35 / 48
中学生編
35
しおりを挟む
目が覚めると、そこは見た事のない場所で。
布団に寝かされている私の隣には何故か転がっている三田くんと、キラキラ笑顔のお兄ちゃんと、機嫌の悪そうな蓮琉くんと、その隣で楽しそうに煙草をふかしている桜木先生がいた。
これで四楓院先輩がいたら、攻略対象がコンプリートだね、お兄ちゃん。
寝ぼけた頭でそんなことを考えながら、私はゆっくりと起き上がった。
それにしても夢にポン太がでてきたような気がする。
ポン太は何故か泣いていた。
いっぱい抱きしめてキスしてあげたけど、元気になっているといいなあ。
夢の中のポン太を思いだしながら、私はお兄ちゃんに話しかけた。
「お兄ちゃんここどこ?」
「花奈!起きたのか。ここは桜木先生の家だってさ。」
「そうなんだ。どうして、私…………っ?」
その時、様々な記憶がフラッシュバックした。
文化祭。映画。九条沙也加。ケーキ。
……そしてストーカー。
腕をつかまれた恐怖がよみがえり、私は再び息が苦しくなってきたのを感じて、思わず体を抱きしめた。
でも、それはすぐに霧散した。
「花奈。大丈夫。いま、花奈を抱きしめてるのは誰?」
蓮琉くんが抱きしめてくれていた。
頬にキスを落とすと、そのまま、唇にも軽くふれてくる。
「いま、花奈にふれてるのは?」
「……蓮琉くん。」
「おい、斎藤。あれは誰だ。」
「一条蓮琉ですよ。先生担任じゃないですか。」
「いや別人だろう。俺はあんな甘ったるい砂でも吐きそうな生徒を担任にもった覚えはない。斎藤、三田をつねってみろ。これが夢じゃないかわかるだろ?」
「いやですよ。そんなの。自分でやって下さい」
「痛いっ!桜ちゃん、マジでやる?ひどいよ!」
背後でこそこそ言ってるのを無視して、蓮琉くんは、そのまま私の頬をなでると、キスを深めようとした。
「蓮琉。そこまで!」
けど、お兄ちゃんに、止められた。
不満そうな蓮琉くんに、お兄ちゃんは呆れたようにため息をついた。
「花奈が正気にもどったら、絶対恥ずかしがるぞ。それに、キスした後の顔他の奴らに見せてもいいのか?」
「それもそうだな。花奈、続きはまた今度ね?」
もう一度触れるだけのキスすると、蓮琉くんは私を抱きしめ直した。
離す気はないらしい。
だんだん落ち着いてきた私は、ふと我に返った。
「あれ?蓮琉くん。」
「落ち着いた?花奈。今日のこと思い出せる?」
「うん。映画見て、その後カフェに行って。トイレに行ったら九条沙也加がいて、もう一回カフェに入ったんだよね。それで、三田くんがきて、私はお店をでて、それで歩いていたら誰かに腕をつかまれたの。あれ。そこから記憶がないや。」
蓮琉くんは、よくできました、とばかりに私のおでこにキスを落とした。
私は恥ずかしくなってきて、慌てて蓮琉くんを押し戻した。
よく考えたらみんなの前だよ?蓮琉くんに抱きしめられてキスされてるのってかなり恥ずかしいよね?
「は、蓮琉くん。これは恥ずかしいです。」
「そう?でもまだダメ。だって、花奈、環からの電話に出なかっただろう?これはそのお仕置きだからね。あきらめて?」
「ええ?そうなの?」
にっこり笑っている蓮琉くんにそれ以上声をかけれず、私は蓮琉くんの腕の中でもぞもぞと体を動かした。
桜木先生は、イラッとしたように、煙草を灰皿に押し付けると、いきなり立ち上がった。
「お前らもう帰れ!三田と一条は斎藤の妹連れて表に出ろ。斎藤、お前は少し残れ。」
追い立てられるように部屋を出されそうになったので、私は慌てて先生に頭を下げた。
「あのっ。ありがとうございました。」
先生はふっと笑うと私の頭にポンと手をおいた。
「いちおう、助けたのはそこの三田みたいだぞ。そいつにも礼を言っといてやれ。じゃあな。」
そう言って玄関のドアを閉めると、そこには私の手を握って離さない蓮琉くんと、所在なげにつっ立っている三田くんが残された。
三田くんは、私をじっと見下ろすと、がばっと頭を下げた。
「妹ちゃん。ほんとにごめんなさい。俺が、考えなしにさやちゃんに連絡したからっ!そんで、手を掴んだのは俺なんだ。驚かせてごめん。」
三田くんは頭を下げたまま動かない。
私は初めて見る彼のつむじをじっと見つめながら考えていた。
私がカフェをでる時は考え込んでるみたいだけど、あの後私を心配しておいかけてくれたんだ。
なんだかふんわりした気持ちになって、私は微笑んだ。
やっぱり円卓ルートの三田くんは、お兄ちゃんの味方なんだね。
「………えい。」
私は蓮琉くんにつながれた反対の手で三田くんのつむじを押した。
三田くんは何故か動かない。
私はそのままぐりぐりと、押すと、やっと手を離した。
「ごめんなさい。ぐりぐりしました。三田くんも助けてくれたので、これでおあいこですね?もう今までのことは水に流しましょう。はい、三田くんも顔をあげてください。……あれ?アザがありますね。」
恐る恐る顔をあげる三田くんの口元にアザがあるのを見つけた私はカバンの中から絆創膏を取り出すと、痛くないように気をつけながら患部にそっと貼った。
すると、ちょうどお兄ちゃんが桜木先生の部屋から出てくる所だった。
そのまま帰ることにした私達は、駅までの道をゆっくりと歩いていた。
前にはお兄ちゃんと蓮琉くん。なにか深刻そうに話している。
横を歩く三田くんは、たまに私をちらちら見ながら、黙って歩いていた。
私も特に話すこともないので、黙って歩く。
ふと気がつくと、三田くんが私の手をつないでいた。
外は既に薄暗くなっていて、電灯の明かりが手をつないだ私達二人の影を地面にうつしだしている。背の高い三田くんと私の影はまるで大人と子供みたいだった。何だかおかしくてクスクス笑っていると、三田くんが不思議そうに私の顔を伺ってきた。私は影を指さしながら、三田くんに教えてあげた。
三田くんは最初キョトンとした顔をしていたけど、何かを思い出したのか泣きそうな顔をした。
「妹ちゃんて、俺のあったかかった頃のことを思い出させるよね。」
意味がわからなくて首をかしげたけど、三田くんはそれ以上は口を開くことはなかった。
しばらくして私達の様子に気がついた蓮琉くんが乱入してくるまで、その不思議な雰囲気は続いた。
息をはくと、少し白い。
そろそろマフラーが欲しい時期になってきた。
ゲーム内で最後のイベントであるクリスマスまであと少し。
私は冬の星座にかわってきた空をゆっくり見上げていた。
布団に寝かされている私の隣には何故か転がっている三田くんと、キラキラ笑顔のお兄ちゃんと、機嫌の悪そうな蓮琉くんと、その隣で楽しそうに煙草をふかしている桜木先生がいた。
これで四楓院先輩がいたら、攻略対象がコンプリートだね、お兄ちゃん。
寝ぼけた頭でそんなことを考えながら、私はゆっくりと起き上がった。
それにしても夢にポン太がでてきたような気がする。
ポン太は何故か泣いていた。
いっぱい抱きしめてキスしてあげたけど、元気になっているといいなあ。
夢の中のポン太を思いだしながら、私はお兄ちゃんに話しかけた。
「お兄ちゃんここどこ?」
「花奈!起きたのか。ここは桜木先生の家だってさ。」
「そうなんだ。どうして、私…………っ?」
その時、様々な記憶がフラッシュバックした。
文化祭。映画。九条沙也加。ケーキ。
……そしてストーカー。
腕をつかまれた恐怖がよみがえり、私は再び息が苦しくなってきたのを感じて、思わず体を抱きしめた。
でも、それはすぐに霧散した。
「花奈。大丈夫。いま、花奈を抱きしめてるのは誰?」
蓮琉くんが抱きしめてくれていた。
頬にキスを落とすと、そのまま、唇にも軽くふれてくる。
「いま、花奈にふれてるのは?」
「……蓮琉くん。」
「おい、斎藤。あれは誰だ。」
「一条蓮琉ですよ。先生担任じゃないですか。」
「いや別人だろう。俺はあんな甘ったるい砂でも吐きそうな生徒を担任にもった覚えはない。斎藤、三田をつねってみろ。これが夢じゃないかわかるだろ?」
「いやですよ。そんなの。自分でやって下さい」
「痛いっ!桜ちゃん、マジでやる?ひどいよ!」
背後でこそこそ言ってるのを無視して、蓮琉くんは、そのまま私の頬をなでると、キスを深めようとした。
「蓮琉。そこまで!」
けど、お兄ちゃんに、止められた。
不満そうな蓮琉くんに、お兄ちゃんは呆れたようにため息をついた。
「花奈が正気にもどったら、絶対恥ずかしがるぞ。それに、キスした後の顔他の奴らに見せてもいいのか?」
「それもそうだな。花奈、続きはまた今度ね?」
もう一度触れるだけのキスすると、蓮琉くんは私を抱きしめ直した。
離す気はないらしい。
だんだん落ち着いてきた私は、ふと我に返った。
「あれ?蓮琉くん。」
「落ち着いた?花奈。今日のこと思い出せる?」
「うん。映画見て、その後カフェに行って。トイレに行ったら九条沙也加がいて、もう一回カフェに入ったんだよね。それで、三田くんがきて、私はお店をでて、それで歩いていたら誰かに腕をつかまれたの。あれ。そこから記憶がないや。」
蓮琉くんは、よくできました、とばかりに私のおでこにキスを落とした。
私は恥ずかしくなってきて、慌てて蓮琉くんを押し戻した。
よく考えたらみんなの前だよ?蓮琉くんに抱きしめられてキスされてるのってかなり恥ずかしいよね?
「は、蓮琉くん。これは恥ずかしいです。」
「そう?でもまだダメ。だって、花奈、環からの電話に出なかっただろう?これはそのお仕置きだからね。あきらめて?」
「ええ?そうなの?」
にっこり笑っている蓮琉くんにそれ以上声をかけれず、私は蓮琉くんの腕の中でもぞもぞと体を動かした。
桜木先生は、イラッとしたように、煙草を灰皿に押し付けると、いきなり立ち上がった。
「お前らもう帰れ!三田と一条は斎藤の妹連れて表に出ろ。斎藤、お前は少し残れ。」
追い立てられるように部屋を出されそうになったので、私は慌てて先生に頭を下げた。
「あのっ。ありがとうございました。」
先生はふっと笑うと私の頭にポンと手をおいた。
「いちおう、助けたのはそこの三田みたいだぞ。そいつにも礼を言っといてやれ。じゃあな。」
そう言って玄関のドアを閉めると、そこには私の手を握って離さない蓮琉くんと、所在なげにつっ立っている三田くんが残された。
三田くんは、私をじっと見下ろすと、がばっと頭を下げた。
「妹ちゃん。ほんとにごめんなさい。俺が、考えなしにさやちゃんに連絡したからっ!そんで、手を掴んだのは俺なんだ。驚かせてごめん。」
三田くんは頭を下げたまま動かない。
私は初めて見る彼のつむじをじっと見つめながら考えていた。
私がカフェをでる時は考え込んでるみたいだけど、あの後私を心配しておいかけてくれたんだ。
なんだかふんわりした気持ちになって、私は微笑んだ。
やっぱり円卓ルートの三田くんは、お兄ちゃんの味方なんだね。
「………えい。」
私は蓮琉くんにつながれた反対の手で三田くんのつむじを押した。
三田くんは何故か動かない。
私はそのままぐりぐりと、押すと、やっと手を離した。
「ごめんなさい。ぐりぐりしました。三田くんも助けてくれたので、これでおあいこですね?もう今までのことは水に流しましょう。はい、三田くんも顔をあげてください。……あれ?アザがありますね。」
恐る恐る顔をあげる三田くんの口元にアザがあるのを見つけた私はカバンの中から絆創膏を取り出すと、痛くないように気をつけながら患部にそっと貼った。
すると、ちょうどお兄ちゃんが桜木先生の部屋から出てくる所だった。
そのまま帰ることにした私達は、駅までの道をゆっくりと歩いていた。
前にはお兄ちゃんと蓮琉くん。なにか深刻そうに話している。
横を歩く三田くんは、たまに私をちらちら見ながら、黙って歩いていた。
私も特に話すこともないので、黙って歩く。
ふと気がつくと、三田くんが私の手をつないでいた。
外は既に薄暗くなっていて、電灯の明かりが手をつないだ私達二人の影を地面にうつしだしている。背の高い三田くんと私の影はまるで大人と子供みたいだった。何だかおかしくてクスクス笑っていると、三田くんが不思議そうに私の顔を伺ってきた。私は影を指さしながら、三田くんに教えてあげた。
三田くんは最初キョトンとした顔をしていたけど、何かを思い出したのか泣きそうな顔をした。
「妹ちゃんて、俺のあったかかった頃のことを思い出させるよね。」
意味がわからなくて首をかしげたけど、三田くんはそれ以上は口を開くことはなかった。
しばらくして私達の様子に気がついた蓮琉くんが乱入してくるまで、その不思議な雰囲気は続いた。
息をはくと、少し白い。
そろそろマフラーが欲しい時期になってきた。
ゲーム内で最後のイベントであるクリスマスまであと少し。
私は冬の星座にかわってきた空をゆっくり見上げていた。
20
あなたにおすすめの小説
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
やけに居心地がいいと思ったら、私のための愛の巣でした。~いつの間にか約束された精霊婚~
小桜
恋愛
ルディエル・アレンフォードは森に住む麗しの精霊守。
そんな彼が、いよいよ伴侶を迎えようと準備を始めているらしい。
幼馴染という関係に甘んじていたネネリア・ソルシェは、密かにショックを受けていた。
そろそろ彼との関係も終わらせなければならないけれど、ルディエルも精霊達もネネリアだけに優しくて――?
「大丈夫。ずっと居たいと思えるような場所にしてみせるから」
鈍感なネネリアと、一途で奥手なルディエル。
精霊に導かれた恋は、本人だけが気づかない。
目覚めたら魔法の国で、令嬢の中の人でした
エス
恋愛
転生JK×イケメン公爵様の異世界スローラブ
女子高生・高野みつきは、ある日突然、異世界のお嬢様シャルロットになっていた。
過保護すぎる伯爵パパに泣かれ、無愛想なイケメン公爵レオンといきなりお見合いさせられ……あれよあれよとレオンの婚約者に。
公爵家のクセ強ファミリーに囲まれて、能天気王太子リオに振り回されながらも、みつきは少しずつ異世界での居場所を見つけていく。
けれど心の奥では、「本当にシャルロットとして生きていいのか」と悩む日々。そんな彼女の夢に現れた“本物のシャルロット”が、みつきに大切なメッセージを託す──。
これは、異世界でシャルロットとして生きることを託された1人の少女の、葛藤と成長の物語。
イケメン公爵様とのラブも……気づけばちゃんと育ってます(たぶん)
※他サイトに投稿していたものを、改稿しています。
※他サイトにも投稿しています。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる