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新婚の菜穂とマユの世話焼隊達。
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⌘ マユ視点 ⌘
新婚旅行から菜穂が帰って来た。
あれ?何かやつれてる?
だけど、腰のくびれが以前より、もっと良くなっているしオマケに肌艶も良く新妻ならではの色香が半端ない。
男性社員なんか顔を赤らめ目を逸らす始末。
長年片想いし続け腹を空かせ過ぎた野獣に美味しく食べられたウサギ
コレ無自覚だから旦那さん大変だ。
私に対しての反応は変わらないけど、何か引けちゃう。
「私、マユから真兄とお付き合いしてるって聞いてなかったんだけど」
とうとうバレた。
「いやっあの~~~隠すつもりはなかったんだけど何故かそうなっちゃって…ごめん」
「別に謝らなくていいよ。いつ、くっつくんだろうって勝手に心配していただけ…そのうちマユ義姉さんて呼ぶ日が来るのか」
菜穂は態とらしく溜息を吐く。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「「菜穂ちゃーん。こっちこっち」」
義姉達に呼び出される。
「香織さん。美咲さん。体調はいかがですか?あっそれと旅行のお土産です。他のお土産は家に送ってます」
「「ありがとう菜穂ちゃん」」
2人共、妊娠後期に入り、かなりお腹が大きい。
出産予定日も同時期で、どんだけ仲良しなんだろうって思う。
「「結婚したばかりの菜穂ちゃんにお兄ちゃん達の子守を依頼してごめんね」」
「もれなく旦那もついてくるので逆に、申し訳ないです」
2人の出産から床上げ後に帰って来てから、暫くの間、私は一時、実家に帰る事になった。
「義姉さん達は実家に帰るんですよね?」
斎川家は確かに裕福な家庭だが所謂〝お手伝いさん〟は雇っていない。
大昔に他人を自宅に雇い入れ事件が起きた事があったと聞いた事がある。
違う意味で大家族なので家事は大変。
母と頑張るしか無い。
「ねぇ菜穂ちゃん。マユちゃんと真斗の件なんだけど…」
珍しく美咲さんが話を切り出す。
「菜穂ちゃんも結婚したし、マユちゃん達もって思っちゃうのよねー」
「付き合い出した時期は近いですが、私の場合は、知臣さんが強行した様なモノだけどマユ達は始めが微妙な関係からだから、2人のタイミングが大事だと思うんですが…」
「「知臣だからねー」」
「結婚前提って言って進展が無いから勝手に私達がヤキモキしてるんだけの話」
義姉さん達の言い分とマユの気持ちもわかるので私は黙って話を聞く事にした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⌘ 再びマユ視点 ⌘
真斗さんと付き合い出して半年が過ぎ、その間に菜穂も結婚した。
別に結婚に焦っているわけじゃ無い。
一応結婚前提の付き合いになってるし、お互いの距離感も前と然程変わらない。
まぁ少し甘さがプラスされたぐらい。
偶にあるスキンシップ。
「マユ。このゲームのイベのアイテム1人で取るヤツじゃないから付き合って」
「いーよ」
っとまぁ、こんな感じ。
この関係に不満はない。
だけど、最近、周りから言われ少し気になっている。
どうしたものか…
言葉を間違えれば催促してる感じがするし今の、この距離感も崩しかねない。
「っしゃアイテムゲット。マユ、サンキュー」
子供の様にはしゃぐ真斗。
〝真斗のこの顔が1番好き〟そんなことを考えると
「繭華…」
突然、落ち着いた声で名前を呼ばれた。
新婚旅行から菜穂が帰って来た。
あれ?何かやつれてる?
だけど、腰のくびれが以前より、もっと良くなっているしオマケに肌艶も良く新妻ならではの色香が半端ない。
男性社員なんか顔を赤らめ目を逸らす始末。
長年片想いし続け腹を空かせ過ぎた野獣に美味しく食べられたウサギ
コレ無自覚だから旦那さん大変だ。
私に対しての反応は変わらないけど、何か引けちゃう。
「私、マユから真兄とお付き合いしてるって聞いてなかったんだけど」
とうとうバレた。
「いやっあの~~~隠すつもりはなかったんだけど何故かそうなっちゃって…ごめん」
「別に謝らなくていいよ。いつ、くっつくんだろうって勝手に心配していただけ…そのうちマユ義姉さんて呼ぶ日が来るのか」
菜穂は態とらしく溜息を吐く。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「「菜穂ちゃーん。こっちこっち」」
義姉達に呼び出される。
「香織さん。美咲さん。体調はいかがですか?あっそれと旅行のお土産です。他のお土産は家に送ってます」
「「ありがとう菜穂ちゃん」」
2人共、妊娠後期に入り、かなりお腹が大きい。
出産予定日も同時期で、どんだけ仲良しなんだろうって思う。
「「結婚したばかりの菜穂ちゃんにお兄ちゃん達の子守を依頼してごめんね」」
「もれなく旦那もついてくるので逆に、申し訳ないです」
2人の出産から床上げ後に帰って来てから、暫くの間、私は一時、実家に帰る事になった。
「義姉さん達は実家に帰るんですよね?」
斎川家は確かに裕福な家庭だが所謂〝お手伝いさん〟は雇っていない。
大昔に他人を自宅に雇い入れ事件が起きた事があったと聞いた事がある。
違う意味で大家族なので家事は大変。
母と頑張るしか無い。
「ねぇ菜穂ちゃん。マユちゃんと真斗の件なんだけど…」
珍しく美咲さんが話を切り出す。
「菜穂ちゃんも結婚したし、マユちゃん達もって思っちゃうのよねー」
「付き合い出した時期は近いですが、私の場合は、知臣さんが強行した様なモノだけどマユ達は始めが微妙な関係からだから、2人のタイミングが大事だと思うんですが…」
「「知臣だからねー」」
「結婚前提って言って進展が無いから勝手に私達がヤキモキしてるんだけの話」
義姉さん達の言い分とマユの気持ちもわかるので私は黙って話を聞く事にした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⌘ 再びマユ視点 ⌘
真斗さんと付き合い出して半年が過ぎ、その間に菜穂も結婚した。
別に結婚に焦っているわけじゃ無い。
一応結婚前提の付き合いになってるし、お互いの距離感も前と然程変わらない。
まぁ少し甘さがプラスされたぐらい。
偶にあるスキンシップ。
「マユ。このゲームのイベのアイテム1人で取るヤツじゃないから付き合って」
「いーよ」
っとまぁ、こんな感じ。
この関係に不満はない。
だけど、最近、周りから言われ少し気になっている。
どうしたものか…
言葉を間違えれば催促してる感じがするし今の、この距離感も崩しかねない。
「っしゃアイテムゲット。マユ、サンキュー」
子供の様にはしゃぐ真斗。
〝真斗のこの顔が1番好き〟そんなことを考えると
「繭華…」
突然、落ち着いた声で名前を呼ばれた。
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