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一章 役目を終えて【ミシュリーヌ】
第18話 リュック
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ミシュリーヌはヤニックや商人と別れて、サビーヌの案内で街を歩く。これまで通ってきた他領の町とは違い、人々の表情は暗い。人は多く、大きな荷物を抱えている者も見かける。この街はぐるりと壁に囲まれて守られているので、近隣の小さな村々から逃げ込んで来たのかもしれない。
「ここが我が家よ」
サビーヌに連れてこられたのは、小さな一軒家だった。この国の平民の平均的な暮らしをしているようだ。
「狭い家だけど入って」
サビーヌは笑顔で扉を開けてくれるが、ミシュリーヌは戸惑ってしまう。
「あの、療養所に行かないんですか? 面会時間があるとか?」
魔素に侵された患者は、療養所に集められる。そこで怪我の治療を受けながら、神官が浄化薬を持って巡回してくるのを待つのだ。
「療養所には入っていないの。私がいない間は、リュックの弟と妹が面倒を見てくれているわ」
「えっ!?」
ミシュリーヌは驚いて思わず声を上げた。通常ではありえない。何か特別な理由でもあるのだろうか?
「義姉さん、おかえりなさい」
「ただいま」
ミシュリーヌが質問して良いのか悩んでいると、可愛らしい女性が扉から顔を出す。女性はリュックの妹のシモーヌらしい。ミシュリーヌより、少し年上だろうか。
「それで、どうでしたか?」
短い挨拶を済ませると、シモーヌが遠慮がちに尋ねる。不安と緊張が混ざったような声に、サビーヌが優しい顔で頷いた。
「これが浄化薬よ。すぐに飲ませましょう」
「手に入ったんですね。ありがとうございます」
シモーヌも笑顔を見せたが、すぐに緊張した表情に戻る。この国の人間なら、効果が出るかどうか分からないことは、想像できているのだろう。
ミシュリーヌは緊張しながら、二人の後を追って玄関扉を潜った。
「ここで休ませているの。狭い部屋だけど入ってくれる?」
「失礼します」
ミシュリーヌが案内された部屋には、小さなベッドが置かれていた。病室と変わらぬ重苦しい空気が部屋を満たしている。
ミシュリーヌは無意識に部屋の空気を浄化した。暗い感情には魔素が集まりやすい。
ベッドには苦しそうに眠る男性の姿があった。溢れる汗を、傍らに座るよく似た青年が拭っている。シモーヌがミシュリーヌの耳元で、リュックとその弟のニコラだと教えてくれた。
「やっと、帰ってきたのか?」
ニコラはリュックの汗を拭い終えると、振り返ってギロリとサビーヌを睨みつけた。
「遅くなってごめんね」
サビーヌはただただ申し訳なさそうに頭を下げる。
「兄貴のことを見捨てて逃げたのかと思ったよ」
「義姉さんはそんなことしないわ」
「チッ……シモーヌはいつも、この女の味方だもんな。だいたい、俺は……――」
ミシュリーヌは、ニコラがサビーヌを責め立てるのを聞きながら、リュックの状態を観察する。皆が落ち着くのを待っている気持ちの余裕はなかった。
リュックは、かなり魔素が体内に充満している。治療は間に合うだろうか?
「小言なら後でいくらでも聞くわ。先にこれをリュックに飲ませてあげて」
「手に入ったのか!?」
「見てのとおりよ」
ミシュリーヌは二人の会話を聞き流しながら目を瞑る。聖魔法を発動させて、リュックの身体の中心からゆっくりと流した。
リュックの身体が徐々に浄化されていくのを感じる。
「私が飲ませても構わないわよね」
「あ、ああ」
途中から、サビーヌが飲ませた浄化薬の効果も加わって、浄化の速度がグンッと上がる。
「……」
「……」
浄化は進んでいるが、リュックはまだ目覚めない。サビーヌたちには、飲ませたのに効果が全く無いように見えているだろう。部屋がピリピリとしてきて、ミシュリーヌの魔法の邪魔をする。
落ち着くのよ。わたくしにならできるわ。
ミシュリーヌは心の中で唱えながら治療を続けた。
魔力を使うときに精神的な動揺は禁物だ。最悪の場合、魔法が暴発し魔力切れを起こすことになる。今のミシュリーヌには、魔力切れを起こした際の治療法がない。万が一のときにはリュックだけでなく、自分の命も危ない。
本来のミシュリーヌであれば、そこまで心配する必要はない。だが、オーギュストとのことがあって以来、魔法が安定していない気がするのだ。薄々感じてはいたが、いつもより強い魔法を使っている今は確信している。魔法は自分の心を映す鏡だと言われるが、そのとおりだと思う。
「……だから、無駄だって言ったんだ。兄貴を一人にして、あんたは何をやってるんだよ。ずっと、兄貴はあんたを呼んでいたのに!」
ニコラがサビーヌに掴みかかる。ミシュリーヌは歯がゆい思いでニコラの怒号を聞いていた。今は状況を説明する余裕がない。
「ニコラ、やめてよ。義姉さんは最善を尽くしてくれたわ」
「でも、駄目だったじゃないか!」
「ニコラ!」
ニコラが部屋を飛び出し、シモーヌがそれを追いかけて部屋を出ていった。静まり返った部屋に、サビーヌの震えるようなため息が漏れる。
「ミーシャ、お腹空いてるでしょ? 何か作ってくるわね」
サビーヌもミシュリーヌの返事を待たずに部屋を出ていく。ハキハキと明るいのに涙の混じった声が痛々しい。
目を覚ますまでは結果が分からない。ミシュリーヌは泣きそうになるのを堪えて、浄化を続けた。
「ここが我が家よ」
サビーヌに連れてこられたのは、小さな一軒家だった。この国の平民の平均的な暮らしをしているようだ。
「狭い家だけど入って」
サビーヌは笑顔で扉を開けてくれるが、ミシュリーヌは戸惑ってしまう。
「あの、療養所に行かないんですか? 面会時間があるとか?」
魔素に侵された患者は、療養所に集められる。そこで怪我の治療を受けながら、神官が浄化薬を持って巡回してくるのを待つのだ。
「療養所には入っていないの。私がいない間は、リュックの弟と妹が面倒を見てくれているわ」
「えっ!?」
ミシュリーヌは驚いて思わず声を上げた。通常ではありえない。何か特別な理由でもあるのだろうか?
「義姉さん、おかえりなさい」
「ただいま」
ミシュリーヌが質問して良いのか悩んでいると、可愛らしい女性が扉から顔を出す。女性はリュックの妹のシモーヌらしい。ミシュリーヌより、少し年上だろうか。
「それで、どうでしたか?」
短い挨拶を済ませると、シモーヌが遠慮がちに尋ねる。不安と緊張が混ざったような声に、サビーヌが優しい顔で頷いた。
「これが浄化薬よ。すぐに飲ませましょう」
「手に入ったんですね。ありがとうございます」
シモーヌも笑顔を見せたが、すぐに緊張した表情に戻る。この国の人間なら、効果が出るかどうか分からないことは、想像できているのだろう。
ミシュリーヌは緊張しながら、二人の後を追って玄関扉を潜った。
「ここで休ませているの。狭い部屋だけど入ってくれる?」
「失礼します」
ミシュリーヌが案内された部屋には、小さなベッドが置かれていた。病室と変わらぬ重苦しい空気が部屋を満たしている。
ミシュリーヌは無意識に部屋の空気を浄化した。暗い感情には魔素が集まりやすい。
ベッドには苦しそうに眠る男性の姿があった。溢れる汗を、傍らに座るよく似た青年が拭っている。シモーヌがミシュリーヌの耳元で、リュックとその弟のニコラだと教えてくれた。
「やっと、帰ってきたのか?」
ニコラはリュックの汗を拭い終えると、振り返ってギロリとサビーヌを睨みつけた。
「遅くなってごめんね」
サビーヌはただただ申し訳なさそうに頭を下げる。
「兄貴のことを見捨てて逃げたのかと思ったよ」
「義姉さんはそんなことしないわ」
「チッ……シモーヌはいつも、この女の味方だもんな。だいたい、俺は……――」
ミシュリーヌは、ニコラがサビーヌを責め立てるのを聞きながら、リュックの状態を観察する。皆が落ち着くのを待っている気持ちの余裕はなかった。
リュックは、かなり魔素が体内に充満している。治療は間に合うだろうか?
「小言なら後でいくらでも聞くわ。先にこれをリュックに飲ませてあげて」
「手に入ったのか!?」
「見てのとおりよ」
ミシュリーヌは二人の会話を聞き流しながら目を瞑る。聖魔法を発動させて、リュックの身体の中心からゆっくりと流した。
リュックの身体が徐々に浄化されていくのを感じる。
「私が飲ませても構わないわよね」
「あ、ああ」
途中から、サビーヌが飲ませた浄化薬の効果も加わって、浄化の速度がグンッと上がる。
「……」
「……」
浄化は進んでいるが、リュックはまだ目覚めない。サビーヌたちには、飲ませたのに効果が全く無いように見えているだろう。部屋がピリピリとしてきて、ミシュリーヌの魔法の邪魔をする。
落ち着くのよ。わたくしにならできるわ。
ミシュリーヌは心の中で唱えながら治療を続けた。
魔力を使うときに精神的な動揺は禁物だ。最悪の場合、魔法が暴発し魔力切れを起こすことになる。今のミシュリーヌには、魔力切れを起こした際の治療法がない。万が一のときにはリュックだけでなく、自分の命も危ない。
本来のミシュリーヌであれば、そこまで心配する必要はない。だが、オーギュストとのことがあって以来、魔法が安定していない気がするのだ。薄々感じてはいたが、いつもより強い魔法を使っている今は確信している。魔法は自分の心を映す鏡だと言われるが、そのとおりだと思う。
「……だから、無駄だって言ったんだ。兄貴を一人にして、あんたは何をやってるんだよ。ずっと、兄貴はあんたを呼んでいたのに!」
ニコラがサビーヌに掴みかかる。ミシュリーヌは歯がゆい思いでニコラの怒号を聞いていた。今は状況を説明する余裕がない。
「ニコラ、やめてよ。義姉さんは最善を尽くしてくれたわ」
「でも、駄目だったじゃないか!」
「ニコラ!」
ニコラが部屋を飛び出し、シモーヌがそれを追いかけて部屋を出ていった。静まり返った部屋に、サビーヌの震えるようなため息が漏れる。
「ミーシャ、お腹空いてるでしょ? 何か作ってくるわね」
サビーヌもミシュリーヌの返事を待たずに部屋を出ていく。ハキハキと明るいのに涙の混じった声が痛々しい。
目を覚ますまでは結果が分からない。ミシュリーヌは泣きそうになるのを堪えて、浄化を続けた。
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