夜の冒険者は牙をむく

かぷか

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第三部 最終

15 最終 ④

 
 どうしてこうなってしまったか二人は謎でしかなかった。思う存分抱き潰し起きたらこの状態だった。

「レイ…どこ行くんだ」

といいレイのズボンを掴む。

「ん?水取りに行くだけだぞ」

「わかった」

ロキが抱っこの手を外すと再び自分に巻き付ける。

「ロキ、離すなよ」

「どうしたの?嬉しいけど」

ずっとこの調子で片時も離れず二人といる。
少し移動すればすぐに聞く。

「わからない。二人が離れると胸がドキドキして不安になるから一緒にいて欲しくなる」

((可愛い))

「…離れないで欲しい」

((キュンキュンする))

レイとロキはひそひそと話す

「レイさん、何ですかこの可愛いソードは」
「わからないがこれが本当のソードか?」

「なるほど。こんな可愛い感じになるんですね」

「可愛い、今なら何でもしてくれそう」

「ソード、可愛いからキスして欲しい」

ロキの方向へ向き照れた感じで目をつむりちゅっとした。上目遣いでこれでいいか?といわれもっとして欲しいと言うとわかったといい一生懸命キスを繰り返した。

「レイさん…どうしよ…可愛い。ん…ちゅ」
「…羨ましい」

「ロキ…離したらやだ」
「ぐぅっっ…ん…ちゅ…ごめん…ん」

ロキとソードは盛り上がってしまう。どんどんエスカレートして息が上がる。ロキはソードの頭を押さえ口が離れないよう舌を奥まで入れ貪った。鼻からぬけるような甘い声とロキの興奮する荒い息、舌が絡みちゅちゅと音が響く。

見つめ合いやっと口を外すとレイが話しかけた。

「ソード、体は大丈夫か?」

ロキの胸に顔をつけ頭をなでなでされながらレイに言った。

「レイ…大好き」

「ぐっ……可愛い」

「やっぱり今日も部屋に居ましょう」

「だな」

部屋に三人の声と濡れた音が響く。

「レイ…ん…レイ…中が」
「中が何?」
「熱くて…いくの…とま…な」
「へぇ…ならやめる?」
「や…や…ん…レイ…もっとあっあっして」

突き上げるようにコツコツと良いところを何度も刺激され腰を揺らしながらつく度に白い液が出させられる。前からはロキのキスと乳首を攻められビクビク感じている。二人の前で感情がおさえられず言葉に全てでる。

「ふふ…可愛いな」
「凄く素直でかわいいですね」

レイと繋がりながらロキに触られるのがたまらなく気持ちいい。

「ロキ…すぐいっちゃう…乳首…いっちゃう」
「やらしい体」
「あぅあぅ…ふぁ…ロキ…でる、また…で」

ロキに弄くられ簡単に果ててしまう。びくびくと体が動きまた乳首が勝手に疼く。

お尻を手で割られ繋がっている所をゆっくり奥まで出し入れされながら見られる。

「スゲー拡がって美味しそうに呑み込んでるぞ」
「あっあっ、レイやだ。やだ」
「何で?」
「恥ずかしぃ…あっあっ」
「全部見たい、俺ので気持ち良くなるソードが可愛い。気持ちいいだろ?」
「あぅあっあっあんあん…」
「ソードこっちもしてあげる」

後ろはレイから入れられ前はロキがソードと自分のモノを掴み上下に手をゆらす。ロキの空いている手はお腹を押す。

「うっああっぐりぐりしちゃやだ」
「嫌なの?」
「いきっぱなし…なちゃう。でちゃう。うあぁあ!あぅっあっいってるいってる…から」

「はぁ…可愛すぎ」
「こんな甘いソード離せるわけ無いです」
「あぅあぅ…ロキ…」

「な、最高で最愛の俺達の愛しいソードだな」
「です!」

「ほら、自分で腰振れよっ」
「ああぁ、レイレイ」
「んー?いいだろ」
「両方…あっあっきもち…きもちぃ…あっぁ」

「「はぁ~」」

「ソード大好き」
「愛してる」
 
「うぅ…うぅ…好き…大好き。レイ、ロキ、愛してる…気持ちぃ…ぁっ…」

「今日も立てなくなるまでしてやる」
「レイさんと俺でしかイケないようにしないとですね」

何度もキスを繰り返し何度も中に流し込む。
三人は満足するまで絡み合った。

ベッドで寝ているソードを挟んで横になる二人。

「いつも通りですね」
「だな、変わらない」

「可愛いのがまた倍増されましたね」
「かなり。んー幸せ。寝顔可愛い」

「はい。実はソードの方が俺達を好きなんじゃないかと思ってます」
「だったらソードも一生俺達から離れられないな」

「ん…れぃ…ろきぃ…ふふふ」

二人は顔を見合わせニッコリした。


 次の日、レオに会いに行くため起きると言っていたがそれも結局は昼過ぎになってからになった。城へ向かいレオのいる場所に案内されたが後から声をかけられた。

「よお、お三方。世話かけたな」

「別に、体調は?」

「んー何ともねぇな。腕がないのはたまに忘れるな」

「そうか。シルバは?」

「今、三日後の式典準備に回ってる」

「忙しいな、新婚なのに」

「な!?」

「そうだろ?お前はやっと結婚したんだ。かなり遅咲きだが貰い手がいて良かったな。しかもあんな可愛い奥様だ」

「おい!ソードお前何言ってやがる!」
「違うのか?」

「……違っわねぇよ!!クソ!」

照れるレオをケタケタ笑いながら茶化す。

「きっとあの時の仕返しですよね」
「だな。結婚報告の時、散々驚かれたからな」

「おい、久しぶりにやるぞ!こい!」
「いいぞ、俺も鈍ってたから丁度良い」

剣術場は広くロキが通っていた学生時代を思い出す作りだった。剣を渡され握る。レオは大剣をソードは双剣を握りしめた。お互い、ゆっくり歩みよりパッと離れると一気に剣を振る。

遠慮はない。

片腕とは思えないほどしっかりと握られた剣はいきなりソードの首を狙った。素早く反応して受けるが力負けし飛ばされ壁まで行く。壁を利用し足で蹴ると勢いをつけレオに向かい剣を向ける。

「片手のが強いんじゃないか?」

「ふっ、まだ馴れねぇな」

二人のまわりに剣振りでできる壁ができていた。レイもロキも真剣に見ている。レオは左腕を斬られ肘下からはない。足や体を使いうまく攻撃を防ぐ。今までのような型にはまる剣術は一切してこない自由で荒々しい剣さばき。右手だけで握られているが大剣が両手と大差がないように見える。

片やソードは右目が見えない。見える範囲が変わり感覚を掴むのが難しい。途中で眼鏡が邪魔になり投げ捨てた。

「その目どうした」

「魔獣に取られた」

「見えねぇのか」

「全く」

「じゃあ、お互い遠慮は要らねぇな」

「初めからしてない」

決着がつかないままひたすら戦っている。

「お前、腕どうすんの?」

「どうも、しねぇよっ」

「義手作れよっ」

「好きじゃねぇな」

「だろうな。だがお前それじゃあシルバ抱けない」

「な!?な!!お前!」

「抱きたくないのか?」

「ふざけんな!動機が不純だ!」

「あ?抱かねの?」

「だー!うるせ!黙れ!」

剣のスピードが速くなり力も強くなる。レオは恥ずかしさと怒りに任せ剣を振るう。

「好きじゃねぇの?」

「うるせ…好きに決まってんだろ!!」

大剣が力強く振られソードが剣を握るが右手の剣が手からポロっと落ち左だけで受けたためぶっ飛んで壁に叩きつけられた。

「って~な。手加減しろよな!」

「うるせぇ!初めてお前に勝ったんだ、いいだろ!」

「おい~シルバ聞いたか?お前の事好きだとよ。良かったな」

「な!?」

いつの間にかレイとロキの隣にシルバとジープ、ノクが来ていた。レオは恐る恐る振り返えると皆はニタニタと笑っていた。やっちまったと思ったらシルバがレオに向かい走って飛び付いてきた。

「俺も大好き!」

困った顔のレオは大剣を捨て右手でシルバを抱きしめた。

立ち上がりレイとロキとその場を去ろうとしたらレオが言う。

「あーソード…ありがとうな。本当にいろいろ」

「いえいえ、レオナルド=アーサー=ブルーク王。光栄でした」

「は!?なんでそれ!」

「じゃあな、お幸せに」

一礼し、手を振り三人は出ていった。
びっくりしたレオの顔と聞きなれない名前に不思議に思った二人はソードに聞いた。

「レオさんの家名はスミスじゃない?」
「だよな?」

「本名はブルークだ。ちゃんとシルバの婚姻証明書に書いてあった。まさか、あいつが滅んだ王家だったとはな」

「「は!?」」

「さて、おやつ買って帰るぞ~」

「建国式は出なくていいの?」

「人が多いし混むからな~」

「ソードらしい」
「ですね!」

数日後、アビサルは建国式を行った。シルバの横にはレオとノクが立ち城から街を一望する。
歓声と熱気に溢れ国民から盛大に祝われた。

そのさらに数ヵ月後、大々的にレオとシルバの結婚式が行われ正式に二人は伴侶となった。シルバはレオの家名を継ぎ、シルバ=レオナルド=ブルークと名を変えた。
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