・。は?どういう事だよ。」

トイレに設置されていたゴミ箱を持ち上げながら、増田は見る見る内にパニックを起こす。

「お、お前さぁ、本当はもう見つけてたんだろ?なぁ!」

今にも私の胸倉に掴みかかろうとする増田をその場に居たメンバーが取り押さえる。

「おい・・・か、からかって楽しいかよ。どうなんだよ!おい!!」

その時だ。
増田がある一言を発し、その場に全員が混乱する事になった。

「あ、アレもお前らの仕業だろ!どうせよぉ!!」

「落ち着けよ増田!、アレって何だよ!」

「アレだよ!地下の!」

この時、一同皆の脳内には「は?」という文字が浮かんで居たに違いない。

この建物に、地下は存在しないのだ。
それは、受付のような場所にある地図でも明記されている。
この建物は、純粋な二階建てであり、地下など記されていなかった。

それを聞いた我々は、増田に対し
地下など存在しない事を諭したが、増田は聞く耳を持たなかった。

ならばと、増田が見たという地下を案内してもらう事になった訳だ。

ひとまずは、増田を落ち着かせる為
一同は彼の指示の元、地価の入口へと向かったのである。
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