兄がBLゲームの主人公だったら…どうする?

なみなみ

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中学生編

7 環

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洗面所で顔を洗っていると、男子高校生にしては華奢で中性的な姿が鏡から俺を見返しているのを見て、俺は朝から顔をしかめた。
俺の容姿は人から見たらやたら可愛らしく天使のようにうつるらしい。
幼い頃から周囲に注目されることが多かった俺は、自然にいつも穏やかに微笑んで物事を受け流す処世術を身につけた。俺の本質は、たおやかでも儚くもない。負けず嫌いだし、かなり気が強い方だと思う。
俺が少しでも本音をだしたら、環くんがそんなことを言うなんて!と鬼の子を見るような目で見られるのだ。たまったもんじゃない。
俺の癒しは、妹の花奈だ。
俺に向けられる純粋な瞳。
そのままの俺を受け入れてくれて、お兄ちゃん、と呼んでくれるその存在に俺はずいぶん助けられたように思う。
俺にとっては世界一大事な妹だ。

小学2年生の時に、家の隣に蓮琉が引っ越してきた。
蓮琉は子供の頃からわりと整った顔立ちで、背も高くて体格もいい。背も中ぐらいで華奢な俺が欲しいモノを当たり前のように享受するそいつに、俺はひそかにコンプレックスを感じていた。
たいていのヤツは俺と妹が並んでいるのを見ると、2人とも似てないねとか、ほんとに兄妹?と聞いてくるのに、そいつはあまり気にならなかったのか、俺と遊ぶ方に夢中になっているようで、俺は蓮琉に興味を覚えた。

いつの間にか当然のように俺のそばにいるようになった蓮琉は、気がついたら妹の花奈とずいぶん仲良くなっているようだった。
俺とも仲良く遊ぶが、花奈と会えても嬉しそうな顔をする。
学校で女子に告白されても断るのに眉一つ動かさない男が花奈の前だと余裕をなくしてふりまわされているのがひどく滑稽だった。
蓮琉の前では俺の本音をさらしても許してくれるらしいことに気がついた俺は、遠慮なく彼に接するようになった。突飛な俺の行動にも呆れはするが、楽しそうに俺のそばにいてくれる。
ただ、たまに俺の頭を可愛がるようになでるのは気にくわない。その時の蓮琉の顔がひどく優しいので、口には出さないが。一つ気になるのは俺の場合は頭をなでてくるのだが、妹の花奈に対しては抱きつきにいくことだ。セクハラだからな、それ。



花奈が1人で隣町の本屋に行くことになった。
隣町といっても自転車で10分だ。

花奈の好きな本がその日に発売、ということでどうしてもその日に行きたいらしい。いつもは俺か蓮琉が同行していたが、今回は2人とも部活の練習日と重なってしまったのだ。

俺としては別に隣町だし、いいんじゃねえの?と思っていたが、口には出さなかった。
花奈を心配する蓮琉が花奈の一人行動にあたって、いくつかの条件を出すのを黙ってきいていた。
蓮琉は俺にも花奈にも過保護なとこがある。
俺も何年か前に、リップスティックで遊んでいて、蓮琉の心配を無視して壁に突っ込んで数針縫う怪我をしたことがある。その時の蓮琉は俺への心配がとんでもない怒りにかわり、とにかく怖かった。普段怒らないヤツがたまに怒ると怖いというのは本当だと思う。

部活の途中に携帯電話を確認するのはさすがにまずいので、練習が終わるまで待ってから花奈からのメールを確認しようとした俺は、あり得ない量の着信に眉をひそめた。
(なにやってんだ、あいつ。)
そこには高校に入学してから知り合った三田からの着信がずらりと並んでいた。
(くだらない用事だったら、許さねえ。)
俺はとりあえず三田に電話をかけることにした。数コールで電話にでた三田は、衝撃の言葉を発した。
「タマちゃん……俺、人を殺しちゃったかも…っ!」


三田陽向。
同じクラス。
バスケ部所属(サボり魔だが。)
長身に、茶髪のイケメン(口を開けば残念)

綺麗で可愛いものが大好きだと明言する三田は、入学してすぐに行われたクラス内での自己紹介で、恥ずかしげもなく公開告白を断行した。
『西中からきました三田陽向です。今クマ太郎がマイブームです。そして、女の子はみんな可愛いくて大好きです!いつでも声かけてね?そしてそして、今気になるのは、隣の席の斎藤環くんです!環くん……ううん、タマちゃんて呼ぶね?きみ、すごく可愛いね。』
花奈がはまってるキャラクターの名前だなあ、とぼんやり話を聞いていた俺は耳を疑った。はやしたてるように大騒ぎを始めたクラスメイト達に内心舌打ちをする。
こういう時は、焦った反応をしたら逆効果だということを知っていた俺は、教室を見回して、クラスメイトの表情を確認すると、笑顔の大盤振る舞いを始めた。
「三田くん、だっけ?気持ちだけ頂いておくよ。1年間よろしくね?」
騒いでいた生徒達も、俺の落ち着いた態度と笑顔にだんだん沈静化していった。
その時から、俺は三田にまとわりつかれるようになった。蓮琉も、最初は警戒していたが、最近は諦めたのか三田の存在を許容しているようだ。やることなすことが俺以上に突飛で読みにくい三田に振り回されて、俺も気がついたら本音で話したりしている。
黙っていると、夜の街を彷徨っていそうな外見から危ないヤツだという印象をうける。だが、口を開けば天然なところもあり、実際、女の子に誘われたらふらふらと遊びに行ったりしているみたいなので、下半身的に、とてもユルいのではないかと思う。たまに香水くさいし。花奈には絶対近づけたくない。
何をするかわからない、天然危険物。
それが、三田に対する俺の印象だ。


(人を、殺した?なにやってんだよ。アイツ)
これは俺1人では、対処できないかもと判断した俺は、蓮琉に速攻でメールした。
サッカー部の練習も後片付けくらいだ。すぐに来てくれるはずだ。
三田がいるらしい店に向かって俺は歩き始めた。

店内に入ると、真っ青な顔の三田と、長椅子に不自然におかれている毛布が目に入った。
(なんだよ、あれ。)
とらりあえず蓮琉を待っていると、すぐに店のドアが開き、蓮琉が入ってきた。急いできたのか、肩で息をしている。
花奈から帰宅しましたメールが来ていないらしく、かなり心配そうだ。
三田の一件で確認するのを忘れていた俺は適当にごまかした。

どうやらバスケ部の練習をさぼってゲーセンにいた三田が、人にぶつかって、その相手を吹っ飛ばしたらしい。しかも連れてくる時に気絶してしまったということだ。
毛布にくるまれたその人物はずいぶん小柄らしい。確認しようと毛布をとりかけた蓮琉は、ずれて見えた足を見て、動きを止めた。
「蓮琉?どうした?」
蓮琉は口に指をあて、静かにのジェスチャーをした後、ずれた毛布から見える足を指さした。
近寄って確認した俺は、驚いて目を見はった。
(花奈の靴だ。)
花奈は中学校の指定の靴で隣町まで行ったらしい。斎藤、と明記してあるし、靴下も花奈が今朝はいてたヤツだ。

どうやら、花奈は本屋の後にゲーセンに寄ったらしい。どうせクマ太郎か何かのクレーンゲームでもしたんだろう。花奈はクレーンゲームがわりと上手く、今までもぬいぐるみを何回かゲットしている。そしてゲットして帰る時に、不運にも三田にぶつかった、ということだろう。
俺はニヤリと笑って蓮琉を見た。
本屋以外には寄らない約束をだったからなあ。これはお仕置きだよな。
毛布の下で身じろぎしてるらしい花奈。
こちらにはわかってないと思っているだろう。

俺達はわざと花奈を怖がらせる言葉を選んだ。
海に捨てるとか、埋めるとか。
花奈は怖くなってきたのか、毛布の下で泣いているらしい。嗚咽らしき音が聞こえてくる。
(もう、このくらいでいいだろ。)
俺は蓮琉に目配せすると、泣いているであろう花奈を毛布ごとゆっくりと抱き上げた。
そっと毛布をはずすと、泣き濡れた花奈の姿が現れた。毛布の中にいたせいか、髪も乱れ、頬も上気して、まるで情事の後のような色香がある。ドキリとして、下半身に熱がこもるのを感じて、俺はあわてて花奈から視線をはずした。
(やばい。)
隣からはごくりと生唾ん飲む音が聞こえて、蓮琉を見ると、そこには今にも襲いかかりそうな欲情した男の顔があった。俺も、あんな表情してるんだろうか。

花奈の腕にはクマ太郎が抱きしめられている。
その腕の中を羨ましそうに見ている三田は、花奈の色香にはあたっていないようだ。まあ、もし反応でもしてたら、踏み潰してやるけどな!

どうやら、花奈が約束を破ってゲーセンに行ってたことが判明して、心配すぎて空回りしてる蓮琉と、花奈が気まずい空気になっていた。
ゲーセンっていっても、本屋の続きのやつだろ?俺だったら本屋の中だしとか言ってふらりと入ってしまいそうだけどなあ。

この空気をどうしたものかと思っていたら、三田が動いた。
蓮琉を上手く怒らせて、意識をそらす。
気がつくと花奈と気まずそうだった蓮琉は、そんなことはなかったかのように花奈を守っており、いつも通りの2人にもどっていた。

三田は確かにチャラくてユルい。
だけど、ふとした瞬間にこいつってけっこう周り見てるよなあって思うんだ。大人っていうのかな。
花奈も三田の動きに気がついたようで、お礼を言っている。さすが俺の妹。わかってないのは蓮琉だけだ。

俺は軽く手当てされた花奈の頭の怪我にそっとふれた。
「怪我、大丈夫なのか?」
「うん。この人が店員さん呼んできて、手当をお願いしてくれたんだ。ええと、ありがとうございました。」
ペコリとお辞儀をする花奈に、三田はキョトンとした顔をすると、花が咲くようにふわっと破顔した。
「妹ちゃん……花奈ちゃんだっけ。お礼言ってくれてありがとう。元気になってよかったね。
ねえ、今度俺と南街のゲーセン行こうよ。クマ太郎のクレーンゲームがいっぱいあるとこ知ってるんだ。」
「わあ!クマ太郎がいっぱい?行きたい!」

(おいこら、三田。)

仲良しの女の子同士のように、クマ太郎の可愛らしさについて語り合う2人に俺は頬を引き攣らせた。三田の手がさり気なく花奈の腰におかれて、体が密着している。あまりに自然なその動きに、オレは三田への警戒度を強めた。おい。顔が近すぎるぞ。
隣の蓮琉を見る事が怖くてできない。ひんやりとした冷気がただよってくるんだけど。冷凍庫かよ。


じゃあ、いつにする?と2人の話が進んでいく。おい、花奈。そいつは確かにクマ太郎好きな乙男かもしれん。だけど、朝から香水の匂いををぷんぷんさせながら、寝不足~ってあくびするようなヤツだぞ?
2人きりでお出かけなんて許さんと思い、邪魔しようとした時、蓮琉が動いた。

「南街のゲーセンだったら、映画館から近いよね。だったらみんなで一緒に行かない?」
「タマちゃんも?」
「勿論、環も。今度部活が休みの日があったよね?その日にしようよ。……いいよな?環。」
「へえへえ。わかりました~。」
蓮琉の笑顔が怖い。
花奈と三田は能天気に笑ってるし。
なんだこのカオス。

この店のオーナーが三田の知り合いらしく、腹も減ってきた俺達は食事をして帰ることにした。
何を食べようかなと思ってメニューを見ていると、目の前で三田が花奈の頬に顔を近づけた。何をするのかと見ていたら、いきなり舌をだして、ぺろっと花奈の頬をなめた。
花奈は何をされたのか理解できてないのか、呆然としている。

三田をぶん殴ろうと思って立ち上がりかけた俺より先に、堪忍袋の緒が切れた蓮琉が三田に殴りかかっていた。
よしいけ!
竹刀を持ったら俺の方が強いが、こういった喧嘩は蓮琉の方が腕力がある。
いくら三田の知り合いの店とはいえ、店内で暴れた俺達はあっさりと店を追い出された。

「お腹すいた~ファミレスいこうよ。」
全然反省していない三田にイラッとしながら、確かに腹はへってるんだよなあと考えていたら、花奈が思い出したように、手元を見た。
「私は帰るね。本読みたいし。本屋に自転車があるから。お兄ちゃん達はご飯食べてきたら?」
「こら、花奈。お前本読みたいから晩御飯食べないつもりだろう。」
しかも、晩御飯をつくるつもりもないと見た。
帰って風呂入って、そのままゆっくり読書タイムにする気だな、こいつ。

俺と同じで腹がへっているであろう蓮琉が花奈に穏やかに話しかけた。
「花奈。ご飯は食べた方がいいよ。ファミレスだったら、すぐ終わるし。食べたら速攻一緒に帰ろう?ここから本屋まで電車にのらないといけないし。家の近くの駅までもどったら、俺らも自転車あるから、そこから一緒に帰ろう?それに食べて帰ったらご飯作らなくていいし、片付けもいらないよ?今日はお父さんは出張だし、お母さんは夜勤だろ?」
(俺よりうちのことに詳しいな。……さすが蓮琉。あ、花奈、悩んでる悩んでる。)
「そうだよ~。一緒にご飯たべよう?タマちゃんに妹ちゃんに。2人がいてくれたら俺、とっても幸せ。」
「おい、三田。俺もいるんだがな。」
「あ、俺ムサクルシイ野郎には興味ないんだ~」
気がついたら、三田は花奈の隣で、花奈の肩を抱いている。なんだこいつ。やっぱり手が早いな。
俺は蓮琉に目配せすると、三田の靴を後から踏みつけた。バランスをくずす三田と花奈の間に俺が体をすべりこませる。そして、蓮琉は花奈の反対側に素早く回り込み花奈の両隣りを2人で占拠した。
「悪い。靴踏んだみたいだ。」
「え?あれ?」

とりあえず、ファミレスで食事をとることにした俺達はゆっくりと歩き始めた。
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