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母ちゃんと三度目のオレと二度目のユウトくん
11話
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翌日
学校に行き席を確認して、座った
今日は何もされてはいないようだ
「おはよ…///」
「ああ、おはよう」
リクちゃんが照れながら挨拶をしてくれて、オレはそれに微笑んで応えた
リクちゃんは顔を赤くして、照れ笑いをした
オレの事が好きなんだろう
こんな事を冷静に分析してる自分がとても汚く思えてくる
きっと、リクちゃんの事について何にも想いがないから冷静にわかるのだろう
オレには素直で優しい子供をかわいく思う気持ちはあっても、恋愛感情はないから
最近は授業中はほとんど先生の話を聞いていない
ノートをとったりはほとんど無意識にしているけど、頭の中ではほぼ小説の事ばかりだ
どういう展開にしようとか、その為にはどういうイベントを与えようとか…
そこが一番詰まるとこだ
でも、オレがあらかた考えた事はアレスが勝手に違う方向に運んでしまうんだけどw
それでいいんだ
そうなってきたら、オレはただ書く
自然とペンが動く
ただ、そうなるまでが大変なんだ
今日はそんな感じで、休み時間に書けた内容は少ない
そして、給食後の長い休み時間にトイレへ行くと、昨日のやつらが絡んできた
「おい」
「……」
「おい、なに無視してんだよ」
「……なんだよ」
「…お前…昨日のこと、先生にチクった?」
「いや、もうすでにお前らの事はバレバレだよw…チクるまでもなくねw」
「…やばくねぇ?」
「…どうする?」
「おいカオルよぉ、お前先生にただの遊びだって言えよ…」
「は?w…なんで?w…オレがお前らを助けると思うか?w…オレがそうしたら、代わりにお前らはオレに何してくれるの?」
「あ?…別になんもしねえけどw…言わないならまたボコボコにするぞw」
「すれば?w…その代わり、お前のこれからの人生はもう何も楽しい事ないよ?…オレはね、やられた事は絶対に忘れないし、絶対にやり返す…お前らがどこに逃げてもオレはどこにでも追いかけて、オレが受けた痛みを何倍にもして返す…何年だってそうする…約束するよ」
「わ、悪かった!…ごめん!カオルくん!…オレはこいつに合わせてやっちゃったけど、もうしないから…」
「お、お前!…ふざけんなよ!」
「う、うるせえよ!…やりたきゃお前だけでやれ!」
「てめぇ!」
「おい、待てよ…お前はどうする?」
今ここにいるのは、オレといじめの主犯ととりまきの二人の四人だ
とりまきの一人はオレを恐れたのか、謝ってきた
そしてもう一人はオドオドと迷っている
オレはそいつに話しかけた
「オ、オレは…ウル」
「お前は裏切らねえよな?」
「お前、そいつが怖いんか?…一人でオレをいじめる度胸もないそいつが?」
「カオルこの野郎!…ドカ!」
「また蹴ったねw…オレは忘れないからな?」
「う…ブル」
「どうする?…お前…今この場でお前ら二人は手をついて謝るんなら許してやるけど」
「オ、オレ…ガバ!…ご、ごめん!カオルくん!…ごめんなさい!!」
「オレもごめん!!…許して!」
「お前ら!」
「やるなら一人でやれよ!」
「お前は謝らなくていいぞ…お前はもう許さないからさ」
「う…わ、わかった…ごめん!…もうしないから…」
「だからさ…謝ることはないってw…お前は絶対に許さないから…せいぜい逃げろよw…オレは諦めたりはしないから」
「…ブルブル…や、ほんと…悪かったから…グス…なんでもするから…」
「ダメだね…悪い事したらそれなりの罰があるんだよ」
「カ、カオルくん…オレらは…?」
「お前たちはそうだな…壊したオレの物を買って返すんなら許すよ」
「わかった!…オレとこいつで返すから!」
「う、うん!…絶対返す!」
「約束だよ?…オレは約束を守らない奴は嫌いだ」
「わかった!…ほんと今までごめんなさい」
「ごめんなさい」
「うんw…お前だけはもう許さない」
「わ、悪かったって…グス…ほんと…すいませんでした…」
「謝る必要もないって…おしっこするからもうどっかいけ」
「う…」
「お前ら、そいつを連れてけよ」
「う、うん」
「ほ、ほら…」
「離せよ!」
「いて!」
「お前…オレの友達まで殴ったな?…その分も覚えておけよ?」
「カオルくん…」
「わ、わかったから…出てくから…」
3人はそのまま出て行った
すごく意外な展開になったなw
まあ、あの2人は許してやろう
それにしても、オレのこのびびらなさは一体なんなんだろう…
自分でも不思議だ
やっぱりユウトくんの言っていた、殺し以外はやる最悪のワルだったカオくんっていうのは実在してたのかも…
ひびらないどころか、ちょっと楽しかったまである…
これがオレの根っこなのか?…自分で自分が嫌になってくるな…
その後のそいつはおとなしかった
逆にもう誰からも相手されずに、1人ぼっちになっていた
オレがそいつを見ると、うつむいて固まっている
それを見てスッキリするオレ…
「カオルくん、ここ教えて?///」
「ああ…ここはね…
リクちゃんの純粋な目を見ると、自分の心の汚さがありありと映って見える気がした
「ありがと、カオルくん…ごめんね、帰る時間なのに」
「いいんだよw…いつもありがとね」
「え?…ありがとはわたしだよ///」
「あははw…ううん…帰ろうか」
「うん…なんだか少し元気ないね?」
「そんなことないよw…そう見える?」
「うん…そんなことないならよかった」
「優しいね、リクちゃん」
「えへへ///…また明日ね」
「またね」
リクちゃんは友達と一緒に帰っていく
かすかに『リクったら、カオルくんの事好きなんでしょー』『そ、そんなことないもん』とかいう会話が聞こえる
「カオルくん…ボソ」
「あ、おお…なにかな?」
「あのさ…ほんと…今までごめんね…その…上履きのサイズっていくつだったっけ」
「ああw…17センチだよ…でも、長く使いたいから18センチのあったらそっちがいい」
「うん!…これから買いに行ってくる」
「どこに売ってるかな」
「トイザらスで見たよ、オレ」
「へぇぇ…トイザらスにも売ってるの?」
「たしかあったよw…一緒に行く?」
「今日は行けない…明日なら行けるけど」
「じゃあ、明日行こうよ」
「いいよw」
「でも今日は今日で上履き買ってくるね」
「おおw…うん、ありがとう」
「…ごめんね…これからは友達になってくれる?」
「いいよ」
「オレもいい?」
「うん、いいよ」
「よかったw」
「カオルくん、めっちゃカッコいい」
「調子いいなw…お前ら」
「ごめん」
「いいよ…ただね、オレが本当に友達になるか、許すかは、約束を守ってからだよ?」
「わかった!」
「絶対守る」
「うん、信じてるよ…じゃあ帰るね」
「うん、またね!」
「また明日!」
「ああ」
そうして帰る途中、今度は廊下で先生が声をかけてきた
「先生…」
「今日は大丈夫だった?」
「とりあえず…また屋上に行きましょう」
「ああ」
屋上
オレは先生に、この日にあった事を話した
先生は見守っていたようで、だいたいは知っていた
「すごかったよね、カオルくん…本当に君は子どもなの?」
「すいません…どうしようもないですよね…オレ」
「え?…どうして?」
「いや…」
「…お母さんはそのケガ…心配してた?」
「とても…それでオレは正直に話せませんでした…なので、診察を受けた事も保険を使う事も話せる状態ではなくて…お金を返すのは少し待っていてください」
「ああ、いいんだよ、その事は…気にしないでよ」
「いえ…お金の事は大事です…オレは優しさをくれたり心配してくれたりしてくれた先生を利用した気分にはなりたくないから、お金は必ず返します」
「カオルくん…立派だ」
「そんなことないです…オレは…」
「元気ないね…大丈夫?」
「はいw…たしかに少し元気ないかもですが、大丈夫になれそうな方法は知ってますw」
「本当すごいねww」
「嫌な子供です」
「そんなことないよw…オレ、カオルくんと話すの好きだよ」
「ありがとうございますw…元気出ました」
「ううん…ありがとうはこっちの方なんだよ…オレは君に救われたんだ…」
「そんなこと…迷惑しかかけてないのに…」
「いやいやw…最近オレ楽しいからさw」
「良かったですw」
「…小説の方はどう?…まだ…だよね?」
「あ…すいません、今ちょっと詰まってましてw」
「いや、焦らせてごめんw」
「あ、でも、この前の続きなら友達が持ってるので、その分は近いうちにお見せします」
「おお!…楽しみww」
「そう思ってくれるの、オレとしてはビックリするくらい嬉しいですw」
「そうなんだ?w」
「はいw…いろいろと助けてくれてありがとうございます…これからも面倒かけてしまうかもですが…」
「いいからいいからw…じゃあ、帰ろうか」
「はいw」
「送ってこうか?」
「大丈夫です!…それは贔屓になってしまいますから」
「実はもうそうなってるんだけどね…」
「あははw…嬉しいです…でも、先生の為にも、それは他人に見えない方がいいですから」
「君って本当…」
「では…失礼しますね」
「うん…気をつけてね」
「はい」
それでやっと帰ってきた
こんな時にオレが思うのは、ユウトくんに会いたいって一念だ
あまり時間がないけど、ユウトくんに会いに行こう…で、帰りに父さんに会おう
また母ちゃんに心配させるな…
学校に行き席を確認して、座った
今日は何もされてはいないようだ
「おはよ…///」
「ああ、おはよう」
リクちゃんが照れながら挨拶をしてくれて、オレはそれに微笑んで応えた
リクちゃんは顔を赤くして、照れ笑いをした
オレの事が好きなんだろう
こんな事を冷静に分析してる自分がとても汚く思えてくる
きっと、リクちゃんの事について何にも想いがないから冷静にわかるのだろう
オレには素直で優しい子供をかわいく思う気持ちはあっても、恋愛感情はないから
最近は授業中はほとんど先生の話を聞いていない
ノートをとったりはほとんど無意識にしているけど、頭の中ではほぼ小説の事ばかりだ
どういう展開にしようとか、その為にはどういうイベントを与えようとか…
そこが一番詰まるとこだ
でも、オレがあらかた考えた事はアレスが勝手に違う方向に運んでしまうんだけどw
それでいいんだ
そうなってきたら、オレはただ書く
自然とペンが動く
ただ、そうなるまでが大変なんだ
今日はそんな感じで、休み時間に書けた内容は少ない
そして、給食後の長い休み時間にトイレへ行くと、昨日のやつらが絡んできた
「おい」
「……」
「おい、なに無視してんだよ」
「……なんだよ」
「…お前…昨日のこと、先生にチクった?」
「いや、もうすでにお前らの事はバレバレだよw…チクるまでもなくねw」
「…やばくねぇ?」
「…どうする?」
「おいカオルよぉ、お前先生にただの遊びだって言えよ…」
「は?w…なんで?w…オレがお前らを助けると思うか?w…オレがそうしたら、代わりにお前らはオレに何してくれるの?」
「あ?…別になんもしねえけどw…言わないならまたボコボコにするぞw」
「すれば?w…その代わり、お前のこれからの人生はもう何も楽しい事ないよ?…オレはね、やられた事は絶対に忘れないし、絶対にやり返す…お前らがどこに逃げてもオレはどこにでも追いかけて、オレが受けた痛みを何倍にもして返す…何年だってそうする…約束するよ」
「わ、悪かった!…ごめん!カオルくん!…オレはこいつに合わせてやっちゃったけど、もうしないから…」
「お、お前!…ふざけんなよ!」
「う、うるせえよ!…やりたきゃお前だけでやれ!」
「てめぇ!」
「おい、待てよ…お前はどうする?」
今ここにいるのは、オレといじめの主犯ととりまきの二人の四人だ
とりまきの一人はオレを恐れたのか、謝ってきた
そしてもう一人はオドオドと迷っている
オレはそいつに話しかけた
「オ、オレは…ウル」
「お前は裏切らねえよな?」
「お前、そいつが怖いんか?…一人でオレをいじめる度胸もないそいつが?」
「カオルこの野郎!…ドカ!」
「また蹴ったねw…オレは忘れないからな?」
「う…ブル」
「どうする?…お前…今この場でお前ら二人は手をついて謝るんなら許してやるけど」
「オ、オレ…ガバ!…ご、ごめん!カオルくん!…ごめんなさい!!」
「オレもごめん!!…許して!」
「お前ら!」
「やるなら一人でやれよ!」
「お前は謝らなくていいぞ…お前はもう許さないからさ」
「う…わ、わかった…ごめん!…もうしないから…」
「だからさ…謝ることはないってw…お前は絶対に許さないから…せいぜい逃げろよw…オレは諦めたりはしないから」
「…ブルブル…や、ほんと…悪かったから…グス…なんでもするから…」
「ダメだね…悪い事したらそれなりの罰があるんだよ」
「カ、カオルくん…オレらは…?」
「お前たちはそうだな…壊したオレの物を買って返すんなら許すよ」
「わかった!…オレとこいつで返すから!」
「う、うん!…絶対返す!」
「約束だよ?…オレは約束を守らない奴は嫌いだ」
「わかった!…ほんと今までごめんなさい」
「ごめんなさい」
「うんw…お前だけはもう許さない」
「わ、悪かったって…グス…ほんと…すいませんでした…」
「謝る必要もないって…おしっこするからもうどっかいけ」
「う…」
「お前ら、そいつを連れてけよ」
「う、うん」
「ほ、ほら…」
「離せよ!」
「いて!」
「お前…オレの友達まで殴ったな?…その分も覚えておけよ?」
「カオルくん…」
「わ、わかったから…出てくから…」
3人はそのまま出て行った
すごく意外な展開になったなw
まあ、あの2人は許してやろう
それにしても、オレのこのびびらなさは一体なんなんだろう…
自分でも不思議だ
やっぱりユウトくんの言っていた、殺し以外はやる最悪のワルだったカオくんっていうのは実在してたのかも…
ひびらないどころか、ちょっと楽しかったまである…
これがオレの根っこなのか?…自分で自分が嫌になってくるな…
その後のそいつはおとなしかった
逆にもう誰からも相手されずに、1人ぼっちになっていた
オレがそいつを見ると、うつむいて固まっている
それを見てスッキリするオレ…
「カオルくん、ここ教えて?///」
「ああ…ここはね…
リクちゃんの純粋な目を見ると、自分の心の汚さがありありと映って見える気がした
「ありがと、カオルくん…ごめんね、帰る時間なのに」
「いいんだよw…いつもありがとね」
「え?…ありがとはわたしだよ///」
「あははw…ううん…帰ろうか」
「うん…なんだか少し元気ないね?」
「そんなことないよw…そう見える?」
「うん…そんなことないならよかった」
「優しいね、リクちゃん」
「えへへ///…また明日ね」
「またね」
リクちゃんは友達と一緒に帰っていく
かすかに『リクったら、カオルくんの事好きなんでしょー』『そ、そんなことないもん』とかいう会話が聞こえる
「カオルくん…ボソ」
「あ、おお…なにかな?」
「あのさ…ほんと…今までごめんね…その…上履きのサイズっていくつだったっけ」
「ああw…17センチだよ…でも、長く使いたいから18センチのあったらそっちがいい」
「うん!…これから買いに行ってくる」
「どこに売ってるかな」
「トイザらスで見たよ、オレ」
「へぇぇ…トイザらスにも売ってるの?」
「たしかあったよw…一緒に行く?」
「今日は行けない…明日なら行けるけど」
「じゃあ、明日行こうよ」
「いいよw」
「でも今日は今日で上履き買ってくるね」
「おおw…うん、ありがとう」
「…ごめんね…これからは友達になってくれる?」
「いいよ」
「オレもいい?」
「うん、いいよ」
「よかったw」
「カオルくん、めっちゃカッコいい」
「調子いいなw…お前ら」
「ごめん」
「いいよ…ただね、オレが本当に友達になるか、許すかは、約束を守ってからだよ?」
「わかった!」
「絶対守る」
「うん、信じてるよ…じゃあ帰るね」
「うん、またね!」
「また明日!」
「ああ」
そうして帰る途中、今度は廊下で先生が声をかけてきた
「先生…」
「今日は大丈夫だった?」
「とりあえず…また屋上に行きましょう」
「ああ」
屋上
オレは先生に、この日にあった事を話した
先生は見守っていたようで、だいたいは知っていた
「すごかったよね、カオルくん…本当に君は子どもなの?」
「すいません…どうしようもないですよね…オレ」
「え?…どうして?」
「いや…」
「…お母さんはそのケガ…心配してた?」
「とても…それでオレは正直に話せませんでした…なので、診察を受けた事も保険を使う事も話せる状態ではなくて…お金を返すのは少し待っていてください」
「ああ、いいんだよ、その事は…気にしないでよ」
「いえ…お金の事は大事です…オレは優しさをくれたり心配してくれたりしてくれた先生を利用した気分にはなりたくないから、お金は必ず返します」
「カオルくん…立派だ」
「そんなことないです…オレは…」
「元気ないね…大丈夫?」
「はいw…たしかに少し元気ないかもですが、大丈夫になれそうな方法は知ってますw」
「本当すごいねww」
「嫌な子供です」
「そんなことないよw…オレ、カオルくんと話すの好きだよ」
「ありがとうございますw…元気出ました」
「ううん…ありがとうはこっちの方なんだよ…オレは君に救われたんだ…」
「そんなこと…迷惑しかかけてないのに…」
「いやいやw…最近オレ楽しいからさw」
「良かったですw」
「…小説の方はどう?…まだ…だよね?」
「あ…すいません、今ちょっと詰まってましてw」
「いや、焦らせてごめんw」
「あ、でも、この前の続きなら友達が持ってるので、その分は近いうちにお見せします」
「おお!…楽しみww」
「そう思ってくれるの、オレとしてはビックリするくらい嬉しいですw」
「そうなんだ?w」
「はいw…いろいろと助けてくれてありがとうございます…これからも面倒かけてしまうかもですが…」
「いいからいいからw…じゃあ、帰ろうか」
「はいw」
「送ってこうか?」
「大丈夫です!…それは贔屓になってしまいますから」
「実はもうそうなってるんだけどね…」
「あははw…嬉しいです…でも、先生の為にも、それは他人に見えない方がいいですから」
「君って本当…」
「では…失礼しますね」
「うん…気をつけてね」
「はい」
それでやっと帰ってきた
こんな時にオレが思うのは、ユウトくんに会いたいって一念だ
あまり時間がないけど、ユウトくんに会いに行こう…で、帰りに父さんに会おう
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