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母ちゃんと三度目のオレと二度目のユウトくん
10話
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「先生…」
「ん?」
「オレを病院に連れて行ってくれませんか?」
「今手当てしたのに?」
「はい…病院に行って、診断書を作ってもらいます」
「…なるほど」
「それで悪いんですが、一旦治療費や診断書を作るお金を貸して欲しいのです」
「ああ、任せなさいw」
「ただ…保険証を今は持ってないので、一旦家に行かないとです」
「保険証あるならさ、後で払い戻しできるからさ、今もう行こうよ」
「だけど、それだと結構お金かかるかもしれないです…」
「大丈夫、行こう」
「…ありがとうございます…」
先生は自分の軽自動車にオレを乗せて、近くのコンビニで金を下ろし、その後病院に連れて行ってくれた
そこで診察を受け、診断書を作ってもらい、会計を済ませて、湿布と鎮痛剤の処方箋をもらい、薬を受け取った
薬なんかも保険証がないから高い
けど先生は嫌な顔せず、払ってくれた
「先生、あとで必ずお金はお返しします」
「うんw…まあ、返ってこなくても小説をずっと見せてくれたらいいかなw」
「…先生…ウル…ありがとうございます…」
「いやね…結構ね…実はカオルくんには感謝してるんだよ…」
「…え?…小説の事ですか?」
「いや…それもあるけど……カオルくんに話すのもどうかと思うけどさ…」
「はい…」
「最近の子ってさ…生意気になってくばかりでさ…でも、こっちがそれはいけないと思って怒ったりするとさ…クレームクレームでさ…オレも最初は、熱血な感じの慕われる感じの先生になろうとねw…そういう意気込みだったんだけどねw」
「はいw」
「けど、現実は上手くいかないもんでさ…そんでカオルくんが奴らにノート取られた後のやり取りで、母印までとられてw」
「…す、すいません…」
「いやw…なんつうか実はあの時、本当に子どもたちと教師って職に幻滅してさ…」
「…はい…」
「だけど、カオルくんの小説は面白くってさ…生意気だと思ってたけど、話してみたくなったんだよ」
「ああ…はい、生意気です…」
「まあ、生意気は生意気なんだけどさw…でもカオルくんは、ちゃんと誠意には誠意で応えてくれる良い子だってわかってさ…ほんと…小学生と思えないけど…オレはカオルくんが好きになったんだよ…怪しい意味じゃないぞ?w」
「はいw…嬉しいです!」
「なんかさ、それからなんかわかんないけど、毎日が違うく見えるようになったんだよね…なんつうか…良い意味でさ」
「はい…」
「もう少し頑張ってみようって気になったような…なぜそう思ったか、具体的に上手く説明出来ないけど、それはカオルくんのおかげだって事だけはわかってるからさ…」
「光栄です…」
「なぜか…カオルくんはさ…証拠集めとか、追い詰めるとか…そんな事やったり言ったりする…そんな計算できる人間なのに、不思議と悪い心は持ってないような…そんな感じがするんだ…先生の思い込みなだけかもしれないけど」
「それはとても嬉しいです!…オレは先生に対しては好きしか思ってないですw…信じてくれてありがとうございます!」
「ほんと?!…すげ~嬉しいw…オレ、もしもさ…このイジメの問題で責任取らされて辞めるような事になっても、カオルくんを恨んだりしないし、カオルくんも気に病む事もないからねw…元々幻滅して辞めそうだったんだからw」
「…先生…グス…オレ、担任が先生で本当に良かったです…」
「…ウル…そう言ってくれる生徒が一人でもいてくれたから…オレは先生をやってみて良かったよ…」
「先生がそう言ってくれたことで、オレも助けになりました」
「カオルくん…ありがとね」
そうして先生はボロボロアパートまで、そのまま送ってくれた
「こ、ここ?」
「本当にボロいですよねw」
「う…い、いやあ…」
「気遣うことないですよw」
「ど、どうしてその…なんか事情があるんだろうけど…」
「それは当然あります…ですが、それは先生にも話せるわけではなくて…すいません」
「いやいや…それは当然だよね…立ち入った事聞いてごめん…もしなんか助けになる事あるなら…」
「いえ…気にかけてくれてありがとうございます…それに、オレと母のこれからが、ずっと貧乏なわけでもないです…オレがきっといつかそんな暮らしを変えますから」
「うん…カオルくんなら余裕でそうなると思うw」
「あははw…でもね、先生…オレはこのボロボロのアパートで母と暮らす事が、不幸せとは思ってもないです」
「…そっか…本当に君はなんていうか…大人なんだねえ」
「すいません、生意気でw…でもオレが不幸せに感じずにいられる理由の一つに先生も入ってます…本当に今日もありがとうございました」
「カオルくん…ウル…また…学校でね」
「はい!…また明日!」
そうして先生は帰っていったけど…
どうしよう…服はまあ…こないだユウトくんがくれた服に着替えるとして、ケガの事は隠せないな…思い切り見えてるし…
悩んでもなるようにしかならないので、もう気にするのはやめて、小説を書いて母ちゃんの帰りを待った
「どうしたのカオくん!…その顔…ウル」
「ああ…ちょっとその…クラスのやつとケンカして…大丈夫だよ」
「ケンカって…どうして?…痛くないの?」
「今はもう痛くない…理由はくだらない事だよ…オレが生意気だとかそんなの」
「許せない…母ちゃん、そいつの親に文句言ってやる!」
「いいからいいから…大丈夫だから…ウル」
誰かと争うとか、そういう事は全然しないし、そういう場合に強いわけでもないのに、母ちゃんはオレの為に動こうとしてくれる
それがオレはとても嬉しくて泣きそうになった
だけど、そんな事をさせるわけにはいかない
「母ちゃん…男なんだからたまにはケンカの一つもするよ…」
「でも…ウル」
「大丈夫だからさ…」
「うん…」
「そんな事より腹減ったよ…」
「うん…これからまたお仕事だから、さっき買ってきたこれでいい?…おにぎり二つしかないけど…」
「全然いいよw…オレ、セブンのツナのおにぎり大好きなんだよ…母ちゃんのより美味いよw」
「あ!…そんな事言ってえ!」
「あははw…冗談だよ」
「ほんとに?」
「ほんとだよ」
「…なんかほんと…普通に元気そうだね…」
「うん…オレが大丈夫って言う時は大丈夫だから」
「なんかそうじゃない時はすぐに言ってよ?…母ちゃんはなんでもするからね」
「…ウル…うん…」
「じゃあ…また母ちゃん行ってくるね…」
「…うん…(ごめんね母ちゃん…いつもありがとう)」
「あ、ココアいれてあげるね…そしたら行くね」
「うん…」
ああ…もっと優しくしたい…辛いな…
オレはその辛さをかき消したくて、小説に打ち込んだ
この小説の主人公である勇者アレスのモデルはユウトくんだ
とは言え、完全にユウトくんを再現してるつもりはない
ていうか、再現してるつもりはないというのも違くて、勝手にアレスという人格が出来上がってる感じだ
アレスのセリフもオレが考えてるはずだけど、オレの思いもよらない考えをしている時もよくある
オレのすることといえば、実は、『アレスの日常に何かしらのイベントを与える』ということだけだ
アレスの旅路の光景とか、アレスの町での行動とか、現れた他人との関わり方とか、そういうのはアレスが勝手にやってくれるんだ
オレは自分で書いてるはずなのに、アレスとミリアの行動を見てるだけという気持ちだ
もちろん最初の頃は『アレスならこう考えるかな…』『ミリアはこうするかな…』って想像してたけど、今となるともう勝手にアレスは動いてるのだ
アレスを書いてるというより、アレスに書かされているような…そんな不思議な感覚
オレが今どんな気持ちで、感情でいても、そんな事はアレスたちにはなんの影響もない
アレスはアレスの生き方をするだけだ
オレはただそれを形にしてるだけ…
自分で書いてるのにアレスやミリアに笑わされたり、泣かされたりもしょっちゅうある
『グフフフw』とか一人で笑いながら書いてるとこは見られたくないw
アレスが勝手にイベントを起こす事もこの先あるかもしれない
オレはアレスたちの命や人生を、出来る限り紡いでいってあげたいと思う
作者は物語の人物たちの神なんかじゃなく、物語の人物たちが生きていく為のフィールドを用意するだけの存在というか…
本を書いてる人たちは、みんなそんな感覚になるのだろうか…
オレが変なのだろうか…
それは考えてもわからないけど、この感覚をわかり合える人がいたら嬉しいなと思う
今も…アレスは塔の中で助けを求めてきた魔物を助けようとしていて、だけどその魔物を襲う魔物を倒そうとはしない
その襲ってる魔物も、それが生きる為の行動だからという理由で…
オレならそんな選択はできない
助けを求めてきた魔物がかわいいし、助けたいし、助けられる力があるならオレはきっと助けると思う
でも、アレスは十二分にその力があるにもかかわらず、そうしたい気持ちを我慢してまで、ただ見ている
その行動にはビックリだ
だけど、アレスの言い分は納得出来る
アレスはアレスで、正しいかどうかの判断を悩んだ末の決断だ
そこに居ないオレがとやかく言うことじゃない
オレはただアレスの考えや生き方を見るだけ
でも、それでいい
それがいい
逆に、オレがどうしても書きたいと思って入れた物語やセリフは、読み返してみるとすごく余計でつまらない
だからなんか恥ずかしくなって、結局消してしまう
なのでもう、アレスの思うまましてもらって、オレはただその場所を与えるだけにしてる
それがオレにとって、小説を書くという事だ
とっても不思議で面白い
「ん?」
「オレを病院に連れて行ってくれませんか?」
「今手当てしたのに?」
「はい…病院に行って、診断書を作ってもらいます」
「…なるほど」
「それで悪いんですが、一旦治療費や診断書を作るお金を貸して欲しいのです」
「ああ、任せなさいw」
「ただ…保険証を今は持ってないので、一旦家に行かないとです」
「保険証あるならさ、後で払い戻しできるからさ、今もう行こうよ」
「だけど、それだと結構お金かかるかもしれないです…」
「大丈夫、行こう」
「…ありがとうございます…」
先生は自分の軽自動車にオレを乗せて、近くのコンビニで金を下ろし、その後病院に連れて行ってくれた
そこで診察を受け、診断書を作ってもらい、会計を済ませて、湿布と鎮痛剤の処方箋をもらい、薬を受け取った
薬なんかも保険証がないから高い
けど先生は嫌な顔せず、払ってくれた
「先生、あとで必ずお金はお返しします」
「うんw…まあ、返ってこなくても小説をずっと見せてくれたらいいかなw」
「…先生…ウル…ありがとうございます…」
「いやね…結構ね…実はカオルくんには感謝してるんだよ…」
「…え?…小説の事ですか?」
「いや…それもあるけど……カオルくんに話すのもどうかと思うけどさ…」
「はい…」
「最近の子ってさ…生意気になってくばかりでさ…でも、こっちがそれはいけないと思って怒ったりするとさ…クレームクレームでさ…オレも最初は、熱血な感じの慕われる感じの先生になろうとねw…そういう意気込みだったんだけどねw」
「はいw」
「けど、現実は上手くいかないもんでさ…そんでカオルくんが奴らにノート取られた後のやり取りで、母印までとられてw」
「…す、すいません…」
「いやw…なんつうか実はあの時、本当に子どもたちと教師って職に幻滅してさ…」
「…はい…」
「だけど、カオルくんの小説は面白くってさ…生意気だと思ってたけど、話してみたくなったんだよ」
「ああ…はい、生意気です…」
「まあ、生意気は生意気なんだけどさw…でもカオルくんは、ちゃんと誠意には誠意で応えてくれる良い子だってわかってさ…ほんと…小学生と思えないけど…オレはカオルくんが好きになったんだよ…怪しい意味じゃないぞ?w」
「はいw…嬉しいです!」
「なんかさ、それからなんかわかんないけど、毎日が違うく見えるようになったんだよね…なんつうか…良い意味でさ」
「はい…」
「もう少し頑張ってみようって気になったような…なぜそう思ったか、具体的に上手く説明出来ないけど、それはカオルくんのおかげだって事だけはわかってるからさ…」
「光栄です…」
「なぜか…カオルくんはさ…証拠集めとか、追い詰めるとか…そんな事やったり言ったりする…そんな計算できる人間なのに、不思議と悪い心は持ってないような…そんな感じがするんだ…先生の思い込みなだけかもしれないけど」
「それはとても嬉しいです!…オレは先生に対しては好きしか思ってないですw…信じてくれてありがとうございます!」
「ほんと?!…すげ~嬉しいw…オレ、もしもさ…このイジメの問題で責任取らされて辞めるような事になっても、カオルくんを恨んだりしないし、カオルくんも気に病む事もないからねw…元々幻滅して辞めそうだったんだからw」
「…先生…グス…オレ、担任が先生で本当に良かったです…」
「…ウル…そう言ってくれる生徒が一人でもいてくれたから…オレは先生をやってみて良かったよ…」
「先生がそう言ってくれたことで、オレも助けになりました」
「カオルくん…ありがとね」
そうして先生はボロボロアパートまで、そのまま送ってくれた
「こ、ここ?」
「本当にボロいですよねw」
「う…い、いやあ…」
「気遣うことないですよw」
「ど、どうしてその…なんか事情があるんだろうけど…」
「それは当然あります…ですが、それは先生にも話せるわけではなくて…すいません」
「いやいや…それは当然だよね…立ち入った事聞いてごめん…もしなんか助けになる事あるなら…」
「いえ…気にかけてくれてありがとうございます…それに、オレと母のこれからが、ずっと貧乏なわけでもないです…オレがきっといつかそんな暮らしを変えますから」
「うん…カオルくんなら余裕でそうなると思うw」
「あははw…でもね、先生…オレはこのボロボロのアパートで母と暮らす事が、不幸せとは思ってもないです」
「…そっか…本当に君はなんていうか…大人なんだねえ」
「すいません、生意気でw…でもオレが不幸せに感じずにいられる理由の一つに先生も入ってます…本当に今日もありがとうございました」
「カオルくん…ウル…また…学校でね」
「はい!…また明日!」
そうして先生は帰っていったけど…
どうしよう…服はまあ…こないだユウトくんがくれた服に着替えるとして、ケガの事は隠せないな…思い切り見えてるし…
悩んでもなるようにしかならないので、もう気にするのはやめて、小説を書いて母ちゃんの帰りを待った
「どうしたのカオくん!…その顔…ウル」
「ああ…ちょっとその…クラスのやつとケンカして…大丈夫だよ」
「ケンカって…どうして?…痛くないの?」
「今はもう痛くない…理由はくだらない事だよ…オレが生意気だとかそんなの」
「許せない…母ちゃん、そいつの親に文句言ってやる!」
「いいからいいから…大丈夫だから…ウル」
誰かと争うとか、そういう事は全然しないし、そういう場合に強いわけでもないのに、母ちゃんはオレの為に動こうとしてくれる
それがオレはとても嬉しくて泣きそうになった
だけど、そんな事をさせるわけにはいかない
「母ちゃん…男なんだからたまにはケンカの一つもするよ…」
「でも…ウル」
「大丈夫だからさ…」
「うん…」
「そんな事より腹減ったよ…」
「うん…これからまたお仕事だから、さっき買ってきたこれでいい?…おにぎり二つしかないけど…」
「全然いいよw…オレ、セブンのツナのおにぎり大好きなんだよ…母ちゃんのより美味いよw」
「あ!…そんな事言ってえ!」
「あははw…冗談だよ」
「ほんとに?」
「ほんとだよ」
「…なんかほんと…普通に元気そうだね…」
「うん…オレが大丈夫って言う時は大丈夫だから」
「なんかそうじゃない時はすぐに言ってよ?…母ちゃんはなんでもするからね」
「…ウル…うん…」
「じゃあ…また母ちゃん行ってくるね…」
「…うん…(ごめんね母ちゃん…いつもありがとう)」
「あ、ココアいれてあげるね…そしたら行くね」
「うん…」
ああ…もっと優しくしたい…辛いな…
オレはその辛さをかき消したくて、小説に打ち込んだ
この小説の主人公である勇者アレスのモデルはユウトくんだ
とは言え、完全にユウトくんを再現してるつもりはない
ていうか、再現してるつもりはないというのも違くて、勝手にアレスという人格が出来上がってる感じだ
アレスのセリフもオレが考えてるはずだけど、オレの思いもよらない考えをしている時もよくある
オレのすることといえば、実は、『アレスの日常に何かしらのイベントを与える』ということだけだ
アレスの旅路の光景とか、アレスの町での行動とか、現れた他人との関わり方とか、そういうのはアレスが勝手にやってくれるんだ
オレは自分で書いてるはずなのに、アレスとミリアの行動を見てるだけという気持ちだ
もちろん最初の頃は『アレスならこう考えるかな…』『ミリアはこうするかな…』って想像してたけど、今となるともう勝手にアレスは動いてるのだ
アレスを書いてるというより、アレスに書かされているような…そんな不思議な感覚
オレが今どんな気持ちで、感情でいても、そんな事はアレスたちにはなんの影響もない
アレスはアレスの生き方をするだけだ
オレはただそれを形にしてるだけ…
自分で書いてるのにアレスやミリアに笑わされたり、泣かされたりもしょっちゅうある
『グフフフw』とか一人で笑いながら書いてるとこは見られたくないw
アレスが勝手にイベントを起こす事もこの先あるかもしれない
オレはアレスたちの命や人生を、出来る限り紡いでいってあげたいと思う
作者は物語の人物たちの神なんかじゃなく、物語の人物たちが生きていく為のフィールドを用意するだけの存在というか…
本を書いてる人たちは、みんなそんな感覚になるのだろうか…
オレが変なのだろうか…
それは考えてもわからないけど、この感覚をわかり合える人がいたら嬉しいなと思う
今も…アレスは塔の中で助けを求めてきた魔物を助けようとしていて、だけどその魔物を襲う魔物を倒そうとはしない
その襲ってる魔物も、それが生きる為の行動だからという理由で…
オレならそんな選択はできない
助けを求めてきた魔物がかわいいし、助けたいし、助けられる力があるならオレはきっと助けると思う
でも、アレスは十二分にその力があるにもかかわらず、そうしたい気持ちを我慢してまで、ただ見ている
その行動にはビックリだ
だけど、アレスの言い分は納得出来る
アレスはアレスで、正しいかどうかの判断を悩んだ末の決断だ
そこに居ないオレがとやかく言うことじゃない
オレはただアレスの考えや生き方を見るだけ
でも、それでいい
それがいい
逆に、オレがどうしても書きたいと思って入れた物語やセリフは、読み返してみるとすごく余計でつまらない
だからなんか恥ずかしくなって、結局消してしまう
なのでもう、アレスの思うまましてもらって、オレはただその場所を与えるだけにしてる
それがオレにとって、小説を書くという事だ
とっても不思議で面白い
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