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73話
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「ナオト君王様より呼び出しありますが」
「どんな用件で?」
「今回の王都防衛の最大の功労者に褒美をとのことです、多分爵位を授与されて領地に赴任させられ領地を治めるためにそこなら動けなくなるかもです」
「それって断れるのですか?」
「できれば受けて欲しいのですが宜しければ私が代理で行って来てもいいですが、何か希望の物はありますか?」
「鉱石が欲しいです、ダイヤとかルビーとか、それと最高級魔法水も欲しいです、エリクサー作りたいので、なるべくたくさんもらって来てください」
「ではそのようにお伝えして来ますね」
面倒なことにならずに済んだと喜んでいたが、全てはヒルダの策略である、王族であるナオトが爵位を授与されることはありえない、まだまだナオトの存在を王国に見つかるわけにもいかないのだが、あれだけの功績をなしにすることもできない為、ある程度はホントをある部分では嘘を混ぜて知らせた
帝国との戦争を回避したことによってこれからはかねてよりやりたかったことが誰の干渉を受けることなくできるようになった、何をやりたかったと言うと
・孤児院の建設
・現代で異世界食材を使った飲食店の開店
・ファステルでの現代の調味料を使用しての飲食店の経営
・魔法を覚える
孤児院の建設は早急にしたい、トゥリ達のような子供達がこの世界で安全に将来のことも見据えて環境を整えてやりたい、子供は国の宝だからな、後は仲間の理解を得られるかどうかだな、まずはアステルに相談しよう
「親方ーいるかー」
「今度は何の用じゃ、この前は王都まで付き合ってやっただろう」
「それについてはありがとう、お礼にたくさんのお酒を渡しただろ」
王都での柵の建設のお礼に職人1人に付き1樽の酒を渡した、樽の中身は度数の高いウイスキーである
「あんなのもう全部飲んじまったわい」
「1樽って18リットルだぞ、1日1リットル飲んだとしても18日は掛かる、渡したの3日前だぞ」
「酒があれば仕事なんてしなくてもいいからな、朝から晩まで飲んでたらいつの間にかなくなってたわい」
俺はアル中を育成するつもりはなかったのだが、予備軍を作ることになろうとは
「酒がなくなってるなら丁度いい、スラムに孤児院を作りたいので協力してくれんか、資材はこちらで用意する、報酬は酒と金どっちがいい?」
「もちろん酒だ、お前の持ってくる酒は金があっても買えないからな」
そりゃあ現代の酒だ、こっちで入手する方法はないだろう
「どれぐらいで作れそうだ?」
「材質によるな、木で作るか石で作るか、木なら1週間だな、石なら3週間だな、いずれの方法でも毎日酒の差し入れがなければ動かないからな」
「エールでいいか?強い酒だと流石に動けなくなるだろ」
「エールなんぞ水代わりだわ、じゃあ夜の分はウイスキーで、それなら受けてやるぞ、どっちの材質でやるんだ?」
「丈夫なのは石だろ?石で頼むよ、そんなところでケチるなんて考えられないよ、子供達の安全が1番だ」
「お前ならそう言うと思っていたわい、任せろ」
スラムに行ってみよう
「トゥリ居るか?」
「兄ちゃんどうしたんだい、また仕事くれるのか?」
「実はな、ここに孤児院を作ろうと思っているだが、どこに作ればいいと思う?」
「その孤児院って俺たちも住んでもいいの?」
「お前たちの為に作るんだから勿論だ、その代わり手伝えよ、場所を確保しないといけないんだよ」
「わかった、俺たちの今住んでるとこに建ててくれるか?建ててる間は適当なとこに住むから安心してくれていいよ」
3週間もこいつらをホームレスにさせるのもまぁ、、、
「お前らみんなまとめて宿屋に泊めてやるよ、その代わりちゃんと建てるの手伝えよ」
「はぁーいっ」
素直でいい子たちだ、働き者なのはパン作りの時から知っている、しかも今回は自分たちの住む場所の為だ、一生懸命やってくれるだろう
どうせなら一階部分を食堂にしよう、そしたら子供達の雇用の場にもなる、自分達の家の中で働くのだから安全でもある、現代の飲食の開店よりもこちらの食堂のほうが早く開けることができそうだ、でも勝手にスラムの土地使ってるけど、地主さんって居るのだろうか、ヒルダさんに聞こう
「ヒルダさん?」
「今王都だよ」
そういやそうだった、呼ばれて行ったんだった
「ライトさん、代わりに教えてください」
「私の代わりがヒルダであって、ヒルダの代わりが私ではないんだけどね」
ライトさんのほうが偉いことすっかり忘れてた
「パンの窯で使ってたスラムに今度孤児院作ろうと思うのですが、誰に許可もらえばいいです?」
「あそこなら好きに使っていいよ」
「食堂も一緒に作っても大丈夫ですか?」
「犯罪の温床にならない限り大歓迎だよ、必要な物があったら用意するよ」
「頼もうと思っていたのですが建材を用意してもらっていいです?私が払いますから」
「多少値引きしておくね」
後は出来上がるまで待つだけだ、楽しみだ。
「どんな用件で?」
「今回の王都防衛の最大の功労者に褒美をとのことです、多分爵位を授与されて領地に赴任させられ領地を治めるためにそこなら動けなくなるかもです」
「それって断れるのですか?」
「できれば受けて欲しいのですが宜しければ私が代理で行って来てもいいですが、何か希望の物はありますか?」
「鉱石が欲しいです、ダイヤとかルビーとか、それと最高級魔法水も欲しいです、エリクサー作りたいので、なるべくたくさんもらって来てください」
「ではそのようにお伝えして来ますね」
面倒なことにならずに済んだと喜んでいたが、全てはヒルダの策略である、王族であるナオトが爵位を授与されることはありえない、まだまだナオトの存在を王国に見つかるわけにもいかないのだが、あれだけの功績をなしにすることもできない為、ある程度はホントをある部分では嘘を混ぜて知らせた
帝国との戦争を回避したことによってこれからはかねてよりやりたかったことが誰の干渉を受けることなくできるようになった、何をやりたかったと言うと
・孤児院の建設
・現代で異世界食材を使った飲食店の開店
・ファステルでの現代の調味料を使用しての飲食店の経営
・魔法を覚える
孤児院の建設は早急にしたい、トゥリ達のような子供達がこの世界で安全に将来のことも見据えて環境を整えてやりたい、子供は国の宝だからな、後は仲間の理解を得られるかどうかだな、まずはアステルに相談しよう
「親方ーいるかー」
「今度は何の用じゃ、この前は王都まで付き合ってやっただろう」
「それについてはありがとう、お礼にたくさんのお酒を渡しただろ」
王都での柵の建設のお礼に職人1人に付き1樽の酒を渡した、樽の中身は度数の高いウイスキーである
「あんなのもう全部飲んじまったわい」
「1樽って18リットルだぞ、1日1リットル飲んだとしても18日は掛かる、渡したの3日前だぞ」
「酒があれば仕事なんてしなくてもいいからな、朝から晩まで飲んでたらいつの間にかなくなってたわい」
俺はアル中を育成するつもりはなかったのだが、予備軍を作ることになろうとは
「酒がなくなってるなら丁度いい、スラムに孤児院を作りたいので協力してくれんか、資材はこちらで用意する、報酬は酒と金どっちがいい?」
「もちろん酒だ、お前の持ってくる酒は金があっても買えないからな」
そりゃあ現代の酒だ、こっちで入手する方法はないだろう
「どれぐらいで作れそうだ?」
「材質によるな、木で作るか石で作るか、木なら1週間だな、石なら3週間だな、いずれの方法でも毎日酒の差し入れがなければ動かないからな」
「エールでいいか?強い酒だと流石に動けなくなるだろ」
「エールなんぞ水代わりだわ、じゃあ夜の分はウイスキーで、それなら受けてやるぞ、どっちの材質でやるんだ?」
「丈夫なのは石だろ?石で頼むよ、そんなところでケチるなんて考えられないよ、子供達の安全が1番だ」
「お前ならそう言うと思っていたわい、任せろ」
スラムに行ってみよう
「トゥリ居るか?」
「兄ちゃんどうしたんだい、また仕事くれるのか?」
「実はな、ここに孤児院を作ろうと思っているだが、どこに作ればいいと思う?」
「その孤児院って俺たちも住んでもいいの?」
「お前たちの為に作るんだから勿論だ、その代わり手伝えよ、場所を確保しないといけないんだよ」
「わかった、俺たちの今住んでるとこに建ててくれるか?建ててる間は適当なとこに住むから安心してくれていいよ」
3週間もこいつらをホームレスにさせるのもまぁ、、、
「お前らみんなまとめて宿屋に泊めてやるよ、その代わりちゃんと建てるの手伝えよ」
「はぁーいっ」
素直でいい子たちだ、働き者なのはパン作りの時から知っている、しかも今回は自分たちの住む場所の為だ、一生懸命やってくれるだろう
どうせなら一階部分を食堂にしよう、そしたら子供達の雇用の場にもなる、自分達の家の中で働くのだから安全でもある、現代の飲食の開店よりもこちらの食堂のほうが早く開けることができそうだ、でも勝手にスラムの土地使ってるけど、地主さんって居るのだろうか、ヒルダさんに聞こう
「ヒルダさん?」
「今王都だよ」
そういやそうだった、呼ばれて行ったんだった
「ライトさん、代わりに教えてください」
「私の代わりがヒルダであって、ヒルダの代わりが私ではないんだけどね」
ライトさんのほうが偉いことすっかり忘れてた
「パンの窯で使ってたスラムに今度孤児院作ろうと思うのですが、誰に許可もらえばいいです?」
「あそこなら好きに使っていいよ」
「食堂も一緒に作っても大丈夫ですか?」
「犯罪の温床にならない限り大歓迎だよ、必要な物があったら用意するよ」
「頼もうと思っていたのですが建材を用意してもらっていいです?私が払いますから」
「多少値引きしておくね」
後は出来上がるまで待つだけだ、楽しみだ。
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