異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~

丹葉 菟ニ

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遠のくスローライフ

オープンまで 5

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真っ二つにした鉛筆の中心は芯を置く為に くり抜いて 細く削った炭の芯を置き、真っ二つにしたものを戻し ノリで引っ付けて重石を置いて放置して明日 出来上がりを見ることにした。

オープンまであと僅か。
明日はクロウ達に招待状を送り返事待ちに、リビリィとメイーナのおすすめマップのチェックとレビンに任せてるコース料理のチェック。それにアメニティ等のチェック、やる事は山ほどある。

ゴロゴロタイムもしたいけど、今はタップリ睡眠を取りたいと眠りに付いた。

ゆらゆら
ゆらゆら

のんびりとした毎日の夢の中の私
3匹と私 変わり映えしない
穏やかに過ぎる

夢の中の私は私の想いのままに過ごしてる
現実の私も今を乗り切れば
夢の中の私のように暮らせる

忙しく日々を過ごすもの悪くは無い
でも、やっぱり ゆっくりと過ごしたい
後少し あと少しで
夢のスローライフ

「うふふっ、やりたくない事はやらなくてもいいわ。でも、手掛けたことは責任もってやらなとね。ゆっくりする事も忘れないでね」

え?
ちょっと待って!!
私の夢はスローライフよ?!
それなのに、ゆっくりすることも忘れないでね?!は、おかしくない?

どぉ言うことのぉーー?!

ゆらゆら
ゆらゆら


ガバッと起き上がり 夢の中の私に言われたことを反芻するがサッパリ意味がある分からない。でも、一つだけ分かるのは 私はスローライフ送れないの?

嫌よ!!
私 頑張ったわよね?頑張ったよ!?
投げ出してもないわよ。
なのに、なんで 不吉な事を言ってくるのよ!!正夢になったらどうしてくれる?!

ブルっと 1人で震えてると 3人が起き出してきた。

「どうした?」

「ううん、なんでもない」

「おはよぉー、どうしたのぉ~」

「おはようございます。なにかありました?」

「ううん、なんでもない。今日は忙しいわよ。あっ、その前に鉛筆の確認お願いしてもいい?」

起き出して アオトとコウキに鉛筆の確認をお願いした。

その間にパパっと朝食を作り3人と一緒に 食べる。

鉛筆を確認するとぱっと見は成功だ。

「コレは削ってみたが 今のところ問題ない」

「そうね、コレで成功しててくれると助かるわ」

「使ってみて問題無ければ成功ですね」

暫くはこの鉛筆を使って見ることにした。

レビンの店に行き クロウ達の招待状を紙でリィビリとメイーナに作ってもらう。
その間に、リィビリとメイーナの作ったお勧めマップをパートさん3組に別れてそれぞれ回ってみることにした。

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