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番外編※リカルド
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怖くなれば逃げる。
怯まなければ私に唇を好きにさせる。
気持ちの波はあるし、どこまでできるか探り合いだ。
今日は調子がいい。
私を真似てかぷ、と噛み返してきた。
顔を見れば目をつぶって感触を楽しんでる。
ならもう少し。
小さな耳たぶを指でこねて唇を舐める。
首筋を爪でこすって鎖骨をなぞった。
「ふぁ、あむ、」
ヒクン、と小さく揺れる。
怖がる様子はない。
キスをしたまま。
珍しく自分から舌を伸ばして。
ペロペロと猫が水を飲むように舐めてくるのが可愛い。
いつもより積極的だ。
触るのも怖がらないし。
もしかしたら寝室の外だからかな。
緊張がほぐれるのかもしれない。
何にしろいつもよりスムーズに進むのが嬉しくて力が入る。
このまま襲いたい。
初めての夜は無神経に事を進めて泣かせた。
自分から色を見せる女性が当たり前で、そのつもりで一方的にラインに愛情を貰おうとしたことを反省した。
もっとラインのことを知るべきだった。
ラインの望むタイミング、気遣いを与えるために。
「……ライン、気持ち良さそうだな」
「ん、……はい。……気持ちいい。……もっと欲しいです。……ご褒美の飴みたぁい」
唇を離して囁くと微睡んだ顔でそう答えた。
ラインの望む通りにすればこんな溶けた顔を見ることができる。
「ん、ふぅ」
長く続けたキスに疲れたのかラインは逃げた。
肩に頬を乗せて息を整えてる。
ふーっと大きく吸って吐く。
気だるさを乗せた吐息に首筋がゾクゾクする。
ドレスの裾に隠れて気づかなかったが、いつの間にか靴を脱いでいる。
馬に横座りするように腰かけていたのに、今は無防備に開いた足が私の膝に絡む。
ぴったりと隙間のないほど密着し、体に乗ったラインの重さ。
背もたれに頭を預けて私もふーっと息を吐いた。
先程より落ち着いた気配のラインの背中をさする。
「……あ、あのォ、」
「ん?」
言いづらそうに口ごもる。
何か言いたそうにするのはいいが体を揺するな。
一ミリも動くな。
「揺するな」
顔をしかめてそう言うと肩に乗っていた頭がもぞもぞ動いて、それだけでこっちが慌てるはめになった。
「じっとしてろっ」
「す、すいません。あの、コ、コレが、」
「それは気にするな。刺激するな。無理して張り切るな。気を遣うな」
「でも」
こっちは健全な男なので反応してる。
ヤりたい盛りだ。
「今はいい。そのうちだ。今でもいいが」
「じゃあ、」
「興奮してる。荒っぽくする」
「うっ、それは怖い、です」
「怖くなくなってから相手してくれ」
今まで何度試しても無理だった。
痛がって泣く。
肉の奥が開かない。
中途半端な破瓜。
初夜ができたと言っていいのかわからん。
慣れていない相手は初めてで、夜に詳しい烏にそれとなく尋ねたらもともとの形が狭くて出来ない体質の女がいるを聞かされた。
それと恐怖心が強い女は肉が拒絶して出来ないそうだ。
『営みは無理なのか?』
『いえ、時間をかければ』
『どうするんだ?』
『待ってください。その前にそういう女に興味あるんですか?』
そんなことがあるのかと感心してぜひ参考せねばと根掘り葉掘り聞いていたら、顔をしかめてそう返してきた。
『そうだなぁ。興味があるから聞いた。それでどうしたら、』
『はぁぁ!?まさか店に置けとか言わないですよね。抱いてみたいとか止めてくださいよ。うちじゃそういうのは扱いたくないですからね!』
『おいおい、聞いただけだろう。そこまで話を飛躍するな』
『店としたら置きたくない種類の女なんですよ』
無理に挿せば肉が裂けて大怪我をする。
最悪の場合死ぬことがあると聞いてから特に慎重になった。
ついでに妻以外の他の女を抱きたいと誤解されたのは結婚して一年たつのに“まだ”だとは思わなかったようだ。
あいつはクドーより鈍いから会話から察するのは下手くそだ。
怯まなければ私に唇を好きにさせる。
気持ちの波はあるし、どこまでできるか探り合いだ。
今日は調子がいい。
私を真似てかぷ、と噛み返してきた。
顔を見れば目をつぶって感触を楽しんでる。
ならもう少し。
小さな耳たぶを指でこねて唇を舐める。
首筋を爪でこすって鎖骨をなぞった。
「ふぁ、あむ、」
ヒクン、と小さく揺れる。
怖がる様子はない。
キスをしたまま。
珍しく自分から舌を伸ばして。
ペロペロと猫が水を飲むように舐めてくるのが可愛い。
いつもより積極的だ。
触るのも怖がらないし。
もしかしたら寝室の外だからかな。
緊張がほぐれるのかもしれない。
何にしろいつもよりスムーズに進むのが嬉しくて力が入る。
このまま襲いたい。
初めての夜は無神経に事を進めて泣かせた。
自分から色を見せる女性が当たり前で、そのつもりで一方的にラインに愛情を貰おうとしたことを反省した。
もっとラインのことを知るべきだった。
ラインの望むタイミング、気遣いを与えるために。
「……ライン、気持ち良さそうだな」
「ん、……はい。……気持ちいい。……もっと欲しいです。……ご褒美の飴みたぁい」
唇を離して囁くと微睡んだ顔でそう答えた。
ラインの望む通りにすればこんな溶けた顔を見ることができる。
「ん、ふぅ」
長く続けたキスに疲れたのかラインは逃げた。
肩に頬を乗せて息を整えてる。
ふーっと大きく吸って吐く。
気だるさを乗せた吐息に首筋がゾクゾクする。
ドレスの裾に隠れて気づかなかったが、いつの間にか靴を脱いでいる。
馬に横座りするように腰かけていたのに、今は無防備に開いた足が私の膝に絡む。
ぴったりと隙間のないほど密着し、体に乗ったラインの重さ。
背もたれに頭を預けて私もふーっと息を吐いた。
先程より落ち着いた気配のラインの背中をさする。
「……あ、あのォ、」
「ん?」
言いづらそうに口ごもる。
何か言いたそうにするのはいいが体を揺するな。
一ミリも動くな。
「揺するな」
顔をしかめてそう言うと肩に乗っていた頭がもぞもぞ動いて、それだけでこっちが慌てるはめになった。
「じっとしてろっ」
「す、すいません。あの、コ、コレが、」
「それは気にするな。刺激するな。無理して張り切るな。気を遣うな」
「でも」
こっちは健全な男なので反応してる。
ヤりたい盛りだ。
「今はいい。そのうちだ。今でもいいが」
「じゃあ、」
「興奮してる。荒っぽくする」
「うっ、それは怖い、です」
「怖くなくなってから相手してくれ」
今まで何度試しても無理だった。
痛がって泣く。
肉の奥が開かない。
中途半端な破瓜。
初夜ができたと言っていいのかわからん。
慣れていない相手は初めてで、夜に詳しい烏にそれとなく尋ねたらもともとの形が狭くて出来ない体質の女がいるを聞かされた。
それと恐怖心が強い女は肉が拒絶して出来ないそうだ。
『営みは無理なのか?』
『いえ、時間をかければ』
『どうするんだ?』
『待ってください。その前にそういう女に興味あるんですか?』
そんなことがあるのかと感心してぜひ参考せねばと根掘り葉掘り聞いていたら、顔をしかめてそう返してきた。
『そうだなぁ。興味があるから聞いた。それでどうしたら、』
『はぁぁ!?まさか店に置けとか言わないですよね。抱いてみたいとか止めてくださいよ。うちじゃそういうのは扱いたくないですからね!』
『おいおい、聞いただけだろう。そこまで話を飛躍するな』
『店としたら置きたくない種類の女なんですよ』
無理に挿せば肉が裂けて大怪我をする。
最悪の場合死ぬことがあると聞いてから特に慎重になった。
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あいつはクドーより鈍いから会話から察するのは下手くそだ。
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