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中学生編
46柴崎蓮
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「花奈、眠い?部屋で寝る?」
「う……ん。」
一通りゲームをした後、雑談していた俺達の横で斎藤の妹が眠たくなってきたのか、うつらうつらとし始めた。
一条が大切なものを扱うようにそっと彼女を抱き上げると、彼女は甘えるように一条の胸にすり寄った。その様子を一条がまた甘ったるい目で見守り、おでこにキスを落とす。
一条と斎藤妹は、これでも恋人同士ではないらしい。
これで付き合ってないなんて詐欺だ。
あどけない彼女の寝顔を見ていると、僕まで眠たくなってくる。
数日前、斎藤からクリスマスイブに俺の家に来ないか?と誘われた。
教室でぼんやりしていたところにいきなり声をかけられたせいか咄嗟に返事ができなくて。そんな僕に斎藤は『まあ、来れたら来いよ。』と肩を叩いてニカッと笑った。天使な外見に反して、彼は意外に男前だ。
どうやら例年では、一条と妹と、三人でクリスマスを一緒に過ごしていたのだが、今回はそれに加えて三田も来るらしい。それで何故か僕にも声をかけてくれたみたいだ。
斎藤の妹の顔が脳裏にふと浮かぶ。
平凡なくせにどこか愛嬌のある笑顔。
どうせあいつらのことだから清涼飲料水にスナック菓子を用意するに違いない。彼女の為にお肌にいい飲み物とお菓子を持っていってあげよう。
僕は参加する旨を斎藤に伝えると、三年生の教室がある校舎を見上げた。
今頃、四楓院先輩は物理の授業中だろうか。
僕には敬愛する先輩がいる。
その先輩は、今受験勉強まっただ中。
勉強の邪魔になるといけないので、僕は先輩を陰からこっそり応援している状態だ。
先輩の名前は四楓院隼人先輩。
僕が高校に入学してすぐに上級生にからまれていたところを助けてもらった。その姿は本当にかっこよくて。今でもその時のことを鮮明に思い出せる。
僕の学校に行く楽しみは先輩に会えることだけだった。
同級生はどこか子供っぽくて一緒にいてもつまらない。
四楓院先輩自身もその威厳あふれる男らしい姿と、風紀委員長としての責任感あふれる容赦ない取締方法から、在校生から畏怖の対象となっていた。そのため、先輩にまとわりつくのも僕くらいだったので、どこか勘違いしてたんだと思う。先輩と仲良くしてるのは僕だけだって。
そんなある日、先輩は僕と同じ一年生の男子生徒をかまうようになった。
先輩が自分から話しかけにいく後輩なんて、僕くらいしかいなかったから、かなり衝撃だった。しかも僕よりずっと綺麗で可愛らしい。
僕は胸に燻る嫉妬心を抱えて毎日をすごすことになった。
先輩は今まで通り僕に声をかけてくれるけど、どこか面白くない。
斎藤環という名の同級生に僕は逆恨みしていた。
そんな時だ。
九条沙也加に、声をかけられたのは。
先輩にまとわりついているのは斎藤環からであり、先輩は彼とのことに迷惑している。先輩のためにも彼を懲らしめて、先輩に迷惑をかけないようにしてみないか、と。
後で考えると有り得ない話だ。
話しかけるのはいつも先輩で、斎藤は遠慮がちに答えていた。
でも嫉妬で目がくもったその時の僕には冷静な思考は出来なかった。
斎藤への嫉妬心と、先輩に対する敬愛の感情に縛られた僕は負の方向へと走り出した。
九条沙也加の口車にのり、文化祭の時、斎藤へと制裁を加えようとした僕は、迷子になったらしい平凡な女の子に出会った。
まさかその子が天使の容姿の斎藤環の妹だとは思わなかったけど。
彼女は僕の家にいた犬のフサコに雰囲気がそっくりだったから、一目で気に入った。
うちのフサコはチワワで毛並みはブラック・タン。小さな体にきらきらした目。どちらかというと、愛嬌のあるブサ可愛い顔だちだった。
僕はフサコを可愛がり、構い倒していた。
玩具をこっそり隠した時の悲しそうな表情とか、お菓子を取られた時の情けない表情とかは特に秀逸だった。でも僕が意地悪しても、名前を呼ぶと尻尾をふって近寄ってくるんだよね。
そんな彼女が九条沙也加に紹介された斎藤への制裁メンバーに蹂躙されるのは許せなくて。斎藤への制裁の途中で僕は何をやってるんだろうとふと疑問に思った。
四楓院先輩はこんなことをする僕をどう思うだろう?
僕は間違えてるんじゃないか。
全てが終わったあとの四楓院先輩の表情からもその気持ちはさらに強くなった。四楓院先輩と斎藤は許してくれたけど、僕はこの時の気持ちを忘れることはないと思う。
僕はいつの間にかまたぼんやり考え込んでいたらしい。
気がついたら、目の前に斎藤が座り込んでいた。暢気に僕の前で手を振っている。
「お~い。起きてるか?」
「……起きてるよ。」
僕はふと、斎藤のこめかみ辺りを見た。
文化祭の時の怪我はほとんど癒えたみたいだ。あの時はこの辺りにも包帯がしてあったように思う。
斎藤は、妹をほんとうに大事にしている。
僕を許した理由も、あの時に妹にひどいことをしようとしていなかったからだ。
まあそれと同じくらい。いや、それ以上に彼女を大事にしているのは一条なんだけど。
結局彼女の部屋には連れていかなかったみたいで、斎藤のベッドに寝かせて、その寝顔を見て幸せそうに微笑んでいる。というか鼻の下がのびている。学校で一条にまとわりついている女どもにあの姿を見せてやりたいものだ。
タマちゃん、タマちゃんと斎藤にまとわりついていた三田も何故かちらちらとその光景を伺っているようだ。こいつも誘われたら誰とでも寝るヤリチンのはずだが、どうも斎藤の妹を気にしているようにも見える。本人は気がついていないみたいだけど。
それに、四楓院先輩も彼女のことを気に入っていたような気がする。
モテモテだな。斎藤妹。
でも、平凡な容姿のクセに彼女自身はまるで平凡じゃない。
一条にあれだけ大事されるのが通常だから、恋愛感覚が麻痺してるんだろうか。あそこまでアピールされて完全スルーなんて女としてどうかしてるよね。
でも、彼女が本気で誰かを好きになったらどうなるんだろう。
その相手は一条か、まさかの三田か。四楓院先輩は……どうだろう。
他にもダークホースで僕の知らない誰かが出てくるかもしれないし。
非常に興味深いよね。
彼女の恋情が花開いた時、どうなるのかが近くで見たい。
僕は自分の中の欲求に素直に従うことにした。
彼女に一緒の高校に来てもらおう。その為には勉強を頑張らせて、偏差値をあげてもらわないとね。
彼女の寝顔を遠くから見ながら高校受験への学習計画を思い出して、僕はひっそりと笑った。
今のうちにゆっくり寝てるといい。
心なしか彼女の眉間にしわがよった気がした。
斎藤妹の寝顔を遠くから見ていた三田が、一条の背後にゆらりと立つと、ぼそりと呟いた。
「一条はトイレ行ってきたら?妹ちゃん俺が見てるし。ていうか俺も近くで見たいし。」
「はあ?なにいってんの。花奈の寝顔が一番よく見えるこの場所は俺のだから。」
「うわ。独り占めすんの?はんたい反対はんた~い!」
「早いモン勝ちですから~。」
「うわ。一条ムカつく~!腹立つなあ!」
「ははは。……あっ!」
「あれっ。妹ちゃん反対向いちゃった。うわ。寂しいんだけど。背中しか見えないし。一条どうにかしなよ。」
「はあ?寝てるのに可哀想だろ。この首筋から背中へのラインも可愛いからいいんだよ。」
「……確かに。」
僕は二人を冷たい視線で見た。
ちょっとマニアっぽくて変態みたいなんだけど。
隣にいる斎藤はどんな顔をしているのかとちらりと視線をやると、斎藤も呆れたように二人を見ていた。
「花奈が可愛いのは当たり前だろ。お前ら子供みたいに喧嘩するなよ。花奈が起きるだろう?」
「つっこむとこそこなんだ、……まあ、確かに高校生とは思えない会話だよね。」
校内随一の王子とヤリチンが小学生のように喧嘩をしている。
そうさせているのは、目の前のベッドで眠っている平凡な女の子だ。
まるで眠り姫のように深い眠りについて、起きる気配もない。
でも君もいつかは眠りから目覚める時がくる。
君を目覚めさせるのは誰なんだろう。
誰かを心から求める君はどんな顔をするんだろう。
その時君が笑うのか……それとも涙をこぼすのか。
楽しみに思う僕は悪趣味なんだろうか。
「う……ん。」
一通りゲームをした後、雑談していた俺達の横で斎藤の妹が眠たくなってきたのか、うつらうつらとし始めた。
一条が大切なものを扱うようにそっと彼女を抱き上げると、彼女は甘えるように一条の胸にすり寄った。その様子を一条がまた甘ったるい目で見守り、おでこにキスを落とす。
一条と斎藤妹は、これでも恋人同士ではないらしい。
これで付き合ってないなんて詐欺だ。
あどけない彼女の寝顔を見ていると、僕まで眠たくなってくる。
数日前、斎藤からクリスマスイブに俺の家に来ないか?と誘われた。
教室でぼんやりしていたところにいきなり声をかけられたせいか咄嗟に返事ができなくて。そんな僕に斎藤は『まあ、来れたら来いよ。』と肩を叩いてニカッと笑った。天使な外見に反して、彼は意外に男前だ。
どうやら例年では、一条と妹と、三人でクリスマスを一緒に過ごしていたのだが、今回はそれに加えて三田も来るらしい。それで何故か僕にも声をかけてくれたみたいだ。
斎藤の妹の顔が脳裏にふと浮かぶ。
平凡なくせにどこか愛嬌のある笑顔。
どうせあいつらのことだから清涼飲料水にスナック菓子を用意するに違いない。彼女の為にお肌にいい飲み物とお菓子を持っていってあげよう。
僕は参加する旨を斎藤に伝えると、三年生の教室がある校舎を見上げた。
今頃、四楓院先輩は物理の授業中だろうか。
僕には敬愛する先輩がいる。
その先輩は、今受験勉強まっただ中。
勉強の邪魔になるといけないので、僕は先輩を陰からこっそり応援している状態だ。
先輩の名前は四楓院隼人先輩。
僕が高校に入学してすぐに上級生にからまれていたところを助けてもらった。その姿は本当にかっこよくて。今でもその時のことを鮮明に思い出せる。
僕の学校に行く楽しみは先輩に会えることだけだった。
同級生はどこか子供っぽくて一緒にいてもつまらない。
四楓院先輩自身もその威厳あふれる男らしい姿と、風紀委員長としての責任感あふれる容赦ない取締方法から、在校生から畏怖の対象となっていた。そのため、先輩にまとわりつくのも僕くらいだったので、どこか勘違いしてたんだと思う。先輩と仲良くしてるのは僕だけだって。
そんなある日、先輩は僕と同じ一年生の男子生徒をかまうようになった。
先輩が自分から話しかけにいく後輩なんて、僕くらいしかいなかったから、かなり衝撃だった。しかも僕よりずっと綺麗で可愛らしい。
僕は胸に燻る嫉妬心を抱えて毎日をすごすことになった。
先輩は今まで通り僕に声をかけてくれるけど、どこか面白くない。
斎藤環という名の同級生に僕は逆恨みしていた。
そんな時だ。
九条沙也加に、声をかけられたのは。
先輩にまとわりついているのは斎藤環からであり、先輩は彼とのことに迷惑している。先輩のためにも彼を懲らしめて、先輩に迷惑をかけないようにしてみないか、と。
後で考えると有り得ない話だ。
話しかけるのはいつも先輩で、斎藤は遠慮がちに答えていた。
でも嫉妬で目がくもったその時の僕には冷静な思考は出来なかった。
斎藤への嫉妬心と、先輩に対する敬愛の感情に縛られた僕は負の方向へと走り出した。
九条沙也加の口車にのり、文化祭の時、斎藤へと制裁を加えようとした僕は、迷子になったらしい平凡な女の子に出会った。
まさかその子が天使の容姿の斎藤環の妹だとは思わなかったけど。
彼女は僕の家にいた犬のフサコに雰囲気がそっくりだったから、一目で気に入った。
うちのフサコはチワワで毛並みはブラック・タン。小さな体にきらきらした目。どちらかというと、愛嬌のあるブサ可愛い顔だちだった。
僕はフサコを可愛がり、構い倒していた。
玩具をこっそり隠した時の悲しそうな表情とか、お菓子を取られた時の情けない表情とかは特に秀逸だった。でも僕が意地悪しても、名前を呼ぶと尻尾をふって近寄ってくるんだよね。
そんな彼女が九条沙也加に紹介された斎藤への制裁メンバーに蹂躙されるのは許せなくて。斎藤への制裁の途中で僕は何をやってるんだろうとふと疑問に思った。
四楓院先輩はこんなことをする僕をどう思うだろう?
僕は間違えてるんじゃないか。
全てが終わったあとの四楓院先輩の表情からもその気持ちはさらに強くなった。四楓院先輩と斎藤は許してくれたけど、僕はこの時の気持ちを忘れることはないと思う。
僕はいつの間にかまたぼんやり考え込んでいたらしい。
気がついたら、目の前に斎藤が座り込んでいた。暢気に僕の前で手を振っている。
「お~い。起きてるか?」
「……起きてるよ。」
僕はふと、斎藤のこめかみ辺りを見た。
文化祭の時の怪我はほとんど癒えたみたいだ。あの時はこの辺りにも包帯がしてあったように思う。
斎藤は、妹をほんとうに大事にしている。
僕を許した理由も、あの時に妹にひどいことをしようとしていなかったからだ。
まあそれと同じくらい。いや、それ以上に彼女を大事にしているのは一条なんだけど。
結局彼女の部屋には連れていかなかったみたいで、斎藤のベッドに寝かせて、その寝顔を見て幸せそうに微笑んでいる。というか鼻の下がのびている。学校で一条にまとわりついている女どもにあの姿を見せてやりたいものだ。
タマちゃん、タマちゃんと斎藤にまとわりついていた三田も何故かちらちらとその光景を伺っているようだ。こいつも誘われたら誰とでも寝るヤリチンのはずだが、どうも斎藤の妹を気にしているようにも見える。本人は気がついていないみたいだけど。
それに、四楓院先輩も彼女のことを気に入っていたような気がする。
モテモテだな。斎藤妹。
でも、平凡な容姿のクセに彼女自身はまるで平凡じゃない。
一条にあれだけ大事されるのが通常だから、恋愛感覚が麻痺してるんだろうか。あそこまでアピールされて完全スルーなんて女としてどうかしてるよね。
でも、彼女が本気で誰かを好きになったらどうなるんだろう。
その相手は一条か、まさかの三田か。四楓院先輩は……どうだろう。
他にもダークホースで僕の知らない誰かが出てくるかもしれないし。
非常に興味深いよね。
彼女の恋情が花開いた時、どうなるのかが近くで見たい。
僕は自分の中の欲求に素直に従うことにした。
彼女に一緒の高校に来てもらおう。その為には勉強を頑張らせて、偏差値をあげてもらわないとね。
彼女の寝顔を遠くから見ながら高校受験への学習計画を思い出して、僕はひっそりと笑った。
今のうちにゆっくり寝てるといい。
心なしか彼女の眉間にしわがよった気がした。
斎藤妹の寝顔を遠くから見ていた三田が、一条の背後にゆらりと立つと、ぼそりと呟いた。
「一条はトイレ行ってきたら?妹ちゃん俺が見てるし。ていうか俺も近くで見たいし。」
「はあ?なにいってんの。花奈の寝顔が一番よく見えるこの場所は俺のだから。」
「うわ。独り占めすんの?はんたい反対はんた~い!」
「早いモン勝ちですから~。」
「うわ。一条ムカつく~!腹立つなあ!」
「ははは。……あっ!」
「あれっ。妹ちゃん反対向いちゃった。うわ。寂しいんだけど。背中しか見えないし。一条どうにかしなよ。」
「はあ?寝てるのに可哀想だろ。この首筋から背中へのラインも可愛いからいいんだよ。」
「……確かに。」
僕は二人を冷たい視線で見た。
ちょっとマニアっぽくて変態みたいなんだけど。
隣にいる斎藤はどんな顔をしているのかとちらりと視線をやると、斎藤も呆れたように二人を見ていた。
「花奈が可愛いのは当たり前だろ。お前ら子供みたいに喧嘩するなよ。花奈が起きるだろう?」
「つっこむとこそこなんだ、……まあ、確かに高校生とは思えない会話だよね。」
校内随一の王子とヤリチンが小学生のように喧嘩をしている。
そうさせているのは、目の前のベッドで眠っている平凡な女の子だ。
まるで眠り姫のように深い眠りについて、起きる気配もない。
でも君もいつかは眠りから目覚める時がくる。
君を目覚めさせるのは誰なんだろう。
誰かを心から求める君はどんな顔をするんだろう。
その時君が笑うのか……それとも涙をこぼすのか。
楽しみに思う僕は悪趣味なんだろうか。
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