129 / 130
第三部 最終
15 最終 ④
どうしてこうなってしまったか二人は謎でしかなかった。思う存分抱き潰し起きたらこの状態だった。
「レイ…どこ行くんだ」
といいレイのズボンを掴む。
「ん?水取りに行くだけだぞ」
「わかった」
ロキが抱っこの手を外すと再び自分に巻き付ける。
「ロキ、離すなよ」
「どうしたの?嬉しいけど」
ずっとこの調子で片時も離れず二人といる。
少し移動すればすぐに聞く。
「わからない。二人が離れると胸がドキドキして不安になるから一緒にいて欲しくなる」
((可愛い))
「…離れないで欲しい」
((キュンキュンする))
レイとロキはひそひそと話す
「レイさん、何ですかこの可愛いソードは」
「わからないがこれが本当のソードか?」
「なるほど。こんな可愛い感じになるんですね」
「可愛い、今なら何でもしてくれそう」
「ソード、可愛いからキスして欲しい」
ロキの方向へ向き照れた感じで目をつむりちゅっとした。上目遣いでこれでいいか?といわれもっとして欲しいと言うとわかったといい一生懸命キスを繰り返した。
「レイさん…どうしよ…可愛い。ん…ちゅ」
「…羨ましい」
「ロキ…離したらやだ」
「ぐぅっっ…ん…ちゅ…ごめん…ん」
ロキとソードは盛り上がってしまう。どんどんエスカレートして息が上がる。ロキはソードの頭を押さえ口が離れないよう舌を奥まで入れ貪った。鼻からぬけるような甘い声とロキの興奮する荒い息、舌が絡みちゅちゅと音が響く。
見つめ合いやっと口を外すとレイが話しかけた。
「ソード、体は大丈夫か?」
ロキの胸に顔をつけ頭をなでなでされながらレイに言った。
「レイ…大好き」
「ぐっ……可愛い」
「やっぱり今日も部屋に居ましょう」
「だな」
部屋に三人の声と濡れた音が響く。
「レイ…ん…レイ…中が」
「中が何?」
「熱くて…いくの…とま…な」
「へぇ…ならやめる?」
「や…や…ん…レイ…もっとあっあっして」
突き上げるようにコツコツと良いところを何度も刺激され腰を揺らしながらつく度に白い液が出させられる。前からはロキのキスと乳首を攻められビクビク感じている。二人の前で感情がおさえられず言葉に全てでる。
「ふふ…可愛いな」
「凄く素直でかわいいですね」
レイと繋がりながらロキに触られるのがたまらなく気持ちいい。
「ロキ…すぐいっちゃう…乳首…いっちゃう」
「やらしい体」
「あぅあぅ…ふぁ…ロキ…でる、また…で」
ロキに弄くられ簡単に果ててしまう。びくびくと体が動きまた乳首が勝手に疼く。
お尻を手で割られ繋がっている所をゆっくり奥まで出し入れされながら見られる。
「スゲー拡がって美味しそうに呑み込んでるぞ」
「あっあっ、レイやだ。やだ」
「何で?」
「恥ずかしぃ…あっあっ」
「全部見たい、俺ので気持ち良くなるソードが可愛い。気持ちいいだろ?」
「あぅあっあっあんあん…」
「ソードこっちもしてあげる」
後ろはレイから入れられ前はロキがソードと自分のモノを掴み上下に手をゆらす。ロキの空いている手はお腹を押す。
「うっああっぐりぐりしちゃやだ」
「嫌なの?」
「いきっぱなし…なちゃう。でちゃう。うあぁあ!あぅっあっいってるいってる…から」
「はぁ…可愛すぎ」
「こんな甘いソード離せるわけ無いです」
「あぅあぅ…ロキ…」
「な、最高で最愛の俺達の愛しいソードだな」
「です!」
「ほら、自分で腰振れよっ」
「ああぁ、レイレイ」
「んー?いいだろ」
「両方…あっあっきもち…きもちぃ…あっぁ」
「「はぁ~」」
「ソード大好き」
「愛してる」
「うぅ…うぅ…好き…大好き。レイ、ロキ、愛してる…気持ちぃ…ぁっ…」
「今日も立てなくなるまでしてやる」
「レイさんと俺でしかイケないようにしないとですね」
何度もキスを繰り返し何度も中に流し込む。
三人は満足するまで絡み合った。
ベッドで寝ているソードを挟んで横になる二人。
「いつも通りですね」
「だな、変わらない」
「可愛いのがまた倍増されましたね」
「かなり。んー幸せ。寝顔可愛い」
「はい。実はソードの方が俺達を好きなんじゃないかと思ってます」
「だったらソードも一生俺達から離れられないな」
「ん…れぃ…ろきぃ…ふふふ」
二人は顔を見合わせニッコリした。
次の日、レオに会いに行くため起きると言っていたがそれも結局は昼過ぎになってからになった。城へ向かいレオのいる場所に案内されたが後から声をかけられた。
「よお、お三方。世話かけたな」
「別に、体調は?」
「んー何ともねぇな。腕がないのはたまに忘れるな」
「そうか。シルバは?」
「今、三日後の式典準備に回ってる」
「忙しいな、新婚なのに」
「な!?」
「そうだろ?お前はやっと結婚したんだ。かなり遅咲きだが貰い手がいて良かったな。しかもあんな可愛い奥様だ」
「おい!ソードお前何言ってやがる!」
「違うのか?」
「……違っわねぇよ!!クソ!」
照れるレオをケタケタ笑いながら茶化す。
「きっとあの時の仕返しですよね」
「だな。結婚報告の時、散々驚かれたからな」
「おい、久しぶりにやるぞ!こい!」
「いいぞ、俺も鈍ってたから丁度良い」
剣術場は広くロキが通っていた学生時代を思い出す作りだった。剣を渡され握る。レオは大剣をソードは双剣を握りしめた。お互い、ゆっくり歩みよりパッと離れると一気に剣を振る。
遠慮はない。
片腕とは思えないほどしっかりと握られた剣はいきなりソードの首を狙った。素早く反応して受けるが力負けし飛ばされ壁まで行く。壁を利用し足で蹴ると勢いをつけレオに向かい剣を向ける。
「片手のが強いんじゃないか?」
「ふっ、まだ馴れねぇな」
二人のまわりに剣振りでできる壁ができていた。レイもロキも真剣に見ている。レオは左腕を斬られ肘下からはない。足や体を使いうまく攻撃を防ぐ。今までのような型にはまる剣術は一切してこない自由で荒々しい剣さばき。右手だけで握られているが大剣が両手と大差がないように見える。
片やソードは右目が見えない。見える範囲が変わり感覚を掴むのが難しい。途中で眼鏡が邪魔になり投げ捨てた。
「その目どうした」
「魔獣に取られた」
「見えねぇのか」
「全く」
「じゃあ、お互い遠慮は要らねぇな」
「初めからしてない」
決着がつかないままひたすら戦っている。
「お前、腕どうすんの?」
「どうも、しねぇよっ」
「義手作れよっ」
「好きじゃねぇな」
「だろうな。だがお前それじゃあシルバ抱けない」
「な!?な!!お前!」
「抱きたくないのか?」
「ふざけんな!動機が不純だ!」
「あ?抱かねの?」
「だー!うるせ!黙れ!」
剣のスピードが速くなり力も強くなる。レオは恥ずかしさと怒りに任せ剣を振るう。
「好きじゃねぇの?」
「うるせ…好きに決まってんだろ!!」
大剣が力強く振られソードが剣を握るが右手の剣が手からポロっと落ち左だけで受けたためぶっ飛んで壁に叩きつけられた。
「って~な。手加減しろよな!」
「うるせぇ!初めてお前に勝ったんだ、いいだろ!」
「おい~シルバ聞いたか?お前の事好きだとよ。良かったな」
「な!?」
いつの間にかレイとロキの隣にシルバとジープ、ノクが来ていた。レオは恐る恐る振り返えると皆はニタニタと笑っていた。やっちまったと思ったらシルバがレオに向かい走って飛び付いてきた。
「俺も大好き!」
困った顔のレオは大剣を捨て右手でシルバを抱きしめた。
立ち上がりレイとロキとその場を去ろうとしたらレオが言う。
「あーソード…ありがとうな。本当にいろいろ」
「いえいえ、レオナルド=アーサー=ブルーク王。お手合わせ光栄でした」
「は!?なんでそれ!」
「じゃあな、お幸せに」
一礼し、手を振り三人は出ていった。
びっくりしたレオの顔と聞きなれない名前に不思議に思った二人はソードに聞いた。
「レオさんの家名はスミスじゃない?」
「だよな?」
「本名はブルークだ。ちゃんとシルバの婚姻証明書に書いてあった。まさか、あいつが滅んだ王家だったとはな」
「「は!?」」
「さて、おやつ買って帰るぞ~」
「建国式は出なくていいの?」
「人が多いし混むからな~」
「ソードらしい」
「ですね!」
数日後、アビサルは建国式を行った。シルバの横にはレオとノクが立ち城から街を一望する。
歓声と熱気に溢れ国民から盛大に祝われた。
そのさらに数ヵ月後、大々的にレオとシルバの結婚式が行われ正式に二人は伴侶となった。シルバはレオの家名を継ぎ、シルバ=レオナルド=ブルークと名を変えた。
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【完結】エデンの住処
社菘
BL
親の再婚で義兄弟になった弟と、ある日二人で過ちを犯した。
それ以来逃げるように実家を出た椿由利は実家や弟との接触を避けて8年が経ち、モデルとして自立した道を進んでいた。
ある雑誌の専属モデルに抜擢された由利は今をときめく若手の売れっ子カメラマン・YURIと出会い、最悪な過去が蘇る。
『彼』と出会ったことで由利の楽園は脅かされ、地獄へと変わると思ったのだが……。
「兄さん、僕のオメガになって」
由利とYURI、義兄と義弟。
重すぎる義弟の愛に振り回される由利の運命の行く末は――
執着系義弟α×不憫系義兄α
義弟の愛は、楽園にも似た俺の住処になるのだろうか?
◎表紙は装丁cafe様より︎︎𓂃⟡.·
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
黒の執愛~黒い弁護士に気を付けろ~
ひなた翠
BL
小野寺真弥31歳。
転職して三か月。恋人と同じ職場で中途採用の新人枠で働くことに……。
朝から晩まで必死に働く自分と、真逆に事務所のトップ2として悠々自適に仕事をこなす恋人の小林豊28歳。
生活のリズムも合わず……年下ワンコ攻め小林に毎晩のように求められてーー。
どうしたらいいのかと迷走する真弥をよそに、熱すぎる想いをぶつけてくる小林を拒めなくて……。
忙しい大人の甘いオフィスラブ。
フジョッシーさんの、オフィスラブのコンテスト参加作品です。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
シスルの花束を
碧月 晶
BL
年下俺様モデル×年上訳あり青年
~人物紹介~
○氷室 三門(ひむろ みかど)
・攻め(主人公)
・23歳、身長178cm
・モデル
・俺様な性格、短気
・訳あって、雨月の所に転がり込んだ
○寒河江 雨月(さがえ うげつ)
・受け
・26歳、身長170cm
・常に無表情で、人形のように顔が整っている
・童顔
※作中に英会話が出てきますが、翻訳アプリで訳したため正しいとは限りません。
※濡れ場があるシーンはタイトルに*マークが付きます。
※基本、三門視点で進みます。
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。