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中学生編
34 環2
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九条沙也加を認識した蓮琉の顔つきが変わった。
さっきまでは、こいつら面倒だな。の物騒な笑顔。
今は、仇敵を前にした武士のように獰猛に笑っている。
あの女にはどう見えているのだろう。
「ふふっ。みんなも偶然ね。そうだわ、このまま一緒に行動しない?カフェもいいけど、カラオケもいいわね。……どうかしら、一条くん。」
周りの女達が歓声をあげる中、俺は蓮琉をはらはらしながら見ていた。
普段は、俺の方がよく怒ったり拗ねたりするけど、爆発した時の感情の振り幅は蓮琉の方がデカイ。
蓮琉はにこりと微笑むと困ったように首を傾げた。
その笑顔に女どもがうっとりと蓮琉を見上げている。
「すみません、先輩。今日は友達と来てるので。」
「あら、じゃあ、お友達も一緒にどうかしら。ねえ、みんな。ほら、みんなも一緒にいたいみたい。じゃあ行きましょ?」
さり気なく蓮琉の腕をとり、歩きだそうとした九条沙也加が、不意に立ち止まった。
蓮琉が動かなかったからだ。
ヤバイ。
蓮琉の目の危険度がマジでやばい。
どうしてここにいる女達は気が付かないんだ?
蓮琉の中のマグマがとぐろを巻いて、いまにも溢れ出しそうなのに。
いつ噴火するかと戦々恐々としていた俺の携帯が突然なった。
俺はビクリと体を震わせると着信の名前を確認して目を見はった。
(三田?)
「もしもし、何かあったのか?」
『タマちゃん?ええとね、俺……。ごめん。ほんとにごめん。』
電話の先で、三田は泣いていた。
そして、語り始めた。
九条沙也加から、電話がかかってきてからの話を。
花奈が1人になったところを彼女に教えたこと。
彼女がどうやら花奈に接触したらしいこと。
俺らと引き離して花奈を一人で帰らせようとしたこと。
俺はふと疑問に思った。
じゃあ、花奈は今どこにいる?てっきり三田と一緒にカフェで待ってると思ってたけど。
もしかして、今一人なのか?
俺はざあっと頭から血の気が下がるのを感じた。
『そんでね、追いかけて腕掴んだら妹ちゃん倒れちゃったんだ。』
「それを先に言え!馬鹿かお前は!」
俺は三田が今いるらしい場所をききだすと、蓮琉に声をかけて走り出した。すれ違う時に、九条沙也加と目が合う。
ゾクリとした。
なに考えてるのか分からない爬虫類……蛇みたいな目が俺を見ていた。
そして、口元が弧を描いて冷たい笑みをつくる。
ユルサナイ。
そう、呟いた気がした。
三田に教えられた住所に着いた俺達は、驚いた。
桜木先生がいたからだ。
「ああ、来ましたね。斎藤君、一条君。」
煙草を吸いながら、部屋の入り口で俺らを出迎えた先生は、奥にいるらしい三田に声をかけた。
「おい。来たぞ、三田。さっさと謝ってさっさと帰れ!」
俺と蓮琉は目を見合わせた。
三田に対する話し方がやけに雑だ。俺達を出迎えた態度とえらい違うな。
部屋の奥では、布団に寝かされた花奈の横で、三田が大きな体を小さく丸めていた。
桜木先生が、かたまったままの三田を蹴飛ばした。
「ほら、謝るんだろ?タマちゃんに嫌われたくないって泣いてたじゃないか。」
「う……うん。」
三田よ。何があった。
俺は胡乱な目で桜木先生と三田を見比べた。
三田は小さな声で話し始めた。
「あ、あの……タマちゃん。ごめんね?俺っ。さやちゃんに妹ちゃんが一人になったこと教えたの俺なんだ。そんで、一条達と遊びたいから一人で帰らせろって言われて。でもコーヒーが苦くて。ほんと苦くて。追いかけて腕をつかんだら、妹ちゃんたおれちゃったんだ。そしたら、桜ちゃんが助けてくれて……っ!」
また泣き出しそうになった三田を俺は黙ってみていた。
「ごめん。許せないよね。俺のこと。でも、俺タマちゃんと一緒にいるのうれしいんだ。妹ちゃんのことはほんとに悪かったって思ってる。でも俺、タマちゃんとこれからも一緒にいたいんだ。普通に話して、笑って。そんな毎日がすごく楽しくて。俺までイイ人になった気がして。」
なんだか告白されてるような気分だ。
三田が小さな子供のように見えてきて、俺は彼の頭を乱暴になでた。
「言っとくけど、俺はちっともイイ人ではないぞ。そこは三田の勘違いだ。結構ワガママだし。……花奈のことは、正直怒ってる。でも、お前後悔して追いかけてくれたんだろ?そんで、また俺に教えてくれた。お前が追いかけてくれなかったら、もしかしたらまたストーカー野郎に捕まってたかもしれない。だから、もういいよ。でも、次に同じことやったら許さねえからな。」
「ううっ。タマちゃん……っ!」
すがり付いてくる三田の頭を撫でながら、やっばり思った。
こいつ、ポン太だ。
ポン太はじいさんの家で飼っていたゴールデンレトリバーで、かなりでかい犬だった。
でかい図体で俺に甘えてくるその姿が、そっくりなのだ。
ずっと無言でいる蓮琉の存在を思い出し、俺は蓮琉の方を見てギョッとした。
「環はそれで許すの?甘くない?花奈がまた誰かに襲われてたかもしれないんだよ?前だって、あの女と一緒だったんだろう?」
笑顔が黒い。
俺は心の中で泣きそうになりながらも踏ん張った。
「蓮琉。問題をはき違えるな。前の時、花奈を守れなかったのは俺はもちろん、蓮琉。お前もだ。こいつだけのせいじゃない。だいたい、こいつの助けがなかったら、今日花奈は笑って映画も見られなかったかもしれない。……明日からも笑えなかったかもしれない。」
蓮琉の笑顔がふっと消えて真顔になった。
小さくため息をつくと、三田に頭を下げた。
「そうだな。三田、悪かった。お前だけを責めるなんてお門違いだった。すまなかった。」
「ええ?一条が謝ってる……桜ちゃん、俺どうしたらいい?」
おろおろと目を泳がせる三田に、桜木先生は、呆れたような視線を向けた。
「そこは、俺もすまなかった。これからもよろしくでいいんじゃねえの?そういえば斎藤くん。ポン太って何ですか?君の妹が寝ぼけて三田のことをそう呼んでたんだけど。」
「ああ。ポン太は俺の祖父の家で飼ってた犬のことですよ。でかくて……そういえば、毛並が三田の髪の色に似てますね。俺もさっき似てるなって思ったとこで。」
桜木先生は、意地悪そうに笑って三田を見た。
「ククッ。斎藤の妹だけど、さっき、寝ぼけてポン太おいで~って、三田のこと抱きしめて頬ずりしてキスしてたぞ。」
「ええ?桜ちゃん、それ言っちゃう?言っちゃうの?」
俺はふと昔のことを思い出した。
幼い花奈はポン太のことが大好きで、よく抱きしめては頬ずりしてキスしていた。まさに天使のように可愛らしかった。
「……つまり、三田。お前は花奈に抱きしめてもらって、頬ずりしてもらって、キスもしてもらったんだな?俺だって最近めったにしてもらえないのに?」
「た……タマちゃん?」
蓮琉の目も怖くなっている。
桜木先生は、知らんぷりで煙草をふかしている。
前言撤回。
俺はキラキラ笑顔で、三田を見た。
「悪い。やっぱ殴らせて?これでチャラにするから。花奈と、俺と、蓮琉のぶんな?」
「斎藤君、私のぶんもお願いします。」
「ええ?桜ちゃん?それでも教師かよ?」
「だから、今は勤務外だっていっただろうが。やれ!斎藤!」
「はい、先生。」
先生の部屋に、哀れな三田の悲鳴が響き渡った。
さっきまでは、こいつら面倒だな。の物騒な笑顔。
今は、仇敵を前にした武士のように獰猛に笑っている。
あの女にはどう見えているのだろう。
「ふふっ。みんなも偶然ね。そうだわ、このまま一緒に行動しない?カフェもいいけど、カラオケもいいわね。……どうかしら、一条くん。」
周りの女達が歓声をあげる中、俺は蓮琉をはらはらしながら見ていた。
普段は、俺の方がよく怒ったり拗ねたりするけど、爆発した時の感情の振り幅は蓮琉の方がデカイ。
蓮琉はにこりと微笑むと困ったように首を傾げた。
その笑顔に女どもがうっとりと蓮琉を見上げている。
「すみません、先輩。今日は友達と来てるので。」
「あら、じゃあ、お友達も一緒にどうかしら。ねえ、みんな。ほら、みんなも一緒にいたいみたい。じゃあ行きましょ?」
さり気なく蓮琉の腕をとり、歩きだそうとした九条沙也加が、不意に立ち止まった。
蓮琉が動かなかったからだ。
ヤバイ。
蓮琉の目の危険度がマジでやばい。
どうしてここにいる女達は気が付かないんだ?
蓮琉の中のマグマがとぐろを巻いて、いまにも溢れ出しそうなのに。
いつ噴火するかと戦々恐々としていた俺の携帯が突然なった。
俺はビクリと体を震わせると着信の名前を確認して目を見はった。
(三田?)
「もしもし、何かあったのか?」
『タマちゃん?ええとね、俺……。ごめん。ほんとにごめん。』
電話の先で、三田は泣いていた。
そして、語り始めた。
九条沙也加から、電話がかかってきてからの話を。
花奈が1人になったところを彼女に教えたこと。
彼女がどうやら花奈に接触したらしいこと。
俺らと引き離して花奈を一人で帰らせようとしたこと。
俺はふと疑問に思った。
じゃあ、花奈は今どこにいる?てっきり三田と一緒にカフェで待ってると思ってたけど。
もしかして、今一人なのか?
俺はざあっと頭から血の気が下がるのを感じた。
『そんでね、追いかけて腕掴んだら妹ちゃん倒れちゃったんだ。』
「それを先に言え!馬鹿かお前は!」
俺は三田が今いるらしい場所をききだすと、蓮琉に声をかけて走り出した。すれ違う時に、九条沙也加と目が合う。
ゾクリとした。
なに考えてるのか分からない爬虫類……蛇みたいな目が俺を見ていた。
そして、口元が弧を描いて冷たい笑みをつくる。
ユルサナイ。
そう、呟いた気がした。
三田に教えられた住所に着いた俺達は、驚いた。
桜木先生がいたからだ。
「ああ、来ましたね。斎藤君、一条君。」
煙草を吸いながら、部屋の入り口で俺らを出迎えた先生は、奥にいるらしい三田に声をかけた。
「おい。来たぞ、三田。さっさと謝ってさっさと帰れ!」
俺と蓮琉は目を見合わせた。
三田に対する話し方がやけに雑だ。俺達を出迎えた態度とえらい違うな。
部屋の奥では、布団に寝かされた花奈の横で、三田が大きな体を小さく丸めていた。
桜木先生が、かたまったままの三田を蹴飛ばした。
「ほら、謝るんだろ?タマちゃんに嫌われたくないって泣いてたじゃないか。」
「う……うん。」
三田よ。何があった。
俺は胡乱な目で桜木先生と三田を見比べた。
三田は小さな声で話し始めた。
「あ、あの……タマちゃん。ごめんね?俺っ。さやちゃんに妹ちゃんが一人になったこと教えたの俺なんだ。そんで、一条達と遊びたいから一人で帰らせろって言われて。でもコーヒーが苦くて。ほんと苦くて。追いかけて腕をつかんだら、妹ちゃんたおれちゃったんだ。そしたら、桜ちゃんが助けてくれて……っ!」
また泣き出しそうになった三田を俺は黙ってみていた。
「ごめん。許せないよね。俺のこと。でも、俺タマちゃんと一緒にいるのうれしいんだ。妹ちゃんのことはほんとに悪かったって思ってる。でも俺、タマちゃんとこれからも一緒にいたいんだ。普通に話して、笑って。そんな毎日がすごく楽しくて。俺までイイ人になった気がして。」
なんだか告白されてるような気分だ。
三田が小さな子供のように見えてきて、俺は彼の頭を乱暴になでた。
「言っとくけど、俺はちっともイイ人ではないぞ。そこは三田の勘違いだ。結構ワガママだし。……花奈のことは、正直怒ってる。でも、お前後悔して追いかけてくれたんだろ?そんで、また俺に教えてくれた。お前が追いかけてくれなかったら、もしかしたらまたストーカー野郎に捕まってたかもしれない。だから、もういいよ。でも、次に同じことやったら許さねえからな。」
「ううっ。タマちゃん……っ!」
すがり付いてくる三田の頭を撫でながら、やっばり思った。
こいつ、ポン太だ。
ポン太はじいさんの家で飼っていたゴールデンレトリバーで、かなりでかい犬だった。
でかい図体で俺に甘えてくるその姿が、そっくりなのだ。
ずっと無言でいる蓮琉の存在を思い出し、俺は蓮琉の方を見てギョッとした。
「環はそれで許すの?甘くない?花奈がまた誰かに襲われてたかもしれないんだよ?前だって、あの女と一緒だったんだろう?」
笑顔が黒い。
俺は心の中で泣きそうになりながらも踏ん張った。
「蓮琉。問題をはき違えるな。前の時、花奈を守れなかったのは俺はもちろん、蓮琉。お前もだ。こいつだけのせいじゃない。だいたい、こいつの助けがなかったら、今日花奈は笑って映画も見られなかったかもしれない。……明日からも笑えなかったかもしれない。」
蓮琉の笑顔がふっと消えて真顔になった。
小さくため息をつくと、三田に頭を下げた。
「そうだな。三田、悪かった。お前だけを責めるなんてお門違いだった。すまなかった。」
「ええ?一条が謝ってる……桜ちゃん、俺どうしたらいい?」
おろおろと目を泳がせる三田に、桜木先生は、呆れたような視線を向けた。
「そこは、俺もすまなかった。これからもよろしくでいいんじゃねえの?そういえば斎藤くん。ポン太って何ですか?君の妹が寝ぼけて三田のことをそう呼んでたんだけど。」
「ああ。ポン太は俺の祖父の家で飼ってた犬のことですよ。でかくて……そういえば、毛並が三田の髪の色に似てますね。俺もさっき似てるなって思ったとこで。」
桜木先生は、意地悪そうに笑って三田を見た。
「ククッ。斎藤の妹だけど、さっき、寝ぼけてポン太おいで~って、三田のこと抱きしめて頬ずりしてキスしてたぞ。」
「ええ?桜ちゃん、それ言っちゃう?言っちゃうの?」
俺はふと昔のことを思い出した。
幼い花奈はポン太のことが大好きで、よく抱きしめては頬ずりしてキスしていた。まさに天使のように可愛らしかった。
「……つまり、三田。お前は花奈に抱きしめてもらって、頬ずりしてもらって、キスもしてもらったんだな?俺だって最近めったにしてもらえないのに?」
「た……タマちゃん?」
蓮琉の目も怖くなっている。
桜木先生は、知らんぷりで煙草をふかしている。
前言撤回。
俺はキラキラ笑顔で、三田を見た。
「悪い。やっぱ殴らせて?これでチャラにするから。花奈と、俺と、蓮琉のぶんな?」
「斎藤君、私のぶんもお願いします。」
「ええ?桜ちゃん?それでも教師かよ?」
「だから、今は勤務外だっていっただろうが。やれ!斎藤!」
「はい、先生。」
先生の部屋に、哀れな三田の悲鳴が響き渡った。
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