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視える友人「絢女」の話
音信不通 1
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これは、約5年ほど前の話だ。
私の元に、絢女からある一本の相談の電話が鳴った。
「友達の一人がずっと音信不通になってる。」
この話を持ち掛けられた時、私は
「いや普通に警察案件の方がよくね?」とも返したのだが・・・
彼女がソレを行わなかった理由がある様だ。
「音信不通になるちょっと前に会ったんだけどさ。」
「ほ~。」
「ちょっと怪しい感じのが傍に居て。」
「ん?どういう事?」
話を掘り下げて分かったのは、その友人(以下、江崎(仮名)と呼ぶ)は
ガラの悪い知人を連れていたという。
なら、尚の事警察だろうと思ったが
絢女の話では、そのガラの悪い知人に「憑いていた」のだという。
これは、あくまでも事例として
「憑いている本人」ではなく「その周囲の人間」に悪影響を及ぼす場合も良くあることだ。
つまり、絢女もその可能性を疑った。
しかし・・・。
彼女の不安は一部肩透かしで終わる。
江崎の動向を調べて、江崎の家族へ話を聞く事になった。
すると、江崎の姉が江崎自身の居場所を知っていたのだ。
「あの子なら、○○のアパートに居るよ?」
絢女と共に、教わったアパートへ行ったが
そこで、絢女は戸惑いを見せる事になった。
「なに、これ・・・どういう事?」
江崎は高校卒業後、別の友人とシェアハウスをして生活していた。
無論、絢女もその場所は知っていた。
だが、江崎の姉に教わったアパートは絢女の知る彼女の住まいではなかったそうだ。
いきなり中へ突入・・・ともいかず
江崎の姉からより詳しい話を聞けないかと相談する事になった。
すると、分かった事がある。
絢女が見たという「ガラの悪い知人」が、ここ最近
江崎と付き合い始めた男なのだという事。
そして、教わったアパートがその男の住まいなのだそうだ。
だが、肝心の男の素性までは分からなかった。
姉の話では、江崎は男を「しゅーちゃん」と呼んでいたという事だ。
そして、私は此処までの話でもう一つ疑問が生まれた。
「お姉さんはなぜ、彼女がこのアパートに居ると知ってたんです?」
「あぁ、本人から直接聞いてたからね・・・でも、最近は確かにやり取りが殆ど無いなぁ。」
姉が頻繁にやり取りしていた最後も、時期的には音信不通になる直前だった。
しかし、絢女の方と違っているのは、その後も「定期的に」連絡が入っていた事だ。
その連絡も何時しか途切れがちになったそうだが・・・。
この時点で「犯罪臭しかしないんだけど・・・。」という感想だったが
絢女の強い希望でしばらく調べを続ける事になったのだ。
私の元に、絢女からある一本の相談の電話が鳴った。
「友達の一人がずっと音信不通になってる。」
この話を持ち掛けられた時、私は
「いや普通に警察案件の方がよくね?」とも返したのだが・・・
彼女がソレを行わなかった理由がある様だ。
「音信不通になるちょっと前に会ったんだけどさ。」
「ほ~。」
「ちょっと怪しい感じのが傍に居て。」
「ん?どういう事?」
話を掘り下げて分かったのは、その友人(以下、江崎(仮名)と呼ぶ)は
ガラの悪い知人を連れていたという。
なら、尚の事警察だろうと思ったが
絢女の話では、そのガラの悪い知人に「憑いていた」のだという。
これは、あくまでも事例として
「憑いている本人」ではなく「その周囲の人間」に悪影響を及ぼす場合も良くあることだ。
つまり、絢女もその可能性を疑った。
しかし・・・。
彼女の不安は一部肩透かしで終わる。
江崎の動向を調べて、江崎の家族へ話を聞く事になった。
すると、江崎の姉が江崎自身の居場所を知っていたのだ。
「あの子なら、○○のアパートに居るよ?」
絢女と共に、教わったアパートへ行ったが
そこで、絢女は戸惑いを見せる事になった。
「なに、これ・・・どういう事?」
江崎は高校卒業後、別の友人とシェアハウスをして生活していた。
無論、絢女もその場所は知っていた。
だが、江崎の姉に教わったアパートは絢女の知る彼女の住まいではなかったそうだ。
いきなり中へ突入・・・ともいかず
江崎の姉からより詳しい話を聞けないかと相談する事になった。
すると、分かった事がある。
絢女が見たという「ガラの悪い知人」が、ここ最近
江崎と付き合い始めた男なのだという事。
そして、教わったアパートがその男の住まいなのだそうだ。
だが、肝心の男の素性までは分からなかった。
姉の話では、江崎は男を「しゅーちゃん」と呼んでいたという事だ。
そして、私は此処までの話でもう一つ疑問が生まれた。
「お姉さんはなぜ、彼女がこのアパートに居ると知ってたんです?」
「あぁ、本人から直接聞いてたからね・・・でも、最近は確かにやり取りが殆ど無いなぁ。」
姉が頻繁にやり取りしていた最後も、時期的には音信不通になる直前だった。
しかし、絢女の方と違っているのは、その後も「定期的に」連絡が入っていた事だ。
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