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霊視鑑定人X氏による鑑定など。
引っ越し先が・・・。 2
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吉谷家へと訪れたX氏だったが、彼を待ち受けていたのは
歪んだ玄関だった。
角度にしてみれば、2~3℃ほどの傾きの有る家。
「欠陥住宅」だ。
しかも、それは玄関だけに留まらず
至る所に、チラホラとその影が見えるのだ。
なるほど、「吉谷」がPTSDを患ってしまった原因はこれか。
稀に感覚の鋭敏な人物であると
家の傾きや随所の設計ミスに気付くと
それが気になってしょうがない。
結果として、生活を続けていく中で
その誤差がストレスとなり、ストレスに長い期間晒された事による
PTSDの発症だと結論に至った。
後日、施工業者とのやり取りでは
施工当時、自宅には何のミスも異変も無かったと説明を受けたそうだが
担当者が自宅を訪れ、点検を行った所
確かに、多くの異常が検出されたそうだ。
私が聞いただけでも
床の傾き、階段の高さが不揃い、内壁の一部でカビが発生
水回りの水漏れ
二階に至っては、ベランダに亀裂が入っていたそうだ。
これらの異常の数々に、業者の担当も終始青ざめた表情で謝罪を繰り返していたそうだ。
・・・だが・・・
真の異常は、こんな物ではなかったのだ。
家の総改修を行っている中、吉谷は家での異変について語り出したそうだ。
「確かに、あの家の違和感は凄かった・・・。でも、俺の感じていた違和感とは
少し違う様な気がするんです。
・・・何て言ったらいいのかな。時折、家族以外の気配がするんですよ。
『初め』に違和感を覚えた時も
そう、階段の踊り場に誰かが座ってるんじゃないかって位の圧を感じたり。
とにかく・・・変なんですよ。
あの家には何か居る・・・先生、助けてくださいよ。
家族にもしもがあったら・・・俺は・・・。」
「落ち着いてください。お宅の件はもう一度、拝見させてもらって調査しますから。」
彼の言葉を聞いたX氏は、日を改めて彼の自宅へ向かったそうだ。
改修が行われるその家には
汚れ飛散防止の為、灰色のカバーが全面に施されていた・・・。
だが、視れば視る程
外見からは何の異常も感じなかった。
「・・・妙だな。」
X氏が視えない・感じないという事がそもそも妙な話ではあるのだが
そんな中
吉谷は体長を崩すほどの異常を察知しているにも拘らず
共に過ごしている妻・娘には何も起こっていないのだ。
普通であれば、家族にも何かしらの影響が出ていても可笑しくないのだが・・・。
X氏は、一度事務所へ引き上げ
今一度、家族や新居への引っ越しなどの時系列を洗う事にしたそうだ。
そして、その先で信じられない結末を眼にする事になった。
歪んだ玄関だった。
角度にしてみれば、2~3℃ほどの傾きの有る家。
「欠陥住宅」だ。
しかも、それは玄関だけに留まらず
至る所に、チラホラとその影が見えるのだ。
なるほど、「吉谷」がPTSDを患ってしまった原因はこれか。
稀に感覚の鋭敏な人物であると
家の傾きや随所の設計ミスに気付くと
それが気になってしょうがない。
結果として、生活を続けていく中で
その誤差がストレスとなり、ストレスに長い期間晒された事による
PTSDの発症だと結論に至った。
後日、施工業者とのやり取りでは
施工当時、自宅には何のミスも異変も無かったと説明を受けたそうだが
担当者が自宅を訪れ、点検を行った所
確かに、多くの異常が検出されたそうだ。
私が聞いただけでも
床の傾き、階段の高さが不揃い、内壁の一部でカビが発生
水回りの水漏れ
二階に至っては、ベランダに亀裂が入っていたそうだ。
これらの異常の数々に、業者の担当も終始青ざめた表情で謝罪を繰り返していたそうだ。
・・・だが・・・
真の異常は、こんな物ではなかったのだ。
家の総改修を行っている中、吉谷は家での異変について語り出したそうだ。
「確かに、あの家の違和感は凄かった・・・。でも、俺の感じていた違和感とは
少し違う様な気がするんです。
・・・何て言ったらいいのかな。時折、家族以外の気配がするんですよ。
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そう、階段の踊り場に誰かが座ってるんじゃないかって位の圧を感じたり。
とにかく・・・変なんですよ。
あの家には何か居る・・・先生、助けてくださいよ。
家族にもしもがあったら・・・俺は・・・。」
「落ち着いてください。お宅の件はもう一度、拝見させてもらって調査しますから。」
彼の言葉を聞いたX氏は、日を改めて彼の自宅へ向かったそうだ。
改修が行われるその家には
汚れ飛散防止の為、灰色のカバーが全面に施されていた・・・。
だが、視れば視る程
外見からは何の異常も感じなかった。
「・・・妙だな。」
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そんな中
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共に過ごしている妻・娘には何も起こっていないのだ。
普通であれば、家族にも何かしらの影響が出ていても可笑しくないのだが・・・。
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