フェアリーリング

雛乃飛成

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第18話 処刑の日

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リリルン「邪魔するわよ」
リリルンはフローラの部屋の扉を壊した
フローラ「なにやってくれてんの!?」
リリルン「あのさぁ、最近出来上がったと噂のアンドロイドちゃんと人に投げたらその人を閉じ込めてくれると噂のボールを借りにきたんだけど」
フローラ「はぁ?なんであんたなんかに」
リリルン「マザーを裏切る気?」
フローラは言葉に詰まった
フローラ「。。。。わかったわよ持って行きなさい。。。ただ、壊したりしたら承知しないからね」
リリルン「はぁーい!」
------------------------------
-----------------  
カストル「。。。。。。」
みな「。。。。。」
カストル「これ!」
カストルはトランプを引いた
カストル「そろった!」
パァン
カストル「おれ かった!!」
みな「あー。。。まけたぁ(棒)」
カストル「もっかい!」
みな「。。。。ねぇ、違うことし」
カストル「もっかいやる!!」
あむ「よくもまぁ、50回以上はやってるよね」
みな「しかも一回負けさすと凄く落ち込むからこっちが負けないといけないのよね。。。。。」
ガラ
まさと「みな、話がある」
みな「。。。。カストル、ちょっと行ってくるわね」
カストル「。。。。わかった」
カストルはシュンとなりながら頷いた
バタン
みな「で、話ってなに?」
まさと「シュウアさん。。。カストルの妹や」
みな「知ってるわよ」
まさと「シュウアさんに昨日聞いたんやけど。。。。あっちの国が少し面倒なことになってな」
みな「面倒なこと?」
まさと「。。。カストルが生きてるって知られた、しかもそれが変な風に伝わって戦死したと思われたが実は生きていてへたれから戦場から逃げた国の裏切り者として。。。。。カストルを処刑すると国の王女さんが命令したらしいんや」
みな「でも、カストルはここにいるから安心」
まさと「あっちから何人かの兵士が来ている、もうすぐここにもくるはずや」
みな「なんでそんなことがわかんのよ」
まさと「西園寺さんが甲冑をきた兵士が自分をつけてきたって報告してきたんや」
みな「だったら、今すぐ生徒を避難させないと!」
みなが放送室に行こうとした
ピンポーン
『AからE組の生徒の皆さんにお知らせです、不審者が出ましたので焦らずに体育館の方へお集まりください。。繰り返します』
みな「。。。まさきくん?」
まさと「な?」
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なぎさ「不審者ぁ?んなもん俺がぶっ潰してやんよぉ!!」
あすか「やめれ、行くよ」
まなみ「もしかして私の後ろをつけてきた人たちでしょうか。。。?」
なぎさ「なんかあったら俺が愛美を守るからな!」
あすか「。。。。。」
--------------------------
兵士1「カストル・トゥーサイスはここにいるか!?」
みな「そんな子知らない」
兵士1「ここにいるという情報があった!!場合によればお前も処刑対象に入る」
みな「。。。。どこ情報?もしかして偉い国の兵士様がデマ情報を摑まされたの?」
みなは馬鹿にするかのような目でニヤリとした
兵士1「。。。あまり調子に乗るな、お前はカストルと共に処刑しようかと思ったがここで殺すこともできる」
兵士はみなに向けて剣を向けた
兵士1「それに今回我々に情報提供してくれたのはフローラという女だ」
みな「。。。っ!?」
兵士1「。。。今までの威勢はどうした?」
みな「。。。なに吹き込まれたのか知らないけどフローラの言ってることは嘘っぱちよ」
兵士1「ほざいてろ、あの女は全てを話してくれた。。。。カストルは本当は死んでいなくて逃げていたところをフローラという女に研究材料にされてデカくなって我々の街に強大な地震を引き起こしたこと、大罪人なのにもかかわらずお前らがカストルをこちらに引き渡さず匿ったということ。。。違うか?」
みな「違う!カストルは戦死していた、そして戦死したカストルを勝手に生き返らせた。。。その際に記憶と知能を奪った!」
兵士1「証拠は?」
みな「っ。。!」
兵士1「我々には証拠がある」
兵士は映像を見せた
そこには腕を振り下ろすカストルがいた
みな「その時に知能も記憶も失ってる!」
兵士「証拠は?」
みな「。。。証拠は」
ブス
みな「っ!?」
ドサ
みなは倒れ込んだ
みな「。。。。なに。。を」
?「毒薬をあなたに打ち込みました、あと数分もすれば貴方は死ぬ。。。。僕らの国の技術舐めないでください」
兵士1「トゥールさんありがとうございます」
トゥール「いえ、では探しましょうか」
ガシ
トゥール「。。。まだ息があったのですか」
みな「いか。。せない。。私だって一人の。。。教師なのよ。。。生徒を。。カストルを守るためなら。。。毒が回っていようが貴方達を止めてみせる。。!!」
トゥール「寝言は寝てから行ってください」
トゥールはみなの手を振り解きかかとで手をふんづけた
みな「っ!?」
ドサ
トゥール「踏んづけた衝撃で死にましたか。。。。まぁいいでしょう、アレクさん」
トゥールは壁に隠れてる男性を呼んだ
アレク「な。。。なぁ、そいつ。。。本当に死んだのか?」
トゥール「。。。。脈がなく呼吸も止まってます。。心臓も」
アレク「や。。やべぇよ!!」
トゥール「僕らの邪魔をするものはたとえ仲間でも殺す。。。それが僕らの国での掟です」
トゥールはみなを蹴飛ばした
トゥール「こいつの仲間に見つかる前にさっさとカストルさんを探しましょう」
兵士1「探すと言ってもどこを探しますか?」
トゥール「僕の知識だと地球人の子供は不審者が出た場合一番大きな部屋に移動するらしいです。。。。。体育館とか」
兵士1「だったらさっさと体育館にいきましょう」
アレク「待てよ!本当にカストルは生きてるのか!?そもそもカストルが俺たちに牙を剥くはずがねえ!だってカストルは俺たちの。。。」
ヒュン
アレク「っ!?」
トゥール「。。。。。五月蝿いんですよ、それにあの女性の言ったことが正しければ今のカストルさんには知能がない。。。。記憶もないということは今のカストルさんは僕らの知ってるカストルさんではないのです。。。。その時点で殺しても情が湧かないのは明白でしょう」
アレク「そんな。。。。。!!」
トゥール「わかったらさっさといきますよ、それとも今ここで裏切りを見せますか?死にたいですか?」
アレクは俯きながら歩いた
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-----------
まさと「さっきからみなと連絡がとれん、少し見てくるからお前はここにいろ」
まさき「わ。。わかった」
体育館には生徒達の鳴き声が響き渡っていた
まさき「あわわわ、落ち着いて!ほら、楽しいこと考えよ?たとえば今日帰ったら遊ぶ人手をあげて!」
真咲がにこやかに手をあげると一人の生徒が口を開いた
?「。。。。帰れるの?」
まさき「。。。え」
?「。。帰れるの?僕たち無事に。。。帰りたいよ。。お母さん」
男の子の声で生徒はまた泣き出した
まさき「あわわわ。。。」
なぎさ「。。。帰ったらなにが楽しみとか帰れるかどうかもわかんねぇのにおいうちかけんなよ」
まさき「ぅぅ。。。」
なぎさ「。。。。おい!俺が不審者をぶっ殺してやる!だからお前ら泣き止め!」
渚はそういうと体育館の扉を開けた
まさき「ちょっ!!」
真咲は渚を掴んだが渚はその手を強く振り解き体育館から出た
まさき「っ。。。。」
まなみ「やばくないですか?もし不審者が地球の者では無かったら。。」
あすか「渚ちゃんはまだフェアリーの力を持って日が浅いからそんなに力はないはず。。。。」
まさき「んーどうすればいいんや!」
あむ「まっきー!カスくん頼んだ!」
あむは腕に抱いていたカストルを真咲に渡した
まさき「あむさん!」
あむ「なぎっちを探せばいいんでしょ!?なるべく不審者と思われる人らと合わないようにすれば大丈夫だから!」
あむは早足で体育館を出た
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まさと「みな!みな!」
みな「。。。ぅ。。。。」
まさと「お前。。。大丈夫か?」
みな「。。。貴方に心配されるほど。。。私は弱く。。。ないわ。。よ」
まさと「こういう時は変なプライド捨てろ!」
みな「。。。。」
まさと「近くに毒薬入りの注射器が落ちていたことから察するにお前は毒薬を打たれたんやろ、今の気分は?」
みな「。。。。最悪。。とでも言えばいいの?」
まさと「違うやろ、吐きそうとかあるやろ」
みな「吐きそう」
まさと「立てるか?」
みな「。。。。立てる。。。早くあいつらを足止めしないと。。。カストルが。。。危ない」
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-----------
トゥール「。。。で、そこをどいてくれませんか?」
なぎさ「へっ、やーだね!」
アレク「な。。なぁ、俺たちは君たちに危害を加えたくないんだ。。。な?」
なぎさ「お前らの目的を言え!」
トゥール「僕らの目的はカストル・トゥーサイスを見つけ出し処刑することです」
なぎさ「だったらなおさらだわ、カストルは俺らの仲間だ!」
トゥール「そうですか」
トゥール「渚に向けて矢を放った」
アレク「わぁぁぁぁ!?」
アレクは渚の前に立ちフィールドを張った
トゥール「。。。。はぁ、アレクさんどういうおつもりでしょうか?殺されたいのですか?処刑されたいのですか?」
アレク「ばっかお前!いくら敵でも子供を殺すのはダメだろ!?お前ショタコンだろ!?」
トゥール「。。。。ショタコンでも生意気なガキは嫌いです好きなのはまだなにも知らない純粋無垢な男の子です」
なぎさ「それに俺は女だ」
アレク「だからってそん。。。女!?」
トゥール「ああ、メスでしたかメスはメスらしくブヒブヒ言っときゃいいんですよ」
アレク「お前こんな子供の前でなにいってんだ!?」
なぎさ「お前の言ってる意味がわかんねえがここで帰るか俺に殺されるかどっちが選べ」
トゥール「メスなのに口だけは達者ですね、メスなのに」
アレク「お前女性のことをメスって言うのやめろ!?」
トゥール「メスはメスですよあんな下等生物。。。高いものをチャラチャラつけるだけしか自分を強く見せられないあんな下等生物なんて。。。メス以外になんて呼べばいいか」
アレク「ど偏見だぞお前!」
なぎさ「おい、茶番はいいか?だったら選べ」
トゥール「帰りませんよ?」
なぎさ「。。。おい、離せ」
アレク「ああ、いい。。。いやダメだよ!?君を怪我させたくないし!」
なぎさ「俺が止めないとあいつら体育館に行くんだ!!」
トゥール「やっぱ体育館ですか、アレクさんそのままそのメスを捕まえといてくださいね」
アレク「だーかーら、女性って言え!」
トゥール「はいはい、では貴方も後で来てくださいね」
トゥールは体育館方面に行こうとした
「風鳥!!!」
トゥールを風の鳥が包み込んだ
トゥール「っ!?」
あむ「なぎっち!!」
あむはアレクに膝蹴りをした
アレク「どぅぐ!?」
なぎさ「あむさん!?」
あむ「ダメだよ!まだ中にいないと!!」
なぎさ「でも。。。。!!」
トゥール「次から次へと。。。しかも次もメス。。。。!!」
あむ「ここから先は行かせないよ!」
トゥール「メスはメスらしく男に媚びればいいんですよ!!」
トゥールは矢をあむに放った
あむ「よっと!」
トゥール「僕らは王女様の使命に答えるだけです!」
あむ「カスくんをなぜ狙ってるの?」
トゥールはこれまでのことをキレ気味に話した
あむ「カスくんは戦死してた、これは君たちが確認済みのことだと思うよ?」
トゥール「確認済みですよ?ですが僕らの国に大地震を引き起こし経済や国民に被害を引き起こしたのはたとえフローラに命令されてやったとしてもカストルさんがやったことには変わりはないです。。。カストルさんは罪人なんです」
あむ「。。。。。カスくんが罪人で処刑されるんなら君たちも処刑されるんじゃない?」
あむは小袋を取り出した
あむ「保健室付近で見つかったみーくんは注射器に入った毒薬を普段から持ち歩くような野蛮な人じゃないってのは私が一番よくわかってる。。。。。貴方達のだよね?この注射器をみーくんに打ったの」
トゥール「貴方が言う【みーくん】と言う人があの紫の髪の女性だと仮定して話を進めますがそうですが何か?」
あむ「そうだよ、紫の髪の子がみーくんだよ。。。。だから君たちも処刑されるんじゃないかな?人を殺したら罪人になるの知らなかった?」
トゥールはため息を吐いた
トゥール「メスは下等生物で知能が低いと思いましたが。。。。まさかここまでとは」
トゥールは拳銃を取り出した
アレク「ちょっ!?」
トゥール「貴方みたいなバカと喋ってる暇なんてねぇんですよ」


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