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霊視鑑定人X氏による鑑定など。
楽しかったはずなのに。 後日談
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幼馴染の「飯島」が退院し、私はX氏に事後報告と言う形で連絡を図った。
まず初めに、飯島の友人「古森さん」についてだが
これは、私の仮説がX氏によって確信めいたものに変わる。
ダムで彼女たちを見つけた時点で、古森さんは最早
この世の者ではなかったのだろう。
不本意な死を遂げたものは、その間際の行いを繰り返すという。
恐らく、古森さん(だった者)は
次の道連れである飯島をダムに誘い、共に暗水の淵に浸からせることが目的だったのだろう。
そうでなければ、あの時
全身ずぶ濡れでダムの橋に現れる事など、普通ではない。
また、飯島の一部記憶喪失についてだが
飲みの席だった事も有り
「お前の飲み過ぎだ。」という事で片付けてしまった。
二日酔いにより、そのままダウン。体調が戻らず妹の計らいで入院した。という流れで落ち着いた。
失踪を遂げた男女合わせて4人については
正直な所、どう説明があったかは分からない。
というのも、その4人については会社の責任者に報告し引き継いでしまった。
神隠しやら生贄やらといきなりそんな事は言えない。
探してみたが見つからなかった。という報告が妥当だった。
そして、本題に入るが・・・
私は、X氏の開口一番で出た言葉に絶句したものだ。
「良く生きて帰って来たね。」
「・・・え?」
しかも、その言葉を隠す訳でもなく大笑いしながら言うのだ。
「いやぁ、実はね。君が無事に帰って来るかは本当に賭けの部分が大きかったんだよ。」
「・・・どういう事ですか・・・。だって、木札や線香は・・・。」
「あぁ。あの木札はね、君の為の物じゃなかったんだよ。僕言っただろ?免罪符だって。」
よくよく話を聞くと、あの木札は
無礼にも肝試しだなどと言い、あの場を訪れた彼等に対し許しを請う為の物だったという。
「じゃ、じゃあ・・・線香は?」
「あの線香はね、ただの魔除け。あの場の神仏に対しては何の効果もないよ。
というか、神仏に対して線香なんて効く訳ないじゃないの。」
「・・・。」
この瞬間、X氏に対して沸々と怒りを覚えた事を今でも覚えている。
「でもさ、君が無事に帰って来たっていうのは
あの場で粗相をしなかったからだと僕は思ってる。
よく頑張ったね。・・・ただ一つ、いただけない現象はあったみたいだけど。」
途中まで大笑いしていたX氏の声色が変わる。
「君、本当によく無事だったね?」
「・・・?」
「いやさ、ダムの周辺では滝のように水が流れてたんだろ?」
「え、えぇ・・・。」
「しかも、それが入り口の方まで聞こえるって言うんだから
管理棟の方では、他の音なんて一切聞こえなかっただろ?」
「・・・そう・・・ですね。」
「・・・よく、木札が入水した音が聞こえたね。」
その一言を聞いた時、私はゾッとした。
「その後の、古森さんだっけ?彼女が入水した音も聞いちゃったんだろ?」
「・・・。」
「近い内に、お祓いに行っておいで。」
「は・・・はい。」
あの時、本当に連れて行かれそうだったのは
飯島ではなく
・・・私だったという事なのか・・・。
まず初めに、飯島の友人「古森さん」についてだが
これは、私の仮説がX氏によって確信めいたものに変わる。
ダムで彼女たちを見つけた時点で、古森さんは最早
この世の者ではなかったのだろう。
不本意な死を遂げたものは、その間際の行いを繰り返すという。
恐らく、古森さん(だった者)は
次の道連れである飯島をダムに誘い、共に暗水の淵に浸からせることが目的だったのだろう。
そうでなければ、あの時
全身ずぶ濡れでダムの橋に現れる事など、普通ではない。
また、飯島の一部記憶喪失についてだが
飲みの席だった事も有り
「お前の飲み過ぎだ。」という事で片付けてしまった。
二日酔いにより、そのままダウン。体調が戻らず妹の計らいで入院した。という流れで落ち着いた。
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正直な所、どう説明があったかは分からない。
というのも、その4人については会社の責任者に報告し引き継いでしまった。
神隠しやら生贄やらといきなりそんな事は言えない。
探してみたが見つからなかった。という報告が妥当だった。
そして、本題に入るが・・・
私は、X氏の開口一番で出た言葉に絶句したものだ。
「良く生きて帰って来たね。」
「・・・え?」
しかも、その言葉を隠す訳でもなく大笑いしながら言うのだ。
「いやぁ、実はね。君が無事に帰って来るかは本当に賭けの部分が大きかったんだよ。」
「・・・どういう事ですか・・・。だって、木札や線香は・・・。」
「あぁ。あの木札はね、君の為の物じゃなかったんだよ。僕言っただろ?免罪符だって。」
よくよく話を聞くと、あの木札は
無礼にも肝試しだなどと言い、あの場を訪れた彼等に対し許しを請う為の物だったという。
「じゃ、じゃあ・・・線香は?」
「あの線香はね、ただの魔除け。あの場の神仏に対しては何の効果もないよ。
というか、神仏に対して線香なんて効く訳ないじゃないの。」
「・・・。」
この瞬間、X氏に対して沸々と怒りを覚えた事を今でも覚えている。
「でもさ、君が無事に帰って来たっていうのは
あの場で粗相をしなかったからだと僕は思ってる。
よく頑張ったね。・・・ただ一つ、いただけない現象はあったみたいだけど。」
途中まで大笑いしていたX氏の声色が変わる。
「君、本当によく無事だったね?」
「・・・?」
「いやさ、ダムの周辺では滝のように水が流れてたんだろ?」
「え、えぇ・・・。」
「しかも、それが入り口の方まで聞こえるって言うんだから
管理棟の方では、他の音なんて一切聞こえなかっただろ?」
「・・・そう・・・ですね。」
「・・・よく、木札が入水した音が聞こえたね。」
その一言を聞いた時、私はゾッとした。
「その後の、古森さんだっけ?彼女が入水した音も聞いちゃったんだろ?」
「・・・。」
「近い内に、お祓いに行っておいで。」
「は・・・はい。」
あの時、本当に連れて行かれそうだったのは
飯島ではなく
・・・私だったという事なのか・・・。
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