フェアリーリング

雛乃飛成

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10話 終わりの始まり

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けんじ「。。。。かなとさん」
かなと「なんでお前らが。。。それよりも!」
かなとはおぶっていたみなを床に寝かせた
クロエ「みなお姉ちゃん!」
クロエがみなに駆け寄った
かなと「触るな!」
バチン
クロエ「ふぇ。。。。ぅぅぅああああああああ!!!」
かなとがクロエを突き飛ばしたことでクロエが大泣きをした
まなみ「なにやってるんですか!!」
けんじ「早く泣き止ませないとバレるぞ!」
健二は焦った
まなみ「ほーら、泣き止んでくださーい」
愛美はクロエの手を動かしたり涙を拭いたりした
クロエ「あああああああん!!!」
しかしクロエは一向に泣き止むことはなかった
かなと「お前ら用が済んだらさっさと出てけ、そのクソガキうるさい」
かなとが冷たい目線を向けながら愛美達を見た
けんじ「は?お前が泣かせたんだろうが!!」
健二はかなとの言葉にキレた
かなと「口の利き方に注意しろクソガキ、だからガキは嫌いなんだよ」
けんじ「あぁ!?」
まなみ「やめてください!ここで喧嘩してもマザーの仲間が来るだけです!」
愛美が健二の腕を引っ張った
けんじ「ご。。。ごめん」
かなと「。。。たく、その女の言う通りだしずかにしろ」
かなとはみなに薬を投与した
クロエ「えぐ。。。。」
クロエがかなとの髪を強めに引っ張った
まなみ「クロエちゃん!」
愛美がクロエを担いでかなとから離した
かなと「チッ」
かなとは強めに舌打ちをした
クロエ「みなお姉ちゃんになにしてるの!!」
かなと「薬を投与した、精神を正常に戻す薬」
まなみ「そんなのもあるんですか?」
愛美が健二に聞く
けんじ「ああ」
みな「。。。ぅ。。」
薬を投与したみなが動く
かなと「みな!」
みな「。。。。。かな。。とくん?」
かなと「よかったぁ!」
カナトがみなに抱きつく」
みな「私。。。」
クロエ「みなお姉ちゃん!」
みな「クロエちゃん?」
かなと「みな!一緒に逃げよう!」
まなみ「まってください!雅人さんが助けに来てくれるまで待ってた方が。。。。。」
かなと「あ?」
かなとは愛美にガンを飛ばした
かなと「あいつらは裏切り者だ、みなを助けなかった。。。それにみなと合流したところでその先に待っているのは。。。。死」
まなみ「そんなこと!!」
かなと「ないとは言い切れないだろ?」
かなとは愛美を睨んだままみなを担いで扉から出た
バタン
けんじ「ほっとけ、あんなやつ」
クロエ「みなお姉ちゃん。。」
---------------------------------------------
あむ「ということなんだ」
まさき「みながかなとと手を組んで」
まさと「マザーを殺そうとしていた。。。?」
あむ「信じられないかもしれないけど、その証拠にこれだよ」
あむが渡したノートに書き殴ったような字でマザーの弱点や真の目的やそれぞれの役割などが書いてあった
まさと「これをみなが書いたのか?」
まさき「みなの字や。。」
まさと「執筆は真似できんからこれはみな本人が書いたものと見ていいやろ」
まさき「でもなんでこれをあむさんが?」
あむ「。。。。みーくんを助けて欲しいの」
まさと「そういえばみなの気配が感じ取れないんやけど、どこにいる?」
あむ「みーくんは拷問されてる、このままじゃ精神的に死んでしまうかもしれない。。。だから!!」
あむは必死に訴えた
まさと「。。と言ってもなぁ、マザーにバレないように行くには。。とりあえず上あがるか」
雅人たちは階段を上がった
---------------------------------------------
かなと「。。。。右。。左。。よし、誰もいない」
かなとはみなを担ぎながら誰もいないことを確認して進んだ
みな「。。。。。」
かなと「みな、辛くなったら言って」
みな「ありがとう、大丈夫」
みなはかなとの背中で目を閉じた
----------------------------------------------
けんじ「みなさんの問題は解決した、あとは君達が雅人さん達に保護されるだけだ」 
クロエ「雅人って誰ー?」
まなみ「優しい男のひとですよ」
クロエ「みなお姉ちゃんとどっちが優しいの?」
けんじ「さぁ。。。。?」
--------------------------------------------------
?「いない。。。いない」
雅人達の前に白衣の着た女性がいた
あすか「この人は。。。」
まさと「フローラ・リー・ミシェルや」
フローラ「今はお前らに構ってる暇はない、あの子がいたらお前らなんか踏み潰せるのに」
まさと「。。。。踏み潰す?カストルのことが」
フローラ「そうよ!」
フローラは雅人を睨んだ
雅人は小馬鹿にしたように笑った
まさと「なんや、カストルいないのか」
フローラ「。。。。。殺してやる」
フローラがそう呟くと
フローラの後ろから数人がでてきた
なぎさ「うぉわ!?やべぇんじゃねぇか!?」
まさと「ドール・モーリス・フィーとヒバリ・ユキ。。。。クレハ」
クレハ「ましゃと!?」
クレハは驚いた
まさと「クレハ、どういうつもりや?」
クレハ「いゃ。。ぁの。。それは。。」
だんだんクレハの声が小さくなった
フローラ「クレハさん」
クレハ「!?」
フローラはクレハに冷たい目線を向けた
フローラ「今は茶番をやってる暇なんてありません、こいつらを上に行かせないように足止めするのです」
ドール「僕の人形術で一発で仕留められるよ!」
ドールは後ろにあった人形に手をかざすと人形が雅人目掛けて突進してきた
まさと「っ!!」
雅人はひらりとよけた
クレハ「貰った!!」
クレハは真咲を掴んだ
まさき「ぐっ!!」
まさと「まさき!!」
クレハ「さて、いまならあのカマ執事もいないし。。。。いただきまーす!」
カブ
まさき「うぁぁぁぁぁ!!!」
真咲は倒れ込んだ
クレハ「ん。。。ぐ。。ごちそうさま」
まさと「クレハ!!!」
まさき「。。。。。」
真咲が起き上がった
クレハ「マサキ、そいつらを足止めしろ」
クレハが耳元で囁くと真咲は飛鳥達の方に向かっていった
なぎさ「あいつどうしたんだ!!?」
まさと「クレハはサキュバスや、しかもただのサキュバスではなくて血を吸ったらその血を吸われた人を自分の思い通りにできる。。。。洗脳能力を持っている」
あすか「やばいですよ!」
まさと「ただ、まぁ洗脳する相手を間違えたな」
雅人はそういうと向かってきた真咲を蹴飛ばした
まさき「ごふ!」
真咲はその場に倒れ込んだ
まさき「あ。。あれ、僕なにを。。?」
まさと「な?」
あすか「。。。。。」
なぎさ「お前、友人の扱いちょっとなんとかしろ」
---------------------------
かなと「みな」
みな「。。。なに?」
かなと「しんどくない?」
みな「。。。。心臓が。。。。苦しい」
かなと「。。。まってて!!」
かなとはみなを物陰に置いて走って行った
?「。。。。。。」
----------------------------------------------------------------
けんじ「。。。。先に外に出ておくか、その方がいいからな」
まなみ「はい」
クロエ「みなお姉ちゃん。。。」
けんじ「みなさんに関してはかなとさんを探せばいいだけだし、君たちは先に外に居てくれ」
まなみ「けんじさんは?」
けんじ「俺はこのことを雅人さん達に伝えるためにここに残る」
まなみ「。。。。わかりました」
まなみ達は扉を開けた
バタン
けんじ「。。。さて、人質は逃したぞそこにいるのはわかってる」
?「おやおやぁ、逃すのは女神の子だけでいいのに。。。クロエまで逃したんだね」
けんじ「お前の目的は俺が潰す。。。。。マザー」
マザー「君は優秀な子だと思ってたのになぁ。。。まぁいいや、もう女神の血は手に入ったからな」
マザーは小瓶に入った血を揺らした
けんじ「だから初めて会ったときに背中から血が出てたのか。。。女神の血を手に入れてなにをするつもりだ?」
マザーは奇妙に笑った
マザー「なにをする。。。?なにもしないわけないだろ」
けんじ「だから、目的を教えろ」
マザー「本当はクロエに注入するつもりだったんだがな。。。まぁ、後で捕まえればいいか」
マザーはマイクを取り出した
けんじ「おっと、館内放送は雅人さん達にバレるからやめた方がいいぜ?」
健二はにやっとした
マザー「雅人は我の下っ端の相手に苦戦中だ、バレても辿り着けんだろ」
けんじ「へっ、そうかよ!」
健二は手から炎を出した
マザー「君は優秀な人材だから手放したくはなかったんだが。。。。仕方があるまい」
マザーは黒いブラックホールを健二に向けて投げつけた
けんじ「甘い!」
健二は炎の盾でそれを跳ね除けた
マザー「そういえば。。。。今朝の昼ごはんせっかく肉だったのにお前はこなかったな」
けんじ「あ?」
マザー「せっかく。。。【親友】のお肉だった。。。のに」
マザーはニヤッと笑った
けんじ「。。。お前。。。」
マザー「あまり太らせてなかったから肉があまりなかったな」
けんじ「。。。。。」
マザー「まぁ。。。美味しかったよ」
けんじ「お前ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
マザー「かかったな、馬鹿め」
マザーは健二に硫酸を混ぜたブラックホールをぶつけた
バジュン
---------------------------------------
クレハ「あわ。。。あわわわわ」
まさと「。。。。。」
雅人の周りには四肢がもげた人形が転がっていた
なぎさ「すげぇ。。。ほとんどあいつの無双劇じゃねえか」
ファミラ「飛鳥!」
ファミラが上から飛んできた
あすか「ファミラ!」
なぎさ「ファミラ。。。今までどこ行ってたんだよ」
ファミラ「愛美ちゃんがどこにいるのか見ていたのよ。。。そしたら愛美ちゃんと女の子と男の子が歩いてる姿を発見して」
あすか「本当に!?」
ファミラ「ええ、そして男の子が愛美ちゃん達を外に逃したところで嫌な気配がしてきたから逃げてきたところなの」
なぎさ「その嫌な気配って」
まさき「マザーやろうな、雅人ちゃん!」
まさと「あぁん!?」
雅人はキレ気味に反応した
クレハ「ひぃ!?」
まさと「お前、わいをキレさせたのはこれで何回めや?」
クレハ「ぁ。。ぁの」
まさと「答えろや」
雅人はクレハの服をつかんだ
クレハ「に。。。2回めです!!」
まさと「。。。。。次やったら跡形もなく消してやるからな覚悟しろよ?」
クレハ「ひゃい!!」
雅人はクレハの服をつかんだ手を離した
まさと「。。。。で、なんや?」
雅人が真咲の方を向く
まさき「ふぇ!?。。。。あの。。。西園寺さんは外に出たって。。。」
まさと「。。。。はぁ。。そうか」
雅人は肩を落とした
ドール「まて!まだ終わって。。」
フローラ「もういいのよ、私たちのやることはあの子を見つけること。。。貴方達カストル見てない?」
まさと「あんなデカブツ、歩いてたら見つかるやろ」
フローラ「今のカストルはデカブツじゃないわ、お仕置きで小さくしたの」
まさと「お仕置き?」
フローラ「そうよ、あの女に吹き込まれたのか知らないけど仕事を全くやらなくなったの」
なぎさ「仕事?」
まさき「カストルはデカさを利用してここで人々を恐怖に陥れていたんや」
フローラ「そうよ、でもあの女と知り合ってからその仕事を拒むようになった。。。だから小さくしてマザー様と拷問し続けていたの」
まさき「。。。。。」
フローラ「物置に閉じ込めていたはずなんだけど。。いないの、多分換気扇の蓋開けてそこから出たと思うんだけど。。。」
まさと「そうか、わいらには関係がない」
まさき「そのカストルに吹き込んだって言われる女の人って」
フローラ「貴方の執事さんよ」
まさき「。。。。」
まさと「カストルが今どこにいようかわいには関係ない、真咲行くぞ」
雅人は真咲の腕を強引に引っ張った
-----------------------------------------------------
みな「。。。。。。」
?「。。。。起きたか?」
みな「。。。。ユウト?」
ゆうと「長い間電流を浴びていただろ?」
みな「ええ」
ゆうと「心臓の動きが悪くてお前死ぬところだったぞ」
みな「ゆうとが直してくれたの?」
ゆうと「ああ、心臓マッサージをやった、しかしあまり激しく動いたりするなよ」
みな「。。。。。なんで、私を助けるの?」
ゆうと「家族だろ、みなは俺たちの」
みな「違う、あたしは。。。。」
ゆうと「みな」
みな「。。。。。。。ごめんなさい、でも。。もう無理かもしれない」
ゆうと「たとえお前の運命がそうなると決められていても俺たちはそれに抗うだけだ」
みな「。。。。お願い、貴方だけでもにげて」
ゆうと「それはできない、俺はなにがなんでもお前を助ける」
みな「。。。。。」
ゆうと「とりあえず、ここからにげ」
ゆうとが逃げる準備をしようとしたその時
「。。。。何をしてるんだい?」
ゆうと「。。。ま。。。マザー。。」

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