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遠のくスローライフ
正直な思い
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3人と寝始めて2日目
夢が鮮明にとかの変化はないけど・・・とうとう 広くなった土地に屋敷を建ててしまった。
それも私の一言であっさりと建てたのは鎧烏のコウキだ。
家に住みたい。実にあっさりとした願いだった割には豪奢な建物だ。
テレビや雑誌で見たバリの別荘その物だ。
恐ろしい。一言でも呟けば叶えられる夢は一歩間違えたら、夢と現実との境目が難しくなりそうだ。
むにゃむにゃと私には抱きついてるコウキの体温は少したかめで暖かい。
人肌とはこんな感じだったかな?なんて思いながらもう少し 惰眠を貪ろうと目を閉じた。
出だしの、キャラメル作りで3度駄目したレビン。
「どうしたの?集中出来ない?」
「すみません。昨日 リューイにプリンが固いし なによりキャラメルが苦くてたべれないと
言われてしまって、今日こそは上手く作りたくて」
子供は正直だ。その正直さは時に残酷でもある。
「そう、リューイちゃんの味覚は正確よね。味見係が出来て良かったわ」
「味見係ですか」
「自分では気が付かないちいさな変化にいち早く気づいて貰えるじゃない。くる客に同じ物を提供しないと行けないのに、何時もと違ってたらお店の信用問題に関わるでしょ。
その為には、味見係が確かな味覚を持って居て 的確な違いを言いきれたら、どの様にすればいいか気が付けるよね。リューイちゃんは私が作ったプリンの味をしっかりと覚えてたって事よ。何か 違うと思えば リューイちゃんが心強い味方になるよ」
「確かに その通りですね」
「まだ、二日目よ 肩に力を入れないで気楽にやろうよ」
いい返事を返して来たレビンは、肩から力が抜けたのか順調に昨日と同じ手順でプリンを作り、出来上がる。
キャラメルはいい感じに出来たけどプリンが少し硬いかな?
「昨日に比べたら キャラメルはいい感じね。でもプリンの部分が固いかな?ミルクを沸騰させすぎ。自分が思うより少し早めに火から降ろさないと 」
今日は少しアドバイスをして今日の修行は終わった。
レビンが帰ってから 私は粘土を懸命に捏ねてた。
陶器を作る際くるくると回る天板を創造で作り 今作ってるのはティーカップ カップの縁外側が花弁を思い浮かべながら ほんの少し外側に反らせて滑らかにして行く、ティースプーンは持ち手の先端にチェーン鎖を作りその先に花を取り付けた。花はユキナが作ってくれた物を使用。
取り皿は コウキ
大皿をアオト
花バージョンのあとは
四葉のクローバー
ハートを、作ってみるとかなり楽しいものだ。始めてだし 失敗したとしても、気にしないことにして、記憶にあるやり方を試して見ることにした。半分程水分を抜いて貰い 明日、素焼きをしてみようと思う。
見よう見まねだからどれが正しいかなんて分からないからね。
三日目の夜で気がつく私もちょっと と思う。3人の寝る位置がローテンションになってるのか、左右にくるのが何時も一緒にならない事に気がついた。
「ミホの隣で寝たいからね。平等にならないと不公平だからね。ミホは気にせずにただ僕達と一緒に寝てくれたら良いだけだよ」
コウキ、アオト、私、ユキナ の順で横になる。当然の様に両隣りの2人は私には腕を伸ばして抱きしめて眠るのだ。
夢が鮮明にとかの変化はないけど・・・とうとう 広くなった土地に屋敷を建ててしまった。
それも私の一言であっさりと建てたのは鎧烏のコウキだ。
家に住みたい。実にあっさりとした願いだった割には豪奢な建物だ。
テレビや雑誌で見たバリの別荘その物だ。
恐ろしい。一言でも呟けば叶えられる夢は一歩間違えたら、夢と現実との境目が難しくなりそうだ。
むにゃむにゃと私には抱きついてるコウキの体温は少したかめで暖かい。
人肌とはこんな感じだったかな?なんて思いながらもう少し 惰眠を貪ろうと目を閉じた。
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「すみません。昨日 リューイにプリンが固いし なによりキャラメルが苦くてたべれないと
言われてしまって、今日こそは上手く作りたくて」
子供は正直だ。その正直さは時に残酷でもある。
「そう、リューイちゃんの味覚は正確よね。味見係が出来て良かったわ」
「味見係ですか」
「自分では気が付かないちいさな変化にいち早く気づいて貰えるじゃない。くる客に同じ物を提供しないと行けないのに、何時もと違ってたらお店の信用問題に関わるでしょ。
その為には、味見係が確かな味覚を持って居て 的確な違いを言いきれたら、どの様にすればいいか気が付けるよね。リューイちゃんは私が作ったプリンの味をしっかりと覚えてたって事よ。何か 違うと思えば リューイちゃんが心強い味方になるよ」
「確かに その通りですね」
「まだ、二日目よ 肩に力を入れないで気楽にやろうよ」
いい返事を返して来たレビンは、肩から力が抜けたのか順調に昨日と同じ手順でプリンを作り、出来上がる。
キャラメルはいい感じに出来たけどプリンが少し硬いかな?
「昨日に比べたら キャラメルはいい感じね。でもプリンの部分が固いかな?ミルクを沸騰させすぎ。自分が思うより少し早めに火から降ろさないと 」
今日は少しアドバイスをして今日の修行は終わった。
レビンが帰ってから 私は粘土を懸命に捏ねてた。
陶器を作る際くるくると回る天板を創造で作り 今作ってるのはティーカップ カップの縁外側が花弁を思い浮かべながら ほんの少し外側に反らせて滑らかにして行く、ティースプーンは持ち手の先端にチェーン鎖を作りその先に花を取り付けた。花はユキナが作ってくれた物を使用。
取り皿は コウキ
大皿をアオト
花バージョンのあとは
四葉のクローバー
ハートを、作ってみるとかなり楽しいものだ。始めてだし 失敗したとしても、気にしないことにして、記憶にあるやり方を試して見ることにした。半分程水分を抜いて貰い 明日、素焼きをしてみようと思う。
見よう見まねだからどれが正しいかなんて分からないからね。
三日目の夜で気がつく私もちょっと と思う。3人の寝る位置がローテンションになってるのか、左右にくるのが何時も一緒にならない事に気がついた。
「ミホの隣で寝たいからね。平等にならないと不公平だからね。ミホは気にせずにただ僕達と一緒に寝てくれたら良いだけだよ」
コウキ、アオト、私、ユキナ の順で横になる。当然の様に両隣りの2人は私には腕を伸ばして抱きしめて眠るのだ。
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