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世界一ふざけた国
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「努力する者はそれを楽しむ者には敵わないって言うし、みんな気楽にやってこうぜ?」
初めて国王になった俺が国民に言った第一声がこれだ。
本当は隣にいた幼馴染が国王になったんだから真面目にやりなさい。
なんて言うからめんどくさくて国の法律自体変えてしまえと思った。
「じゃあ国民全員が真面目じゃなかったら俺も真面目にやらなくていいよね?」
売り言葉に買い言葉。
ついめんどくさくて子供以下の答えを返してしまった。
そしてそれを実行してしまった。
「皆さん、何もかもを真面目にやり過ぎても疲れるだけです。自分が楽しいと思うことをやってください。その方が絶対良くなります。」
そんなことを皆の前で言ってその場を後にした俺は自分のやることをほとんどサボった。
皆は俺の言った通り、自由に時を過ごしていた。
王国内の兵士と鬼ごっこをしてみたり、チャンバラをしてみたり、遊べそうなものを作ってみたり、、、
もちろん俺の幼馴染さんはブチ切れ。
でも関係ないね、俺が国王である時点で誰も逆らえないんだからな!
そんな感じで一年が過ぎた。
自由にやれと言ったから書類等はほとんど届かない。
だからやる仕事もほとんどない。
会議などもやらない。
もちろんそんなことしてたらトラブルが発生するだろうし、自由にやれと言ったから自分の欲望のままに悪いことをする奴も出てくるだろう。
そう思ったのだが、、、、
「国王陛下!新しい武器を作ってみたのですがいかがですか!?」
「陛下なんて型苦しいこといらないよー。で?なんだっけ、、、武器?どんなの?」
「はい!銃と言う武器です!仕組みは簡単。引き金を引くと中にある火薬が爆発して金属の塊を飛ばします!」
「へーそれはすごいなー。」
「むむ、、、なんか反応薄いですね、、、」
「え?だって。もっとこう、、、、一気にドカーン!っていけそうなものとかがいいじゃん?その銃?ってやつも弓と同じ1人ずつしか倒せないだろ?」
「む、、、確かにそうですね、、、わかりました!作り直してきます!」
「んー、、、敬語いらないと思うよ?ま、自由にしていいけど、、、」
「そうですね!見ていただきありがとうございました!」
「おう、またいいのができたら見せてねー。」
「はい!失礼します!」
今まで剣などの修理を主にしていた鍛治士が今は研究者、開発者として武器の開発をしている。
「陛下!ドラゴンのブレスも効かない強固な壁を作ってみました!どうですか!?」
「んーそれって1000年くらい持つ?」
「そ、それは難しいかと、、、」
「んー、、、そっか、、、なんかさー、、、永遠と壊れないかべみたいの欲しいよねー。直す必要がないから楽だよねー。」
「それは確かに、、、、!わかりました作ってみます!」
「おおー、、、頑張ってねー。ってかさ俺に敬語とかいらないよ?、、、、ってもういないし、、、、」
家の土木をやっていた人が今や自国の壁を作っているなんてね、、、、
「陛下!馬を必要としない乗り物を作ってみました!どうですか!?」
「それってどんなの?詳しく教えてー。」
「はい!鉄の箱の角にそれぞれ4つ車輪を付けて、それを動かすモーターとエンジンを付けて中に人が乗れるようにしました!これで馬は必要なく、馬よりも早く走れます!」
「へー、そうなんだー。」
「、、、関心が薄いようですね、、、」
「動くためには何か使う必要があるよね?」
「はい、燃料を作り、使用しています。」
「それが止まると?」
「動かなくなります。」
「それが欠点だよなー。その燃料?ってやつが必要なくなって一生動けるようなやつだったら燃料ってやつをその乗り物にいちいち使わずに済んでらくになるよなー。って思うんだー。」
「なるほど、、、、やってみます!」
「だから敬語はいらないって、、、、もういない。」
国の馬を管理していた人が今や馬を必要としない移動手段を作るとは、、、楽しむって恐ろしいな。
「陛下!我が連合商会の売り上げが30兆を超えました!」
「え?うちの国のどこにそんな金あんの?うちの国のすっごく小さいんだけど?」
「はい、ここまでの資金を稼げたのは外国との貿易によってです!」
「ほぉー。なるほどなるほど、、、」
「、、、何かご不満が?」
「いやーさ。食べ物とか生活品とかならいいよ?でもさー。自分たちが考えて作った物を他の人に売るってのはな、、、」
「その点は安心してください!兵器などは輸出してません!我が国で栽培した果実や、米、野菜などを輸出しています!」
え?なんだって?米?米って何?
「米は美味しいですよー!陛下も是非食べてはいかがですか!?」
「うん、その米ってやつ美味しそう。俺にも分けて。」
「はい!是非とも!」
「うんよろしくー。、、、、あとさ敬語は、、、、うんいない。」
商会どうしで争っていたのにみんなくっついちゃったのか、、、平和になったなー。
「ちょっと榛貴!真面目に仕事しなさいよ!」
「おう、小春ちゃん。元気してるー?」
「元気してる?じゃないわよ!書類が溜まってるんだから手伝いなさいよ!」
「あーわかったわかった。やるよやる。やればいいんだろー。」
「あーもう!こんなんじゃ国が崩壊しちゃうよ!」
あ、この子俺の幼馴染さん。
入峰小春(いりみねこはる)ちゃんです。
初めて国王になった俺が国民に言った第一声がこれだ。
本当は隣にいた幼馴染が国王になったんだから真面目にやりなさい。
なんて言うからめんどくさくて国の法律自体変えてしまえと思った。
「じゃあ国民全員が真面目じゃなかったら俺も真面目にやらなくていいよね?」
売り言葉に買い言葉。
ついめんどくさくて子供以下の答えを返してしまった。
そしてそれを実行してしまった。
「皆さん、何もかもを真面目にやり過ぎても疲れるだけです。自分が楽しいと思うことをやってください。その方が絶対良くなります。」
そんなことを皆の前で言ってその場を後にした俺は自分のやることをほとんどサボった。
皆は俺の言った通り、自由に時を過ごしていた。
王国内の兵士と鬼ごっこをしてみたり、チャンバラをしてみたり、遊べそうなものを作ってみたり、、、
もちろん俺の幼馴染さんはブチ切れ。
でも関係ないね、俺が国王である時点で誰も逆らえないんだからな!
そんな感じで一年が過ぎた。
自由にやれと言ったから書類等はほとんど届かない。
だからやる仕事もほとんどない。
会議などもやらない。
もちろんそんなことしてたらトラブルが発生するだろうし、自由にやれと言ったから自分の欲望のままに悪いことをする奴も出てくるだろう。
そう思ったのだが、、、、
「国王陛下!新しい武器を作ってみたのですがいかがですか!?」
「陛下なんて型苦しいこといらないよー。で?なんだっけ、、、武器?どんなの?」
「はい!銃と言う武器です!仕組みは簡単。引き金を引くと中にある火薬が爆発して金属の塊を飛ばします!」
「へーそれはすごいなー。」
「むむ、、、なんか反応薄いですね、、、」
「え?だって。もっとこう、、、、一気にドカーン!っていけそうなものとかがいいじゃん?その銃?ってやつも弓と同じ1人ずつしか倒せないだろ?」
「む、、、確かにそうですね、、、わかりました!作り直してきます!」
「んー、、、敬語いらないと思うよ?ま、自由にしていいけど、、、」
「そうですね!見ていただきありがとうございました!」
「おう、またいいのができたら見せてねー。」
「はい!失礼します!」
今まで剣などの修理を主にしていた鍛治士が今は研究者、開発者として武器の開発をしている。
「陛下!ドラゴンのブレスも効かない強固な壁を作ってみました!どうですか!?」
「んーそれって1000年くらい持つ?」
「そ、それは難しいかと、、、」
「んー、、、そっか、、、なんかさー、、、永遠と壊れないかべみたいの欲しいよねー。直す必要がないから楽だよねー。」
「それは確かに、、、、!わかりました作ってみます!」
「おおー、、、頑張ってねー。ってかさ俺に敬語とかいらないよ?、、、、ってもういないし、、、、」
家の土木をやっていた人が今や自国の壁を作っているなんてね、、、、
「陛下!馬を必要としない乗り物を作ってみました!どうですか!?」
「それってどんなの?詳しく教えてー。」
「はい!鉄の箱の角にそれぞれ4つ車輪を付けて、それを動かすモーターとエンジンを付けて中に人が乗れるようにしました!これで馬は必要なく、馬よりも早く走れます!」
「へー、そうなんだー。」
「、、、関心が薄いようですね、、、」
「動くためには何か使う必要があるよね?」
「はい、燃料を作り、使用しています。」
「それが止まると?」
「動かなくなります。」
「それが欠点だよなー。その燃料?ってやつが必要なくなって一生動けるようなやつだったら燃料ってやつをその乗り物にいちいち使わずに済んでらくになるよなー。って思うんだー。」
「なるほど、、、、やってみます!」
「だから敬語はいらないって、、、、もういない。」
国の馬を管理していた人が今や馬を必要としない移動手段を作るとは、、、楽しむって恐ろしいな。
「陛下!我が連合商会の売り上げが30兆を超えました!」
「え?うちの国のどこにそんな金あんの?うちの国のすっごく小さいんだけど?」
「はい、ここまでの資金を稼げたのは外国との貿易によってです!」
「ほぉー。なるほどなるほど、、、」
「、、、何かご不満が?」
「いやーさ。食べ物とか生活品とかならいいよ?でもさー。自分たちが考えて作った物を他の人に売るってのはな、、、」
「その点は安心してください!兵器などは輸出してません!我が国で栽培した果実や、米、野菜などを輸出しています!」
え?なんだって?米?米って何?
「米は美味しいですよー!陛下も是非食べてはいかがですか!?」
「うん、その米ってやつ美味しそう。俺にも分けて。」
「はい!是非とも!」
「うんよろしくー。、、、、あとさ敬語は、、、、うんいない。」
商会どうしで争っていたのにみんなくっついちゃったのか、、、平和になったなー。
「ちょっと榛貴!真面目に仕事しなさいよ!」
「おう、小春ちゃん。元気してるー?」
「元気してる?じゃないわよ!書類が溜まってるんだから手伝いなさいよ!」
「あーわかったわかった。やるよやる。やればいいんだろー。」
「あーもう!こんなんじゃ国が崩壊しちゃうよ!」
あ、この子俺の幼馴染さん。
入峰小春(いりみねこはる)ちゃんです。
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