この世界の希望へ

雛乃飛成

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第4話 親友

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あん「うめぇ!!!!この
アスパラうめぇ!!!」
きょうこ「地球のものと違って甘いよね」
あん「すげぇあめぇ!あたしが知ってるアスパラとは違ってシャキシャキしてるし」
まさき「それはよかった、人間さんの口に合うかと心配してたんやけど」
きょうこ「とても美味しいです、ありがとうございます」ニコ
みな「逆に地球人の食べ物はあたし達変幻族には毒なの」
きょうこ「なんでですか?」
まさき「地球の食べ物は塩分が高いから、変幻族は塩分や糖分あとはアルコールやカフェインを大量摂取してしまうと体の一部の機能がとまったり最悪の場合死ぬこともあるんや」
あん「ほぉ。。。。じゃあ、菓子とか食べられねえよな」
みな「お菓子は別よ、あれも食べ過ぎなければ大丈夫よ」
あん「お菓子が一番糖分とか高いんだけどな」
みな「別なの!」
きょうこ「食べたことあるんですか?」
みな「。。。ここにくるまで、お腹減ったから買ったの」
あん「なにを?」
みな「。。。みたらし団子」
あん「お前、みたらし団子とか糖分馬鹿たけえじゃねえか」
まさき「。。。。。あー!!」
マサキが大声を上げた
まさと「なんやねん」
まさき「。。。。もしかして、今日おかしな言動をしてたのはそのせい?」
きょうこ「おかしな言動?」
まさき「ミナが来てからずっと考えて居たんやけど、ミナは肉は嫌いやけどそんな人間のことはそんなに恨んでなかったし、それにミナが人間を恨むなんてあり得へんのや」
まさと「。。。。確かにな、人間をあそこまで嫌うのは変幻族の風習あってからこそやし。。。。風習も知らんミナがあそこまで人間を嫌うのはありえへん」
あん「こいつ変幻族じゃねえのか?」
まさと「ミナは確かに変幻族。。やけど、仮の母親に拾われるまでマザーと共に暮らしてきたから変幻の里の風習はおろか義務教育すら受けてない」
あん「んげぇ!?まじかよ!?」
まさき「ミナ、どこか調子が悪い?」
みな「。。。。。。いえ」
まさと「。。。。よく見ると顔色が悪いな、いつもより」
みな「。。。。そうかしら?」
まさと「うん、重症やないつものお前ならここで手を出してる」
まさき「どうしよう。。。地球には変幻族を見てもらえる医者なんていないし。。」
まさと「もし、いたとしても最初に研究所行きやぞ」
あん「お前らみたいな珍しいやつは研究材料にされるかもな」
きょうこ「杏、余計なこと言わないの」
まさと「。。。。。。人間、胃腸薬とかはあるか?」
きょうこ「いちょ。。何故ですか?」
まさと「ミナは昔から胃腸が弱くてな、腹を強めに殴ればすぐ死ぬんや」
あん「こっわ、お前サイコパスかよ」
まさき「ミナは不死の能力を持ってるから問題はない。。。。。ただ今回の場合は。。。。」
あん「。。。。ちょっとまて、変幻族ってどんだけ糖分を取ったらアウトなんだ?」
まさき「。。。。。例えばドーナツ、あれ人間には丸々食べても問題ないんやけど変幻族の場合は丸々食べれば死にはしないけど。。。。胃の不調を起こすんや」
あん「。。。きょーこ、みたらし団子って3個入りだったよな?」
まさき「三個!?」
きょうこ「。。。まさか3個一気に食べたとか。。。」
京子の言葉にミナが震えて目を逸らした
あん「図星だな」
まさき「あかんっていったやん!しかも三個!?死ぬで!?」
まさと「完璧な従者が聞いて呆れるな」
みな「。。。だって、あの。。。美味しかったので」
まさと「とにかくもう今日は胃腸薬飲んで寝ろ」
きょうこ「あの。。。あったんですけど薬が種族に会うかどうか」
まさと「地球にある薬はどの種族にも適用や、貸してみい」
マサトは京子から胃腸薬をもらうとミナの口に放り込んだ
みな「。。。苦い」
まさと「我慢しろボケナス、それでなんでみたらし団子なんて食べたんや」
みな「。。。地球に来た時。。。マサキくんと食べようと思ったの」
あん「でも三本一気に食べてしまったんだろ?」
みな「食べたことない味で美味しかったから。。。気付いたら」 
まさと「この甘党に地球の食べ物は禁句や」
マサトは呆れながら言った
まさき「とりあえず、ミナあっちで寝よう」
マサキはミナを抱き抱え別室へ行った
まさと「。。。多分人間にきつくあたってたのは胃がむかむかするからそのストレスやろ」
あん「きょーこにあたり強かったのはそれが原因か」
まさき「ミナ、すぐに寝た」
まさと「そうか、お疲れさん」
あん「きょーこ、あたしらも寝よーぜ」
杏は大きなあくびをしながら言った
きょうこ「そう。。。だね」
まさき「あ、隣はみ。。。。ムグッ!?」
マサトがとっさにマサキの口を塞いだ
まさと「隣の部屋を使ってくれても全然かまわん、それにここは人間の家や」
あん「そうか?」
杏と京子はお辞儀をして隣のふすまを開けた
まさと「。。。。」
パッ
まさき「プハッ!。。。なにすんのさ!」
まさと「隣の部屋にミナがいるからやめろ。。。って言おうとしたんやろ、そんな心配しなくても大丈夫やろ」
まさき「。。。。」
------------------
-------------
---------
きょうこ「。。。。あの」
まさき「ほらぁ。。。。。」
朝起きたら京子がミナに抱き抱えられていた
みな「。。。昨日の無礼な行為は謝るわ、でも。。。なんで人間とマサキくんが一緒にいるのかしら?」
きょうこ「それは。。」
京子はすべてのことを話した
みな「。。。。。」
ミナは京子から手を離した
みな「。。。。見つけなきゃ」
きょうこ「へ?」
まさと「まて、1人で行動するのはリスクがありすぎる!」
みな「でも!カナトくんが!!」
まさき「カナト。。。。!?」
まさと「落ち着け、凶暴化した者がここにくると赤い反応があるんやけど今はない。。。と言うことはカナトはここにいない」
あん「。。。。。あのさ、なんで凶暴化した奴らってここにくるんだ?」
きょうこ「たしかに」
まさと「。。。。なんでやろうな」
まさき「マサトちゃんも知らんかったんかい。。。」
あん「。。。あ、きょーこ時間」
きょうこ「あ。。。あああああ!?」
京子はパンを口に加えると早足で家を出た
まさと「。。。。学生というもんは忙しそうやな」
マサトはお茶を飲みながら呟いた
-----------
------
ザワザワ
きょうこ「セーフ。。。」
あん「あ?。。。。なんだこれ?」
杏は京子の椅子の上にあった画鋲を持った
女子生徒「チッ」
きょうこ「。。。。」
女子生徒を睨みつけると京子は自身の席についた
女子生徒2「彦様ぁ!」
女子生徒たちが彦に集まってきた
ひこ「か弱い猫ちゃんたち、どうしたんだい?」
女子生徒2「あの。。。最近ロングヘアの子たちが濃い青猫に襲われたって!」
ひこ「うーん。。。ロングヘアの子たちだけかい?」 
女子生徒2「はい。。。ショートカットの子とかは目の前を通っても襲われることはなかったのですが」
あん「。。。なぁきょーこ」ボソ
杏が小さな声で京子に話しかけた
あん「。。。。あたしたちでも原因探ってみよーぜ」
きょうこ「やだよ、どうせあの子たちがきつい香水を体に振りかけててそれで動物の鼻に毒だったというだけの話でしょ」
京子はため息をついた
きょうこ「わたしゃ、動物探偵ではございません」
京子はバッサリ言うと教室から出た
あん「あ!おい、どこ行くんだよ!」
きょうこ「さっきの画鋲で気分悪くなった帰る」
あん「ちょ、きょーこ!」
杏が立ち上がると髪についてた髪飾りが挟まった
あん「ちょ!こう言う時に!」
杏は髪飾りをハサミで切った
あん「きょーこ!」
タッタッタッタッタ
ひこ「。。。。ロングヘア。。。」
-----------------
------------
-------
あん「ハァ。。ハァ。。。きょーこどこ行ったんだよぉ~」
「にゃ。。。。!!!!」
あん「おわっ!?」
いきなりの襲撃に杏が転んだ
?「。。。。にゃあ。。。。。」
猫は杏の顔を見ると残念そうにその場を離れた
あん「おい、まてよいきなり襲っといてなんだよ」
杏は妖狐の姿になった
ねこ「にゃ。。!?」
猫は全力で逃げた
杏「フシャァァ!」
?「まて、杏」
あん「。。。。。。シノ!」
杏は人間体に戻った
あん「。。。。なんでお前がここにいるんだよ」
シノ「そいつは悪い猫じゃない、正体を見せてみろ
ねこ「。。。。。」
猫は無言で首の宝石を触った
?「。。。。シノさん、そいつ誰ですか?」
シノ「うちのダチだ」
あん「あたしお前に転ばされたんだけど!?」
シノ「まぁ、こいつも悪気があったわけじゃない」
?「お前は違うしもういいや」
あん「あぁん!?」
杏は威嚇をした
シノ「カナト!」
かなと「。。。。そのままの意味、お前は違う。。。。。こんなところで茶番をしてる暇なんてない」
カナトは杏の前を通ろうとした
ゲシッ
かなと「おぶ!?」
杏が足を引っ掛けカナトは顔から転んだ
あん「あたしもこんなところで茶番をしてる暇なんてないんだ。。。だが、売られた喧嘩は買わねえとなぁ!?」
杏はカナトの宝石に触れた
あん(まてよ。。。宝石?)
かなと「よそ見?余裕だね!」
シノ「カナト!!」
あん「。。。。お前、変幻族だろ?」
杏の言葉にカナトの動きは止まった
かなと「。。。なぜ、変幻族の名前を知って。。。っ!?」
........
.....
みな「カナトくん妖怪を見たら直ぐ逃げてください」
かなと「ミナなんで?」
みな「優しい妖怪もいます、ただその反面。。。。変幻族ハンターに属してる妖怪もいる」
...........
.......
....
かなと「。。。そうか、そういうことか。。。妖怪で変幻の名を出すものはごくわずかしかいない。。。シノみたいな変幻や人間に理解のある人物と。。。変幻族ハンター」
シノ「杏はハンターじゃない!杏も人間と暮らしてるんだ!」
かなと「だったら尚更ですよ、変幻族ハンターは人間が8割妖怪が2割らしいですからね」
あん「。。。へんげぞくはんたー?なんだそりゃ」
かなと「。。。。殺される前に殺す、これがハンターから逃げる道!」
あん「おわぁ!?」
カナトが鋭利な刃物を振り回す
シノ「カナト!」
シノがカナトの手を掴んだ
かなと「離してください!」
シノ「杏はハンターじゃない!杏は小さい頃の人間とずっと暮らしてるんだ!」
かなと「。。。。そんなの信用できるわけないじゃないですか!僕たち変幻族はハンターに心のどこかで怯えながら日々をすごしていた!」
カナトの頬には涙がつたって
かなと「もう。。。こんな日々は沢山だ!」
あん「なにかしらねえけど。。。あたしはハンターじゃねえぞ?」
かなと「うるさい!おまえなんて。。。。」
まさと「。。。やめろ」
マサトの魔力でカナトの動きが拘束された
あん「赤髪の悪魔!」
まさと「変な異名をつけんな、それと。。。。カナトここになんのようや?どうやらお前は凶暴化の影響を受けてないようやが」
かなと「凶暴化?なんの話?それよりそのハンターを庇うのか?」
まさと「猫又妖怪は変幻族ハンターに属してない」
かなと「そんなのわからない」
まさと「。。。妖怪、先に帰っていてくれ」
あん「あ?だってまだそいつに謝って」
まさと「人間の様子がおかしい」
あん「。。。。。わかった」
-------------------
------------
きょうこ「。。。んー」
みな「離れてちょうだい。。。」
あん「なにやってんだ」
まさき「帰ってきたと思ったら急にみなに抱きついてきて。。。」
あん「なにやってんだよ」
きょうこ「。。。。。充電中」
みな「妖怪見てないで助けなさい」
みなが呆れたように京子を手で押し退けようとした
きょうこ「。。。。お母さん」
京子がボソッっと呟いた
みな「あたしは貴方の母親じゃ無いわよ」
きょうこ「。。。。。あん」
あん「なんだよ」
きょうこ「。。。。。。明日学校行くね」
あん「お。。おう」
みな「。。。。。。はぁ」
みなは京子の頭を撫でた
きょうこ「。。。暖かいです」
みな「。。。そりゃどーも」
きょうこ「。。。


 
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