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恋ってなんだろうね
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恋のはじまり
それって、いつも曖昧で
いつから?
そんなの誰にもわからない
たとえ、自分自身でさえも
わからない
気がついたら
ずっ~と瞳で追っていて
ドキドキ
わくわくするけど
一緒にいると
すごくホっとする
それが恋ってもんでしよ?
さぁ、はじめましょうか?
この恋ってやつを
そして、
この物語ってやつを…。
私とあなたとの出会い
それは、
いつも隣の席だった。
消しゴムの貸し借りをしたり
机をくっ付けて
教科書の見せ合いをしたり
回りの人から見たら
とてもうらやむ程の
仲の良い二人だった
と思う。
そんな日々を過ごしていた。
ある日
突然の席替えで
席が離ればなれになっちゃった。
「席離れちゃったね。
俺、すごく淋しいよ~」
と悲しそうな顔であなたは言った。
この瞬間
“あなたが好き゛
So思った
私はあなたに
恋をしている事に気づいた。
あれから何年もたつのに
私達は何の展開もなく
あなたにとって私はただの
“仲が良いガールフレンド゛
の内の一人だったね。
“好き゛
という言葉を
私が口にして
あなたに伝えたら
この関係が壊れてしまう
So思った
だから
どうしても
“好き゛
と、言えない
“好き゛
と、言葉に出来ない。
ただ、私が傷つきたくない
ただ、それだけだった
ただの言い訳だよね
“あなたが好き゛
この想いを
どうする事も出来ず
素直に、心の底から
“好き゛と伝えた。
その瞬間
「お前の気持ちには、
答えられない
俺じゃなくても
他の奴でも
お前なら絶対上手くいくよ
俺は、So思っているよ
早く良い奴見つけろよ
好きになってくれて
ありがとう」
と、あなたは笑って言ったね。
そんな言葉を
聞きたかった訳じゃない。
嘘でも良いから
あなたの言葉を聞きたかった
ただそれだけだったはずなのに
出会うのが遅すぎたの?
“あなたが好き゛
の言葉を伝えるのが
遅すぎたの?
もっと早く
その言葉を伝えていれば
何かが変わっていたの?
So何度も呟いた
今の私には
氷の様に冷たい
あなたの言葉が
胸に突き刺さる
これから
私はいったいどうしたら良いの?
もう、友達でもいられないよね?
もう、あなたの側にいられないよね?
あなたに一途だったあの頃に
人もうらやむ程の
仲の良い二人に
戻りたい
でも、戻れない
今でもやっぱりあなたが好き
大好きなの
でも、
あの頃とは違う
もう、あなたの笑顔も…
もう、あなたの優しい声も…
もう、私の目の前には
穏やかな心地よい風に
その風に溶け込んでいる
優しいあなたはいない
もう、いないのね
そして、
あなたの優しい影を感じ
今も生きている
そして、
私の思い出が…
私の淋しい恋が…
終わりを向かえた
そして、
いつか
あなたを越える人と出会い
恋をする事を誓って
この物語は終わる。
それって、いつも曖昧で
いつから?
そんなの誰にもわからない
たとえ、自分自身でさえも
わからない
気がついたら
ずっ~と瞳で追っていて
ドキドキ
わくわくするけど
一緒にいると
すごくホっとする
それが恋ってもんでしよ?
さぁ、はじめましょうか?
この恋ってやつを
そして、
この物語ってやつを…。
私とあなたとの出会い
それは、
いつも隣の席だった。
消しゴムの貸し借りをしたり
机をくっ付けて
教科書の見せ合いをしたり
回りの人から見たら
とてもうらやむ程の
仲の良い二人だった
と思う。
そんな日々を過ごしていた。
ある日
突然の席替えで
席が離ればなれになっちゃった。
「席離れちゃったね。
俺、すごく淋しいよ~」
と悲しそうな顔であなたは言った。
この瞬間
“あなたが好き゛
So思った
私はあなたに
恋をしている事に気づいた。
あれから何年もたつのに
私達は何の展開もなく
あなたにとって私はただの
“仲が良いガールフレンド゛
の内の一人だったね。
“好き゛
という言葉を
私が口にして
あなたに伝えたら
この関係が壊れてしまう
So思った
だから
どうしても
“好き゛
と、言えない
“好き゛
と、言葉に出来ない。
ただ、私が傷つきたくない
ただ、それだけだった
ただの言い訳だよね
“あなたが好き゛
この想いを
どうする事も出来ず
素直に、心の底から
“好き゛と伝えた。
その瞬間
「お前の気持ちには、
答えられない
俺じゃなくても
他の奴でも
お前なら絶対上手くいくよ
俺は、So思っているよ
早く良い奴見つけろよ
好きになってくれて
ありがとう」
と、あなたは笑って言ったね。
そんな言葉を
聞きたかった訳じゃない。
嘘でも良いから
あなたの言葉を聞きたかった
ただそれだけだったはずなのに
出会うのが遅すぎたの?
“あなたが好き゛
の言葉を伝えるのが
遅すぎたの?
もっと早く
その言葉を伝えていれば
何かが変わっていたの?
So何度も呟いた
今の私には
氷の様に冷たい
あなたの言葉が
胸に突き刺さる
これから
私はいったいどうしたら良いの?
もう、友達でもいられないよね?
もう、あなたの側にいられないよね?
あなたに一途だったあの頃に
人もうらやむ程の
仲の良い二人に
戻りたい
でも、戻れない
今でもやっぱりあなたが好き
大好きなの
でも、
あの頃とは違う
もう、あなたの笑顔も…
もう、あなたの優しい声も…
もう、私の目の前には
穏やかな心地よい風に
その風に溶け込んでいる
優しいあなたはいない
もう、いないのね
そして、
あなたの優しい影を感じ
今も生きている
そして、
私の思い出が…
私の淋しい恋が…
終わりを向かえた
そして、
いつか
あなたを越える人と出会い
恋をする事を誓って
この物語は終わる。
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