118 / 151
連載
242.(一旦没)
しおりを挟む
「むぃ~~~~~~~~~~~~」
朝のひと鳴き。
「エトワさまはしたないですよ」
空腹で村を襲おうとしていたモンスター、ムイムイ。
私とソフィアちゃんはそんなムイムイのために、新しい住居を探してあげることにした。
山を越え、谷を越え、荒野を越え、激しい嵐を潜り抜け、私たちはついに目指していた森までたどり着いたのだった。
……うそだよ、本当は平たい場所通ってきたし、天気はずっと晴れでした。
森にたどり着いたときはすっかり夜だった私たちは、一旦荷物を下ろし、休息を取ったのだった。
そして朝起きて、ひと鳴きしてみたところを、ソフィアちゃんに目撃され、警告をひとつ受けたのだった。
とりあえず、目的の場所にはたどり着いたわけだけど、このあとは周辺を探索する予定だ。目的地に連れてきて、はいさようならじゃ、ちょっと無責任だしね。ちゃんとムイムイさんたちの餌があるか、周辺の生き物と仲良く暮らせそうか、本当に放して大丈夫なのかチェックしなきゃいけない。
「それじゃあ、いこっか~」
「はい!」
歩き始めた私の後ろを、ソフィアちゃんがふよふよと浮かびながらついてきていた。当然、その頭上には、ムイムイさんも一緒に浮かんでいる。
もう見慣れたけど、あらためて見ると異様な光景だ。
「それ……」
「どうしました?」
私が漏らした言葉に、ソフィアちゃんが首をかしげる。
「それここに置いていったらダメなのかな?」
魔法については詳しくないから、ここに放置していった場合、ムイムイさんを閉じ込めている魔法の壁がどうなるのかはわからないけれど、もともと動きの鈍い生き物だけに、しばらくはこの場に留まってくれる気がする。
実のところ、ずっと魔法を維持しているせいか、ソフィアちゃんの表情にはかなり疲れが見えているのだ。元気っ子のこの子には珍しい。
私の質問にソフィアちゃんの眉が八の字に垂れ下がった。
「……ムイムイたちが心配なので……置いていかなきゃダメですか……?」
う~ん、どうやらソフィアちゃんの心境的には、魔法は解きたくないらしい。
この場にくるまで、ずっと面倒をみてきたので、親心が芽生えてしまったのかもしれない。難しきや、親心と乙女の心。
「あ大丈夫だよ~、ごめんね、変なこと言って止めちゃって」
私はソフィアちゃんのやりたいようにさせてあげることにした。
すでに目的地にはついていて、あとは周辺を見て終わりだしね。特にトラブルが起きなければ問題ないはずだ。
※以下2022年2月15追加部分
***
ソフィアちゃんと一緒に周辺を見て回ることになった。
まず見つかったのは、そこそこの大きさの泉だった。
背の高い木々にかこまれたその泉は、縦も横も30メートルほどの幅があり、透き通ったきれいな水を湛えている。
「ムイムイ!」
泉を見つけると、ムイムイが鳴き声をあげながら、足をジタバタさせた。ソフィアちゃんが高度を下げてあげると、ごくごくと泉の水を飲み始める。
「飲み水はこれなら問題なさそうですね。湧き水みたいですから、いきなり枯れたりする心配もなさそうです」
確かに泉の水は、底の方から湧き出ているみたいだった。表面に独特の波が描かれている。泉から伸びる小川には、水がちょろちょろと流れ出ていた。
体の大きなムイムイさんが飲んでも水嵩は減る気配がない。水量も十分なようだった。
ソフィアちゃんは周辺をキョロキョロ見る。
「どしたの?」
私が尋ねると、ソフィアちゃんも首を傾げた。
「あとは水場周辺の動物で、共存できない種がいないか見たかったんですけど……姿が見えませんね」
「そういえばそうだねぇ」
そういえば森はやたらと静かだった。入ってから数時間経つのに野生動物にすら遭遇していない。
「探してみる?」
そう尋ねると、ソフィアちゃんは首をふった。
「いえ、探索しているうちに行き合うと思いますから、次はムイムイさんの食糧となるものがあるかチェックしてみましょう」
「は~い」
ソフィアちゃんの指示に従って探すこと15分ほど、私の両手にはりんごみたいな木の実があった。ただし、大きさはバスケットボールよりもう一回りぐらいでっかい。
「おおおっ……」
私はその果実を両手で抱え上げ、無意味に感嘆の声をあげてしまった。
理由はほんとにでっかいりんごにしか見えなかったから。それだけ。これがムイムイさんたちの主食になるらしい。ムイムイさんたちはその果物を見ると、そわそわするように体を揺すった。
私がひとつ、ひょいっと放り投げて見ると、ムイムイさんはパクッと食いつきシャクシャクと美味しそうに食べ始める。あんなに大きなりんごが一瞬でなくなる。
でもまだまだりんごはたくさんなっていた。
「これだけあれば、ムイムイさんたちも暮らしていけそうです」
森には巨大りんごの木がたくさんあった。
ソフィアちゃんによると、この森には他にもムイムイさんの食糧になるような果物の木があって、これなら一年中、暮らしていけるらしい。
とりあえず、衣食住の衣と食は揃ったということで、次は住である。ちなみに衣は天然のもふもふの毛皮なのでもう揃っている。
「ムイムイさんたちってどんな場所寝るの?」
「どんな場所でも寝られますけど、洞窟などがあると、安心して寝られるみたいです」
「ふ~む、洞窟ねぇ~」
ソフィアちゃんとしばらく探索すると、崖になってるところに洞窟が見つかった。
でも、小さい気がする。
「う~ん」
ムイムイさんたちと見比べてみるけど、二匹がぎりぎり入れるぐらいだ。
「これは……別のところを探すしかないですね……」
疲労の色が濃いソフィアちゃんが、申し訳なさそうに言う。
その疲れた声に、私は天輝さんを取り出して言った。
「いや、ここは拡張してみよう」
洞窟の岩肌を天輝さんでガリガリ削っていく。さすが神器だ。岩になんか負けたりしない。
(我は工具ではないぞ)
天輝さんからの抗議の声が聞こえるが、ソフィアちゃんを早く休ませるためだ。仕方ない。
天井が崩落しないように優しくガリガリ、時にサクサクと切り裂きながら、洞窟を広げていく。削った岩は大きいのは私が運び、細かいのはソフィアちゃんが風でお掃除してくれた。
お仕事をして一時間ほど、ムイムイが入れるような広い洞窟が完成した。
「エトワさまありがとうございます」
「いやいや、いいんだよ~。それより、もうムイムイさんも解放してあげていいんじゃないかな?」
※おそくなって、すみません、ちょっとずつ進ませてください。
感想ありがとうございます。すぐに目を通して表示についても許可したいんですが、精神が落ち着いてから目を通したいのでもうちょっとおまちいただけたらとおもいます。
朝のひと鳴き。
「エトワさまはしたないですよ」
空腹で村を襲おうとしていたモンスター、ムイムイ。
私とソフィアちゃんはそんなムイムイのために、新しい住居を探してあげることにした。
山を越え、谷を越え、荒野を越え、激しい嵐を潜り抜け、私たちはついに目指していた森までたどり着いたのだった。
……うそだよ、本当は平たい場所通ってきたし、天気はずっと晴れでした。
森にたどり着いたときはすっかり夜だった私たちは、一旦荷物を下ろし、休息を取ったのだった。
そして朝起きて、ひと鳴きしてみたところを、ソフィアちゃんに目撃され、警告をひとつ受けたのだった。
とりあえず、目的の場所にはたどり着いたわけだけど、このあとは周辺を探索する予定だ。目的地に連れてきて、はいさようならじゃ、ちょっと無責任だしね。ちゃんとムイムイさんたちの餌があるか、周辺の生き物と仲良く暮らせそうか、本当に放して大丈夫なのかチェックしなきゃいけない。
「それじゃあ、いこっか~」
「はい!」
歩き始めた私の後ろを、ソフィアちゃんがふよふよと浮かびながらついてきていた。当然、その頭上には、ムイムイさんも一緒に浮かんでいる。
もう見慣れたけど、あらためて見ると異様な光景だ。
「それ……」
「どうしました?」
私が漏らした言葉に、ソフィアちゃんが首をかしげる。
「それここに置いていったらダメなのかな?」
魔法については詳しくないから、ここに放置していった場合、ムイムイさんを閉じ込めている魔法の壁がどうなるのかはわからないけれど、もともと動きの鈍い生き物だけに、しばらくはこの場に留まってくれる気がする。
実のところ、ずっと魔法を維持しているせいか、ソフィアちゃんの表情にはかなり疲れが見えているのだ。元気っ子のこの子には珍しい。
私の質問にソフィアちゃんの眉が八の字に垂れ下がった。
「……ムイムイたちが心配なので……置いていかなきゃダメですか……?」
う~ん、どうやらソフィアちゃんの心境的には、魔法は解きたくないらしい。
この場にくるまで、ずっと面倒をみてきたので、親心が芽生えてしまったのかもしれない。難しきや、親心と乙女の心。
「あ大丈夫だよ~、ごめんね、変なこと言って止めちゃって」
私はソフィアちゃんのやりたいようにさせてあげることにした。
すでに目的地にはついていて、あとは周辺を見て終わりだしね。特にトラブルが起きなければ問題ないはずだ。
※以下2022年2月15追加部分
***
ソフィアちゃんと一緒に周辺を見て回ることになった。
まず見つかったのは、そこそこの大きさの泉だった。
背の高い木々にかこまれたその泉は、縦も横も30メートルほどの幅があり、透き通ったきれいな水を湛えている。
「ムイムイ!」
泉を見つけると、ムイムイが鳴き声をあげながら、足をジタバタさせた。ソフィアちゃんが高度を下げてあげると、ごくごくと泉の水を飲み始める。
「飲み水はこれなら問題なさそうですね。湧き水みたいですから、いきなり枯れたりする心配もなさそうです」
確かに泉の水は、底の方から湧き出ているみたいだった。表面に独特の波が描かれている。泉から伸びる小川には、水がちょろちょろと流れ出ていた。
体の大きなムイムイさんが飲んでも水嵩は減る気配がない。水量も十分なようだった。
ソフィアちゃんは周辺をキョロキョロ見る。
「どしたの?」
私が尋ねると、ソフィアちゃんも首を傾げた。
「あとは水場周辺の動物で、共存できない種がいないか見たかったんですけど……姿が見えませんね」
「そういえばそうだねぇ」
そういえば森はやたらと静かだった。入ってから数時間経つのに野生動物にすら遭遇していない。
「探してみる?」
そう尋ねると、ソフィアちゃんは首をふった。
「いえ、探索しているうちに行き合うと思いますから、次はムイムイさんの食糧となるものがあるかチェックしてみましょう」
「は~い」
ソフィアちゃんの指示に従って探すこと15分ほど、私の両手にはりんごみたいな木の実があった。ただし、大きさはバスケットボールよりもう一回りぐらいでっかい。
「おおおっ……」
私はその果実を両手で抱え上げ、無意味に感嘆の声をあげてしまった。
理由はほんとにでっかいりんごにしか見えなかったから。それだけ。これがムイムイさんたちの主食になるらしい。ムイムイさんたちはその果物を見ると、そわそわするように体を揺すった。
私がひとつ、ひょいっと放り投げて見ると、ムイムイさんはパクッと食いつきシャクシャクと美味しそうに食べ始める。あんなに大きなりんごが一瞬でなくなる。
でもまだまだりんごはたくさんなっていた。
「これだけあれば、ムイムイさんたちも暮らしていけそうです」
森には巨大りんごの木がたくさんあった。
ソフィアちゃんによると、この森には他にもムイムイさんの食糧になるような果物の木があって、これなら一年中、暮らしていけるらしい。
とりあえず、衣食住の衣と食は揃ったということで、次は住である。ちなみに衣は天然のもふもふの毛皮なのでもう揃っている。
「ムイムイさんたちってどんな場所寝るの?」
「どんな場所でも寝られますけど、洞窟などがあると、安心して寝られるみたいです」
「ふ~む、洞窟ねぇ~」
ソフィアちゃんとしばらく探索すると、崖になってるところに洞窟が見つかった。
でも、小さい気がする。
「う~ん」
ムイムイさんたちと見比べてみるけど、二匹がぎりぎり入れるぐらいだ。
「これは……別のところを探すしかないですね……」
疲労の色が濃いソフィアちゃんが、申し訳なさそうに言う。
その疲れた声に、私は天輝さんを取り出して言った。
「いや、ここは拡張してみよう」
洞窟の岩肌を天輝さんでガリガリ削っていく。さすが神器だ。岩になんか負けたりしない。
(我は工具ではないぞ)
天輝さんからの抗議の声が聞こえるが、ソフィアちゃんを早く休ませるためだ。仕方ない。
天井が崩落しないように優しくガリガリ、時にサクサクと切り裂きながら、洞窟を広げていく。削った岩は大きいのは私が運び、細かいのはソフィアちゃんが風でお掃除してくれた。
お仕事をして一時間ほど、ムイムイが入れるような広い洞窟が完成した。
「エトワさまありがとうございます」
「いやいや、いいんだよ~。それより、もうムイムイさんも解放してあげていいんじゃないかな?」
※おそくなって、すみません、ちょっとずつ進ませてください。
感想ありがとうございます。すぐに目を通して表示についても許可したいんですが、精神が落ち着いてから目を通したいのでもうちょっとおまちいただけたらとおもいます。
185
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
事情があってメイドとして働いていますが、実は公爵家の令嬢です。
木山楽斗
恋愛
ラナリアが仕えるバルドリュー伯爵家では、子爵家の令嬢であるメイドが幅を利かせていた。
彼女は貴族の地位を誇示して、平民のメイドを虐げていた。その毒牙は、平民のメイドを庇ったラナリアにも及んだ。
しかし彼女は知らなかった。ラナリアは事情があって伯爵家に仕えている公爵令嬢だったのである。
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
事務仕事しかできない無能?いいえ、空間支配スキルです。~勇者パーティの事務員として整理整頓していたら、いつの間にか銅像が立っていました~
水月
恋愛
「在庫整理しかできない無能は不要だ」
第一王子から、晩餐会の場で婚約破棄と国外追放を告げられた公爵令嬢ユズハ。
彼女のギフト【在庫整理】は、荷物の整理しかできないハズレスキルだと蔑まれていた。
だが、彼女は知っていた。
その真価は、指定空間内のあらゆる物質の最適化であることを。
追放先で出会った要領の悪い勇者パーティに対し、ユズハは事務的に、かつ冷徹に最適化を開始する。
「勇者様、右腕の筋肉配置を効率化しました」
「魔王の心臓、少し左にずらしておきましたね」
戦場を、兵站を、さらには魔王の命までをも在庫として処理し続けた結果、彼女はいつしか魔王討伐勇者パーティの一人として、威圧感溢れる銅像にまでなってしまう。
効率を愛する事務屋令嬢は、自分を捨てた国を不良債権として切り捨て、再出発する。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。