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*恋人同士
恋人同士#1
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真衣さんとの一件が終わって、早くも数日が過ぎた
ふぁー…もう朝なんだ
また今日から学校だ…
相変わらず朝は眠たくて中々頭が起きない今日この頃
桜「蓮、もうすぐ琉が迎えに来るんだから早く」
桜のこの言葉も大体毎朝聞いてる
桜「いつになったら1人で間に合うようになるのかなぁ」
蓮「充分、1人で出来ますよ~
そろそろ行かなきゃ」
琉を待たせるのも悪いから…
玄関に向かおうと思った時、携帯が鳴った
桜「蓮、携帯鳴ったよ」
蓮「えー、誰だろ…って琉からだ」
桜「琉なんて?」
蓮「えっと、遅刻、先行ってろだって」
桜「ふーん、遅刻…
でもいつもならもっと早く連絡くれるのに珍しいね
さては琉も寝坊したな」
蓮「えー、琉が寝坊ってイメージない」
何かあったりしたのかな…
でも朝、琉と一緒じゃないのか…ちょっと寂しいな…ってそれどころじゃない!
早く学校行かなきゃね!
蓮「行ってきまーす!」
私は久しぶりに桜と2人で登校した
蓮「うわぁ…結構暑くなってきたね…
夏目前だぁ」
もう初夏だよ…
夏っていつも以上に太陽がギラギラしてる気がする
やっぱり琉が居ないと寂しいな…
恋心を自覚してから自分の中で琉の存在は大きくなってるけど、ここ数日、意識しないように気を付けながらいつも通り私は接していた
琉って勘が鋭そうな所があるから本当に気を付けなきゃ…
色々考えたけど、今は私の気持ちがバレちゃいけない
琉は私の事をそんな風には見てないだろうし、何より琉ってそうゆうのに興味が無さそうって言うか、下手したら彼女みたいな存在を鬱陶しいと思ってそう…
告白されても皆玉砕してるらしいし…
もしも告白してフラれるのも耐えられないけど、そしたら今の関係も変わってしまう…というより終わってしまう気がする
そんなの嫌だから今はこの気持ちはしまっておくことに決めた
今のままの関係でも充分だから
そして学校に着いたけど教室には琉はまだ居なかった
まだ来てないんだ…
何かあったのかな
何だか色々考えて不安になってしまう
早く琉来ないかな…
桜「そんなに心配しなくてももうすぐ来るはずだから
本当に蓮は琉の事になると心配症なんだから…」
桜は少し呆れ顔
だって心配なんだもん…
でもそんなに顔に出てたかな…
桜の前でも気を付けなきゃ
桜「…これじゃあ誰かが辛い思いをするね」
桜がポツリと何かを呟いた
蓮「え?何、聞こえなかった」
桜「なんでもないよ」
なんて言ったんだろう?可笑しな桜…
直人「蓮、おはよ」
蓮「なおっ、おはよう」
直人「あれ、琉まだ来てねぇの?」
蓮「遅刻って言ってたよ
珍しいよね」
直人「琉が?確かに最近はそんなこと無かったもんな
また陸人さんの手伝いとかじゃないか?」
蓮「そうだったらいいんだけど…心配だなぁ…」
直人「琉も蓮もなんか変わったよな」
蓮「え?」
なおは突然そんなことを言った
変わったって…琉は兎も角、私は悪い方じゃないよね?
直人「蓮は琉と関わるようになってから何処と無く強くなった気がするし、真衣さんの事があってから、琉も変わったよ
以前より柔らかくなったというか
なんつーかお互いがお互いに良い影響を与えたって感じ」
蓮「そうかな…
なおがそう言ってくれるのは嬉しいな
でも私が変わったのだとしたら琉だけのお陰じゃないよ
なおも私のパワーの源だよ
なおには感謝しかないんだから」
直人「ま、泣き虫な所は変わってないんじゃね?」
蓮「もう!褒めてるの?貶してるの?」
直人「ははっ、褒めてんだよ
泣き虫も蓮の良いところって」
蓮「泣き虫が良いところって意味が分からないんだけど!
なおも意地悪な所があるよね
意地悪な人とは口聞きませーん」
直人「あれ、拗ねた?
冗談冗談、拗ねるなって」
蓮「全く…」
直人「…蓮あのさ―……」
なおが何かを言いそうになったその時、琉が教室に入ってくるのが見えた
蓮「琉!」
私はすぐに琉の所に駆け寄った
蓮「おはよ琉、心配したよ」
琉「お前な…心配する必要ないだろ
ちゃんとメールしただろ」
蓮「だって遅刻なんて最近なかったから…
もしかしたら何かあったのかと思って」
琉と居るといつも呆れられちゃうな…
琉「母さんが足滑らせて鍋引っくり返したんだよ
いちいち心配してたらキリ無いだろ
心配し過ぎると逆に心身が疲弊するんだからし過ぎるな
分かったか?」
蓮「わ、分かった
それで華さん大丈夫だったの?」
-直人side-
琉と蓮が話している姿を俺はただ見ていることしかできなかった
直人「………」
琉が来るなり蓮は琉の所へ向かった
やっぱり琉の所行くんだな…
蓮をずっと見てきたから分かる
蓮は琉が好きなんだ
分かって居たけど、やっぱり何処かしんどいな…
蓮の1番近くは少し前まで俺だと思ってたけど…
そうもいかないみたいだな
どうすれば良いんだろうな…この気持ち
蓮は俺が桜先輩を好きだったと思ってる
だからゆっくり進めていこうと思ってたけど、完全に裏目に出たな…
桜「なお…?」
気付いたら桜先輩が心配そうに覗き混んでいた
直人「おわ桜先輩…ここに居たんですか」
琉に貰った桜先輩が見えるようになる護符のお陰で今もこうして桜先輩と話せてる
桜「…なおは蓮が好き…?」
桜先輩は少し聞きづらそうに聞いてきた
あー…やっぱり桜先輩には気付かれてた…
桜先輩の時は蓮に気付かれて、蓮の時は桜先輩に気付かれるって…
桜先輩の表情的に色々と勘づかれてそう
はぁ…情けね
直人「…はい」
桜先輩に嘘つく理由もないし、自分の気持ちを偽る理由もなかった
桜「そっか…余計なお世話かもしれないけどなおは…どうするの?」
直人「…言うつもりはありませんよ
蓮を傷つけるだけだろうし、その方が桜先輩も安心でしょ?」
桜「確かに私は常に蓮の事を1番に考えてるけど、今は蓮の事じゃなくて、純粋になおの先輩として友人として心配して聞いてるの
なおが蓮を困らせて例え泣かせてしまう結果になっても私はなおを責めたりしない
だからなおは余計なことばかり考えてないで、たまには自分の気持ちに素直になって良いんだよ?」
桜先輩…やっぱり見透かされてるか
直人「ありがとうございます
でも俺の答えは変わりませんよ」
桜「そっか…」
桜先輩はそれ以上何も言わなかった
ふぁー…もう朝なんだ
また今日から学校だ…
相変わらず朝は眠たくて中々頭が起きない今日この頃
桜「蓮、もうすぐ琉が迎えに来るんだから早く」
桜のこの言葉も大体毎朝聞いてる
桜「いつになったら1人で間に合うようになるのかなぁ」
蓮「充分、1人で出来ますよ~
そろそろ行かなきゃ」
琉を待たせるのも悪いから…
玄関に向かおうと思った時、携帯が鳴った
桜「蓮、携帯鳴ったよ」
蓮「えー、誰だろ…って琉からだ」
桜「琉なんて?」
蓮「えっと、遅刻、先行ってろだって」
桜「ふーん、遅刻…
でもいつもならもっと早く連絡くれるのに珍しいね
さては琉も寝坊したな」
蓮「えー、琉が寝坊ってイメージない」
何かあったりしたのかな…
でも朝、琉と一緒じゃないのか…ちょっと寂しいな…ってそれどころじゃない!
早く学校行かなきゃね!
蓮「行ってきまーす!」
私は久しぶりに桜と2人で登校した
蓮「うわぁ…結構暑くなってきたね…
夏目前だぁ」
もう初夏だよ…
夏っていつも以上に太陽がギラギラしてる気がする
やっぱり琉が居ないと寂しいな…
恋心を自覚してから自分の中で琉の存在は大きくなってるけど、ここ数日、意識しないように気を付けながらいつも通り私は接していた
琉って勘が鋭そうな所があるから本当に気を付けなきゃ…
色々考えたけど、今は私の気持ちがバレちゃいけない
琉は私の事をそんな風には見てないだろうし、何より琉ってそうゆうのに興味が無さそうって言うか、下手したら彼女みたいな存在を鬱陶しいと思ってそう…
告白されても皆玉砕してるらしいし…
もしも告白してフラれるのも耐えられないけど、そしたら今の関係も変わってしまう…というより終わってしまう気がする
そんなの嫌だから今はこの気持ちはしまっておくことに決めた
今のままの関係でも充分だから
そして学校に着いたけど教室には琉はまだ居なかった
まだ来てないんだ…
何かあったのかな
何だか色々考えて不安になってしまう
早く琉来ないかな…
桜「そんなに心配しなくてももうすぐ来るはずだから
本当に蓮は琉の事になると心配症なんだから…」
桜は少し呆れ顔
だって心配なんだもん…
でもそんなに顔に出てたかな…
桜の前でも気を付けなきゃ
桜「…これじゃあ誰かが辛い思いをするね」
桜がポツリと何かを呟いた
蓮「え?何、聞こえなかった」
桜「なんでもないよ」
なんて言ったんだろう?可笑しな桜…
直人「蓮、おはよ」
蓮「なおっ、おはよう」
直人「あれ、琉まだ来てねぇの?」
蓮「遅刻って言ってたよ
珍しいよね」
直人「琉が?確かに最近はそんなこと無かったもんな
また陸人さんの手伝いとかじゃないか?」
蓮「そうだったらいいんだけど…心配だなぁ…」
直人「琉も蓮もなんか変わったよな」
蓮「え?」
なおは突然そんなことを言った
変わったって…琉は兎も角、私は悪い方じゃないよね?
直人「蓮は琉と関わるようになってから何処と無く強くなった気がするし、真衣さんの事があってから、琉も変わったよ
以前より柔らかくなったというか
なんつーかお互いがお互いに良い影響を与えたって感じ」
蓮「そうかな…
なおがそう言ってくれるのは嬉しいな
でも私が変わったのだとしたら琉だけのお陰じゃないよ
なおも私のパワーの源だよ
なおには感謝しかないんだから」
直人「ま、泣き虫な所は変わってないんじゃね?」
蓮「もう!褒めてるの?貶してるの?」
直人「ははっ、褒めてんだよ
泣き虫も蓮の良いところって」
蓮「泣き虫が良いところって意味が分からないんだけど!
なおも意地悪な所があるよね
意地悪な人とは口聞きませーん」
直人「あれ、拗ねた?
冗談冗談、拗ねるなって」
蓮「全く…」
直人「…蓮あのさ―……」
なおが何かを言いそうになったその時、琉が教室に入ってくるのが見えた
蓮「琉!」
私はすぐに琉の所に駆け寄った
蓮「おはよ琉、心配したよ」
琉「お前な…心配する必要ないだろ
ちゃんとメールしただろ」
蓮「だって遅刻なんて最近なかったから…
もしかしたら何かあったのかと思って」
琉と居るといつも呆れられちゃうな…
琉「母さんが足滑らせて鍋引っくり返したんだよ
いちいち心配してたらキリ無いだろ
心配し過ぎると逆に心身が疲弊するんだからし過ぎるな
分かったか?」
蓮「わ、分かった
それで華さん大丈夫だったの?」
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琉と蓮が話している姿を俺はただ見ていることしかできなかった
直人「………」
琉が来るなり蓮は琉の所へ向かった
やっぱり琉の所行くんだな…
蓮をずっと見てきたから分かる
蓮は琉が好きなんだ
分かって居たけど、やっぱり何処かしんどいな…
蓮の1番近くは少し前まで俺だと思ってたけど…
そうもいかないみたいだな
どうすれば良いんだろうな…この気持ち
蓮は俺が桜先輩を好きだったと思ってる
だからゆっくり進めていこうと思ってたけど、完全に裏目に出たな…
桜「なお…?」
気付いたら桜先輩が心配そうに覗き混んでいた
直人「おわ桜先輩…ここに居たんですか」
琉に貰った桜先輩が見えるようになる護符のお陰で今もこうして桜先輩と話せてる
桜「…なおは蓮が好き…?」
桜先輩は少し聞きづらそうに聞いてきた
あー…やっぱり桜先輩には気付かれてた…
桜先輩の時は蓮に気付かれて、蓮の時は桜先輩に気付かれるって…
桜先輩の表情的に色々と勘づかれてそう
はぁ…情けね
直人「…はい」
桜先輩に嘘つく理由もないし、自分の気持ちを偽る理由もなかった
桜「そっか…余計なお世話かもしれないけどなおは…どうするの?」
直人「…言うつもりはありませんよ
蓮を傷つけるだけだろうし、その方が桜先輩も安心でしょ?」
桜「確かに私は常に蓮の事を1番に考えてるけど、今は蓮の事じゃなくて、純粋になおの先輩として友人として心配して聞いてるの
なおが蓮を困らせて例え泣かせてしまう結果になっても私はなおを責めたりしない
だからなおは余計なことばかり考えてないで、たまには自分の気持ちに素直になって良いんだよ?」
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