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巫女の祈りは界境をこえて 異世界召喚 神は来ませり
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世界の命運が尽きようとするとき、
そこに住まう数多の善良な命とその営みが無残にも奪われかけようとするとき、人々は立ち上がった。
未来を夢見る駆け出しの騎士が剣を掲げ、熟練の技を誇る歴戦の兵たちは手に馴染んだ得物を構えて陣を発つ。
皆の思いはひとつ。先祖から受け継ぎ、子孫につなぐこの世界を守る。
髪を優しくなでていく風、目にまぶしい濃緑の森、腹を満たす黄金の麦穂、喉を潤す甘露のような湧水、そして木の香る故郷の村と愛するものたちに降りかかる邪悪の火の粉を振り払う。
何処かの誰かのために振るう刀槍に何ら迷いはない。
その気高い決意を凶々しい牙や爪、あるいは魔道の力でねじ伏せようとするのは人ならぬ魔物たち。
人間の世界を突如侵し始めた破壊と殺戮の大軍勢。
南の地割れの奥から這い上がってきたと噂され、
一方では西の草原の向こうから野火のように迫ってきたとも聞く。
どれが正しいのか誰にもわからない。
真実を知る者たちはもう物言えぬ肉や血となって魔物の胃の中にいる。
ただ一つ間違いないことは、魔物の群れは数で人間を圧倒し、ほとんど損耗することなく恐ろしい境界線を拡げ続けていること。
勇気ある戦士たちの鋼の刃による攻撃は、じき抵抗という表現に変わるだろう。
更に抵抗は、虐殺という表現に変わるだろう。
平和は彼我の血によって汚され、代々培ってきた秩序はたった数日で無意味なものになろうとしていた。
待て。
まだだ。まだ終わらない。
この蹂躙された世界にあって、最後の希望は失われていない。
血の臭いにむせる戦場で、力無き者たちが震える退避壕で、誰かは思い出したかもしれない。
界境の彼方の神、の伝説を。
それを顕現させる力をもつ最後の希望を。
希望は白き衣をまとったほっそりとした体躯の少女の姿となって、今、東の海の果てにある神殿で一心不乱に祈りを捧げていた。
少女の名はラァラ。
神殿に仕える巫女。
もうすぐ16歳になる。
健康的に陽灼けした肌に子供のあどけなさを残しつつも、銀色の髪にふちどられたもの憂げな顔立ちは男たちの心を惹かれずにはいられないだろう。
ラァラは世界と世界を隔てる壁、「界境」をこえて、隣接する異世界まで祈りを届ける巫女の力を受け継いでいた。
伝承では、この神殿は隣り合う世界に最も近い聖地であり、この世界が破滅に瀕した時には異世界から「神」が現われる土地とされる。
ラァラは伝承に従い、己が巫女の役目を果たさんと懸命に祈っていた。
この世界の善き人々は理不尽な悪の猛威に屈しようとしています。
今こそ界境の彼方におわしますあなたの力をお貸しくださいませ。
彼女は界境の彼方から、この絶望的な魔物との戦いを勝利に導くものに祈りを届け、更に召喚するため、未知の次元にあらん限りの想いを込めた。その額から汗がつたい、小さなこうべは自然と垂れていく。
どれくらいの時間が経っただろうか。
!
ラァラの意識が界境の向こう側からの応答を捉えた。
ソチラニイク
ショウカンノジュモン、、、トナエロ
こちら側とあちら側の世界の間にそびえ立つ界境によって余計な情報が削ぎ落とされるのか、応答の思念は無機質な言葉の羅列に感じられる。
しかし、ラァラは伝承が真実であり、破壊の限りを尽くす魔物の大群から人々を救ってくれる者の到来を確信した。
ラァラは、祈りを捧げていた「祈りの間」の更に奥にある「召喚の間」に足を踏み入れた。
そこには石の床から天井に向かって突き出た環状列石だけがあった。
列石に囲まれた中には、召喚儀式に用いる神秘的な図形が、石の床に直接刻まれている。
ラァラの何代も前の巫女が、神の力を込めたバルザイの偃月刀で刻んだと口伝されていた。
ラァラは、神秘的な図形=大きな二重円の内側の円の更に内側の六芒星の上に立った。
二重円を左周りに3回歩き、その緊張した顔を南に向ける。
そして、界境の向こう側の「声」が教える通りに、関門を開ける呪文を一定の調子で詠唱し始めた。
外なる虚空の闇に住まいしものよ、今ひとたび大地にあらわれることを、我は汝に願い奉る。
時空の彼方にとどまりしものよ、我が嘆願を聞き入れたまえ。
(ドラゴンの頭の印を描くべし)
門にして道なるものよ、あらわれいでたまえ。汝の僕が呼びたれば。
(キシュの印を結ぶべし)
ベナティル、カラルカウ、デドス、○○=○○○○、あらわれよ、あらわれいでよ。聞きたまえ、我は汝の縛めを破り、印を投げ捨てたり。我が汝の強力な印を結ぶ世界へと、関門を抜けて入りたまえ。
(ヴーアの印を結ぶべし。火の五芒星形を描き、大いなるものを関門のまえに出現させる呪文を唱えるべし)
ザイウェソ、ウェカト・ケオソ、クスネウェ=ルロム・クセウェラトル。メンハトイ、ザイウェトロスト・ズイ、ズルロゴス、○○=○○○○。オラリ・イスゲウォト、ホモル・アタナトス・ナイウェ・ズムクロス、イセキロロセト、クソネオゼベトオス、アザトース。クソノ、ズウェゼト、クイヘト・ケソス・イスゲボド・ナイアルラトホテップ。ズイ・ルモイ・クアノ・ドゥゾイ・クセイエラトル、イシェト、ティイム、クァオウェ・クセエラトル・フォエ・ナゴオ、ハスター。ハガトウォス・ヤキロス・ガバ・シュブ=ニグラス。メウェト、クソソイ・ウゼウォス。
(ドラゴンの尾の印を描く)
ダルブシ、アドゥラ、ウル、バアクル。
あらわれたまえ、○○=○○○○よ。あらわれいでたまえ。
次の瞬間、二重円の外側に虹色の光が溢れた。
どこから入ってきた、のではなく最初から召喚の間に溢れていたかのような虹色の球体の集合体。
目まぐるしく泡立ち、恐怖を遠慮無く煽るような収縮を繰り返しながら球体群はその位相を変転させる。
虹色の球体群は、ラァラが立っている召喚陣の中に入って来ないものの、その周囲で規則性を無視して蠢き、強烈な「声」をラァラの心に叩きつけた。
モンハヒラカレタ
虹色の球体群の中に銀色の-ラァラの美しい髪の色-門が開いた。開口の向こう側には漆黒の宇宙が果てなくひろがっていた。
精密機器に雷が直撃したように、ラァラの精神世界は灼き尽くされ、残滓は狂気の淵に沈んだ。
虹色の球体群は、あらゆる宇宙に存在してすべてを包括するもの、外なる神ヨグ=ソトース。
この全能の存在を界境の彼方から召喚することができたことは、巫女としてのラァラの非凡さを証明する。
しかし、秩序も混沌もその身におさめるヨグ=ソトースにとって、秩序の維持と破壊による混沌は等価であった。善きものだけに与することはない。
ヨグ・ソトースはラァラが求めた救いの神であり、更なる破壊者でもあった。
ヨグ=ソトースは、自分をこの世界に招いた矮小な存在を「門」に放り込んだ。
「門」は勢いよく閉じ、消失した。
彼女の行方は外なる神自身関知しなかった。
神が関心を持つには人間の娘など卑小すぎる。
「門」を閉じたヨグ=ソトースは、自身を構成する虹色の球体を数瞬のうちに無限に増殖させて世界の隅々まで覆い尽くした。
あらゆる生き物は、人間も魔物も他の動植物も、神の御業によって分け隔て無く虹色の光に呑み込まれた。
なにものも逃れられなかった。
空も大地も海も虹色の球体群に取って替わられた。
戦いは誰もが予想しなかった幕切れを迎えた。
世界は終わることも無く、続くことも無く、ただそこにあった。
虹の光だけが蠢く世界があった。
善も悪も関係なく、生きるものすべていなくなることが世界の平穏。異世界の神は巫女の祈りに応えた。
異世界召喚。
神は来ませり。
(終)
そこに住まう数多の善良な命とその営みが無残にも奪われかけようとするとき、人々は立ち上がった。
未来を夢見る駆け出しの騎士が剣を掲げ、熟練の技を誇る歴戦の兵たちは手に馴染んだ得物を構えて陣を発つ。
皆の思いはひとつ。先祖から受け継ぎ、子孫につなぐこの世界を守る。
髪を優しくなでていく風、目にまぶしい濃緑の森、腹を満たす黄金の麦穂、喉を潤す甘露のような湧水、そして木の香る故郷の村と愛するものたちに降りかかる邪悪の火の粉を振り払う。
何処かの誰かのために振るう刀槍に何ら迷いはない。
その気高い決意を凶々しい牙や爪、あるいは魔道の力でねじ伏せようとするのは人ならぬ魔物たち。
人間の世界を突如侵し始めた破壊と殺戮の大軍勢。
南の地割れの奥から這い上がってきたと噂され、
一方では西の草原の向こうから野火のように迫ってきたとも聞く。
どれが正しいのか誰にもわからない。
真実を知る者たちはもう物言えぬ肉や血となって魔物の胃の中にいる。
ただ一つ間違いないことは、魔物の群れは数で人間を圧倒し、ほとんど損耗することなく恐ろしい境界線を拡げ続けていること。
勇気ある戦士たちの鋼の刃による攻撃は、じき抵抗という表現に変わるだろう。
更に抵抗は、虐殺という表現に変わるだろう。
平和は彼我の血によって汚され、代々培ってきた秩序はたった数日で無意味なものになろうとしていた。
待て。
まだだ。まだ終わらない。
この蹂躙された世界にあって、最後の希望は失われていない。
血の臭いにむせる戦場で、力無き者たちが震える退避壕で、誰かは思い出したかもしれない。
界境の彼方の神、の伝説を。
それを顕現させる力をもつ最後の希望を。
希望は白き衣をまとったほっそりとした体躯の少女の姿となって、今、東の海の果てにある神殿で一心不乱に祈りを捧げていた。
少女の名はラァラ。
神殿に仕える巫女。
もうすぐ16歳になる。
健康的に陽灼けした肌に子供のあどけなさを残しつつも、銀色の髪にふちどられたもの憂げな顔立ちは男たちの心を惹かれずにはいられないだろう。
ラァラは世界と世界を隔てる壁、「界境」をこえて、隣接する異世界まで祈りを届ける巫女の力を受け継いでいた。
伝承では、この神殿は隣り合う世界に最も近い聖地であり、この世界が破滅に瀕した時には異世界から「神」が現われる土地とされる。
ラァラは伝承に従い、己が巫女の役目を果たさんと懸命に祈っていた。
この世界の善き人々は理不尽な悪の猛威に屈しようとしています。
今こそ界境の彼方におわしますあなたの力をお貸しくださいませ。
彼女は界境の彼方から、この絶望的な魔物との戦いを勝利に導くものに祈りを届け、更に召喚するため、未知の次元にあらん限りの想いを込めた。その額から汗がつたい、小さなこうべは自然と垂れていく。
どれくらいの時間が経っただろうか。
!
ラァラの意識が界境の向こう側からの応答を捉えた。
ソチラニイク
ショウカンノジュモン、、、トナエロ
こちら側とあちら側の世界の間にそびえ立つ界境によって余計な情報が削ぎ落とされるのか、応答の思念は無機質な言葉の羅列に感じられる。
しかし、ラァラは伝承が真実であり、破壊の限りを尽くす魔物の大群から人々を救ってくれる者の到来を確信した。
ラァラは、祈りを捧げていた「祈りの間」の更に奥にある「召喚の間」に足を踏み入れた。
そこには石の床から天井に向かって突き出た環状列石だけがあった。
列石に囲まれた中には、召喚儀式に用いる神秘的な図形が、石の床に直接刻まれている。
ラァラの何代も前の巫女が、神の力を込めたバルザイの偃月刀で刻んだと口伝されていた。
ラァラは、神秘的な図形=大きな二重円の内側の円の更に内側の六芒星の上に立った。
二重円を左周りに3回歩き、その緊張した顔を南に向ける。
そして、界境の向こう側の「声」が教える通りに、関門を開ける呪文を一定の調子で詠唱し始めた。
外なる虚空の闇に住まいしものよ、今ひとたび大地にあらわれることを、我は汝に願い奉る。
時空の彼方にとどまりしものよ、我が嘆願を聞き入れたまえ。
(ドラゴンの頭の印を描くべし)
門にして道なるものよ、あらわれいでたまえ。汝の僕が呼びたれば。
(キシュの印を結ぶべし)
ベナティル、カラルカウ、デドス、○○=○○○○、あらわれよ、あらわれいでよ。聞きたまえ、我は汝の縛めを破り、印を投げ捨てたり。我が汝の強力な印を結ぶ世界へと、関門を抜けて入りたまえ。
(ヴーアの印を結ぶべし。火の五芒星形を描き、大いなるものを関門のまえに出現させる呪文を唱えるべし)
ザイウェソ、ウェカト・ケオソ、クスネウェ=ルロム・クセウェラトル。メンハトイ、ザイウェトロスト・ズイ、ズルロゴス、○○=○○○○。オラリ・イスゲウォト、ホモル・アタナトス・ナイウェ・ズムクロス、イセキロロセト、クソネオゼベトオス、アザトース。クソノ、ズウェゼト、クイヘト・ケソス・イスゲボド・ナイアルラトホテップ。ズイ・ルモイ・クアノ・ドゥゾイ・クセイエラトル、イシェト、ティイム、クァオウェ・クセエラトル・フォエ・ナゴオ、ハスター。ハガトウォス・ヤキロス・ガバ・シュブ=ニグラス。メウェト、クソソイ・ウゼウォス。
(ドラゴンの尾の印を描く)
ダルブシ、アドゥラ、ウル、バアクル。
あらわれたまえ、○○=○○○○よ。あらわれいでたまえ。
次の瞬間、二重円の外側に虹色の光が溢れた。
どこから入ってきた、のではなく最初から召喚の間に溢れていたかのような虹色の球体の集合体。
目まぐるしく泡立ち、恐怖を遠慮無く煽るような収縮を繰り返しながら球体群はその位相を変転させる。
虹色の球体群は、ラァラが立っている召喚陣の中に入って来ないものの、その周囲で規則性を無視して蠢き、強烈な「声」をラァラの心に叩きつけた。
モンハヒラカレタ
虹色の球体群の中に銀色の-ラァラの美しい髪の色-門が開いた。開口の向こう側には漆黒の宇宙が果てなくひろがっていた。
精密機器に雷が直撃したように、ラァラの精神世界は灼き尽くされ、残滓は狂気の淵に沈んだ。
虹色の球体群は、あらゆる宇宙に存在してすべてを包括するもの、外なる神ヨグ=ソトース。
この全能の存在を界境の彼方から召喚することができたことは、巫女としてのラァラの非凡さを証明する。
しかし、秩序も混沌もその身におさめるヨグ=ソトースにとって、秩序の維持と破壊による混沌は等価であった。善きものだけに与することはない。
ヨグ・ソトースはラァラが求めた救いの神であり、更なる破壊者でもあった。
ヨグ=ソトースは、自分をこの世界に招いた矮小な存在を「門」に放り込んだ。
「門」は勢いよく閉じ、消失した。
彼女の行方は外なる神自身関知しなかった。
神が関心を持つには人間の娘など卑小すぎる。
「門」を閉じたヨグ=ソトースは、自身を構成する虹色の球体を数瞬のうちに無限に増殖させて世界の隅々まで覆い尽くした。
あらゆる生き物は、人間も魔物も他の動植物も、神の御業によって分け隔て無く虹色の光に呑み込まれた。
なにものも逃れられなかった。
空も大地も海も虹色の球体群に取って替わられた。
戦いは誰もが予想しなかった幕切れを迎えた。
世界は終わることも無く、続くことも無く、ただそこにあった。
虹の光だけが蠢く世界があった。
善も悪も関係なく、生きるものすべていなくなることが世界の平穏。異世界の神は巫女の祈りに応えた。
異世界召喚。
神は来ませり。
(終)
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