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「初めまして、ラインお義姉様」
「初めまして、ルルドラ王子」
リカルド王子の弟君。
御歳10才。
すんばらしく可愛い美少年。
王妃様の美貌とお色をそのまま引き継いでる。
面影があるから少し怖いけど、笑顔が全く似てない。
本当に可愛い。
天使だ。
ぽーっと見惚れてたら隣のリカルド王子がえっへんと咳払い。
「兄弟喧嘩をさせる気か」
「え?へ?」
「子を成せば可愛い子が来るぞ?」
「へ?」
何が?
向かいの陛下はぶふっと吹き出して体を丸めて笑ってらっしゃる。
「くく、おぼこい」
「困ってます。妻が鈍くて」
ニヤニヤ笑う陛下とムッと不機嫌なリカルド王子。
「私?私のせい、ですか?あの、申し訳ありません??」
なんで機嫌を損ねちゃったんだろ。
ルルドラ王子も私と同じで不思議そうに小首を傾げてる。
目があって二人で首をかしげた。
今は四人でお茶会。
王宮のプライベートに招かれた。
陛下もリカルド王子も楽な服装。
私はいつものメイド服じゃなくて普通にドレス。
派手なのは着なれないから大人しい色と装飾が少ないの。
新品だし、実家で着てたのよりめっちゃ可愛いし、私にサイズがぴったり。
お下がりじゃないドレスは初めてで嬉しい。
でもお仕着せの方が着なれてて好き。
立ったり座ったり楽だし。
ヒールも履かなくていいし。
ぶっちゃけ陛下が怖いから帰りたい。
屋敷の床磨きの方がいい。
無心になれる。
「ルルドラ、王妃は重い病気で思わしくない。代わりと言ってはなんだが、今後は兄のリカルドと奥方のラインを頼るといい」
「はい、父上」
よろしくお願いしますと頭を下げて可愛く微笑んでる。
私もにこっと笑い返す。
ルルドラ王子は知らされてないんだ。
昨日のあの事件。
王妃様は表向きはお病気だということで城内の一室に生涯幽閉。
お屋敷の女性はメイド長以外、療養のためにほぼ不在。
ルーラさんも。
寂しい。
もうあんまり私が泣くからそれ以外聞かされてない。
前王妃の暗殺が本当なのか知らない。
でももし本当ならルルドラ王子にも咎が及んでもおかしくない。
きっとそれだけはなかったんだ。
だからこうして四人で過ごすんだ。
ホッとしてお茶を一口飲んだ。
それに、目の前には見たことないお菓子もいっぱい。
よだれ垂らして見てたら、リカルド王子が食べなさいって言ってくれた。
ニコニコしてパクパク食べた。
ルルドラ王子も一緒。
どうしてかルルドラ王子もお菓子は初めてって。
王子様なのになんで?
いつも食事は決められてて毎食、体を強くする苦いお薬を飲んでたって。
王妃様から飲めって言われたからって。
可哀想。
二人で美味しいねと微笑む。
のんびりお話ししてて流れは王位について。
私が聞いていいんかい。
落ち着かなくてもじもじする。
「……リカルド王子、あの、」
「いなさい」
「……はい」
退席しますと言おうとしたのに。
「それでリカルド。お前の復権はいいのだな?戻せるぞ」
「いりませんよ。事を公に出来ないのに今さら返り咲いたって回りが不審がるだけです。破局したマリアナ嬢の関係をどうするんですか。サーペント公爵との関係も。表向きは不仲なのに。このまま婚約破棄のバカ息子でお願いします。皇太子の座は可愛い弟に譲りたいので」
ぐうっと唸る陛下。
それを放ってにこっとルルドラ王子へ優しく微笑む。
「不出来な兄だ。代わりに皇太子として勤めてくれ、ルルドラ」
「……ルルドラなら構わんが。私の息子だから」
でもルルドラ王子はしょんぼり。
「……僕、自信ありません」
「大丈夫だ。そなたはリカルドと同じくらい賢く努力家だ。同じ頃を思えばもっと真面目に王子の責務を勤めている。リカルドは反抗期がすごくてなかなか手を焼いた」
「そうですね。その頃の私は授業を抜け出すことばかり上達してました」
講師や追いかける近衛が根を上げて、最後は陛下に捕まって泣くほど尻を叩かれたと二人で笑ってらっしゃる。
本当に火遊びして王宮でボヤを起こしたとか市街に抜け出して誘拐騒動だとか王家の秘密にしてたのね。
家格の低い我が家には知られてない。
すごいくそガキ。
四つ目のケーキを頬張りながら話を聞いた。
「……僕なんか、兄上の足元にも及びません。足らないっていつも叱られます」
「まさか、王妃の言葉か?」
「あ、いえ、」
陛下の咎めるお声に反応して泣きそうなお顔で戸惑ってる。
図星なんだ。
その顔が自分と重なった。
自分も家族の扱いを思い出して鼻がツーンって染みた。
「本当かどうか勉強を見てやろう。妻と一緒に」
「兄上が?ライン義姉様も一緒って?」
「ああ、妻も学びの途中だ。ルルドラもそれが良かろう?」
「はい」
「怖がらなくていいからな?」
優しく笑うけどルルドラ王子は気まずそうな笑みを返してる。
気のせいかなと思ったけどルルドラ王子はリカルド王子に怯えてる。
優しいのに。
「鬼のような兄と聞いたろ?誤解だからな?」
「え、」
「王妃と気が合わないが弟は可愛い。今回、病気で寝込んだ王妃には悪いが、弟と仲良くなるチャンスだ。逃したくない。ルルドラ、仲良くしてくれ」
頭を下げたからルルドラ王子がびっくり。
私も。
「僕のこと、嫌ってないんですか?本当に?」
「ルルドラはいい子だからなぁ。心配だし、弟と思えば可愛いよ。いや、根性悪の悪たれでも面白いと思ったかもしれない」
それはそれで気が合いそうだと笑うとルルドラ王子はちょっと涙ぐんでた。
「ルルドラ、一人で王妃の離宮に残るのは寂しかろう。父と共に暮らそう。リカルドもラインも一緒に、」
「私達は新婚です。別居でお願いします」
「……そうだな」
ルルドラ王子が私を見る。
それがなんだが寂しそうな、頼るような視線。
胸がきゅーんって締め付けられる。
「私はルルドラ王子と一緒だと嬉しいです。お二人のお側でお仕えしたいです」
ルルドラ王子が寂しくないようにしてあげたいし、リカルド王子のお側にもいたい。
ボソッと本音がこぼれた。
小さくても聞こえたみたいで、ルルドラ王子がパアーッと笑顔になるし私も嬉しくて微笑んだ。
「一緒にいいですか?ライン義姉様」
「はい!」
「……妻は本当に兄弟喧嘩を招きたいようだ」
「え?」
「へ?」
「リカルド、いじけるな。妻の願いだ。聞いてやりなさい」
「……そうですね」
「ライン、よく言うた。誉めるぞ。褒美もやる。何が欲しいか?」
「……ご褒美なら飴ですかね?」
私の定番。
日持ちするし皆と食べれるし。
は!
陛下のくれる飴なら見たことないようなすごい奴かも!
「飴が好きか。何か取り寄せて、」
「いいですっ、それも私がしますから。父上まで妻を餌付けしないでください!」
「お前、餌付けと言ってるのか。馬鹿者。最愛の妻に対してアホ。そんなんだから発展せんのだ。もっと愛情持って接しろ」
「言葉のあやです」
「ルルドラ、これは反面教師にしなさい。リカルドもなかなか拗れてる。もとはひどい女性不信で、」
「いらんこと吹き込まないでください。もとを辿れば父上のせいですからね。夫婦喧嘩の巻き添えは私とルルドラです」
「う、むぅ。悪かった。そうだ!それより早く三人の部屋の支度をさせよう。ちゃんと新婚向けの部屋は考えておくから睨むな」
話を変えたかったんですね、陛下。
「ラインの好みはあるか?使用人に留意させよう」
「陛下、私は屋根裏で充分です」
「は?屋根裏?」
「使用人ですから」
あれ?三人ともぽかんとしてる。
だって私はメイドだよ?
書類だけの奥様だもん。
「……リカルド、どういうことだ。……発展しとらんのは知っていたが」
「……ラインもなかなか拗れてるんですよ」
おぼこ以前の問題って二人で話してるけどおぼこって何?
「初めまして、ルルドラ王子」
リカルド王子の弟君。
御歳10才。
すんばらしく可愛い美少年。
王妃様の美貌とお色をそのまま引き継いでる。
面影があるから少し怖いけど、笑顔が全く似てない。
本当に可愛い。
天使だ。
ぽーっと見惚れてたら隣のリカルド王子がえっへんと咳払い。
「兄弟喧嘩をさせる気か」
「え?へ?」
「子を成せば可愛い子が来るぞ?」
「へ?」
何が?
向かいの陛下はぶふっと吹き出して体を丸めて笑ってらっしゃる。
「くく、おぼこい」
「困ってます。妻が鈍くて」
ニヤニヤ笑う陛下とムッと不機嫌なリカルド王子。
「私?私のせい、ですか?あの、申し訳ありません??」
なんで機嫌を損ねちゃったんだろ。
ルルドラ王子も私と同じで不思議そうに小首を傾げてる。
目があって二人で首をかしげた。
今は四人でお茶会。
王宮のプライベートに招かれた。
陛下もリカルド王子も楽な服装。
私はいつものメイド服じゃなくて普通にドレス。
派手なのは着なれないから大人しい色と装飾が少ないの。
新品だし、実家で着てたのよりめっちゃ可愛いし、私にサイズがぴったり。
お下がりじゃないドレスは初めてで嬉しい。
でもお仕着せの方が着なれてて好き。
立ったり座ったり楽だし。
ヒールも履かなくていいし。
ぶっちゃけ陛下が怖いから帰りたい。
屋敷の床磨きの方がいい。
無心になれる。
「ルルドラ、王妃は重い病気で思わしくない。代わりと言ってはなんだが、今後は兄のリカルドと奥方のラインを頼るといい」
「はい、父上」
よろしくお願いしますと頭を下げて可愛く微笑んでる。
私もにこっと笑い返す。
ルルドラ王子は知らされてないんだ。
昨日のあの事件。
王妃様は表向きはお病気だということで城内の一室に生涯幽閉。
お屋敷の女性はメイド長以外、療養のためにほぼ不在。
ルーラさんも。
寂しい。
もうあんまり私が泣くからそれ以外聞かされてない。
前王妃の暗殺が本当なのか知らない。
でももし本当ならルルドラ王子にも咎が及んでもおかしくない。
きっとそれだけはなかったんだ。
だからこうして四人で過ごすんだ。
ホッとしてお茶を一口飲んだ。
それに、目の前には見たことないお菓子もいっぱい。
よだれ垂らして見てたら、リカルド王子が食べなさいって言ってくれた。
ニコニコしてパクパク食べた。
ルルドラ王子も一緒。
どうしてかルルドラ王子もお菓子は初めてって。
王子様なのになんで?
いつも食事は決められてて毎食、体を強くする苦いお薬を飲んでたって。
王妃様から飲めって言われたからって。
可哀想。
二人で美味しいねと微笑む。
のんびりお話ししてて流れは王位について。
私が聞いていいんかい。
落ち着かなくてもじもじする。
「……リカルド王子、あの、」
「いなさい」
「……はい」
退席しますと言おうとしたのに。
「それでリカルド。お前の復権はいいのだな?戻せるぞ」
「いりませんよ。事を公に出来ないのに今さら返り咲いたって回りが不審がるだけです。破局したマリアナ嬢の関係をどうするんですか。サーペント公爵との関係も。表向きは不仲なのに。このまま婚約破棄のバカ息子でお願いします。皇太子の座は可愛い弟に譲りたいので」
ぐうっと唸る陛下。
それを放ってにこっとルルドラ王子へ優しく微笑む。
「不出来な兄だ。代わりに皇太子として勤めてくれ、ルルドラ」
「……ルルドラなら構わんが。私の息子だから」
でもルルドラ王子はしょんぼり。
「……僕、自信ありません」
「大丈夫だ。そなたはリカルドと同じくらい賢く努力家だ。同じ頃を思えばもっと真面目に王子の責務を勤めている。リカルドは反抗期がすごくてなかなか手を焼いた」
「そうですね。その頃の私は授業を抜け出すことばかり上達してました」
講師や追いかける近衛が根を上げて、最後は陛下に捕まって泣くほど尻を叩かれたと二人で笑ってらっしゃる。
本当に火遊びして王宮でボヤを起こしたとか市街に抜け出して誘拐騒動だとか王家の秘密にしてたのね。
家格の低い我が家には知られてない。
すごいくそガキ。
四つ目のケーキを頬張りながら話を聞いた。
「……僕なんか、兄上の足元にも及びません。足らないっていつも叱られます」
「まさか、王妃の言葉か?」
「あ、いえ、」
陛下の咎めるお声に反応して泣きそうなお顔で戸惑ってる。
図星なんだ。
その顔が自分と重なった。
自分も家族の扱いを思い出して鼻がツーンって染みた。
「本当かどうか勉強を見てやろう。妻と一緒に」
「兄上が?ライン義姉様も一緒って?」
「ああ、妻も学びの途中だ。ルルドラもそれが良かろう?」
「はい」
「怖がらなくていいからな?」
優しく笑うけどルルドラ王子は気まずそうな笑みを返してる。
気のせいかなと思ったけどルルドラ王子はリカルド王子に怯えてる。
優しいのに。
「鬼のような兄と聞いたろ?誤解だからな?」
「え、」
「王妃と気が合わないが弟は可愛い。今回、病気で寝込んだ王妃には悪いが、弟と仲良くなるチャンスだ。逃したくない。ルルドラ、仲良くしてくれ」
頭を下げたからルルドラ王子がびっくり。
私も。
「僕のこと、嫌ってないんですか?本当に?」
「ルルドラはいい子だからなぁ。心配だし、弟と思えば可愛いよ。いや、根性悪の悪たれでも面白いと思ったかもしれない」
それはそれで気が合いそうだと笑うとルルドラ王子はちょっと涙ぐんでた。
「ルルドラ、一人で王妃の離宮に残るのは寂しかろう。父と共に暮らそう。リカルドもラインも一緒に、」
「私達は新婚です。別居でお願いします」
「……そうだな」
ルルドラ王子が私を見る。
それがなんだが寂しそうな、頼るような視線。
胸がきゅーんって締め付けられる。
「私はルルドラ王子と一緒だと嬉しいです。お二人のお側でお仕えしたいです」
ルルドラ王子が寂しくないようにしてあげたいし、リカルド王子のお側にもいたい。
ボソッと本音がこぼれた。
小さくても聞こえたみたいで、ルルドラ王子がパアーッと笑顔になるし私も嬉しくて微笑んだ。
「一緒にいいですか?ライン義姉様」
「はい!」
「……妻は本当に兄弟喧嘩を招きたいようだ」
「え?」
「へ?」
「リカルド、いじけるな。妻の願いだ。聞いてやりなさい」
「……そうですね」
「ライン、よく言うた。誉めるぞ。褒美もやる。何が欲しいか?」
「……ご褒美なら飴ですかね?」
私の定番。
日持ちするし皆と食べれるし。
は!
陛下のくれる飴なら見たことないようなすごい奴かも!
「飴が好きか。何か取り寄せて、」
「いいですっ、それも私がしますから。父上まで妻を餌付けしないでください!」
「お前、餌付けと言ってるのか。馬鹿者。最愛の妻に対してアホ。そんなんだから発展せんのだ。もっと愛情持って接しろ」
「言葉のあやです」
「ルルドラ、これは反面教師にしなさい。リカルドもなかなか拗れてる。もとはひどい女性不信で、」
「いらんこと吹き込まないでください。もとを辿れば父上のせいですからね。夫婦喧嘩の巻き添えは私とルルドラです」
「う、むぅ。悪かった。そうだ!それより早く三人の部屋の支度をさせよう。ちゃんと新婚向けの部屋は考えておくから睨むな」
話を変えたかったんですね、陛下。
「ラインの好みはあるか?使用人に留意させよう」
「陛下、私は屋根裏で充分です」
「は?屋根裏?」
「使用人ですから」
あれ?三人ともぽかんとしてる。
だって私はメイドだよ?
書類だけの奥様だもん。
「……リカルド、どういうことだ。……発展しとらんのは知っていたが」
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