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母ちゃんと三度目のオレと二度目のユウトくん
9話
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父さんは帰ってるだろうか
インターホンを鳴らしてみると、少し経ってから父さんは出てくれた
カメラがついてるインターホンだから、すぐにオレとわかって、玄関に来てくれた
「どうしたよ、カオくん…こんな時間に」
「あのね、父さん…父さんの知り合いに弁護士っているかな?」
「ああ、いるよ…もしかして、いじめの件?」
「うん…早速オレの上履きを壊したりしてきたよw」
「くっそ腹立つなあ…上履き新しいの買うのにお金あげるよ」
「あ、ううん…いいんだそれは…新しいの買ったら買ったで、母ちゃんが不思議に思うし」
「それもそうか…」
「弁護士さんを入れて、ちゃんと報復したい…だからね、話を通して欲しいんだ」
「任せておけ…てか、よくそんな…まだ子どもなのに…」
「ごめんなさい、生意気で」
「いや、たしかに生意気かもだけど、全然良い生意気だよw」
「あははw…初めて聞いた」
「うん、オレもw…生意気なのにかわいいの初めてw…てか、こんな玄関で話してないで、上がる?」
「あ、ううん…父さんと話したいけど、早く帰らないと母ちゃんが不安になるから…」
「そっか…」
「父さん、オレはお金は今は持ってないから、弁護士さんの代金は貸しにしといて?…バイト出来るようになったら返すから」
「そんなもん、気にするなよ…たった一人の息子がせっかく頼ってくれたのに、金貸すなんて、オレは嫌だよ」
「でも悪いよ…けっこう高いと思うし」
「いいんだって…オレはさ、カオくんになんかしてあげられた思い出なんかほとんどないよ…こんな時くらい、甘えてくれよ…父さんなんだから、カオくんを守るのは当たり前なんだから…ね?」
「父さん…ギュ…ありがと…グス…オレは父さんがいつもオレたちの為に一生懸命働いてくれてるのわかってる…それだけですごく感謝してるし、尊敬してる…」
「カオくん…ギュ…グス…当たり前なんだから…そんなのは…」
「当たり前でもさ…グス…だから感謝しなくていいわけないよ…」
「カオくん…ほんと…良い生意気な子だよ…グス」
「母ちゃんは間違ったけど…きっと自分でそれはわかってるから…ウル…そんでオレがもう二度と間違わないようにするから…いつか許せる時が来たら、許してあげて?」
「うん…ナデナデ…その時はまた…一緒に暮らせたらいいな…今はまだそう思えないけどさ…ごめんな、心小さくて」
「ううん、当然だよ…許せないならそれはそれで仕方ないよ…家族だからって理由で、我慢して生きる事ないし…でも、オレは父さんの事も大好きだから…いつかまた一緒に居れたらいいなと思う…だから、許せる方向に心が向くように…頑張ってほしい…」
「うん…もちろん、そうする…いやしかし…カオくん本当に小2なの?…そんなセリフが出るなんて…」
「ごめん、オレね…これにはワケがあるんだよ…いつか話せる時話すよ」
「そうなのか?…実は大人なのか?」
「そんなところ…」
「とても信じられないような話だけど、今のカオくん見てると…信じざるを得ないな…」
「オレはさ…父さん」
「うん」
「たしかに今は…大人…大人ってほど大人でもないんだけどね」
「うん」
「それでも父さんや母ちゃんを好きな気持ちは…子どもが親を好きな気持ちと一緒だよ…絶対に打算的に好きと言ってるわけじゃないから…それだけは信じて?」
「うん…ウル…当たり前だよ…オレがカオくんを信じないわけないだろ…」
「ありがとう…オレいつか必ず…親孝行出来るようになるね」
「もうなってるよ…ギュ」
「まだまだだよ…ギュ…父さん…オレはもう少ししっかりと証拠集めるから、弁護士さんの事、よろしくお願いします」
「うん!…任せといてくれ!」
「ありがとう……それじゃ…帰るね…母ちゃんのとこへ」
「うん…またね…いつでも頼ってくれよ」
「うん!…ギュ」
「…ギュ…ナデナデ」
そうしてオレは、家に帰った
家に着くと、母ちゃんと父さんの愛や優しさを思い返して泣いた
オレは両親から愛されて幸せだ
それを思えば、こんなボロアパートの貧乏暮らしなんて屁でもない
いじめられる事も大した問題じゃない
オレの残り少ない人生は、大事な人の為に使う
どうか、上手くいってほしいな…
その後は、寝る時間になるまで、小説の続きを書いて、それから寝た
それから数日の間は、オレに直接何かをしてくるわけじゃなかったが、机に『死ね』とかいった事の落書きがしてあったり、椅子の上に土やら泥やらが乗せてあったりと、その程度の嫌がらせをされた
オレはそれから帰る前には、椅子や机をキレイに拭いた
そして、翌日いたずらされていた時は、鉛筆の芯を削った粉をかけて、指紋をとり、カメラにおさえた
「カオルくん…」
「ん?」
「ひどいね…なんでこんな事するんだろ」
「だねw…いろんな人がいるからね…大事なのはこんな事しないような人間になる事だよ」
「カオルくんてほんと強いね…アタシなら泣いちゃうよ」
「こんなのどうってことないよw…こんなバカな事するバカな奴に、いくら死ねとか言われたってどうでもいいよw…リクちゃんに死ねとか言われたらショックだけどさw」
「アタシはそんな事言わないもん」
「うんw…わかってるよ…ありがとね」
「ううん///」
「あのね、コレ…」
「あ…プリキュアのぬりえ!」
「こないだのティッシュのお返し…ティッシュで返そうと思ったけど…オレ情けないけどお金あんまりなくてさ///…こっちの方が安かったんだ…なぜか」
「あ、きっと前のプリキュアだからだよw」
「あ、そっかw…ごめんね、こんなくらいしか返せなくて」
「ううん、すごく嬉しい///…カオルくんがくれたんだもん…」
「良かったw」
リクちゃんは本当に嬉しかったようで、数秒手にとって眺めてから、ランドセルのチャック付きの収納にしまった
証拠はけっこう集まったけど、オレが直接何かされたところを、先生に現行犯で注意させないといけない
そして、それからまた二日経つと、帰り際に奴らから声をかけられた
そして、体育館裏の人気のない場所に連れて来られた
奴らは三人いる
先生は見張ってくれているだろうか…
「で…オレに何の用?」
「お前さ…生意気なんだよ」
「それで?」
「そういうとこが生意気なんだっての」
「それはわかったよw…何回言うんだよw」
「こいつ!」
「待てよ…オレを殴るのはいいけど、お前ら大変な事になるぞ?」
「は?…何言ってんだこいつw…ビビってんぞww」
「オレがおめえらみたいなカスにビビるわけねえだろ?w」
「てめえ!」
「あ?…ギロ」
「…う…こ、この…」
奴らは逆に、オレにビビって後ずさりした
「オレはさ…殴りあいとかした事ないからさ…お前たちには敵わないよ…だからやりたきゃやれば?…その代わり、後でどうなっても知らないよ?…オレは執念深いし、やられたら絶対にやり返すからな…これから生きるのが辛くなるほどお前らを追い詰めてやるよ…約束する」
「…う…こ、この野郎…この野郎!!…バキ!」
3人のうちのリーダー格の奴が、オレを殴ると、残りの2人も蹴ってきた
痛い…
オレは本当に戦うのは出来ないし、殴られたこともないから、正直言って少し怖い
でも、前の人生のユウトくんのパンチよりは痛くない
「こらー!!…お前たち、何してる!!」
「やべっ!…逃げるぞ!」
「うわぁ!」
「待て!!」
先生は追いかけてきて、奴らは逃げていく
先生は追いかけるか、ケガをしたオレをほっといていいのかわからず、迷っていた
「先生…大丈夫、追わなくてもいいよ…ちゃんと録画してるから…」
「大丈夫かい?…大丈夫じゃないよな、そんな血が出てて…とにかく保健室に行こう!…背中に乗れる?」
「ありがとうございます、先生…感謝します」
「当たり前の事だよ」
オレは先生におんぶされて、保健室に向かった
おんぶされた経験なんて、両親以外にない
先生は意外とがっしりしていて、父さんよりは強そうだ
父さんはオレの父なだけあって、見た目は弱そうだしw
そんな事を一瞬考えて、おんぶされているのが少し照れ臭くなった
「あいつらは今逃げても、顔も名前もわかってるから意味ないのにねw」
「…たしかにw」
「逃げた分、余計に不利になるだけだ」
「録画って…本当にしてたの?」
「はい…いちおう…ちゃんと撮れてるかはわかりませんが、少なくとも音声は入ってるはずです…胸ポケットにスマホが入ってます…オレは身体をかばうふりして、スマホは守ってました」
「…すごいなあ…」
「ちょっと確認してみます」
「うん」
確認したところ、最初の会話のところは相手の身体しか写っていなかったが、名札はバッチリ映っている
そして、殴られてるシーンのところで、カメラは激しく動いたけど、ちゃんと3人の顔を押さえていた
それから先生が助けてくれた場面は、オレがスマホを先生に向けていたから、バッチリ先生だとわかる
これなら大丈夫だろう
「先生、大丈夫でした…先生は今までオレがされた嫌がらせは知らないですよね?」
「…知らない…どんな事されたの?」
「知らない方がいいんです…知ってたら、なんで止めなかったのかって事になりますから…だから、そのことは知らないままでいてください…」
「…わかった…カオルくんて…本当に小2なの?…大人としか思えないよ…あの小説といい」
「生意気なんです…なんかいろんな事に興味あって…」
「そう…」
「あ、でも、ここ数日で小説は進みましたw…今度見てください」
「うんw…すごい楽しみなのw」
「あははw…ありがとうございますw」
保健室に着くと、手当てをされた
保健の先生と担任は、これからどうするかを話し合っている
どういう展開になるのか、オレもそれは気になったけど、そんな事より今気がかりなのは母ちゃんだ…
オレのこのケガを見たら、どう反応するか…
隠し通せるはずもないし、正直に言うか?
困ったな…
ごめんね、母ちゃん…
インターホンを鳴らしてみると、少し経ってから父さんは出てくれた
カメラがついてるインターホンだから、すぐにオレとわかって、玄関に来てくれた
「どうしたよ、カオくん…こんな時間に」
「あのね、父さん…父さんの知り合いに弁護士っているかな?」
「ああ、いるよ…もしかして、いじめの件?」
「うん…早速オレの上履きを壊したりしてきたよw」
「くっそ腹立つなあ…上履き新しいの買うのにお金あげるよ」
「あ、ううん…いいんだそれは…新しいの買ったら買ったで、母ちゃんが不思議に思うし」
「それもそうか…」
「弁護士さんを入れて、ちゃんと報復したい…だからね、話を通して欲しいんだ」
「任せておけ…てか、よくそんな…まだ子どもなのに…」
「ごめんなさい、生意気で」
「いや、たしかに生意気かもだけど、全然良い生意気だよw」
「あははw…初めて聞いた」
「うん、オレもw…生意気なのにかわいいの初めてw…てか、こんな玄関で話してないで、上がる?」
「あ、ううん…父さんと話したいけど、早く帰らないと母ちゃんが不安になるから…」
「そっか…」
「父さん、オレはお金は今は持ってないから、弁護士さんの代金は貸しにしといて?…バイト出来るようになったら返すから」
「そんなもん、気にするなよ…たった一人の息子がせっかく頼ってくれたのに、金貸すなんて、オレは嫌だよ」
「でも悪いよ…けっこう高いと思うし」
「いいんだって…オレはさ、カオくんになんかしてあげられた思い出なんかほとんどないよ…こんな時くらい、甘えてくれよ…父さんなんだから、カオくんを守るのは当たり前なんだから…ね?」
「父さん…ギュ…ありがと…グス…オレは父さんがいつもオレたちの為に一生懸命働いてくれてるのわかってる…それだけですごく感謝してるし、尊敬してる…」
「カオくん…ギュ…グス…当たり前なんだから…そんなのは…」
「当たり前でもさ…グス…だから感謝しなくていいわけないよ…」
「カオくん…ほんと…良い生意気な子だよ…グス」
「母ちゃんは間違ったけど…きっと自分でそれはわかってるから…ウル…そんでオレがもう二度と間違わないようにするから…いつか許せる時が来たら、許してあげて?」
「うん…ナデナデ…その時はまた…一緒に暮らせたらいいな…今はまだそう思えないけどさ…ごめんな、心小さくて」
「ううん、当然だよ…許せないならそれはそれで仕方ないよ…家族だからって理由で、我慢して生きる事ないし…でも、オレは父さんの事も大好きだから…いつかまた一緒に居れたらいいなと思う…だから、許せる方向に心が向くように…頑張ってほしい…」
「うん…もちろん、そうする…いやしかし…カオくん本当に小2なの?…そんなセリフが出るなんて…」
「ごめん、オレね…これにはワケがあるんだよ…いつか話せる時話すよ」
「そうなのか?…実は大人なのか?」
「そんなところ…」
「とても信じられないような話だけど、今のカオくん見てると…信じざるを得ないな…」
「オレはさ…父さん」
「うん」
「たしかに今は…大人…大人ってほど大人でもないんだけどね」
「うん」
「それでも父さんや母ちゃんを好きな気持ちは…子どもが親を好きな気持ちと一緒だよ…絶対に打算的に好きと言ってるわけじゃないから…それだけは信じて?」
「うん…ウル…当たり前だよ…オレがカオくんを信じないわけないだろ…」
「ありがとう…オレいつか必ず…親孝行出来るようになるね」
「もうなってるよ…ギュ」
「まだまだだよ…ギュ…父さん…オレはもう少ししっかりと証拠集めるから、弁護士さんの事、よろしくお願いします」
「うん!…任せといてくれ!」
「ありがとう……それじゃ…帰るね…母ちゃんのとこへ」
「うん…またね…いつでも頼ってくれよ」
「うん!…ギュ」
「…ギュ…ナデナデ」
そうしてオレは、家に帰った
家に着くと、母ちゃんと父さんの愛や優しさを思い返して泣いた
オレは両親から愛されて幸せだ
それを思えば、こんなボロアパートの貧乏暮らしなんて屁でもない
いじめられる事も大した問題じゃない
オレの残り少ない人生は、大事な人の為に使う
どうか、上手くいってほしいな…
その後は、寝る時間になるまで、小説の続きを書いて、それから寝た
それから数日の間は、オレに直接何かをしてくるわけじゃなかったが、机に『死ね』とかいった事の落書きがしてあったり、椅子の上に土やら泥やらが乗せてあったりと、その程度の嫌がらせをされた
オレはそれから帰る前には、椅子や机をキレイに拭いた
そして、翌日いたずらされていた時は、鉛筆の芯を削った粉をかけて、指紋をとり、カメラにおさえた
「カオルくん…」
「ん?」
「ひどいね…なんでこんな事するんだろ」
「だねw…いろんな人がいるからね…大事なのはこんな事しないような人間になる事だよ」
「カオルくんてほんと強いね…アタシなら泣いちゃうよ」
「こんなのどうってことないよw…こんなバカな事するバカな奴に、いくら死ねとか言われたってどうでもいいよw…リクちゃんに死ねとか言われたらショックだけどさw」
「アタシはそんな事言わないもん」
「うんw…わかってるよ…ありがとね」
「ううん///」
「あのね、コレ…」
「あ…プリキュアのぬりえ!」
「こないだのティッシュのお返し…ティッシュで返そうと思ったけど…オレ情けないけどお金あんまりなくてさ///…こっちの方が安かったんだ…なぜか」
「あ、きっと前のプリキュアだからだよw」
「あ、そっかw…ごめんね、こんなくらいしか返せなくて」
「ううん、すごく嬉しい///…カオルくんがくれたんだもん…」
「良かったw」
リクちゃんは本当に嬉しかったようで、数秒手にとって眺めてから、ランドセルのチャック付きの収納にしまった
証拠はけっこう集まったけど、オレが直接何かされたところを、先生に現行犯で注意させないといけない
そして、それからまた二日経つと、帰り際に奴らから声をかけられた
そして、体育館裏の人気のない場所に連れて来られた
奴らは三人いる
先生は見張ってくれているだろうか…
「で…オレに何の用?」
「お前さ…生意気なんだよ」
「それで?」
「そういうとこが生意気なんだっての」
「それはわかったよw…何回言うんだよw」
「こいつ!」
「待てよ…オレを殴るのはいいけど、お前ら大変な事になるぞ?」
「は?…何言ってんだこいつw…ビビってんぞww」
「オレがおめえらみたいなカスにビビるわけねえだろ?w」
「てめえ!」
「あ?…ギロ」
「…う…こ、この…」
奴らは逆に、オレにビビって後ずさりした
「オレはさ…殴りあいとかした事ないからさ…お前たちには敵わないよ…だからやりたきゃやれば?…その代わり、後でどうなっても知らないよ?…オレは執念深いし、やられたら絶対にやり返すからな…これから生きるのが辛くなるほどお前らを追い詰めてやるよ…約束する」
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でも、前の人生のユウトくんのパンチよりは痛くない
「こらー!!…お前たち、何してる!!」
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「うわぁ!」
「待て!!」
先生は追いかけてきて、奴らは逃げていく
先生は追いかけるか、ケガをしたオレをほっといていいのかわからず、迷っていた
「先生…大丈夫、追わなくてもいいよ…ちゃんと録画してるから…」
「大丈夫かい?…大丈夫じゃないよな、そんな血が出てて…とにかく保健室に行こう!…背中に乗れる?」
「ありがとうございます、先生…感謝します」
「当たり前の事だよ」
オレは先生におんぶされて、保健室に向かった
おんぶされた経験なんて、両親以外にない
先生は意外とがっしりしていて、父さんよりは強そうだ
父さんはオレの父なだけあって、見た目は弱そうだしw
そんな事を一瞬考えて、おんぶされているのが少し照れ臭くなった
「あいつらは今逃げても、顔も名前もわかってるから意味ないのにねw」
「…たしかにw」
「逃げた分、余計に不利になるだけだ」
「録画って…本当にしてたの?」
「はい…いちおう…ちゃんと撮れてるかはわかりませんが、少なくとも音声は入ってるはずです…胸ポケットにスマホが入ってます…オレは身体をかばうふりして、スマホは守ってました」
「…すごいなあ…」
「ちょっと確認してみます」
「うん」
確認したところ、最初の会話のところは相手の身体しか写っていなかったが、名札はバッチリ映っている
そして、殴られてるシーンのところで、カメラは激しく動いたけど、ちゃんと3人の顔を押さえていた
それから先生が助けてくれた場面は、オレがスマホを先生に向けていたから、バッチリ先生だとわかる
これなら大丈夫だろう
「先生、大丈夫でした…先生は今までオレがされた嫌がらせは知らないですよね?」
「…知らない…どんな事されたの?」
「知らない方がいいんです…知ってたら、なんで止めなかったのかって事になりますから…だから、そのことは知らないままでいてください…」
「…わかった…カオルくんて…本当に小2なの?…大人としか思えないよ…あの小説といい」
「生意気なんです…なんかいろんな事に興味あって…」
「そう…」
「あ、でも、ここ数日で小説は進みましたw…今度見てください」
「うんw…すごい楽しみなのw」
「あははw…ありがとうございますw」
保健室に着くと、手当てをされた
保健の先生と担任は、これからどうするかを話し合っている
どういう展開になるのか、オレもそれは気になったけど、そんな事より今気がかりなのは母ちゃんだ…
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