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第二部
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「我々冒険者に任せてはいただけないでしょうか?」
「………。」
接見の間でフェリシアに話をするインセット。その隣にはアヤ。
「冒険者、その話しが本当という確証と確実に止められる根拠は」
「どちらも信じて頂くしかございません。優秀な冒険者であれば数名で事が足ります。アヤ様とは昔馴染みでして今回の事に応援が欲しいと頼まれまして我々で解決できると参った次第でございます。これ以上の無益な戦いと犠牲はだしたくありません。私達が動けば隠密で終わらせられ隣国との波風もたたないかと思いますが」
椅子に座り足を組みながら話を聞くがフェリシアに有利にしかならない。アヤから説明を受け冒険者を紹介したいと言われ招き入れたがふって沸いたような話でこのまま話を進めて良いのか悩んでいた。
自分の兵でもない者をやみくもには使えない。上級冒険者は次々に殺されこれ以上の犠牲はだしたくないのも本音だった。
「なぜ、お前はフードと半仮面を被る。取るのが礼儀であろう。そんな不審な姿を信用できるか。リストにも載ってない冒険者だ、強いかもわからん。アヤ、昔馴染みとは本当か!」
「はい、昔から知った奴です。強さは保証します。今回大いに力になると思い呼びました」
はっと鼻で笑いあきれ口調で話す。
あのアヤが強さを保証するとは並大抵じゃない。そんな奴がいるのか。
「なら、証明しろ。見るまでは決断せぬ」
「では、証明できたらお任せいただけますか?」
「いいだろう、アヤとやってみろ。お前より強いやつはカウロックにはいない」
「わかりました」
突如二人の手合わせが始まるがお互い真剣のまま手合わせが始まる。
(久しぶりだな)
(そーだな)
剣を振りながら二人は話す。
(何人でやるつもりだ)
(ソード達三人とベルとお前、俺の六人だ)
(厳しくないか?)
(あと二人呼びたいが別にかり出してる。それにソード達が参加してくれるからこの作戦は成り立つ)
(そうか)
(いい子達だ、後ろ楯頼んだぞ)
(任せろ)
(ってことで…)
バン!!
と胸を蹴りあげアヤをぶっ飛ばした。
首に剣を突き付けフェリシアに見せる。
「アヤ!!」
「大丈夫です…」
(いってーな!)
「フェリシア様いかがですか?」
(ソード君を疑った罰だ)
(くそ!)
「わかった、強さを認めるが詰めた話はアヤも含めた所でしかしない。疑って悪かった、こちらに手を貸して貰えるとありがたい。すぐに話をしたい」
「いえいえ、お役にたてて光栄です」
礼をし剣をしまいアヤに手を貸した。アヤはジロリとインセットを見たが知らんぷりし軽い足取りでフェリシアについていった。
□□□〈フェリシア〉
半仮面の男は初めの私の作戦をそのまま遂行できると言っていた。確かにアヤ以上に強ければ可能性としてはあるが…。そんなに強い冒険者は国が抱えいてせいぜい二人ぐらいしかいない。国中の冒険者をかき集めるきか?いや、そんな事ができるはずもない。
そう思っていたら今回の作戦にあの冒険者の三人の名前が上がり驚いた。ウェザーの回し者でもルーベンの回し者でも無かったのか。資料やリストは当てにはならないという事か。悪いことをした。今さらだが協力をして貰えるだろうか。それに数人で本当に阻止できるのだろうか…だが今はすがるしか無い。
半仮面の理由が気になり男に聞くとヒューズ国に狙われるから名も明かせないと言っていた。確かに今は特にそうだ…私の失態でそうなった。彼らが安全に討伐が受けられるよう勤めなければ。
ヒューズ国の証拠はこちらが握れないものばかり。だが事実はある。無益に人を殺した罪は許さない。
協定とはこんなすぐに破られてしまい無意味な物だとは……ヒューズでは駄目だ。今の考えでは私がカウロックを滅ぼしたも同然になる、変えなければならない。国を守らねばならない私が命をかけなくてどうする。できることは全てする。
攻め込まれる前に動く。
「ウェザー国王とルーベン氏に文を書く。仮面の男からヒューズだという確定報告があり次第、特例獣で総括が直接渡しに行って欲しい」
「かしこまりました」
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