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19 気になる
□□□〈ソード〉
んーんーどうするか…
ソードはお菓子を食べながら頭をフル回転させて悩んでいた。
んーロキは今、大事な時期だしな~夜の討伐はまた今度だな。
レイはでっかい問題かかえてるしな~まぁこれは後でいいな。
ぶっちゃけ、サルノには全然ロキ以外目的は無いしな。ロキ連れていけたらな~今から1年会えないって言ったら流石にぶちギレるだろうな。約束も破るのやだし。んーロキに会いつつ、小分けにいくしかないか?何かいい方法…
ロキを見つつ、レイを鍛えつつ、レオに会いながらあと魔の森にも入って、お菓子買って…
まとまらね~
そーいや、魔の森に行くついでにダンケルにお菓子買いに行ってまさか、レイに会うとは。今おもえばよく、俺だとわかったな~ふふふ。
セドリック元気かな~レイがお世話になった人だし、お菓子を帰りにくれたから死なせる訳にはいかないからな~まぁ、あの短剣あれば何とかなるか。
モグモグ…
□□□〈レイ〉
俺はソードと買い出しに来ていた、もう少ししたらここを出るらしい。14日ぐらい居たか?ロキが嫌がるだろうな。今の俺がロキと同じ立場なら絶対いやだけど、学生ならそういう訳にもいかないから飲むしかねぇよな。
「何買うんだ?」
「あぁ、買うっていうか見ながら考えるっていうか」
相変わらず、主語動詞がないやつ。最近わかった、ソードは確定していない事はあまりハッキリ言わない。考え中といった感じだ。ハッキリ話すときは確定している時。断言に近い。
だから、こうやって考えている時は付いていくしかない。俺ならこれとこれで悩んでるから見てみたいと言うが、ソードには到底無理な話だ。
「これとこれ」じゃあ済まないからな。最近、あいつの頭の中はどでかい木の根がいくつも張り巡らされてその根からたどったのが答えに繋がってんじゃねぇかと思う。かといって、全く考えてないおバカな時もあるしな。よくわらんねぇけど見てて楽しい。
にしても結局二人で討伐はまだ行ってないし、行こうともしないんだよな~
ソードは街をうろうろして、お菓子を少しだけ買って帰宅した。
夜お菓子を貪り食いながら、ベッドでゴロゴロしていた。途中笑っていたのは何だ?思い出し笑いか?
今度聞いてみるか。
□□□
いつもと同じソード、レイには昨日までそう見えていたが今日は違った。毎朝寝起きの悪いソードがこの日は何か忘れていた事を思い出したかのようだった。
いきなりパチリと目を開けて、ソードがどこか遠くを見るように「明日でる」と言い出した。
ロキは「わかった」と言っただけだった。ソードなら気を使いながら優しくお別れをするものだと思っていたので予想が外れた。
ソードはそそくさと起き上がり身支度をした。レイにはさっぱり分からずロキに耳打ちして聞いた。
「ソードどうしたんだ?」
「レイさん、俺にもハッキリわからないんです。いつも出る時に2種類あって…1つはごく普通に俺に気を使ってでていくんですが。もう1つは今みたいな感じで突然。初めは嫌われたのかと思ったけど全然違うみたいだし…よくわからないです」
「そっか…まぁ、急用かもしれないな。じゃあ俺も支度するわ」
レイはニコリとロキにして身支度を整え始めた。それに気がついたソードは、
「明日の明け方出るからゆっくりでいいよ。ついてきてもどっちでもいいが、今から買い出しにいく」
「いや、一緒に買い出しも行く」
さらっと言ったが、今の感じだとサルノに居てもいいぞともとれる。ソードの感覚についていくには、ぼーっとしてちゃダメだな。
「ロキ、まだ夜いるから」
「わかった~」
さて、しっかりついて行きますか。
買い出しは普段とそんなにかわらなかった。ダンケルで使ったハブウルフを頼み。食料を買って、当たり前の様にお菓子も買っていた。昨日とは比べものにならないほど、てきぱきしていた。
「テッタ」
「ん?」
「テッタ=ロッジ」
「あ~有名な剣士だろ?昔はヒューズで名をはせてたやつで今はグリーンヒルにいるんだっけか」
「らしいな」
「?」
「そいつが何かあんの?」
「いや、別になんとなく思い出しただけ」
「ふーん」
買い出しをしながら何気ない会話をしただけで気にもならない、忘れるような内容。
ソードの唐突な会話のそれに気がついたのは数ヶ月後だった。
二人は買い出しから戻り、明日の準備をしていたらロキが戻ってきた。三人でゆっくり食事をとるといつもより早く寝た。
静かで星の見える夜。ソードは深夜二人が寝たのを確認し、外に出て宿の屋上へ上がり明日の事を思っていた。
「なんでもないといいな」
夜風にひたりながら気のすむまでそこにいた。
誰よりも早く朝を迎えたソードは二人が起きて準備をするのを待った。早朝、ロキはまた自分と同じ孤児達が居るところに戻る。ソードはロキに来月に来ることを伝えた。
「うん、ソードも気をつけて」
いつもは適当に「またくる」しか言わないソードだったのが来月と言ったのが嬉しくて全く寂しさはない。それに、ソードが好きだと思うと待っていられた。
「レイさん、ソードの事よろしく頼みます」
「それ、多分逆だな。俺のが面倒見てもらってる気するわ」
「そんなことないです。帰ったらソードの事教えてください!」
「了解」
レイは笑って答えた。
ソードは「じゃあ、いく」と言ってハブウルフに向かおうとした。ロキはソードの腕をぐいっと引っ張って、ちゅっとキスをした。
「ソード好き」
ソードはビックリしていた。
「趣味悪い」
と言ってハブウルフに乗った。
お互い振り返る事なくすぐに次に向かった。
んーんーどうするか…
ソードはお菓子を食べながら頭をフル回転させて悩んでいた。
んーロキは今、大事な時期だしな~夜の討伐はまた今度だな。
レイはでっかい問題かかえてるしな~まぁこれは後でいいな。
ぶっちゃけ、サルノには全然ロキ以外目的は無いしな。ロキ連れていけたらな~今から1年会えないって言ったら流石にぶちギレるだろうな。約束も破るのやだし。んーロキに会いつつ、小分けにいくしかないか?何かいい方法…
ロキを見つつ、レイを鍛えつつ、レオに会いながらあと魔の森にも入って、お菓子買って…
まとまらね~
そーいや、魔の森に行くついでにダンケルにお菓子買いに行ってまさか、レイに会うとは。今おもえばよく、俺だとわかったな~ふふふ。
セドリック元気かな~レイがお世話になった人だし、お菓子を帰りにくれたから死なせる訳にはいかないからな~まぁ、あの短剣あれば何とかなるか。
モグモグ…
□□□〈レイ〉
俺はソードと買い出しに来ていた、もう少ししたらここを出るらしい。14日ぐらい居たか?ロキが嫌がるだろうな。今の俺がロキと同じ立場なら絶対いやだけど、学生ならそういう訳にもいかないから飲むしかねぇよな。
「何買うんだ?」
「あぁ、買うっていうか見ながら考えるっていうか」
相変わらず、主語動詞がないやつ。最近わかった、ソードは確定していない事はあまりハッキリ言わない。考え中といった感じだ。ハッキリ話すときは確定している時。断言に近い。
だから、こうやって考えている時は付いていくしかない。俺ならこれとこれで悩んでるから見てみたいと言うが、ソードには到底無理な話だ。
「これとこれ」じゃあ済まないからな。最近、あいつの頭の中はどでかい木の根がいくつも張り巡らされてその根からたどったのが答えに繋がってんじゃねぇかと思う。かといって、全く考えてないおバカな時もあるしな。よくわらんねぇけど見てて楽しい。
にしても結局二人で討伐はまだ行ってないし、行こうともしないんだよな~
ソードは街をうろうろして、お菓子を少しだけ買って帰宅した。
夜お菓子を貪り食いながら、ベッドでゴロゴロしていた。途中笑っていたのは何だ?思い出し笑いか?
今度聞いてみるか。
□□□
いつもと同じソード、レイには昨日までそう見えていたが今日は違った。毎朝寝起きの悪いソードがこの日は何か忘れていた事を思い出したかのようだった。
いきなりパチリと目を開けて、ソードがどこか遠くを見るように「明日でる」と言い出した。
ロキは「わかった」と言っただけだった。ソードなら気を使いながら優しくお別れをするものだと思っていたので予想が外れた。
ソードはそそくさと起き上がり身支度をした。レイにはさっぱり分からずロキに耳打ちして聞いた。
「ソードどうしたんだ?」
「レイさん、俺にもハッキリわからないんです。いつも出る時に2種類あって…1つはごく普通に俺に気を使ってでていくんですが。もう1つは今みたいな感じで突然。初めは嫌われたのかと思ったけど全然違うみたいだし…よくわからないです」
「そっか…まぁ、急用かもしれないな。じゃあ俺も支度するわ」
レイはニコリとロキにして身支度を整え始めた。それに気がついたソードは、
「明日の明け方出るからゆっくりでいいよ。ついてきてもどっちでもいいが、今から買い出しにいく」
「いや、一緒に買い出しも行く」
さらっと言ったが、今の感じだとサルノに居てもいいぞともとれる。ソードの感覚についていくには、ぼーっとしてちゃダメだな。
「ロキ、まだ夜いるから」
「わかった~」
さて、しっかりついて行きますか。
買い出しは普段とそんなにかわらなかった。ダンケルで使ったハブウルフを頼み。食料を買って、当たり前の様にお菓子も買っていた。昨日とは比べものにならないほど、てきぱきしていた。
「テッタ」
「ん?」
「テッタ=ロッジ」
「あ~有名な剣士だろ?昔はヒューズで名をはせてたやつで今はグリーンヒルにいるんだっけか」
「らしいな」
「?」
「そいつが何かあんの?」
「いや、別になんとなく思い出しただけ」
「ふーん」
買い出しをしながら何気ない会話をしただけで気にもならない、忘れるような内容。
ソードの唐突な会話のそれに気がついたのは数ヶ月後だった。
二人は買い出しから戻り、明日の準備をしていたらロキが戻ってきた。三人でゆっくり食事をとるといつもより早く寝た。
静かで星の見える夜。ソードは深夜二人が寝たのを確認し、外に出て宿の屋上へ上がり明日の事を思っていた。
「なんでもないといいな」
夜風にひたりながら気のすむまでそこにいた。
誰よりも早く朝を迎えたソードは二人が起きて準備をするのを待った。早朝、ロキはまた自分と同じ孤児達が居るところに戻る。ソードはロキに来月に来ることを伝えた。
「うん、ソードも気をつけて」
いつもは適当に「またくる」しか言わないソードだったのが来月と言ったのが嬉しくて全く寂しさはない。それに、ソードが好きだと思うと待っていられた。
「レイさん、ソードの事よろしく頼みます」
「それ、多分逆だな。俺のが面倒見てもらってる気するわ」
「そんなことないです。帰ったらソードの事教えてください!」
「了解」
レイは笑って答えた。
ソードは「じゃあ、いく」と言ってハブウルフに向かおうとした。ロキはソードの腕をぐいっと引っ張って、ちゅっとキスをした。
「ソード好き」
ソードはビックリしていた。
「趣味悪い」
と言ってハブウルフに乗った。
お互い振り返る事なくすぐに次に向かった。
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